「おぉ……夏樹ちゃん凄い気持ち良いよ」
「ひぐっ……い、痛い……!」
「ごめんね……、しんどかったら背中ひっかいてもいいからね」
この日、この瞬間、15歳の一人の少女は長年大事に守って来た乙女の証を失い女となった。
ベッドの上で涙を流すのは夏野夏樹、バスケ部に所属している高校一年生の女の子で、明るくて社交的な性格に加え、学年でも指折りの美少女として男子からも女子からも人気は高い。しなやかな体には不釣り合いな豊満なバストも健全な男子学生にとっては目の毒である。普段はポニーテールだが、先ほどシャワーを浴びた為今はおろしている。
そんな彼女はつい先刻、人生初めての失恋を経験した。長年想い続けた幼馴染の達郎と親友の雪子がキスをしているところを目撃してしまったのである。
胸をかき回されるような絶望の中、彼女の心の隙間にするりと入りこむように慰めた後、一人暮らしの自宅に連れ込んだ最低の男がいた。
彼の名は宮園四季。夏樹の同級生かつ校内一のチャラ男であり、なにかと女絡みで黒い噂の絶えない男である。
失恋のショックで半ば捨て鉢になっていた夏樹は、彼に強引に迫られ、「そんなに私の身体が欲しいなら好きにすればいい」などと自暴自棄な発言をして、なし崩し的に処女を失ったのである。
はいおおまかなあらすじ終わり。
ぬっちゃぬっちゃと淫らな音が空調の効いた部屋に響く。全裸の夏樹の上に正常位の姿勢で覆いかぶさっている彼がゆっくりと腰を振っているのである。
「はぁはぁ……ごめんね夏樹ちゃん、ごめんね……!」
「ぅぁっ……やだっ……痛いっ痛いっ……」
「キスしよ? ……こっち集中して……んっ」
「んんっ……ちゅ……はぁれろ……ん……」
夏樹は複雑な想いで彼とキスをしていた。今日初めてまともに会話したような男の子と、まるで恋人のように口づけをしている。本心ではこんなことは望んでいない筈だ。しかし唇を合わせるたび、舌を絡ませるたび、結合部の痛みが少しだけ和らぐことは確かだった。
彼女としてはこんな形で初めてを失いたくなんてなかった。本来なら、セックスはいずれは好きな人と結婚した後に愛を確かめ合う際にするべき行為だ。
いっそ彼を恨めばいいのだろうが、身体を弄る手つきやらキスやら、やたらと気遣いを感じるのでどうにも憎み切れない。
おまけに膣内に入っている彼の肉棒も、まるで夏樹の身体に馴染ませるようにゆっくりとじっくりと動いている。そういった変な優しさが、彼女が彼を強く拒めない理由の一つだった。
夏樹の知らぬことではあるが、彼の女性経験は三桁を超える。その培った経験を生かし、彼女の膣内が乾かない程度の絶妙なピストン運動をして刺激を送りつつ、キスや胸揉みも丁寧にこなして彼女の痛みを少しでも和らげるように努力はしていた。
仮に並みの高校生だったら、夏樹がもつ極上の身体に我を忘れて、痛みに泣く彼女のことなんて知ったことかと、思うがままに腰とオスの欲望を叩きつけていたであろう。
しばらく優しくしたからか、やがて彼女の身体も少しずつ変化が起きる。
「夏樹ちゃん、まだ痛い?」
「う……少しずつ、慣れてきた……まだ痛いけど、最初よりは大丈夫」
「ごめんね……、少しずつ早くするね」
「あっあっあっ……や、やだこれ……膣内で動いてっ……」
彼の努力が実を結んだのか、それとも彼女に黙って飲ませた媚薬入りココアの力か、とりあえずなんとかセックスらしいセックスは出来るようになった模様。ようやくまともに動けると、彼は喜びながら腰を振りだした。
「はぁぁ~……夏樹っ夏樹っ……!」
「あっやだっ……! 激しいっ、あっあぁっ……!」
いくら女性経験が多かろうと、彼の本質はセックス中毒者な上に、脳内は猿のような思春期男子特有の性欲に支配されている。彼女への思いやりタイムは終了した。あとは理性を失いながら本能のままに気持ち良くなるだけである。
ぱんっぱんっ! っと腰と腰がぶつかる。彼女の膣内で肉棒の挿送を繰り返すたび、彼は快感を味わっていた。これだからセックスはやめられんのじゃー。
