※この作品はR-18です。

リナリー・リーの悪夢   作:ニコニコ大元帥

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羞恥

『マズハフェラカラダナ』

「ふぇ……ら……?」

 

 初めて聞く単語にリナリーは疑問符を浮かべていた。

 当然と言えば当然の反応だ。彼女は自慰と言うものすらしたことがないのに、フェラチオという単語とその行為について知るはずもなかった。

 

『ナンダ? フェラヲ知ラナイノカ?』

「すみません……知りません……」

『ハハハ! 人生初フェラカ!』

 

 【AKUMA】はおもむろに立ち上がり、リナリーに近づいた。

リナリーまだ【AKUMA】が自分に何をさせたいのかわからないでいた。

疑問渦巻く中、【AKUMA】は更に歩みを進め、リナリーの鼻先に股間が擦れる程接近すると――

 

『ココヲ口デシャブルンダ』

「……え? えぇ!?」

 

 その言葉に赤面して口元を抑えるリナリー。初めて見せる年相応の反応だった。

 

 ここ? ここってまさか、おち……おちんちんの事……?

 

 【AKUMA】はリナリーの反応を楽しみながら、次の指示を出した。

 

『オレノ股間ノ毛ヲドケテ、チンコヲ出シテミロ』

「ち……!? おちんちんを……!?」

 

 グイっと顔に密着する股間を凝視するリナリー。興味があるとかではなく、単純に思考が停止したと言った方が正しいか。

 立て続けに起こる新しい情報、この世にそんな行為があるのかという驚きなど、リナリーの頭はパンクしていたのだ。

 

『ホラ! 早クシロヨ!』

「……は……い……」

 

 目が回り、頭がクラクラした状態でリナリーは【AKUMA】の股間に手を伸ばした。

 

【AKUMA】はズボンや下着というものを身につけておらず、下半身は毛で覆われているだけだった。

リナリーが股間に触れると、若干体が小刻みに震える。どうやら感覚があるようだ。

まるで宝探しのように、恐る恐る毛をかき分けて【AKUMA】のペニスを探し――

 

「あ……あぁ……!」

 

 【AKUMA】のペニスが露わになった。

 まだ勃起をしていないため、大きさはそれ程ではないが、リナリーの鼓動は速くなり、頬も火照り、汗が頬を流れ、思わず生唾を飲み込む。

 

 子供の頃、兄さんと風呂に入った時に見たモノにそっくり……

 

 リナリーは異性のペニスなど見たことが無かった為、知識がまるでなかったが、今視界の九割近くを占めている【AKUMA】のイチモツは包茎で、大きさは彼女の親指くらいだろうか。

 リナリーは命令も忘れ、ある種の好奇心に支配されながらマジマジと【AKUMA】のペニスを見ていると、それに気が付いた【AKUMA】がリナリーに問いかける。

 

『ナンダ? ソンナニチンコ気ニナルノカ?』

「ち、違っ……!」

『ギャハハハハハ! ソウ否定スルナ! 俺ノチンコハ包茎ッテ言ウンダ!』

「包茎……ですか?」

『アア! 普通ハ皮ガ剥ケテルンダガ、包茎ハ皮ヲ被ッテイルンダ!』

 

 彼女の人生の中で恐らく一生使うことのない知識を吹き込まれる。

 

 何で今こんな知識を私に教える必要があるのだろうか?

 

 答えはすぐに訪れた。

 

『ナアリナリー? 俺ノチンコハドウダ?』

「へぇ……?」

『可愛イダロ? 皮被ッテルンダゼ?』

「は、はぁ……」

 

 それが狙いだったのか……。リナリーは大きなため息を吐き、呆れた表情で【AKUMA】のペニスを見つめた。

 

 可愛い? 冗談じゃない。【AKUMA】のペニスなど汚物の中の汚物でしかない。こんな醜悪なイチモツに愛情感情など抱くわけがない。

 

 しかし、自分の置かれた状況忘れたわけではない。リナリーは若干引きつった笑顔を浮かべ、出来る限りの慈愛に満ちた声で――

 

「わ、わぁ! 皮被ってるなんて可愛いおちんちんですね! とってもシャイなおちんちんさん!」

『プッ! ギャハハハハハ!!』

「っ!」

 

 いくら本心ではなく言わされた言葉だったとはいえ、恥ずかしさを通り過ぎて死にたいと思う程の羞恥心がリナリーを襲った。

 

 その時――蝋燭の灯よりも真っ赤になった顔をした彼女の言葉に反応してか、【AKUMA】のペニスが大きくなり始めた。

 風船のように膨張し、下を向いていた亀頭がリナリーの口元にいざなわれるかのように反り返り、元の大きさの三倍近いサイズにまで勃起した。

 

『オ前ノ反応ト言葉ヲ聞イタラ大キクナッチマッタゼ!』

「…………」

『アトハ……ワカルナ?』

「…………はい」

 

 心臓の鼓動のように脈打つペニスを視界にとらえたリナリーは……さらに一歩前に出た。

 

 




ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。

本当はこの話から行為をおっぱじめたかったのですが、予想以上に前振りに時間を持っていかれてしまいました。

なので、今度こそ、今度こそ次回から事が始まりますので、お楽しみに!!
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