菅原達に弱みを握られてしまっている以上、どんな恥ずかしい命令に対しても逆らうことなどできるはずもなく、黙って従うしかないのだ。それを十分に理解していた理香子は、剥き出しの体を震わせながら、菅原に命令されるまま立ち上がると、窓の方に歩いていった。
「理香子さん、ベランダに出たら部屋の中を向いて、私が合図を出すまで踊り続けてちょうだい!」
菅原はそう言うと、さらに踊りの細かい指示まで伝え、理香子をベランダに送り出したのだった。
ランチ会が始まる前にすでに洗濯物を取り込んでいたため、ベランダには外から目隠しになるような物は何もなかった。そのため、ここで裸踊りをする姿を、外から誰かに見られてしまわないかと理香子は気が気でなかった。理香子の部屋のベランダは見晴らしも良く、マンションのエントランスへと続く道からも良く見えていた。もしも、マンションの住民にでも見られてしまったら、それこそ変な噂がマンション中に瞬く間に広がり、ここで暮らす事さえ難しくなる恐れさえあった。
理香子がベランダに出ると、菅原がすぐに部屋の中から窓の鍵を閉めたのが分かった。どうしてそんなことするの・・・?素っ裸のままベランダに締め出されてしまった理香子は思わぬ事態に慌て、窓を叩いて部屋の中の菅原達に縋るような目を向けた。すると、菅原はメモ用紙にメッセージを書き、それを窓越しに理香子に示したのだった。
『アナタがちゃんと私達の言う通りにすれば窓は開けてあげるわ』
そして菅原は、理香子に早く踊りを始めるよう促した。
本当に酷い人ね・・・。
理香子は菅原の恐ろしさを改めて思い知り、菅原から指示された通りに両脚を肩幅まで開くと、両手を頭の後ろで組んでいった。理香子がベランダからそのセクシーな裸体を部屋の中に向けて余す所なく晒すと、窓の向こうからご近所さんたちが笑いながら手拍子を叩く姿が見えた。
あぁん、恥ずかしい・・・。
理香子は一瞬唇を噛み締めた後、彼女達の叩く手拍子に合わせて腰を左右に振り始めた。
自分の家のベランダで裸踊りを披露し、部屋の中からその姿をご近所さん達に鑑賞される、それは理香子にとって出前の男に裸を見せびらかした時と同じくらい屈辱的なことであった。
それでも、理香子は懸命に腰を振り続け、その形良い豊満な乳房を揺らし、下腹部の恥毛を風に靡かせた。すると暫くして、卑猥な裸踊りを披露する理香子の前に、菅原がまた新たなメモを窓越しに示してきた。