「夏樹っ好きだ夏樹ぃっ……!」
「やぁっ……何言って……やめてっやめてよっ……あぁっ♡」
「好きだ好きだっ!」
興奮した彼は彼女の腰を摑みピストンの速度を上げていく。ベッドの反動を利用しながら、彼女の温かい膣内の感触を勃起した陰茎で味わっていた。
下半身同士がぶつかるたび、夏樹の豊かな乳房がぶるんぶるんと前後に激しく揺れる。視覚的にもさらなる興奮を味わった彼は、それを鷲掴みにしながら谷間に顔を挟みこんだ。
「あぁ……夏樹の胸、おっきくて柔らかくて最高に気持ち良いよ……すぅ~……はぁ……れろれろえろっ……ちゅばちゅば」
「やっ、いやっ……き、気持ち悪いっあっ、ああぁ……」
「好きだぁ夏樹好きだぁ……!」
今までの紳士的な態度を忘れるくらい、彼は恍惚の表情で夏樹の身体を味わっていた。下品にも柔肌に舌を這わせながら、彼女の女性特有の甘ったるい匂いを嗅ぎつつ、我慢できないとばかりに乳首を甘噛みして音を立てて吸いだした。
ぞわぞわっと生理的嫌悪が夏樹を襲うが、彼からしたらそんな彼女の嫌そうな顔を見るのが目的のようなものだった。わざといやらしい音を鳴らし、笑顔で腰を振り続けた。
「も、もうやだっ、もうえっちは終わり! 腰ぱんぱんするの止めてよっ……! あっあっあっ♡ ぅぁっ!?」
夏樹は必死に抗いながら両手を突き出して彼を拒否しようとした。しかし、その手首は思いっきり摑まれた上に、ベッドに押しつけられた。
逃がしはしない。終わらせはしないと、彼は全身にキスの雨を降り注ぐ。
「途中で止めるなんてことはしないよ……! 夏樹にはセックスの気持ち良さをたっぷり覚えて帰って貰うからね……、ああ安心して、失恋のショックなんて忘れさせてあげるから!」
「やぁ……、そんなの、ぁぁっ♡ あっ♡ やめっ♡ ふざけないでよぉっ……!」
「こんな最高の身体してるのにセックスしないなんて勿体ないよ。ほら夏樹、もっと気持ち良くしてやるから、どんどん下品に喘げよ」
「あぁっ♡ AVの観過ぎっ……! あっあっ……♡ このへんたいぃ~~っ……♡ クズ野郎っ……」
「あ~……、夏樹のその表情最高っ、もっと色んな顔見せてよ。ほらキス好きでしょ? いっぱいしてあげる、ちゅっちゅっちゅっ」
「んんっ~~!」
彼が腰を振るたび、あんあんと夏樹は喘いだ。彼に求められるたび、女性器から愛液は溢れ出た。そして彼にキスをされるたび、弱った心に温もりが満ちる。
自分でオナニーするのとは全く違う性行為の快楽、それを悦んでしまうのは生物としての本能であり仕方のない事である。抗えぬ、子作りの心地よさ。女としての幸せを与えてくれる優秀なオスの精子を膣内に取り込みたいと、彼女の身体は意思とは無関係に反応していくのだ。
「あ゛ぁ……♡ やばぃぃ……♡ これ、気持ち良いっ、セックス嫌っ……あぁっ♡」
彼女は高まっていた。このままへこへこと腰を振り続けられたら盛大にイってしまう。嫌だそんなの嫌だと我慢しながら自らの唇を噛みしめる。
「おおぉ……夏樹射精るぅ……」
「うあ……ぁ?」
急に腰のピストン運動を止めて、幸せそうに身体をぶるぶると震わせている彼を見て、夏樹は不思議そうな顔をした。彼女の膣内にある肉棒が、ゴム越しに、びゅるっびゅるっと精の放出を行う。
「はぁ……はぁ……最高だったよ夏樹……」
「お……終わったの?」
どうやら彼の射精が完了したようだ。ともあれ性行為が終わるのなら、それは喜ばしい事、このまま続けられては彼女自身、いけない扉を開いてしまいそうな恐怖心があった。彼同様にはぁはぁ息を荒げながらも一安心。処女を失った際の痛みがまだ残っていてある意味助かったのかもしれない……それが無ければ、何回もイかされたあげく、それこそ本当にセックスの快楽にこの身を染められ――。
「じゃ、もう一回シよっか!」
「え? ……お゛ぉんっ♡」
どちゅんっ……♡ っと勃起ちんぽを子宮まで一気に突き挿され、夏樹は女の子が出してはいけない声を出した。
