「ほら……♡ あなたがだーいすきな、生のおっぱいだよー♡」
ミオは膝枕に乗せた頭を愛しげに抱き締めて、おっぱいをぱふり、と顔に乗せる。
視界が奪われた。世界が光を失った。それでも、じんわりと広がる温かい熱は消えなかった。
目を無理矢理開けても、ミオの瑞々しいおっぱいしか見えなくなっている。それが何よりも幸せだった。
少しだけ蒸れている下乳には、ミオの甘くて濃い香りがギュっと詰まっていた。
ひと嗅ぎで絶頂するほどのフレグランスに包まれて、頭が考え事を放棄してしまう。
「ん、んっ……♡ 鼻息、ふんふんしてくすぐったいよぉ……♡」
ぴっとりと顔にのしかかる重たいおっぱいの温もりが、とろーりむっちりとたわんで、顔に融けかぶさってくるようだった。
それは、顔全体で大量のカスタードクリームを味わうかのように、甘くて温かい至福だった。
「うふふ……♡ そんなに、おっぱいが欲しかったんだねぇ……♡ おー、よちよち……おっぱいがぷにゅぷにゅだぞーっ……♡ んーっ……♡」
ミオは赤子をあやすように、自分のおっぱいをこちらに押し付けるようにして遊んだ。
にゅりにゅりと暴れる乳房に顔をもみくちゃにされ、幸せすぎて脳が本当に破壊されそうだった。
乳房の肉感はぷるりと艶めかしく、それでいて、しっとりとしていた。温めた半生プリンのように肌に吸い付き、パックのような密着感で愛情を浸透させてくる。
「ふふ……今日も、たくさん頑張ったねぇ……♪ 大変だったよねぇ、つらかったよねぇ……。でも、もう大丈夫だから……♡ ママがぜーんぶ、なんとかしてあげるからね……♡」
ミオの肯定と励ましは、心の表面だけじゃなく奥底まで届き、ドロついていた不安と焦燥を浮かせてくれる。
「よしよし、いいこいいこだよ~……♪ あなたはねぇ、すっごく頑張り屋さんだから……今日もずーっと、無理してないか心配だったんだよ……」
全身に施す最高級のマッサージでも癒やせない、強くこびりついた毒素をじんわりと温め、剥き出しの心身で優しく洗ってくれていた。
「でもね……こうやって、ちゃんとママを頼ってくれて……うちは、とても嬉しいんだぁ……♡」
これでもか、というほどに骨抜きにされたところで、天国はまだまだ深さを増していく。
ミオの手が肩をタッピングし、心音を思わせる優しいマッサージで安心感をさらに強めてくれた。
「とん、とん、とん……♡ えへへ……♡ うちの胸の音……お腹の中で聴いたら、こんな感じなのかなぁ……なんて……♡」
くすくすと笑ってから、ミオは子守唄を鼻で歌いながら身体を揺らし始めた。
たぷたぷとほっぺたの上で踊るおっぱいの感触と相まって、まるでゆりかごのように意識が揺らされた。
しばらくの間、ミオはそうやって、徹底的に癒やしてくれていた。そのおかげで、外の世界で感じた余計な苦悩を、全部さっぱりと霧消することができたのだった。