※この作品はR-18です。

ありふれ短編集   作:二次陽

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時間は一気に飛び帝国来訪&シア登場です。
この作品はオリ主の介入と原作改変により時系列やトータス側のヒロインには色々と変更点があります。

今回は話を掘り下げることを優先したのでほぼエロがないです。

※シアがかなり酷い目に合っていて、原作とも境遇が変わっていたりします。


来訪と献上と再生

◯◯side

 

『異世界より召喚された勇者一行がトータス史上におけるオルクス大迷宮の最高記録である65層の突破を達成』

 

その吉報が俺達非戦闘職の耳に入り数日後。今日も今日とて仕事に励んでいた俺達であったが、この日は途中で仕事を切り上げ、王子ランデルや王女リリアーナと一緒に王宮の入口で光輝達の帰りを待っていた。

 

「.....眠い」

「大丈夫?中村さん」

「うん、ありがとー南雲君。ちょっと昨日の夜"頑張り過ぎ"ちゃってねー」

 

腰に手を当て面倒くさそうな表情を隠すことのしない恵里に対し心配そうに訪ねるハジメ。昨日は久しぶりに俺と一対一でヤっており、俺も久々の恵里とのセックスに張り切ってしまい、日が昇り呼び出しがあるまでヤっていたのだから。

 

「いや〜!凄いね光輝君達。たった一月で歴史を塗り替えるんだから。ね、リリィ!」

 

ウキウキと光輝達の功績を純粋に喜び、隣にいるリリアーナに気さくに話しかける鈴。

 

「そうですね。まさか神の使徒である皆さんの力がここまでとは...あっ、決して鈴達のことを悪く言っている訳では!?」

「ううん。別に大丈夫だよ?それに今の生活も鈴は気に入ってるし...それにリリィにはいつも"お世話"になってるから!」

「...は、はぁ?」

 

功績に関わっていないことに謝るリリアーナに対し意味深なことを呟く鈴。

最初に三人で大浴場を覗いて以降、鈴は欠かさず入浴時を覗いていてリリアーナの裸に精液をぶっかけるのがルーティンになっているらしい。

 

そして俺はと言うと....。

 

「な、なぁ◯◯殿?香織はまだか!?」

「あー、もう少しだと思うので...それに王子なんですからどっしりと構えて」

「う、うむ。余は王子なのだからどっしりとだな」

 

香織の帰りをソワソワとしているランデルの相手となり適当な会話をしていた。

ランデルは俺達が召喚された日に香織に一目惚れをし、以降は本人なりに香織にアプローチしている。そして誰から聞いたのか俺が香織の幼馴染みの一人であると知って、最近はちょくちょく診療室に来ては香織についてアレコレと質問してくる。

 

(....難儀だなぁ)

 

しかし当の香織はランデルのことは弟としか見ておらず、多分ランデルの初恋は無惨に散るだろう。ワンチャン必死に頼み込めば今の香織なら童貞を卒業くらいはさせてくれるかも知れないが、まだまだ初なランデルにそんなことは不可能だ。

 

「......お、帰ってきた」

 

しばらくすると光輝達が乗った何台かの馬車が王宮に戻ってきて、馬車が止まると光輝達がゾロゾロと降りてくる。

流石は戦いの場にいたからか全員の顔つきが少し逞しくなっていて、なんだか大人っぽく感じる。

 

「あ、シズシズ!おかえり〜!!」

「きゃっ!た、ただいま鈴。危ないわよ?」

「あはは〜ごめんごめん♪」

 

馬車から降りた瞬間に走り出し、相変わらず凄い強調されているおっぱいに埋まるように飛び込む鈴。それに対し注意するも頬を緩ませ再会を喜ぶ雫。

 

だけど。

 

「....鈴?」

「すんすん...でゅへへ❤️汗の匂いがするシズシズのおっぱいは最高だなぁ❤️」

「ん❤️」

 

そんな感動の再会をぶち壊す鈴のセクハラに少し小さな喘ぎ声を漏らす雫の絡みはある意味日常と言える。

...よく見ると鈴は雫の身体に股間を擦りつけている。

 

そして鈴と雫の絡みに更に一人参加する。

 