最高で6Pまでした経験を持つ彼の耐久力は、そのへんのAV男優も真っ青な程優れている。その不落の要塞はカビ○ンやハピ○スのようだ、いやその例えはどうなんだろう。
「あ゛ぁっ……やばっ……イくっ……! あぁぁっ……♡」
不意な一撃を食らい、油断していた夏樹の身体はビクビクと痙攣する。自慰行為とは比較できぬほどの快楽は、彼女の脳内を焼き切る様な絶頂を与えた。
「あー良かった、夏樹ちゃんをイかせられた……」
「はぁーっ……はぁーっ……!」
彼女は酸素を求め呼吸を繰り返す。まるで高熱にうなされる重病患者のように、汗を流し顔を紅潮させながら、涙目になって彼を睨みつけた。
敵意の視線を浴びても、彼はどこ吹く風で、無垢な子供のように笑いながら彼女を見降ろしていた。高校に入ってからずっと狙っていた最高級の女の子を自らの手で汚しながらもイかせられたことに達成感を感じているのである。
「まぁこっから先は何回もイかせて、引き返せなくしてあげる、んっ……」
「ん……、調子に乗らないで……」
唇が重なったのはスタートの合図、二人は繋がったまま、2回戦が始まる。お互いが慣れてきたのか、最初の頃に比べてピストンのペースが速い。
一度射精をしたことで、さらに持続力を得た彼の凶悪なペニスは、素直に快感のみを味わえるようになった夏樹の膣内を容赦なく蹂躙する。
「はぁあ~っ♡ こりぇっ……♡ ヤバっ、またイくっ……! いやなのにっ……♡」
「夏樹、可愛いよ、好きだよ夏樹。夏樹の膣内は最高に気持ち良いよ……」
「ぅぁっ♡ やめてぇっ……あっ、イくイぐイくっ……イく~~っっ♡♡♡」
「夏樹好きだ……世界で一番愛している、俺の女になれよ……」
「いやいやいやいやぁっ~~♡」
単純に性交の快楽だけなら抗えたかもしれない。しかしこの男は、失恋で弱っている夏樹の心を溶かすように、甘い言葉を囁き続けた。
長年想い続けた達郎に振られたことで、夏樹は自身に価値を見いだせないでいた。お前に女として魅力は無いのだと、言外に突きつけられた気がしていた。
実際はそんなことはない。彼女は健全な男子生徒なら誰もが心を奪われる美少女でありながら、同学年の女子では太刀打ちできないほどエロい雰囲気を纏っていた。スレンダーだが柔らかそうな肉付きの良い肢体に加え、付き合いさえすれば従順になりそうな性格、恋愛に関しては疎く、男の言うことは何でも信じて色々仕込めそうである。まさに男の理想を体現したようなメスだ。
だが、自己評価が低い彼女はそんな風に多くの男に下賤な視線を向けられてるとは考えていない。
「夏樹……君は本当に魅力的だよ。誰よりも、心も身体も、最高に可愛い」
「あっあぁ~……♡ 適当なことばかりっ……!」
「本当だよ……全部本気だよ、ちゅっちゅ」
「あんぁ~~♡♡♡」
お世辞だろうが嘘だろうが、学校でも人気者の彼に散々褒められるのは悪い気はしない。女としての尊厳の回復に加え、校内の全女子が目を奪われる程の、認めたくはないがイケ面である彼が、切なそうな顔をしながら必死で彼女を求める姿を見るのは、黒い優越感も夏樹に抱かせた。
「あぁっ♡ ごめん……、ごめんなさい……、ごめんなさい……♡」
夏樹は呟き続けた。誰に対しての謝罪か分からない。貞淑だった昨日までの自分へか、それとも好きだった達郎へか、はたまたこれまで大事に育ててくれた父へか。
もう彼女は変わってしまったのだ。浅はかで醜くそして汚れた女だ。しかし、そんな彼女を愛し、求め続ける男が目の前にいたら、逃げてしまう、縋ってしまう。
「ほら、膣内が凄い締めつけてるよ……、またイこっか? 素直になれよ夏樹……」
「も、もっと、イっイきたいっ……♡ 嫌な事全部忘れるくらいっ……♡ もっと気持ち良くしてっ……あっあっあっ♡」
「分かった。少しペース上げるねっ……!」
「お゛っお~~っ♡ 奥突かれるの凄っ……♡ 気持ち良いよぉ~~っ♡ ぁぁ~~っ♡」
まるでホストにハマってしまう頭の悪い女の子のように、夏樹は今この瞬間のみは、この快楽から逃げられないような気がした。
