理香子が部屋の中ではいつも全裸で生活をしている事を知った隣人の菅原は、それから頻繁に理香子の部屋を訪れるようになり、その若く美しい体を理由を付けては弄ぶようになった。
夫の章がほとんどの部屋に仕掛けた監視カメラのせいで、理香子はそうした菅原の行為に対してまともに抵抗することもできず、剥き出しの体を晒したまま、好き放題に触られるしかなかった。
「理香子ちゃん、どうしていつも部屋の中でスッポンポンでいるの?」
菅原に真顔でそう尋ねられた時に理香子は、夫と結んだ奴隷契約のせいだとはとても言えず、「その方が気持ちが良いので・・・」と恥ずかしそうに誤魔化すしかなかった。
そして、菅原はもう理香子にとって以前のような何でも相談できる優しいお姉さん的な存在ではなくなり、自らの体を貪るスケベなおばさんでしかなくなっていった。
そんなある平日の午後、たまたま仕事が休みだった理香子が、スーパーの買い物帰りにマンションのエントランスで菅原とばったり出くわして立ち話になった時があった。理香子は早く部屋に戻りたかったのだが、菅原が一方的に喋り続けて、理香子は買い物袋を持ったまま菅原の立ち話に付き合う事になった。
するとそこへ、同じマンションに住む四十代、五十代の主婦達が通り過ぎ、マンションの中で交友関係の広い菅原は彼女達を呼び止め、立ち話の輪に引き込んだのだ。そうして立ち話が盛り上がる中、その中心にいた菅原がおもいがけない提案をしたのだった。
「そうだぁ!今度、理香子ちゃんの家に皆で集まってランチ会しない?」
日頃、同じマンションに住んでいても、それほどご近所同士の付き合いも少ない事から、互いの親睦を深めたいねという話の流れから出た菅原の発言で、一緒にいた四十代、五十代の主婦達はすぐに賛同した。そして、肝心の理香子は、顔では作り笑いを浮かべていたが、正直、その提案に困惑していた。
なぜなら、どんな時でも家の中では全裸でいる事を夫から義務付けられ、家の至る所に設置されたカメラで監視されている理香子は、自分の家でランチ会が開かれでもしたら、ご近所さん達がいる中に一人だけ裸で食事をしたり、話をしたりしなければいけない事になるのだ。
ご近所さんの中で理香子が全裸生活をしているのを知っているのは菅原だけなので、何も知らない他のご近所さん達が部屋にやって来て、全裸姿を見られたらと思うと、理香子はとても生きた心地がしなかった。