※この作品はR-18です。

美人妻調教   作:海老沢 薫

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第36話

いやぁん、どうしよう・・・。

 

理香子はその時初めてカーテンの外で人が待っている事を知り、思わず取り乱した。

 

「ちょっと何とか言いなさいよ!黙っているならカーテンを開けるわよ!」

 

理香子が試着室の中で戸惑っていると、カーテンの外からさっきよりも荒々しい女性の声が響き渡った。

 

そんな・・・お願い、カーテンを開けないで・・・。

 

追い詰められた理香子は、咄嗟にカーテンの外にいる女性に向かって返事をした。

 

「ご、ごめんなさい・・・ちょっと時間が掛かりそうなので、他の試着室へ行ってもらえませんか・・・?」

 

理香子は震える声で苦しい言い訳をして、カーテンの外にいる女性が何処かへ行ってくれることを願った。

 

「ふざけないでよ!どうして私達がわざわざ他の試着室に行かなきゃいけないのよ。アンタがサッサと出ればいいでしょ!」

 

女性はさらに怒りのボルテージを上げ、試着室の中の理香子に突っかかった。

 

「ご、ごめんなさい。でも・・・」

 

怒声を浴びた理香子は恐怖と不安に怯え、裸の体を震わせた。

 

「今から十数える間に出てこなかったら、カーテンを開けるわ!」

 

女性はそう言うと、カーテンの外で勝手にカウントを始めた。

 

「じゅう、きゅう、はち・・・」

 

試着室の中でカウントを聞いている理香子は両手でガッチリと乳房と股間を隠しながら、たじろいでいた。

 

お願い、誰か助けて・・・。

 

理香子は、菅原達が戻ってきて助けてくれる事を心の中で必死に祈った。

 

しかしその頃、菅原達は試着室の傍で不敵な笑みを浮かべながら、ただ様子を見守っているだけだった。皆、素っ裸の美人妻が今試着室の中で激しい羞恥に喘いでいるのが容易に想像でき、これから見知らぬ女性達にその恥ずかしい姿を見つかった理香子が一体どんな反応を示すのか、邪な期待に胸を膨らませていたのだ。

 

「さん、にぃ、いちぃ・・・」

 

女性客はついに約束のテンカウントを数え終わると、カーテンに手を伸ばして一気に引っ張ったのだった。

 

「キャッー」

 

全開となったカーテンの中から素っ裸の美女が現れると、二人組の女性達は思わず悲鳴を上げた。

 

「あぁん、見ないで・・・」

 

理香子は両手で乳房と股間を隠し、腰を僅かに屈めた体勢で羞恥に全身を震わせて立っていた。

 

「アンタ、こんな所に素っ裸で何してたの?」

 

カーテンを開けた女性は、理香子の美しくも卑猥な裸に目を奪われながら、体を隠す物を何も持たずに試着室の中にいる全裸の美女を不審に思い、そう問い掛けた。

 

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