「...ホント。"この身体"が無事で良かったよ」

「っ❤️え、恵里?....ひゅ❤️」

 

正面の鈴に対し背後から抱きつく恵里。同じように腰を擦りつけ、丸出しになっている腹に手を回してヘソを擽る。

正面から抱きついている鈴のお陰で隠れ、周囲の人間にはバレてないが恵里の責めに悶えている雫だった。

 

「か、香織!よくぞ戻った!」

「ふふっ。ランデル王子久しぶりですね♪」

「っ、頭を撫でるな!余は王子であるぞ!?」

 

香織はタタタと寄ってきたランデルに微笑ましい笑顔を向け、身長の低いランデルに視線を合わせるために身体を屈め頭を撫でる。

ランデルはランデルで子供扱いされることは嫌がっているが、露出している肩と屈んでいるから至近距離に顔とおっぱいの谷間があることに顔を真っ赤にしていた。

 

「...ただいまぁ〜〜」

「お、おう...ど、どうした」

 

雫達のやり取りを見物していると不意にかけられ、そっちに振り返るとそこには凄い疲れた顔で挨拶をする優花がいた。

 

「ホント最悪。迷宮に潜っている間の食事は保存食か携帯食のみ。騎士団の人達のお陰で少しはマシだけど魔物が出てくるからろくに眠れないし休めない。おまけにお風呂も入れないから髪は痛むし肌は荒れる。戦闘は戦闘で初めの時に比べてミスが許されない上にチートとか言ってもやっぱり格差ができる。しかもナニより最悪なのは男子の視線。戦闘が終わったらコッチを興奮気味に見たり露骨にエロい目で見てくる。それから....」

 

「あー、わかった!わかったから落ち着け、な?」

 

やたら『し』が多く濁った目で愚痴を溢す優花にストップをかける俺。

 

久しぶりに全員が揃い、なんだか懐かしい感じになってしまう。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

雫達が戻ってきてから三日後。

その間、俺達...と言うか主に戻ってきた三人が満足するための日々が続いた。

 

鈴と恵里が二人がかりで香織をフタナリチンコで犯したり。

疲労の溜まり美容に愚痴を溢す優花を診療室に内蔵されている風呂場で再生魔法で身体を綺麗にした後、ソーププレイで本人が満足するまでヤったり。

フタナリチンコを生やした雫が寝ているルルアリア様をノリノリで睡眠姦したり。

なんかふざけて酒を飲んで、酔った勢いで野球拳をして負けた優花と香織の脱ぎたての下着を光輝に送りつけたりなど、とにかく自由気儘にエロい日々を過ごした。

 

そして今日は休養中の光輝達だけでなく俺達非戦闘職も身なりを整え、今回の勇者一行の帰還の本来の目的である隣国にあるヘルシャー帝国の来訪を待っていた。

 

傭兵が作り上げたと言われる帝国は実力主義であり、当初は人間族の絶対神であるエヒトの神託であるにも関わらず興味を持たず放置していたが、オルクス大迷宮の階層を更新したことにより今回の来訪を希望したとのこと。

 

今は王宮にある謁見の間に王国の重臣、騎士団、イシュタルさん達教会の人間、俺達全員が待機していて、しばらくすると帝国の使者と思われる人間達と、一人全身をローブに纏った怪しい雰囲気の人間が訪れた。

ローブの人間を怪訝な目を向ける者がいる中、使者達は重臣達や教会の人間達に一礼をし、イシュタルが口を開く。

 

「よくぞ遠路遥々おい「話の前に少し良いでしょうか?」...なんでしょう?」

 

教会教皇であるイシュタルの挨拶の最中の割り込みと言う、無礼極まりない行為を悪びれもせずにする使者に対し呆れながらも許可をするイシュタル。どうやら今回の無礼な行為も初めてではないらしい。イシュタルの許可を貰ったことで使者の代表と思われる人間が手を上げ、ローブの人間と一緒に前に出る。

 

「おい」

「......はぃ」

 

男の言葉に短い返答をするローブの人間。無音だった謁見の間だからこそ余計に響いたローブから漏れる綺麗な女の声。

 

そして纏っていたローブをパサリと一気に脱ぎ捨てた人間の正体に謁見の間にいた人間は二種類の反応を見せた。

 

