※この作品はR-18です。

美人妻調教   作:海老沢 薫

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第3話

毎晩、夫の目の前で演じる裸踊りはおよそ十分にも及ぶショーであった。夫は笑う事も怒る事もなく、いつも無表情で理香子の卑猥な裸踊りをビールを飲みながら眺めた。踊っている最中にたまにそんな夫と目が合うと、理香子は自分があまりに惨めに思えてやるせない気持ちになった。何の感情も表さないで見つめる夫、この人は一体私の事をどう思っているのか、お願いだから、そんな目で私を見ないで・・・なにか感情を表して・・・。いっそ蔑みの眼差しでも向けられる方がまだ救われるような気がした。ただ、無表情で見つめられていると、卑猥な裸踊りをしている自分の存在さえまるで気付かれていないように思え、自分が毎晩何のためにこんなはしたない真似をしているのかさえ分からなくなった。

 十分程の裸踊りショーが終わると、夫は黙って寝室へと向かい、歳の離れた美人妻の若い体を求める事もなく先に眠りについた。一体私の存在って何なの・・・。理香子は毎晩虚しい気持ちに苛まれながら、裸踊りで疲れ切った体で寝室へ向かい、夫の隣のベッドで静かに眠りについた。

 

 朝が訪れると、南側の窓から眩しい光が差し込むリビングの食卓テーブルに理香子は朝食を並べていた。それはどこの家庭でも見られる朝の風景であったが、理香子の姿は裸にエプロンを付けた恰好で、横からは乳房の形がはっきり見え、後ろ側は形良いお城が丸出しとなって、なんともセクシーな非日常感を演出していた。

 理香子はちょうど一時間ほど前に起きて、この恰好のまま部屋を出てマンションの外までゴミ出しに行っていたのだ。もしも誰かに見つかれば、場合によっては通報され捕まりかねないその常軌を逸した行為もまた、夫の章による命令に他ならなかった。

 

こうして貞淑だった美人妻は、一つの過ちをきっかけにその人生の歯車を狂わされ、夫に調教される奴隷妻として羞恥に塗れた日々を過ごしていた。こんな生活がこれからずっと続くのかと想像するだけで、理香子はどうしようもない気持ちになったが、愛する男、武田との禁断の関係を夫に受け入れてもらえただけでも有難いと思い、それ以上のものを自分のような不貞な妻が望むなど許されるわけがないと自分に言い聞かせるのだった。

 

夫が起きてくると、理香子はエプロンを外して素っ裸になり、夫と食卓を囲んで朝食を共にした。服を着ない生活を始めた最初の頃は、朝から自分だけ素っ裸でいる事がとても恥ずかしく感じられたが、時が経つにつれてだんだん当たり前の事のように思えてきて、奴隷妻としての自分を自覚し始めていたのだった。

「いってらっしゃいませ」

毎朝、理香子は玄関で全裸土下座をしながら出勤する夫に挨拶をして、奴隷妻としての朝の務めを果たした。

 

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