こんなのは絶対によくない、それは分かっている。だからこそ、いけない事だからこそ、より強い快楽を得てしまうのだ。
その後、初体験とは思えぬ程に、夏樹は乱れた。散々に彼に絶頂に導かれ、淫語を叫びながら、自ら腰を振っておねだりするようになった。
こんなことするのは最初で最後だと、そう思いながら夏樹は彼の腕の中で嬌声を上げた。
……
…
コトが済み、体液をシャワーで洗い流し、彼に借りた依服を着た夏樹はただひたすらに後悔していた。
「あー……、何でっ……何で私あんなに」
「ほんとすっごい良かったよ夏樹ちゃん! 俺達またこうやってたまに会えないかな? どう?」
そういって、彼は遠慮なく腰から手を回しながら、彼女の胸を、着ているジャージ越しに揉んだ。
むにゅむにゅと、弾力がありながらも心地のいい柔らかさ。ブラをつけてないのでマシュマロのようにふにっと指が沈んでいく。
「馬鹿な事言わないで、こんなっ……、こんな最低なの今日だけだからっ!」
怒りをあらわにしながら、夏樹は彼の手をべしっと弾いた後、距離をとった。ようやく理性が戻ったのだ。今日のことは最悪の記憶として彼女に刻まれるだろうが、もう全部忘れたかった。無かったことにしたかった。
「えー…残念だなぁ、じゃあせめて連絡先だけでも、ねっ? お願い!」
「……分かったわよ、やり方は最悪だけど、確かに失恋のショックは忘れられたわ。これはそのお礼だから、勘違いはやめて」
「えマジ? やったー!」
彼は本心で喜んだ。しめしめ、これは夏樹ちゃんからそのうち絶対連絡来るだろうなぁ、と腹の中では相も変わらずクズなことを考えていた。
「家まで送ろうか?」
「結構です。本日は丁寧に身体を使って慰めてくれてありがとうございました! おかげで失恋より最悪な経験が出来ました!」
「えー、別に好きにすればいいって言ってたのに……」
「確かに私が短慮だった。だからあんたを恨むことはしない。お礼も言った。この件はこれで終わりだから!」
ぶっきらぼうにそう言って、ずかずかと歩きながら夏樹は彼の部屋の玄関のドアを閉めた。ばたんと音が鳴り、後に残されたのは男一人。
イラつきながら、頭を抱えながら、怒りと後悔に苛まれながら夏樹は自宅へと帰っていった。
◇◇◇
それから六日後、二度と来ないと思っていた彼の部屋に、夏樹は居た。ベッドの上で、彼に肩を抱かれながら座っていた。
「嬉しいよ夏樹ちゃん、またこうして俺を逃げ道に選んでくれて」
「くっ……」
顔を赤くしながら、彼女は悔しそうにそっぽを向いた。
逃げ道とは正に言い得て妙だった。彼女は先ほど、父親と些細なことで喧嘩をして、家を飛び出してきた。言ってしまえば家出少女状態であり、持ち合わせも少なかった為、苦肉の策とばかりに一人暮らしの彼に連絡したのだ。"今日泊めてくれ"と。
未だ制服姿で恥ずかしがっている夏樹を、彼は辛抱たまらんとばかりにベッドに押し倒した。
「まぁ俺の家に泊まるってことはこうなることも何となく分かってたでしょ? またいっぱいシようね」
「……せめて、一回だけにして、あんな最悪なこと、もうたくさんなのよ」
「OK!」
チャラ男、意外と素直。半ば諦めたような彼女の発言に彼は了承し、服の上から彼女の身体をまさぐり始める。
「夏樹ちゃんキスしよっ、ちゅ~~」
「んむぅ……、んっ……」
彼はいきなり、ぶっちゅうって感じの濃厚な口づけをかました。あーもう最悪だ、と夏樹は思いながらも、前回同様にお互い口内で舌を絡ませあう。
「ちゅっちゅ……」
「んんっ……あぁ~……♡」
れろれろっ、ちゅっちゅ、はぁはぁっ……などと、聴覚を刺激するような淫らな音が聞こえる。音というのは馬鹿にならない。エロ動画を思い浮かべれば分かりやすいが、映像だけの視覚効果だけでなく、えっちな音声ありきの方が人は興奮するものである。
彼からすると挨拶代わりのキスのようなものだったのに、いきなり目を潤ませながら発情している彼女を見て、彼は不安になった。こんなにチョロくて大丈夫かこの子?