一つは女の美貌の良さに対する好意的視線。これは俺達地球から召喚された者達と稀一部の王国の人間。

もう一つは女の"ある一部"を見ての完全な侮蔑による視線。

 

「なんの、つもりで我々の、前に汚らわしき"亜人"を連れて来たのでしょうか」

 

そう、静かな怒りを見せるイシュタルの言った通り、ローブの人間の正体はトータスにおける三つの種族の内の一つである亜人族の女美少女だった。

 

白髪碧眼。しかし目は泥のように濁っている。

 

巨乳・巨尻のスタイル抜群。だけど身体のあちこちには乱暴された後がある。

 

そんなスタイルを強調するかのような露出の高い部族の民族衣装。

 

頭には亜人の象徴であり、その者がなんの亜人であるかを証明するための長いウサミミ。

 

(....マジか)

 

原作の細かい部分は忘れた俺だったが見間違いをする筈がない女の特徴。原作において主人公の二番目のヒロインである"シア・ハウリア"であった。

 

「なに。此度の来訪において我々帝国からの献上品でございますよ。聞けば異世界から召喚された神の使徒様方の世界には亜人が存在しないとのこと。なので是非トータスのことを知ってもらおうと言う我々からの配慮です」

 

教会においてエヒトからの恩恵である魔力を持たず、意味嫌う存在を前に静かな怒りを見せるイシュタルに対し、いけしゃあしゃあと説明を述べる使者。

 

「さぁ、神の使徒の皆様。どなたかこの者を欲する方はおられますか?」

 

俺達...特に男子に目を向ける使者。当然この使者の言う欲するとは性奴隷としての意味である。男子達の何人かは思わず耳を傾けようとするが名乗り出せず、こう言う非人道なことを許さない光輝ですらナニも言えなかった。

 

何故なら....。

 

『汚らわしき獣風情が』

『やはり帝国は野蛮だな』

『この場で処刑すべきだ』

『ふん、空気が汚れる』

 

シアの登場に近くにいた人間がヒソヒソと罵倒をする声。魔物と戦ってきたとは言え、完全な悪意に対しては俺達はまだまだ子供でしかなく、名乗り上げた後のことを考えると恐怖しかない。

 

 

 

 

「はいは〜い。俺その子欲しいで〜す」

『!?』

「!!」

 

まっ、俺にとってはどうでもいいけど。全員、そしてシアが驚く中で俺は元気よく手を上げ堂々と名乗り出した。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

シアside

 

私の名前はシア・ハウリア。兎人族の亜人、ハウリア族族長の娘にして今は男性の性欲を発散させるのが仕事の性奴隷。

 

私が何故こんな目に合っているのかと言うと。

 

本来は亜人族にはない魔力が私の身体には宿しており、亜人族では魔力を持つ者を"忌み子"と呼び迫害します。しかしハウリア族は一族としての絆が強く、魔力を持った私を他の部族にバレないよう大切に育ててくれました。

しかし一生隠し通せる筈もなく私の存在がバレ、一族全員が亜人の国を追放されてしまいました。

 

そして不幸は更に続いたのです。

 

国を追放された後、新たに暮らす森を探そうと進んでいた所、奴隷狩りに来ていた帝国兵に見つかったのです。帝国では亜人は奴隷として扱われ、捕まったら最後という認識。しかも私達兎人族はとりわけ帝国に人気があり、彼らは私達を見つけるや否や必死に捕まえようと躍起でした。

そこで私達は苦肉の策として魔法が使えなく、強い魔物が多いライセン大峡谷へと逃げることにしました。しかし帝国兵の執念は凄まじく、峡谷の唯一の出入口を陣取り私達が魔物に襲われ飛び出してくるのを待つことにしたのです。

 

幸い峡谷には小さな洞窟があり、魔物からの驚異は防げたのですが帝国兵がいる限り私達に未来はありませんでした。

いつまでも洞窟にいる訳にもいかず、食糧も残り僅か。

 

そんな状況で全ての元凶である私はある決心をしました。

 

『ここから消え、私だけが帝国兵に捕まればいい』

 

皆が生き残るため。そう決めた私は皆が寝静まった夜に謝罪の書き置きを残し、罠で捕まえた野鳥の血を身体中に塗りたくり出入口にいる帝国兵の元に一人駆け込みました。

 

