「理香子さん、アナタって随分と大胆な告白をするのねぇ。あんな大きな声で叫んだら、ご近所中に丸聞こえよ」
「理香子さんの露出狂宣言、すぐにマンション中の話題になるんじゃないかしら(笑)」
「清楚な奥さんの本性がついに発覚!とかって騒がれたりして(笑)」
「理香子さん、そうなったらもう自分の部屋だけじゃなくてマンションの中も裸で歩いちゃえば(笑)」
ご近所の主婦達は理香子を冷やかしながら、食卓に新たに並べられた寿司の桶に手を伸ばしていった。
あぁん、こんなランチ会、早く終わって欲しい・・・。
菅原が仕組んだ羞恥プレイによって心身共に疲れ果ててしまった理香子は、心の中で泣き叫び、菅原達が早く家から出て行ってくれることだけを願っていた。
そうして、理香子の家で行われているランチ会は、菅原達がベラベラと楽しそうにお喋りを続ける中、素っ裸の美人妻だけが一人恥ずかしそうに黙り込み、淡々と時間が過ぎていくのだった。
「ねぇ、皆さん、この辺で何か余興でもしません?」
食卓に並んだ料理が無くなりかけた頃、幹事の菅原が皆にそう提案したのだった。
「あら、いいわねぇ。それで何をするの?」
他のご近所さん達は、菅原が意味深な笑みを浮かべているのに気づくと、何か察したのか、皆揃って理香子の方を見つめた。
いやぁぁん、また私に何かさせるつもりなの・・・?
全員の視線を一身に浴びた裸の美人妻は、思わず剥き出しの体を隠して怯えた。
「この中で一番若い理香子さんに踊りを披露してもらうっていうのはどうかしら?」
菅原は不敵な笑みを浮かべて理香子の方を見つめながら提案すると、裸の美人妻を甚振ることを何となく察していたご近所の主婦達は、拍手をしてすぐに賛同した。
「いいわねぇ。理香子さんの踊り、是非見てみたいわ」
「若いから、キレっキレのダンスを見せてくれるんじゃない」
「理香子さん、私達の前で踊ってみせてよ」
ご近所の主婦達は寄って集って裸の美人妻に踊るよう求めた。
「えっ・・・」
菅原のおもいがけない提案によって、またもや窮地に追い込まれてしまった理香子は呆然となりながら、もはやこうなった以上、自分がこの場で踊るしかないことを悟り、菅原の顔を恨めしそうに見つめた。
「わかりました」
理香子がか細い声でそう答えると、ご近所の主婦達は手を叩いて喜んだ。そして、それを聞いた菅原は、理香子に対してさらに恐るべき提案をしたのだった。
「理香子さん、それじゃあ普通に部屋の中で踊ってもらっても全然面白くないから、そのままベランダに出て踊って貰えないかしら」
菅原が有無を言わせぬ口調でそう告げると、それを聞いたご近所の主婦達は、あまりに卑猥な命令に暫し呆気にとられた後、美人妻がベランダで裸踊りを披露する様を想像して大はしゃぎした。
「そんなこと・・・」
菅原の命令を聞いた等の理香子は、あまりに酷い仕打ちに思わず反論しそうになったが、胸の内でそれをグッと堪えた。