ミオのおっぱいに包まれて、幸せが胸いっぱいに広がっている。
こちらの安心を悟ったのか、ミオはくすりと笑って身体を動かした。
「うちのおっぱいまくら、楽しかった? あははっ……自分で言っといてアレだけど……なんかヤだな、これ……恥ずかしいや……♡」
おっぱいをふるるんと揺らしたミオは乳枕をといて、こちらの背中を太ももに乗せるように身体をずらす。頭を優しく、しっかりと抱きかかえて、下乳の高さで固定した。
なんだか久しぶりに彼女の顔を見た気がする。すぐそばで美味しそうに揺れる、肉肉しいおっぱいが目に嬉しい。
「……さて……。そろそろ、あなたの好きなアレ……始めよっかねぇ……♡」
この体勢は、片方のおっぱいを口に含ませ、相手の陰茎を弄ることに特化したもの。俗にいう『授乳手コキ』のオーソドックスな肌の重ね方で、ミオが最も得意とする体位でもあった。
ここからは、甘いだけだった癒やしの時間に、熱い情事の火が燃える。
彼女もそれを自覚しているのだろう。月明かりの中でもはっきりとわかる赤さの頬に、恥ずかしそうな笑みを浮かべていた。
「あっ……こーらっ……♡ またそうやって、おち×ちん、そんなにワガママにおっきさせてぇ……♡ まだ、だーめっ♡」
快楽を求めて鎌首をもたげた聞かん棒を、ミオがツンツンとつついてあやした。
手が届く位置にある勃起を弄びながら、乙女のようにはにかんでいたミオ。
そんな彼女に爆発しそうな愛しさを感じていると、それに応えるように、ミオの手がこちらの頭を優しく撫でてくれた。
それから少しだけ身を屈めて、上向いている乳首を顔に近付けてくれる。
「見てるだけじゃ、お腹も、心もいっぱいにならないからね……♡ ん……よいしょっ……♡」
吸い付きやすそうな、そのために付いていると言わんばかりに自己主張をする、可愛く結ばれた蕾に唇を寄せる。
「あぁっ……んんっ……♡ はぁ……はぁ……ふぅ……♡ うちのおっぱい……たーんと、めしあがれ……は、ふぅ……んっ……♡」
ぽってりと勃起した乳首は、唇と同化しているかのようにフィットする。
赤子が無意識におしゃぶりを咥えるように、ミオのぷっくりとした丸みの強い乳首をついばみ、吸い込み、舐め回す。
「や、ぁんっ……♡ ちょ、っと……はぁっ、はふぅ、はぁっ……♡ いきなり、そんなっ……激しい、よぉっ……♡」
くぐもったミオの嬌声に興奮が滲むと、その熱っぽさに合わせるように、おっぱいがビクビクと震えだす。
唇で乳首を強く挟んで、たわわに実ったミルクタンクをギュっと搾る。その中に溜まっていた愛情を吸い出すように、音を立てて乳を吸った。
「あは、あっ、あっ……きゃ、んっ♡ だめっ……だめぇっ……♡ そんなに吸ったら……おっぱい、出ちゃうよぉっ……ああんっ……♡」
ミオの剥き出しの肩が切なそうに震えて、大きく育った乳房の先端からじんわりとミルクが滲み出た。
彼女はまだ妊娠していないはずなのに、恋人に母性を感じすぎているせいで母乳が出てしまうカラダになっていたのだ。
「あっ、あっ、やあーっ……♡ まってぇ……今、そんなにされちゃったらっ……出ちゃう、出ちゃうからぁっ……♡ やぁんっ……ホントにっ……あ、あっ……はううんっ……♡」
乳首を舌のざらつきで刺激すると、ミオが背を震わせて喘ぎ声を漏らし、母乳の量まで増していく。
ぴゅるぴゅると小さな噴水のように乳首から噴き出し始めた雫が、部屋に差し込む月光を甘美に濡らし、香らせた。
「はぁーっ……はぁーっ……♡ お、おっぱい……また、たくさん、出ちゃったっ……♡ あぁ、んんっ……恥ずかしいよぉ……♡」
ミオのおっぱいから滴る乳白色の汁が口内に満ちる。ほんのりとした上品な甘さと優しい香りが体内に沁み込むのを、目を閉じて堪能した。
飲み下しても喉に引っ掛からない、牛乳よりも飲みやすくて美味しい母乳だった。
「んっ……あ、ぁっ……♡ そんなに、こくこく飲んじゃって……はぁっ……♡ う、うちのおっぱい、そんなに美味しいの……?」
ママのおっぱいに夢中な赤子は喋らない。そんな余裕など、どこにもないからだ。
ただ欲求を満たすために、乳腺から噴き出す至福の雫を吸って、舌で転がすように味わい、喉をちゅるりと嚥下させていく。
「んっ……そっか、そっか……♡ たくさん飲んで……たくさん、元気になってね……♡」
ぷりぷりの乳首の感触で唇が喜んでいるのに、牛乳を長時間煮込んだような飽きることのない自然な甘みで舌が踊る。喉だけじゃなく、心に潤いが満ちていく。
母乳を伝って溶け込んでくるミオの優しい熱が、体内に浸透しておだやかな火を灯すようだった。
身体の内側から癒やしが広がって、もどかしくてたまらなくなって、ミオのカラダを強く抱き締める。
「きゃっ……ん、もぉ……♡ そんなにギューってされたら……ママ、嬉しくなっちゃうよぉ……♡」
そのとろけるような声が脳髄を甘く震わせて、神経に電流を走らせる。たまらず、薄く開いた目を向けた。
おっぱいの対岸に見えたミオは、照れくさそうに、幸せそうに笑っていた。
胸がギュっと締め付けられるほどにミオが愛しくて、息が詰まるほどに苦しかった。授乳をされながら、五感の全てがミオで染まっていくのを感じた。
ここまで心酔してしまうと、この接合をといてしまったときに、寂しさを覚えてしまいそうだった。
「えへへっ♡ だいじょーぶだよ……♡ うちは、ずーっとあなたと一緒に居るからねぇ……ん、ちゅっ……♡」
ミオママには、何も言わなくても伝わってしまうらしい。
寂しがり屋な赤ん坊に不安を感じさせないために、おでこに触れるようにキスをして、抱擁力を少しだけ強めた。
その、ちょっとばかりの息苦しさすら、ミルクの香りとミオの体温のおかげで心地良く感じられた。