その後はあっという間でした。

 

血塗れになった私は一族全員が魔物に殺され、一人命からがら逃げてきてたと演技し帝国兵にわざと捕まったのです。

必死な演技と返り血のお陰で帝国兵は私一人を捕まえた後、アッサリと撤退の準備に入り、奴隷としての首輪を嵌められ私は父様や他の一族の皆に心の中で謝りながら馬車に運ばれました。

 

そこからは地獄です。

 

帝国までの道中、賭けの対象として嫌がる私を面白半分に犯し処女を奪い、自分達が満足するまで身体のあちこちを弄ばれ、時には他の奴隷の女性と互いにヤるように脅したり。

一番ショックだったのは私が帝国兵に犯されることに快感を感じ、淫乱呼ばわりされたことでした。

 

(あはは。私って馬鹿ですねぇ)

 

そんな惨めな思いを残したまま帝都に連れられた私は運悪く(良く?)帝都にいる皇族に美貌を見定められ、隣国にあるハイリヒ王国への献上品として同行することになりました。

勿論、王国に向かう最中も前日まで散々犯され、到着する寸前に献上品として必要最低限の身なりを整えるために冷たい水で身体を洗った後、ハウリアの伝統衣装を纏い私は王国に足を踏み入れる。

 

(私はどうなるんです?)

 

帝国と違い、王国は亜人への迫害が強い。もしかしたら献上品として受け取ってくれないかもしれず、帝国に戻るかもしれない。

あるいは帝国よりも酷い扱いを受けるかもしれない。

 

これまでのことですっかり生気の失った目をするようになった私を待っていたのは.....。

 

「んじゃ、そこの奥にある風呂場で身体を綺麗にしてきてくれ。中にある物は好きに使ってくれて良いから。あ、あと着替えはバスローブを着てくれ」

「は、はい」

 

王国への来訪。謁見の間にて大勢の人に向けられた亜人への侮蔑の視線。そんな中で一人元気良く手を上げて私を所望した私と同い年くらいのそこそこ整った容姿の男性。

 

彼は×× ○○さん。私の主人となり帝国の来訪が終わり、簡単な自己紹介をし、今は○○さんの仕事場兼自室となっている場所に連れられ、背中を押されお風呂場に入りました。

 

(...思っていたのと全然違います)

 

それが私の素直な感想でした。なんでも○○さんはトータスの人間ではなく、魔人族から人間族を救済するために異世界から召喚された人達の一人らしいです。

だから亜人である私への嫌悪感はなく、○○さんや一部の人は戦う力は皆無で自分達の天職にあった仕事に勤めていて、○○さんはマッサージ師とのこと。

 

「あ、早くお風呂に入ら、ない、と」

 

○○さんを待たせてはいけないと脱衣場で素早く服を脱いだ私でしたが、久しぶりに対等な扱いをされたことに思わず言葉が詰まってしまいました。

 

「っ!」

 

そしてお風呂場に入り、お湯の張った浴槽とシャワー、フワフワのスポンジを見た瞬間、私はとうに枯れたと思っていた涙が溢れ出す。

 

「ぐす、ひっく、うぅ!....」

 

久しぶりに入る温かいお風呂に良い匂いのする石鹸。女の尊厳を弄られ、もう一生私は奴隷として汚れた人生を送るのだと。

 

人として当たり前なことに、私は嬉し涙を流しながら久しぶりのお風呂を満喫しました。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

○○side

 

シアが風呂に入っている間、あの後のことを少し思い出す。

俺が手を上げたことに全員が驚き、一応神の使徒である俺が亜人の奴隷を持つことをやんわりと咎めるイシュタル。そこで俺は完全に存在を忘れていた男への絶対催眠を使い、シアのことを受け入れさせた。

 

流石に完全な催眠をかけるとエヒトとかのヤバい存在に気づかれるかもしれないから大きなことはできない。

 

そして俺がシアを貰った後は原作通りに進み、使者の一人と光輝が模擬戦。実はその使者の正体が皇帝陛下であり光輝には期待外れ、何故か俺には楽しそうな表情を浮かべ、次の日には帝国に戻るとのこと。

