腰のベルトを外し、私は貫頭衣を静かに脱いでいく。
一気に脱ぐのではなく、少しずつ躰をしならせ、背中を向けながら。
ポップに楽しんでもらえるかどうかは分からないけれど、少しでも興奮してもらいたかった。
「お預かりしますね」
メルルが私の服とベルト、そして下着を預かってくれて、手近のテーブルに綺麗に畳んでおいてくれた。本当に女の子らしい丁寧な気配りだ。本質的にがさつな私なんかとは大違いだ。
「まっ、マァム……」
背中に熱い視線を感じる。
それは、私のおしり付近だけでなく、少し横を向くと分かってしまう乳房のラインにも向けられているのが分かる。
私の裸を改めて見たいと、ポップは思ってくれているのだ。
「ふふふっ。ポップさん。部屋の蝋燭の明かりだけではよく見えませんよね」
メルルは小さく何かを呟くと、右の掌の上に優しく光り輝く球体を二つ作り出し、それを宙に投げる。
屋根よりも少し低いところで止まったそれは、眩しすぎない程度に明るく部屋を、そして私の裸身を照らす。
「めっ、メルル、この光は? こんな呪文が使えたのか?」
「ふふっ。レミーラという古い呪文と似たものです。ですが、今はそんなことよりも……」
メルルの力に驚いていたポップが、私の方に視線を戻す。
「……マァム。こっちを向いてくれ……」
「はい……」
私は命じられるままに、ポップの方を振り返る。腕を交差させて、乳房を両手で隠しながら。
「……マァム……」
「はい。分かっています」
こんなに明るい中で、愛しい人に乳房を顕にすることに羞恥を覚えながらも、手をどけて、そのままその手を女の子座りをしている太ももの上に置き、胸を少しだけ張る。
見られている。
胸を、乳房を、おっぱいを。食い入るように見られている。
そう思うだけで、私の下腹部は一層熱くなり、股から淫靡な液体が分泌していきます。
「マァムさん。それだけでは駄目ですよ。今から、ポップさんを迎え入れさせて頂く部分もお見せしないと」
呆然として固まっているポップを微笑ましげに見ていたメルルが、私に指示を出してくれる。
そう。これから私はポップのものを迎え入れるのだから、そこを見てもらわないと。
私は目でメルルに感謝を伝える。そして、ベッドの後ろに手を付き、体を少し反らせて、腰を持ち上げる。
恥ずかしい。
胸を見せた時の比ではない。
今は足が閉じられているので見えないだろうが、足を開いてしまえば、欲望で濡れそぼった女の一番の恥部を、プッシーを見せることになってしまうのだから。
「もう、マァムさんたら……」
メルルは困ったように笑い、ベッドの上で膝立ちになって私の真横にやってくる。
彼女も私と同じ様に、いつの間にか服を脱いでおり、純白のショーツだけを身に着け、肌を大きく露出している。
「めっ、メルル?」
「マァムさん。いつまでもポップさんをお待たせしては駄目ですよ。大丈夫です。きっと、マァムさんの女の部分を、ポップさんは愛してくれますから」
メルルは私に優しく諭すように言うと、私の股間付近をじっと見つめているポップに微笑みかける。
「さぁ、見て下さい、ポップさん。マァムさんの女性器。女の割れ目を……」
メルルはそう言い、ピッタリと閉じた私の両膝を優しく掴み、それを左右に広げていく。
一瞬、抵抗してしまいそうになったが、メルルがにっこり微笑んでくれたので、私は彼女にされるがままにされる覚悟を決め、体の力を抜き、羞恥心で熱を持つ顔を両手で覆い隠す。
「わっ、ああっ……。こっ、これが、女の……マァムの……」
ポップの上ずった声が聞こえるけれど、私は恥ずかしくてとても顔を確認できない。
ただ、見えなくても視線を感じてしまう。彼の視線が、私の一番恥ずかしい部分に集中している。
「はい。これが、マァムさんの女性器。プッシーです。ああっ、他にも呼び方がありました。ポップさん、ご存知ですか?」
メルルは悪戯っぽい声で、ポップに尋ねる。
「あっ、いや、その……」
ポップは言葉につまり、メルルの問に答えることが出来ない。