一瞬彼女の将来が心配になるが、彼は父親でも何でもないので、気にせず前戯に入ることにした。
彼女の上に覆いかぶさって散々キスを堪能している彼は、スカートの中に手をつっこみ、ショーツの中にまで手を潜り込ませ、指を動かし女性器を弄り始める。
「ちゅちゅ……、夏樹ちゃんもう濡れてるよ、やっぱ期待してた?」
「へ……? そ、そんなわけないでしょ! 無駄口叩かないで、もっとキスしなさいよっ……♡」
「欲しがりだなぁ、ちゅっちゅっ……」
「んん~~っ♡ ちゅっちゅ♡」
ディープなキスをしながら、彼はマルチタスクをこなす。片手でブラをズラしたあと、可愛らしいピンクの乳首を中心に彼女の胸を弄る。
既に湿っている女性器の割れ目を指でなぞり。愛液を浸透させる様に表面を触った後は、膣口の中にぬぷっと指を入れる。
「あっあっあぁ……♡」
にゅぽっにゅぽっと、まるで疑似男性器のような指の出し入れを何度も行う。乾いた状態で挿入したらお互い痛いし、彼は前戯に関しては丹念にじっくりやるタイプの男だった。若いくせにねちっこいとも言える。
「ほら、喘いでばかりいないで、夏樹ちゃんも俺のやつ触って! ちんぽでもおちんちんでもペニスでも何でも良いからそう呼んで!」
「ぁあっ……? ぉお♡ ご、ごめんね……おちんちん……触るね?」
散々拒否の態度をとっていた癖に、コトを始めてしまえば夏樹は従順な女だった。ジーっとズボンのチャックを開けた後、ぼろんと飛び出た彼の立派な逸物をおっかなびっくり手で触る。
しこしこしこっとバナナを触るくらいの力加減で手で擦りながら、相も変わらず夏樹はキスに夢中だった。むっちゅー。
ものの数分で、夏樹の身体はビクビクと軽く跳ねる。指で気持ち良くイったらしい。彼の手に愛液がピュッピュッと飛ぶ。
「お゛っ~~♡ これっ……くぅ~~♡」
「……夏樹ちゃんさては自分で弄りまくったでしょ、凄いことになってるよ」
「はぁはぁ……、ほぇ……? 知らない、知らないもん……♡」
図星であった。前回の性交以降、夏樹は日々悶々としつつ、期末前だというのにオナニー三昧の日々を送っていた。何をしてても頭に浮かぶのは煩悩、あの日の最悪な記憶。
童話のお姫様のように丁重に持て成されたと思ったら、男の欲望を全力で叩きつけられた上に散々にイかされまくったのだ。そんな強烈な初体験を味わってしまったら、思春期の女の子としてはそのことで頭がいっぱいになってしまうのも仕方のないことである。
今日だって、親と喧嘩したのだからと自分に言い訳しながら、心の奥底ではこの下種男に思いっきり組み伏せられて乱暴に肉棒を突っ込まれた揚句、めちゃくちゃにイき狂わせて欲しいと望んでいたのかもしれない。
「うわ下着ぐっちょぐちょ、脱がすね? 今更だけど制服もしわになっちゃうね。まぁ明日休みだしいっか……」
「あぁんっ、いやいやっ……♡」
「いやいや言っても駄目だよ、いくら恥ずかしくても、脱がさないとセックス出来ないんだから、ほら足曲げないで」
「やー……ちゅーしてぇ……♡」
夏樹は大半の生徒からは姉御肌のママ気質だと思われがちだが、早くから母を亡くしたこともあって、本来の性格は実際の年齢より甘えたがりの女の子だった。
そんな性格だからか、ある程度イかせると、彼女は本性を現し彼に甘え出す。軽く幼児退行しながら、我儘を言いだすのだ。困ったものである。
彼はショーツに手をかけてずりりっと脱がし、足首辺りからすぽっと取る。彼の目の前には、モザイク無しの現役JKの生マン~薄めの陰毛仕立て~があった。では頂きますと、両手を合わせた後、彼は彼女の足を開かせ、その間に身体を差し入れる。
「あー……四季君のおちんちん……何度見ても凄いおっきい……お父さんのと全然違う♡」
「でしょうね。ほな、挿入しますんで」
それはいつの話をしてるんだと彼は思ったが、軽く流した。
彼はぬりゅぬりゅっと肉棒の先の部分を女性器に擦り合わせた後、ぬぷぷっと膣口に愚息の亀頭を入れ、そのまま腰を押し進める。
「やぁあんっ……♡ 入ってきてるぅ…♡ またセックスしちゃってるぅ……♡」
「おぉ、相変わらず夏樹ちゃんの膣内温かいなぁ……生だから前よりも形をしっかり感じる……」
「……ェ?」
彼の思わぬ発言に、我に返って青ざめた夏樹は結合部を見る。彼の勃起おちんちんは全て埋まってしまった為、見ただけでは分からないが、膣内の感覚で分かる。完全に、ノンスキン状態で挿入されている!?
