「ねえ、良徳?」
「ああ?んだヒロ」
生徒会室で良徳と一緒にお昼ご飯を食べながら仕事をしている際に僕はある相談をする。
「お嫁さんの誕生日プレゼント何がいいと思う?」
「・・・・・・それを陰キャで独り身の俺に聞いて分かると思うか?」
「だよね~」
「イラ」
苛ついていた。分かってはいた。こうなることは分かってはいたのだけど。もしかしたら何かいいアイディアがあるかもしれないと思うくらいに僕は悩んでいた。
「そういやぁ3月9日だっけ?由奈さんの誕生日」
「うん・・・だからお祝いしたいんだ。初めて由奈ちゃんのお誕生日をお祝いするから。」
「珍しいな。ヒロが由奈さんの誕生日忘れてたなんて。そういうのはお前しっかり憶えてる奴だと思ってたけど?」
「忘れていたわけでは無いんだよ。考えてたんだけど最近お仕事とか生徒会の引継ぎでバタバタしててもう一週間切っちゃんだよね。それに・・・」
「いいプレゼントも思いつかないと」
こくりと僕は頷いた。
「それに僕と由奈ちゃん同棲してるし一緒にお仕事してるからさ。こっそり買いに行く事も難しいし。」
「乙女かてか、もう由奈さんと一緒に買いに行けばいいんじゃないか。それこそデートに行くとか」
「良徳・・・分かって無いよ。女心が。」
「分かるか!何度も言わせるな。陰キャの独り身に分かる訳ないだろ」
「毎日一緒にいるからこそできる事ならサプライズがしたいんだ。僕が」
「お前がかよ!女心はどうした?女心は?そうは言うがよ。無理だろ?サプライズを計画してもあの幼なじみがお前の家にいるかぎりぶち壊しにするぞ。」
「だよね~」
「ぶわーくしゅん」
お昼ご飯を一緒に食べているとまりちゃんが突然大きなくしゃみをする。
「ちょっと汚いわね。風邪?」
「ごめん。ごめん。後私風邪引いた事無いから大丈夫大丈夫」
「ねえ?それって遠回しに自分がバカだって事を宣言してるわよ」
ツッコミしてみてみたがそんな事をまりちゃんは気にしていない。
「えへへ・・・きっとヒロ君が私の事を噂してるんだよ。」
「そんな事言ってるとまた由奈さんが怖い顔するわよ。」
「ふ~んそれってこんな顔かな?」
「ゆ、由奈さん」
いつの間にかまりちゃんの後ろに由奈さんがいた。
「相変わらず嫉妬深いな~由奈ちゃんは前にも言ったでしょ?もっと余裕をもってだね・・・・」
もう慣れっこなのか軽くあしらおうとするまりちゃん。・・・これが慣れっことかおかしい気がする。
「じゃあ、逆の立場だったらまりちゃんはヒロ君を簡単に他の女に貸すんだね。薄情だね。ひどい女だね。」
「と、当然だよ。私とヒロ君は幼馴染の関係だよ。固い絆で結ばれてるんだからね。」
「前から思っていたんだけどさ。幼馴染ってそれほど深い関係じゃないよね。他人だよね。私たち夫婦だからね。法律でも固い関係で結ばれてるんだからね」
「法がなんぼのもんじゃい。上等だ!幼なじみとお嫁さんどちらが強いかこの際はっきりケリをつけてやる。」
まりちゃんが立ち上がりファイティングポーズをとる。まだこっちはお昼ご飯は食べてるのだから遠慮して欲しい。大体どう考えてもお嫁さんお方が上だ。それに何よりも由奈さんがする訳・・・
「え~い」
バコーーン
しかし由奈さんはなんのためらいもなくまりちゃんのお腹にグーパンを決める。決まった瞬間何も言わず膝から崩れ落ちるまりちゃん。私その光景にドン引。
「乙女は強くなくっちゃだよ。」
笑顔の由奈さん。心なしか満足気であった。この子が世間では人気アイドルという肩書があるのに不信感を感じてしまう。まあ何よりあんなのと入籍しているし。それにあんな深夜の教室でチュッチュして・・・すごかったな・・・しかも一時間以上してたって言ってたし。いいなあ・・・私も好きな人ができたらあんな風にチュッチュしたいなぁ
「い、いぐよぢゃんどうじだの?がおあがぐじで」