「ふふふっ、それでは、私が教えてあげますね……。とっても厭らしい響きですので、お恥ずかしいのですが……」
メルルは恥ずかしそうに声を小さくする。
私はメルルの行動が気になり、顔を覆う手の指の隙間から、彼女を見る。
すると、彼女は静かにポップの耳元に形の良い唇をよせて……。
「ここは、オ・マ・ン・コって言うんですよ……。女の一番厭らしい、でも、大切なところ。男の人のペニスを迎え入れるところ。そして、マァムさんのここは……ポップさんのものですよ……」
囁き声だったけれど、周りが静かなので私の耳にも入ってきた。メルルの悪戯っぽくも扇情的な声が。
私はその声を聞いただけで更に恥ずかしくなり、顔を再びきつく覆ってしまう。
だから、それからはポップとメルルの声しか聞こえない。
「あらあら、ポップさん。鼻血が出てしまっていますよ。それに、先程まで以上に、ペニスがすごいことに……。ふふっ、素敵です」
「めっ、メルル! 今、そこにキスは止めてくれ!」
「すみません。先走りの液体が垂れていて、美味しそうでしたので、つい……。いま、鼻血は治しますね。ただ、鼻の奥の血が抜けるまでは少し時間がかかりますので、少し女の躰を説明しますね」
何をするつもりだろうと思い、再び指の隙間から覗くと、メルルは私の左足に躰を乗せる、静かに私の秘部に指を伸ばしてきた。
「ふふっ。ポップさん。この割れ目の横のぷにぷにとした肉が大陰唇です。割れ目がピッタリ閉じていて、スジしか見えませんね。でも、ここの触り心地は良いんですよ」
メルルは、私の躰をつぶさにポップに紹介していく。
私はあまりの恥ずかしさに、「みっ、見ないで、ポップ……」と力なく呟くのがやっとだった。
「マァムさんの肌の色とここの部分の色はあまり違いがありませんね。とても上品です。でも、濡れているのが見えますよね? これは、マァムさんが興奮している証です。女は興奮すると、股を濡らすんです。ペニスを挿れて欲しい、挿れて下さいって泣くんですよ」
メルルはとんでもないことをポップに話す。
恥ずかしかったがポップの方を見ると、すごく怖い顔をしていた。ギラギラとした目をして、まるで獣のようで……。
「でも、この部分は、もっと大切な部分を守るためのところに過ぎないんです。ほら、こうして指でこの割れ目を左右に広げてあげると……」
メルルは、私の大陰唇を両手で左右に開き、まだ誰にも見せたことがない部分をポップにさらけ出す。
「ふふっ、すごい。綺麗なピンク色ですね。まるで貝のようだと思いませんか? 厭らしい液体で濡れていて、何だか美味しそうですね。
下にペニスを入れる穴があるんですが、その周りに、少し白い薄い膜が見えませんか? これが処女膜といって、まだ一度もペニスを迎え入れていない証です。そして……」
メルルの言葉は、最後まで続かなかった。
「きゃっ!」
私は思わず悲鳴を上げた。
ポップがいきなり私の股間に頭を割り込ませ、プッシーを舐め始めたのだ。
「ふふふっ。やっぱり美味しそうですよね、マァムさんのオマンコ。お味はどうですか?」
メルルは私の秘部を抑えたまま、愛おしそうにポップを見ている。
「だっ、だめ……。そっ、そんなところ……舐めないで……」
快感とも不快感ともつかない奇妙な感覚が股間を襲い、私は身をよじらせる。
「あああっ! だっ、駄目、舌を、舌を挿れないで!」
内蔵をなめられる感覚に、私は身悶えする。
「マァムさん。ポップさんに味わってもらえてよかったですね。このまま、ポップさんの気が済むまで、足を閉じては駄目ですよ」
メルルはそう言うと、私の両腕を魔法の光で拘束し、更に太ももとスネの部分を輪のような光の束で拘束する。
「だっ、駄目、やっ、あああああああっ!」
私はそれから長い時間、ポップに股間を、大事な部分をなめられ、ペニスを入れるはずの部分に舌を挿れられ、未知なる快感を教え込まれた。
私は何度も絶頂させられた。
何回も声に出してメルルに助けを求めたが、彼女は私の頭とポップの頭を撫でながら、穏やかに微笑み続けるだけだった。