ヤンデレ化するオペレーターを選択肢で回避してハーレムを作る 作:黒縫
コメント待ってます、励みになります。書くスピードもあがるかも。
「ひとまず、話をしようぜ。例えば…、お前の死に場所とかさ。」ザッザッ
上級術師の歩みは止まらない。
前へ前へ、死神がゆっくりと『今世とのお別れをして待ってろ』とでもいわんばかりに、その一歩が重く汗が吹き出る。
「ふーん…怖くないのか。舐められたもんだな。そんなに死に急ぐ…いや生き急いでどうすんだ?てめぇ。」
声がでない。言葉を頭で手繰り寄せようとするが思考が定まらない。
「…ぁ…っ、」グッ
「たどり着いたぜ。」
気づく頃には遅く、逃げる機会を失い…。
そいつは不適な笑みを浮かべながら目の前に立っていた。
『 じゃあ…軽く、死んでくれや。ドクターさんよ。 』
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上級術師隊長視点
「………………………。」
そいつに視線を合わせる。
死ぬことで解放される喜び、安堵。
申し訳なさ、悲しみ。気がかり。
理性との狭間。怯え。
恐怖。畏怖。
「色んな者を見てきたが、この状況理解してんのか?圧倒的強者に歯向かうような目をしているのはてめぇだけだ。」
どんな野郎とも違う決意の目。
死んでも死にきれない、その目は。
甘えや赦しじゃねぇ。ただの興味本位。
こいつの部下にどれだけ仲間が殺されたとおもってんだ。許すわけねぇだろ。
絶対にこいつは殺す。何があっても手がねぇ今でもワンモーションで殺れる。
でも。
嫌いじゃねぇ。
だから。
「今すぐには殺さねぇ。だがいつか殺す。話してみろ。ここでなにをしてんだ。」
話す機会をくれてやる。
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ドクター視点
「ここでなにをしてんだ。」
どうした、殺さないのか?
こいつの意図が読み取れない。
下手なことをいえば死ぬ。
嘘をつけば、勿論死ぬ。
破れたローブから見える腕や脚には、今までつけられたであろう癒えない傷痕。
それは彼が歴戦の猛者と暗示していた。
駄目だ、ここは『素直に話す』しかない。
「…人探しだ。歳は未成年の私の肩の高さしかない女性だ。」
………………………。
「ふんっ…、あー…あー….、何だクソッ、わーたっよ。察するに、あのクソガキはてめぇの元から逃げたのか?アイツのおかげで嫌な女と対峙することになった張本人がよ。」
さっきまで対峙してたから、覚えておいたんだろう。しかし、クソガキとは。
仲間をそんな風に呼ばれるのは嫌いだ。
「あぁ、口が滑ってもそのクソガキという言葉は訂正してほしいが、アンタがいう娘で違いない。」
「ソイツならピーピー泣いてたぜぇ。俺にオモチャみてぇなロボット壊されてよぉ。」
っ………………!
癪に触るが、堪えろ。今がそのときではない。
「耳障りだ。レンズは大事な仲間だったんだ。シーンが涙を流すのは当たり前だ。これ以上貶すな!!」
「はんっ…!お前は戦場でどれだけの数の感染者が野垂れ死ぬか知らねぇようだな。まさに聖人君子気取りか、おいっ…!」
『 戦場で失うことは世の常だ 俺の仲間だって てめぇに殺されてる それを貶すなだと…? 』
『 言葉は慎めよ。ただの高みの見物を決め込んでるデクが。語る資格はねぇんだよ。 』
言葉の刃が胸を抉る。
「くぅっ…………、!」
そうだ、私は上から高みの見物をしているだけの男だ。ましてはコイツは戦場でいつ死ぬかもわからない身に、恐怖心に抗い生きている。
言葉の重みが違う…。
少しの沈黙があった。するとローブの男は飽きたように溜め息をする。
「…………、もういい…話すことは尽きた。やめだ。これ以上てめぇなんかの話を聞いててもつまらねぇ平和ボケした甘チョロい考えを聞かされるだけだ。さっさといけ。俺の気が変わる前にな。」
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ドクター視点
私は逃げた。
全速力で、脇目も振り返らず。
息が荒くなる。何処へ行くかもわからず。
ただ、走る。
「はぁっ""はぁっ""…!!!!」
初めてだった。
こんなにも納得してしまったのは。
自分の考えの甘さ。戦地へ赴くオペレーターにたいして、何も分かっていなかったなんて。
悔しくて涙が溢れる。
クソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソックソッ!!!!!!!!!!
「…クソッッッォォォ!!!!!!」ザッザッザッ
情けない男の雄叫びは森に響き渡った。
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シーン視点
なにもいわずに、拠点から出てきてしまった。不甲斐なさがわたしをそこにいたらいけないと頭のなかでぐるぐる囁くからだ。
「…レンズ…………………、っぅ…」ポロボロ
さっき集め終わったレンズの部品を腕のなかで大事にしまう。動かない、話さない。
何も応答もしないレンズをみて涙がでてしまう。
「さみ…しいよ…。」ポロボロ
わたしはこのままここで、きえてなくなりたい。
もとに戻る保証がない。
数々の思い出がつまったわたしたちのメモリーカード。
空は暗く、帳を下ろす。
ここが何処だかもわからない。
独りじゃなにもできない。
「なにがしたいのか…わかん…ない」ポロボロ
無意識にことばでる。
心がからっぽの空につぶされそう。
「たすけて…………。どくたー………。」
次回が終わってからのキャラ候補
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ホルン
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リィン
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ケオベ
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シュウ