どうにか起き上がるも死にそうな顔で私を見るまりちゃん
「まだやる?」
拳を再び握り締めながらジト目で由奈さんは問う。
「きょ、今日の所はこのくらいにしておこう」
流石に2発目は喰らいたくないからか大人しく自分の机に戻りそして机に突っ伏した。それに満足したのか由奈さんはいつもの笑顔になる。
「由奈さん今日はいいの?その・・ヒロのとこに行かなくて?」
「うん、ヒロ君生徒会の引継ぎで忙しいからお昼食べながらお仕事するって。だから邪魔にならないようにしなくちゃいけないから今日は蓮菜ちゃんと卒業ライブの事を打ち合わせしたかったから一緒に食べてたの。夫婦ですから。旦那様のお仕事の邪魔をしちゃいけないから」
妻とかさらっと言える所がすごい。そしてそれを聞いた男子の顔が歪んでいくのが分かる。この前なんか二人で堂々とお昼ご飯を一緒に食べて挙句あーんのさせあいっこなんかしてそれを見た栗井君を含め何人か早退者がでるくらいだった。
「じゃあ、無難に貴金属とかでよくね?」
「う~ん。結婚指輪を買った時にサプライズをしたからねインパクトが。それに由奈ちゃんに似合う貴金属ってなかなか無いんだよね。」
「何おもむろに嫁さんの自慢を始めてるんだよ。お前って本当にめんどくさいよな」
「自覚はあるよ。それにさ。もう夫婦だし・・・これからの事も考えるとあまり高価なものもね・・・」
何より向こうでお仕事はする事になってるけど海外に行くお金は由奈ちゃんから借りることになってるのだから高額な物を贈るのも気が引ける。
「・・・・」
「どうしたの良徳?そんな鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして」
「いや・・・なんていうかよ本当に将来を見て生きてるなって思えてよ」
「うん僕もそう思う。でもそれも全部由奈ちゃんのおかげなんだけどね。僕のぼやけてた将来を由奈ちゃんが見つけてくれてさ。だから僕は由奈ちゃんに喜んでもらえるような誕生日プレゼントをあげたいな・・なんて」
「そっか・・・しかし。プレゼント・・・プレゼント・・・」
最初はあれだけぼやいていたのに今はこうして一緒に考えてくれる。
「う~ん・・・あっ」
良徳は何か思いついたようだ。
「だったらよ・・・・」
「いいの?良徳の家の台所勝手に借りて」
「いいさいいさ。ばあちゃんには使う許可貰ってるんだから。言っとくが俺は一切手伝わないぞ。それにちょうどいい機会じゃねえか。料理の勉強だと思えばよ」
良徳の考えは意外にも誕生日ケーキを自分の手で作ってあげるという事だった。確かに手作りのケーキならサプライズにはもってこいだ。それにここは僕でも料理できるって所を見せるチャンスだし。早速レシピをみながらもケーキ作りに取り掛かる。
「ねえ、良徳?」
材料を混ぜながら僕は良徳にある質問を投げかける。
「ああ、んだよ。ヒロ?」
「どうしてここまでよくしてくれるの?」
正直良徳がここまで僕に協力してくれるとは思っていなかった。
「・・・・お前が由奈さんの為に頑張るからだよ。」
「どうしてそれが理由になるの?」
「俺さヒロが由奈さんと最初に恋人同士になった時。すっげえ嬉しかったんだぜ」
「そうなの?全然そんな素振りは見せてくれなかったけど」
「まあな、だいたいお前はよおまえ母さんが死んでさ。親父さんおかしくなってそれでその後あの幼なじみと別れてそれをずるずるずっと引きずって暗い顔してよ。それでようやくおまえ由奈さんっていう恋人ができたのにそれなのにおまえ・・・」
「うん。その頃は後悔ばっかりしてたよ。僕に勇気が無かったから」
「それでこの前のクリスマスの時二人一緒に歩いてじゃねえか。まあ流石に結婚したなんていわれて驚いたが」
そういえばあの時結婚に驚いていたけど僕たちの事を心から祝福してくれた。
