喧嘩仲裁屋、飛鳥が姿を見せなくなってから数ヶ月。
学校にすら来ていないらしい。
飛鳥を街で見かけ、ひそかに憧れを抱いていた一般男性がある動画を見つけた。
場所はホテル。
撮影された日時は不明。
メイド服を身にまとった少女。
ボーイッシュな髪にヘッドドレスをつけている。
つけ襟が可愛さを添えていた。
胸元が開いていて大きな乳房の谷間が見えている。乳輪まで見えるのではないかと思ってしまうほど大胆なデザイン。
黒を基調としたメイド服、胸元のフリルとエプロンの白がコントラストを描いている。
スカートの丈はかなり短く、白いニーソックスで締められたむちむちの太腿が半分以上見えた。
落ちているものを拾おうとすれば胸元やスカートやらがはしたないことになるだろう。
(これ、飛鳥ちゃんじゃね?……こんな格好でなにやってるんだ?)
風間飛鳥によく似た少女は恥ずかしそうに顔を赤らめていた。
スカートをぎゅっと握りしめ、へっぴり腰で撮影者をにらみつけている。
ボーイッシュな彼女がフリフリのメイド服を嫌々着させていられる様子は堕ちた感じがあって暗い興奮をかきたてる。
「こんな服、ウチには似合わんやろ」
「いや、よく似合ってるよ、飛鳥ちゃん」
「そうかなぁ……」
飛鳥は頬を赤らめ、もじもじとしていた。
(やっぱり飛鳥ちゃんか! 顔のよく似た名前の同じ別人……なんてことはないよな、たぶん)
「ご奉仕してくれ、メイドさん」
「もう、しゃあないなぁ……」
メイド服姿の飛鳥が男の前にひざまずく。
彼の股間に手を伸ばした。
(え……嘘だろ?)
「ご主人様、失礼します。ご奉仕させていただきます♥」
従順なメイドと化した飛鳥が男のものをひっぱりだした。
「うわっ、きたな……」
男のものは恥垢まみれだった。
臭いも酷いのか飛鳥は顔を歪めている。
主に仕えるメイドらしからぬ正直な感想まで口にした。
「ひどいなぁ、舐めてくれたら――」
男が飛鳥に耳打ちする。
(なんだ? なにを話してるんだ?)
男の声は聞こえない。
飛鳥が目を丸くした。
「え……そんなに? ……ご奉仕させていただきます、ご主人様♥」
「さっきの態度と違うね」
「う、ウチがどうかしてました。……失礼します♥」
何事か囁かれ、再び従順なメイドとなった飛鳥はチンカスまみれのペニスに顔を近づけた。
なんだかんだ言っても不潔なものに触れるのは嫌なのか、一瞬間があった。
ためらいがちに口をつけ、舌を這わせるが、こびりついたカスは簡単にはとれない。
(うわ、マジかよ……飛鳥ちゃんの口でチンカス掃除……俺もしてもらいたいなぁ……)
「あれ? 君、新人さん? そんなんじゃいつまでたっても終わらないよ?」
「は、はいっ、まだ見習いなんです……」
大阪人の性か、芝居がかった口調で言う男に飛鳥は話を合わせて苦笑いした。
「新人メイドさんにアドバイス。覚悟を決めて大胆に行った方がすぐに終わるよ。ま、ご主人様のチンポをじっくり味わいたいって言うなら話は別だけど」
相変わらず芝居がかった口調で男が笑った。
飛鳥は少し迷ったあと覚悟を決めたようにペニスにしゃぶりついた。
唇を締め、頬がへこむほど吸引し、ひざまずいた体を前後させてじゅぽじゅぽときれいにしていく。
飛鳥の美貌はペニスを含んだことにより、ひょっとこみたいに変えられていた。
(にしてもあの飛鳥ちゃんがフェラするなんて……噛み千切りそうなもんなのに……)
喧嘩仲裁屋、不良すら制圧することのできる飛鳥がメイド服を着させられ男の前にひざまずき、あげく不潔なものを口にしていることが信じられない。
(チンカスが口の中に……)
飛鳥の口の中に出入りする性器が唾液まみれになっている。
恥垢が落とされ綺麗になっていた。
それはつまり恥垢が飛鳥の口の中に溜まっているということだ。
「うぅ……飛鳥のバキュームフェラはたまらんな……出すぞ」
「んんぅ!?」
逃げようとした飛鳥の後頭部を男が髪ごと鷲掴みにした。
ぐっと股間に引き寄せ、肉棒を限界までくわえさせる。
「おっほ……イクイクッ」
「んん!? んぅぅ!?」
男が腰を震わせる。
飛鳥の口内に射精しているらしい。
飛鳥は目を見開いて噎せている。
「飲み込め」
男が見下ろす。
飛鳥は許しを乞うような目をして首を小さく横に振った。
ペニスをくわえさせられているせいで声をあげることができないのだ。
「借金を返すんだろう?」
「うっ……」
飛鳥の表情が変わる。
(飛鳥ちゃん、借金があるのか……チンカス掃除の前の耳打ちもお金の話だったんだ)
不良すら制圧する勇敢なヒロインも借金には勝てなかったらしい。
飛鳥の喉がごくっと音を立てた。
卑劣な男のチンカス掃除を強要され、口内射精され、出された精液をチンカスと一緒に飲み込んだのだ。
「ふぅ……飛鳥の口マンコは最高だな」
男のペニスが引き抜かれた。
チンカスまみれだったそれはすっかり綺麗になっていた。
飛鳥の唾液にまみれて、ぬらぬらと濡れ光っている。
「うぇ……にがぁ……」
従順なメイドから、普通の少女に戻った少女が顔をしかめる。
ぺっ、ぺっと舌を出している。
「こら。吐き出すなよ。口をゆすぐのもなしだ。もしそれをやったら追加料金は払わないからな」
「えぇ……そんなぁ……」
「そのまま学校に行け」
「ひどっ……」
(あれ? 飛鳥ちゃん、最近は学校にも姿を見せてないんだよな? これ、いつ撮られたものなんだろう?)
首を傾げる男を他所に動画は終了、途方に暮れる飛鳥を映して終わった。
その困り果てた表情が男の歪んだ欲を煽った。
(飛鳥ちゃん、借金のせいでこんな……でも、メイド服が意外と似合ってたな。他に動画はないかな……)