「やぁ!? 何でっ……!? ゴムしてよっ! やだ、こんなのやだっ……あっあっ♡ 動かないでぇっ……馬鹿っ!」
「いや~、やっぱ一回だけって話だし、出来るだけ気持ち良いセックスしたいなと思って、あ~……やっぱ生ハメ最高、極楽~……」
「あっあっ……♡ ふざけっ……馬鹿っ、万が一出来たらどうすんのよっ……! 抜いてっ……抜いてよ……!」
「気持ち良い~……夏樹ぃ~……」
「やぁっ……♡ ぱんぱんするのやめてっ! あっあっ♡ 嘘でしょ……いやぁ、誰か助けて……!」
彼は彼女の腰を摑みながらぱんっぱんっと激しく腰を打ちつける。肉棒を膣内の奥へとこつんと当てて、嫌がる彼女の表情を見て悦に浸る。
クズの名は宮園四季、四季のSはドSのSなのだ。
「おっおっ射精そうっ……! ペース上げるねっ……!」
「あ゛ぐぅっ……♡ たしゅけてっ……♡ 誰か助けてっ……♡ 許してっ、中出しはいやいやいやっ……♡」
勿論嫌なのに、妊娠なんてしたくないのに、奥を突かれるたび、夏樹の頭から知性は消えていく。簡単に言えば気持ち良くて馬鹿になっていく。
「はぁはぁはぁっ……! 夏樹っ!」
「ぁっ♡ おっおっ♡ 気持ち良いっ……生セックス凄過ぎっ……♡ 抜いてっ……♡ あっあっあっ……♡」
「おっぉ~、射精るっっ!」
「あぁ~~……! 私もイっぐっっ~~……♡♡♡」
射精の瞬間、彼は肉棒をにゅぽっと引き抜き、右手で持つとびゅびゅっと彼女の腹部へと精液をぶっかけた。ぱたたっとゼリー状の白濁液がかかる。
彼とほぼ同時に絶頂した夏樹は、身体を弓のように曲げながら、足のつま先をぴーんと伸ばした。
流石に彼とて高一でパパにはなりたくないし、勿論後で夏樹には避妊薬を飲んで貰うつもりである。
「はぁーっ……♡ はぁーっ……♡」
「あー気持ち良かった……」
「ぁあ……良かった、良かったぁ……!」
ともかく膣内射精はされずに済んで、夏樹は心底安心した。……安心したせいか、気が緩んでブルっと身体が震える。突然の尿意だ。
「やばぁ……気持ち良くて……でちゃいそう……マズぅ……」
「え? マジ? おしっこ? まったく夏樹ちゃんは本当バブちゃんなんだからもーしょうがないっ!」
これがAVなら布団の上でいくら垂れ流そうが全く問題ないが、生憎ここは一人暮らしの彼の部屋なので、彼は夏樹を即座にお姫様だっこした後ダッシュで風呂場へと運ぶ。
「あ~~っ、あ~~……恥ずかしいぃ……♡」
「本当にね」
彼に抱えられ、浴室にぺたんと座った夏樹は、チョロチョロと黄金の聖水を垂れ流す。出し終わった後、彼はシャワーで床のタイルを軽く流した。
彼女を持ち上げて「ほら、思いっきり出せよ」みたいなことはしない。彼はドSだが紳士なのだ。
盛大にイけて、お小水も出して、夏樹はだらしない顔をしながら放心していた。「はぁ~……♡」っと温泉に入った年寄りみたいな声を出している。
心ここにあらずの夏樹に対して、「ほらバンザイしてっ……」「あぅ? バンザーイ……」などのやり取りを挟んで、未だ上ははだけた制服状態だった彼女の衣服を全て脱がし、すっぽん(亀)ぽんにする。自身の着ていた服も脱衣所にポイした彼は、風呂場にて、彼女の柔らかい身体に抱きついた。
「あっ……♡」