「俺は前にも言ったけどお前に普通の恋愛をさせてやりたかったんだよ。だから手伝ってるんだ。誕生日のお祝いとかさ定番だと思うから」
「うん。ありがとね」
そこまで言われて恥ずかしかった。きっとそれは良徳もだろう。お互いそれ以上は何も言わず時間が過ぎていった。
「う~ん。案外難しいもんだね。お菓子作りって」
一応ケーキは完成したが見栄えはいいとは言えず味もいまいちであった。
「こればかりは練習あるのみじゃないのか?それにケーキの種類も色々あるんだし由奈さん好みのを調査しとけよ」
「うん、そうするよ」
「しっかしこれじゃあまだ家の台所使いそうだな。ばあちゃんに許可もらっといてやるよ」
「いいの?」
「いいさ。乗り掛かった舟だ。こうなったらとことん付き合うぜ」
少し嫌そうな顔をしているがまんざらでも無かった。
「ところでなんで良徳の方がおいしくできてるのかな?しかも見た目も僕のよりも数段いいし」
途中から暇だからと言って残った材料でレシピもあまり見ずに適当に作っていたのに僕の作ったのよりもおいしかった。
「こればかりは俺にも謎だ」
「根暗陰キャなのにお菓子作りができるって怖い」
「うるせえ。てかそろそろじゃね?」
「ホントだ。もうこんな時間!」
スマホで時間を見るともう由奈ちゃんをお迎えに行く時間だ。今日は由奈ちゃんがテレビ出演との事で本来はマネージャーである僕が付いていく予定だったが紫苑さんにマネージャーでも男の僕が行くのはまずいとの事で僕は収録が終わって事務所に迎えに行く事になっていた。
「たく・・・後片付けは俺がしといてやるからお前は由奈さんのとこ早く行ってやれ」
「ごめんね。良徳」
僕は謝りながら急いで事務所に行くのであった。
「あら~今日はめずらしく遅かったじゃない」
事務所に待ち合わせの時間ギリギリに到着する。
「すみません。少し用事がありまして」
「ふ~ん」
「ど、どうかしましたか?」
「別に~」
紫苑さんはニヤニヤしながら何か言いたげである。もしかしてばれた?いや、紫苑さんにはばれてもいいのだけど。
「あ、せんぱ~い。蓮菜に会いに来てくれたんですか?」
紫苑さんが何か言う前に蓮菜ちゃんが部屋に入ってくる。
「蓮菜ちゃんお疲れ様。ところで由奈ちゃんは?」
すると蓮菜ちゃんはムスッとした表情になる
「そんなに由奈が心配ですか。もう四六時中一緒にいるのに」
「そりゃあ奥さんだし」
「じゃあ、蓮菜はセンパイのかわいい後輩なんですから~後輩としてなにか声をかけてくださいよ~」
「なんか蓮菜ちゃんの言い方がまりちゃんみたいになってきてるよ」
「あんなのと一緒にしないでください。」
あんなのと言われてるまりちゃんて・・・
「・・・・由奈は今お花を摘みに行ってます。」
「・・・そんな言い方本当にするんだね。僕初めて聞いたよ。」
「流石に直接的な事は言いません。アイドルなんですから」
「言ってくれるとそれはそれで興奮すると思うけどな」
「えぇぇ」
蓮菜ちゃんは引いていた。
「それに由奈ちゃん。アイドルだからおしっこはしませんていうんだよ。」
「はぁ?なにそれ?今時そんなメルヘンチックな事を由奈言うんですか。この前だって・・・」
「ふ~ん。蓮菜ちゃんはするんだ・・・」
いつのまにか蓮菜ちゃんの後ろに由奈ちゃんがいた。前から思っていたけど由奈ちゃん何気にステルス性能が高い。
「由奈ちゃんお疲れ様。どうだった?」
「うん。ばっちりだよ。これでアイドルとしてのテレビの収録は最後かな」
「ごめんね。一緒にいてあげられなくて」
「ホントだよ。私のマネージャーさんなんだから一緒についてきて欲しかったな」
「ごめんね~由奈ちゃん。同年代の異性がいきなり由奈ちゃんのマネージャーですってなんて紹介すると色々と勘繰られちゃうから~」
「それに由奈ったらセンパイと一緒にいたらうっかり言いそうだもん。結婚してますって」