光輝は光輝で模擬戦の後、シアについて言及してきたけど、そこは正論。帝国に奴隷として戻すくらいなら俺の元で保護し、ちゃんと一人の人間として扱うと誓うと渋々と引き下がった。

 

(どうなってんのかなー)

 

そんな風にシアのことを考えていると....。

 

「....お待たせ、しました」

 

風呂場から上がり、ポカポカと湯気を立てながらバスローブを身に纏ったシアが現れる。相変わらず暗い雰囲気だけど風呂に入りスッキリしたのか、濁っていた目には光が戻っていた。

 

(改めて見るとエロいなぁ)

 

風呂上がりのしっとりと艶のある白髪。薄い生地のバスローブが身体に張りつき、抜群のスタイルが強調されている。外すつもりであるが奴隷の首輪が余計にエロい。

チンコはガチガチに勃起してるし、今すぐ押し倒したい衝動に狩られるが"それより"も大事なことがある。

 

「あー、シア。悪いけどバスローブ脱いでもらって良いか?」

「っ!はぃ....」

 

俺からの命令に身体をビクッと震わせるも素直にバスローブを脱ぎ、俺の前に裸を晒け出す。

 

(ヤベぇ)

 

生で見ると更にわかるエロさ。頭と同じ色の白髪な陰毛、濁った目と身体の跡で予想していたけど多分色々な男に弄られた乳首は黒ずみ、マンコは少しグロテスクなのが逆に。

 

「.....あの」

「(おっと)あ、あぁ。惜しいけどヤるつもりは...ない。すまないがそこの寝台に座ってくれるか?」

「??..は、はぁ」

 

思わず本能まま襲いそうになるがシアの一言で我に帰る俺。そして恐らくヤると思っていたシアに勿体ないと感じながらも寝台に座ってもらう。

 

「じゃあ、しばらくそのままでいてくれ」

「はい」

 

寝台に座ったシアの背後に立ち、俺は魔力を両手に集め再生魔法を発動させる。

 

(さて、と。結構大変そうだけど頑張るか)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

シアside

 

○○さんの命令で裸になった私。

 

最初は帝国人と同じように犯されると思っていたのですが、寝台に座るよう指示を受けたことで別の目的があるようです。

 

「じゃあ、しばらくそのままでいてくれ」

 

その言葉を聞き私は○○さんの言う通りじっとしました。○○さんが両手に何やら魔力を籠め始め、しばらくすると私の背中に優しく両手で触れました。

 

(あっ....凄い心地良いですぅ)

 

ナニをしているかはわかりませんが手から流れてくる不思議な感覚。全身に暖かいナニかが駆け巡り、身体の痛みや疲労、そして悪い部分が治っていくのが自分でもわかります。

しばらくその感覚が続き、私がふんわりとした気持ちで堪能していると不意に背中から手が離れました。

 

(あっ....)

 

全身を巡っていた感覚が無くなり、つい残念に思ってしまって私は後ろを振り返る。

そこには魔力が切れたのか息を乱し汗だくになっている○○さんがいました。

 

「あ、あの!大丈夫、ですか?」

「ははは、正直かなりキツい....でもお陰で"ほとんど"治せた。ほら鏡見ろ」

 

疲労困憊の中、○○さんは部屋にある等身大の大鏡を指さし、私はそのまま羽のように軽くなった身体を持ち上げ、大鏡の前に立ちます。

 

「.....えっ?」

 

そこに写っていたのは帝国兵により散々陵辱され汚れた私ではなく、捕まる前の綺麗な私がいました。

 

乳首は元のピンク。

身体中にあった乱暴された形跡はなくなり。

グロテスクな見た目だったおマンコのヒダは元に戻ってました。

 

「っ、あ、あ、あの、こ、これって!!」

「お、落ち着け。魔力切れだからあんまり大声を出さないでくれ。身体に響く」

「あっ、す、すみません」

 

今の自分の状況に戸惑い興奮していた私でしたが、○○さんの一言で我に戻り静かになります。

 

「えっと。取り敢えずシアの身体を治したのは俺の持つ再生魔法。秘密にして欲しいんだけど一応は治癒魔法の上位互換。凄いだろ?だからシアの"性病"のほうも治しといた」

「す、凄いです...って、え、せ、性病?」

 