「さっ、夏樹、えっちするよえっち、もう復活したから」
密着した状態で、彼女の桃尻に勃起した肉棒をぐりぐりと当てながら、彼はそんなことを言いだした。ヤりたくてしょうがないらしい。
「いやぁ……♡ 一回だけ、今日は一回だけぇ……♡」
「ベッドではね、風呂場はノーカウント」
「なっなにそりぇっ……♡ ず、ズルいっ……んむぅ……♡」
「ちゅっちゅ、夏樹好き好き好き……」
「ぁあ~~……♡ 四季君っ……♡ 四季君四季君っ……♡」
なんかもう色々と残念な感じの二人は猿のように盛り合う。風呂場で散々セックスした後は、結局ベッドでも何回かシだす。期末試験前に何やってるんだこいつら、こりゃもう駄目かも分からんね。
「夏樹っ、セフレになろっ……? いいだろっ……? なっ……?」
「やぁぁんっ♡ そんなのよくないっ……♡ セックスは好きな人とだけするのぉっ……♡」
「なんだかんだ俺のこと好きだろっ……? ほらっほらっ……」
「あ゛にゃ~~っ……♡ 嫌い嫌いぃっ……♡」
こうして防音マンションの3LDKの一室には女の子のドスケベボイスが響く。
多分次の日、夏樹は前日の自分の痴態を思い出して羞恥心で死にたくなるだろうが、まぁ色々と辛いことは忘れられたんでいいんではないでしょうかね。
あとなんだかんだで今後も彼の家に来るなこりゃ。
こうして、軽薄クズのチャラ男はセフレ(?)を一人GETしたのであった。やったぜピカチュウ!
ちゃんちゃん。
◇◇◇
おまけ
夏樹がクズにいいようにされだしてから一カ月程経った。
一方その頃、彼女の初恋の相手であった黒野達郎は(俺は、本当は夏樹が好きなんだ……!)などと真実の愛に気付いた。
交際していた雪子と別れた達郎は、夏樹を公園に呼び出して告白した。付き合って欲しいと……!
「ごめんね……、達郎、私はもう、汚れた女なの……、達郎には相応しくないの……」
「え!? どういうことだよ夏樹!?」
「さよならっ……!」
「ま、待ってくれ夏樹ぃーっ……!」
夏樹は頬を涙で濡らしながら、彼を拒絶した。その後連絡しても、会いに行っても、達郎は彼女に会うことは出来なかった。
そして、夜の繁華街で達郎は偶然にも、信じられない光景を目にしてしまう……!
「夏樹……なんでだよ、嘘だろ……!」
達郎は絶望した。
「あの清楚な元気っ子アスリート女子の夏樹が、校内一のチャラ男に腰に手を回されながら、ラブホに入って行くだと……!? しかも嫌々じゃなく、少しの期待と僅かな照れの表情で……、くそっくそっくそっクッソ~~! ホテルに入った後は、男に服を脱がされた夏樹は恥ずかしながらもオスの象徴をそのいやらしい肢体でたっぷりと咥えこんだ後、性の喜びを知るとでも言うのかよ……!」
夏樹……、どうして、どうして……。
オレは、大事な物をマモレナ……カッタ……。
BAD END1 信じていた幼馴染は既に他の男と……。
過去一でしょーもない話な気がしますが、ここまで読んだ変態不審者さんは高評価しろよな、勿論この作品だけじゃあない、作者のほかの作品もだ!
思いのほか好評だったら続きは書くかも。
https://syosetu.org/novel/260437/
ちなみに上の小説の二次創作みたいなもん。