「言わないよ。一年前に付き合ってる時も隠せたんだからね」
「どうだか?由奈ったら結構浮かれてるからポロっと言いそう」
「あーうんありそうだね」
「そうよね~それもあって浩孝君今回遠慮してもらったのよ」
「紫苑さんまで」
ぷんぷんする由奈ちゃん。これがまたかわいいんだ。
「それより蓮菜ちゃん?さっきのはどういう事かな?ん?」
「さっきのってお手洗い事?そんなメルヘンチックな事誰が信じるっていうのよ。そんなの妄言よ。今時信じるファンなんていないわよ」
「じゃあ、蓮菜ちゃんはするんだ。おしっこ?」
「なに私がさんざん濁して言っていたのに平然と言ってるのよ?」
「僕といる時は普通に言うよ。おしっこって」
「え~アイドルどうこうの前に女としてどうなのよそれ?大体どんな会話してたらそんな事を言うのよ?」
「そうだ。聞いてよ蓮菜ちゃん。ヒロ君ったら私におしっこ掛けられたいとか言うんだよ。」
「うわ~それは流石に蓮菜もドン引きです。」
「そうかな?愛情溢れる行為だと思うんだけど」
「いやいやないない。そんな事を愛情表現だっていう女はいませんって」
「え?」
不意に紫苑さんが声を出す。
「「「え?」」」
その反応に思わず三人とも声を出してしまう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして長い沈黙
「ねえ?・・・ママどういう事?」
その沈黙を破り一番初めに口を開けたのは娘の蓮菜ちゃんだった。
「いや・・・あはははは・・・・あの頃はお互い若かったわね・・・」
遠くをみるような目であった。
「いやマジで?ねえどっちなの?したほうなのされた方なの?」
蓮菜ちゃんが食い気味に紫苑さんに聞く。
「え~蓮ちゃん聞いちゃうの~ママにそんな事聞いちゃうの?娘にママとパパのあれやこれを言っちゃうの~」
「なんかお邪魔なのでの僕たちはお先に失礼します」
「バイバイ紫苑さん蓮菜ちゃん。またね」
僕と由奈ちゃんはこれ以上会話を聞いてはいけないと悟りそそくさと帰る事にした。
「あ、浩孝君?言い忘れてた事があるんだけど・・・」
「はい」
帰る間際に蓮菜ちゃんの質問をのらりくらりとかわしながら紫苑さんに呼び止められる。これからの仕事の事かな?
「なんでしょうか?」
「ちょっと耳を貸して?」
そう言いながら僕の耳に口を近づける。内緒話?
「由奈ちゃん。スポンジケーキよりタルトの方が好きよ。」
「え?」
思いがけぬ言葉に僕は驚く。
「由奈ちゃん喜ぶといいわね」
ホント紫苑さんには適わないな。
「ありがとうございました」
「ちょっとママセンパイに何内緒話してるわけこっちの話はどうなのよ」
「それはヒ・ミ・ツ」
「何かわいい風に言ってる訳?もう年齢考えてよね」
「いい?蓮ちゃん。女の子はいつでもかわいくあるべきなのよ」
そんな天ヶ峰親子を後目に僕と由奈ちゃんは事務所を後にした。
帰り道由奈ちゃんと手をつないで歩く。ただ先ほどの紫苑さんの事もありお互い会話は無い。いつもなら由奈ちゃんが僕に何か言ってと催促するように手をぎゅっぎゅっしてくるけどそれも無い。
「ねえ・・・ヒロ君」
「どうかした由奈ちゃん?」
もじもじと恥ずかしそうにしている。
「その・・・・・かけて欲しいの?」
「え?」
小声で言ったのとあまりに衝撃的な事を事だったので思わず聞き返してしまった。
「だから・・・おしっこ・・・かけて欲しいの?」
「うん」
「え~即答。」
さっきの恥ずかしそうな顔からジト目になる由奈ちゃん。
「だって好きな女の子にだよ。すっごく興奮するんだよ。」
「それって実際に経験したからなのかな?うん?そもそも私はいやなんだよ。恥ずかしいし。もし幻滅でもされたら嫌いになっちゃったらどうしようって」
「幻滅なんてしないよ。僕が望んでるんだから」