○○さんの凄い魔法の説明の後に出た性病と言う単語に思わず私はポカーンとしてしまいました。

 

「そ、結構ヤバい感じの。知らなかったのか?」

「は、はぃ」

 

確かに今まで散々色んな男性に犯されてきたのだから持っていても可笑しくないです。

 

「(あれ?てことは)あのじゃあ帝国の使者の人達は?」

「もしヤってるんだったら確実だな」

「...ふ、ぷふっ!あはははっ!」

 

本来なら悪い、それか不味いことですけど今まで私を犯してきた帝国人だと思うと不思議と笑いがこみ上げてきて、私は久しぶりに笑いました。

 

私の笑いに今度は○○さんがポカーンとしていて、私は一頻り笑うとずっと気になっていたことを失礼だと思いつつも聞くことにしました。

 

「はぁ、はぁ。あ、あの○○さん。一つ聞いても良いですか?」

「ん、あ、あぁ。なんだ?」

 

既に奴隷と主人とは思えない距離感だなと感じながらも、私は一度深呼吸をして真剣な眼差しを○○さんに向け。

 

「○○さんはなんで私のことを欲しいと思ったのですか?」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

○○side

 

「○○さんはなんで私のことを欲しいと思ったのですか?」

 

シアの身体を治して性病のことを話し、本人がそのことに対し大声で笑い終わった後に真剣な眼差しでそんなことを聞いてきた。

 

(なんで欲しいと思った、か)

 

俺自身、よく考えてみるとわからない。

 

原作ヒロインだから?

帝国に奴隷として捕まり、可哀想だったから?

ヤりたいから?

 

どれも間違っていないけど、しっくりこない。

 

(あ、多分これだ)

 

魔力切れで意識が朦朧とする中、真剣な眼差しを向けるシアに俺はこう答えた。

 

「折角おっぱいデカくて可愛いのに雑に扱われてて勿体ないから」

 

原作ヒロインだしヤりたい。なのに帝国はシアを只性処理の道具として雑に扱い、折角の美貌を台無しにしてしまった。

 

「(も、う無理だー)悪、い、もう限界だから棚にある、物好きに食ってく、れ」

 

我ながら下衆だなと思いつつも俺は意識を手放してしまった。

 

「.......ふふ」

 

最後に見たのは下衆な発言をした筈なのに何故か微笑むシアだった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

シアside

 

「悪、い、もう限界だから棚にある、物好きに食ってく、れ」

 

そう言って○○さんは寝台の上で倒れるように眠りにつきました。

 

『折角おっぱいデカくて可愛いのに雑に扱われてて勿体ないから』

 

「....ふふ」

 

○○さんが私を欲した理由。それは帝国兵とほとんど一緒のことなのに、気遣ってくれるだけで嬉しいと思う私がいました。

 

(私ってチョロいですねぇ)

 

○○さんに毛布をかけ私も隣に入ってぎゅっと腕を絡めます。

 

(...今日は久しぶりに良い夢が見れそうです)

 

父様、それに他のハウリアの皆も。色々と酷い目にあいましたが私はなんとか無事に生きてます。

 

 

 




シアのエロは次回以降です。

このシリーズにおいてヒロインの変更。ハジメの魔王回避によるシアの帝国の性奴隷√&オリ主との邂逅でした。
ハジメが魔王にならない場合でシアを登場させようと思ったら、こうなりました。

・シア

原作通り魔力を持っていることから、一族もろとも亜人の国を追放された。
その後も奴隷狩りをしていた帝国兵に見つかり一族を助けるために一人わざと帝国兵に捕まり、処女を奪われ性奴隷となる。ひたすら身体を陵辱され、王国への献上品として連れられ○○と出会う。
原作同様チョロく、最初は目が濁っていたが○○により少し救われた。
ちなみに最初のほうで性病をもらっており、皇帝を含むほとんどの男は感染していたりする。

・ランデル

不憫な王子。最近性に目覚め、リリアーナの下着をこっそり盗んだり、香織や雫の格好にムラムラしている。




次回、と言うか次の投稿は最近見たラブライブスーパースターの話で面白い案が浮かんだのでその短編か、今回の続きになると思います。
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