「それを望むヒロ君ってやっぱりおかしい気がする」
「いやいやおかしく無いからね?そりゃあ多少はマニアックなプレイだけど結構一般的だと思うよ」
「全然一般的じゃありません。もしかしてヒロ君は私とのエッチに飽きちゃったのかな?もうマンネリ化してると思ってるのかな?」
「まさか。毎回毎回由奈ちゃんの新しい一面を見て興奮してるよ」
「私もだよ。だったら余計おしっこなんていらないと思うんだけど?」
「違うんだよ由奈ちゃんそれとは別なんだよ。」
「力説するんだね。ちなみにどうしておしっこにこだわるの?」
「分かった。由奈ちゃんにも分かるように説明するね」
「いやいらないんだけどね。」
「まず・・・」
そして僕は5分程美少女のおしっこがいかに素晴らしいのかを語った。
「・・・・という訳なんだ。どうかな?」
「ううん全然分かんない。」
「えー」
「それに。何度も言うけどアイドルはおしっこはしませんよ~だ」
舌を出しベーとする由奈ちゃん。
「でもさ。前にもエッチの時に言ってたじゃん?由奈ちゃんもうすぐアイドル卒業するわけじゃん。つまりアイドルじゃないならおしっこするって」
「もうヒロ君はどうしてそんな意地悪いうのぷんぷん」
「いや由奈ちゃんが言ってた事だよね」
前々から思っていたが由奈ちゃんはエッチの時にタガが外れるタイプなのだろう。そんな事を考えていたら不意の由奈ちゃんが足を止める。
「それよりなんでヒロ君は私が怒ってるのにずっとニヤニヤしてるかな」
「ま~由奈ちゃんがプンプンするのはもう日常茶飯事だからね」
「なんかそれだと私が切れ芸するような子になっちゃうんだけど・・・」
ジト目で僕を見ていた由奈ちゃんがいきなり僕の腕に胸を押しつける
「それじゃあ、今日は今まで見た事が無い小町由奈がエッチな旦那様にお灸をすえてあげます」
そう言いながら僕の手を引いて家とは離れた方へと歩き出す。
「あの?由奈ちゃん?」
「ん~何かなヒロ君」
「今の僕の状況と由奈ちゃんの衣装について説明が欲しいのだけど」
由奈ちゃんに連れて来られたのはいつものラブホテル。だが問題はその後だ。由奈ちゃんに着いて早々目隠しをされてされるがままにしていたら僕は裸にされて縄で縛りあげられていて由奈ちゃんはボンテージドレスに着替えていた。
「前にヒロ君が持ってたエッチな本にあったでしょ?女の人がこんな格好して男の人を踏んづけているのああいうのをされたかったんでしょ?」
「いやあれは違うよ。それに由奈ちゃんがそれ着るとセクシーってよりかわいい系だね」
「どうせ私がセクシーな服着てもかわいく見えるもんね。ペちん」
持っている鞭を床に打つ。そんな由奈ちゃんを見てひと昔前に同じような服装の芸人が自虐ネタをする芸人がいたのを思い出す。ただボンテージドレスはおっぱい丸出しのタイプで鞭を打つと揺れるのが良く分かり興奮する。
「何をおっきくしているのかな~ヘンタイさんだ~」
「なんか由奈ちゃん楽しそうだね」
「こういうお芝居してみたかったんだ。それに一度旦那様をこうして調、教育するのもいいかなって」
「ねえ今調教って言いかけたよね?エッチは子作りのためじゃなかったの?」
「大丈夫だよ、ヒロ君の精液は全部私の膣内で受け止めてあげるからね。」
鞭を持ちながらゆっくりと迫る由奈ちゃん。ただ表情はマジであった。その表情を見て背筋が凍るような感じがしてしまった。
あ・あ・・あ・・・アーーーーー
こうして僕たちは今日も愛し合った?ただ明日平日で学園があるにも関わらず朝までラブホテルに居て僕と由奈ちゃんは遅刻ギリギリで登校しまりちゃんを含め一緒に登校するメンバーに白い目で見られた。後体育で着替える際に縄の後を見られ千弥にめっちゃ問い詰められて大変だった。
今まで聞いた事の無い兄の痴態を聞いて大興奮の妹
「やばい・・・これで一月はネタに困らない」