『マズハ匂イヲ嗅イデミロ』
「っ! は、はい……」
恐る恐る顔を近づけたリナリーだったが、まだ息を止めていた。
【AKUMA】のペニスと自身の顔との距離は10㎝も離れていない。この距離からだとペニスの裏筋に流れている血管がはっきり見える程だ。
「……っ!」
だんだん息が苦しくなってきたリナリーは腹をくくった。
まずは軽く――
ゆっくりと――
少しだけ――
「んぐっ!? げほっ! げほっ!」
瞬間、肺にため込んだ以上の空気が口から咳となって溢れ返した。
たったいま取り込んだ空気を外に出そうと終わらない咳が続く。
リナリーが嗅いだ【AKUMA】のペニスは、彼女が今まで嗅いだことのある全てを凌駕するこの世のものではない悪臭だった。
腐ったチーズ……なんて生易しい。強烈な刺激臭が鼻腔にとどまり続け、いくら新しい空気を取り込んでも浄化される気配が全くない。
『ナンダァ? ソンナニ臭イノカ?』
「げほっ! おえぇ……!」
返事をする余裕もないリナリーを見下す【AKUMA】は、何かを思いついたように左手の手のひらを右手で叩き、おもむろに手を伸ばす。
「へぇ? んん!?」
『ヘヘヘ! コレデ気ニナラナイダロ?』
【AKUMA】はリナリーの鼻をつまみ上げた。
鼻がもげる……といったわけではなく、ただ鼻をつまんで呼吸できなくさせるのが狙いだった。
「はぁ! はぁ!」
鼻から酸素を取り込めない以上、残された道は口呼吸しかなかった。
酸欠の金魚のように口をパクパクと動かすリナリーの様子をしばし楽しんだ【AKUMA】は――リナリーの口に自分のモノを押し込んだ。
「んむぅ!?」
口いっぱいに広がる【AKUMA】のペニス。まだ鼻をつままれているため臭いや 味はわからないが、呼吸が一切できなくなった。
リスのように頬を膨らませ、涙目に上目遣いで【AKUMA】の足を叩きながら気道確保を懇願するリナリーの表情と行動に【AKUMA】の嗜虐心はくすぐられ、より一層イチモツは大きくなる。
このまま喉奥まで突っ込み、道具のように扱ってもいいか――
【AKUMA】の脳裏によぎったが、それは気を失った後でも、死んだ後でも出来ると判断した。
今は意識のあるこの女で楽しみたい。
そう決断すると、【AKUMA】はゆっくりとつまんでいた手を離した。
「っ!」
気道は確保されたものの、流れ込んできた空気は新鮮で澄んだものとは程遠かった。
蒸れた獣臭? 腐った卵? いや、その全てが香ばしく思える程の異臭が鼻から流れ込んできた。
だが、口の中に広がる味覚はそれを遥かに凌駕していた。
口内の8割近くを侵略しているソレは、なんとも生暖かく、蒸れた感触が舌いっぱいに広がっていた。
味は……トレーニングの際に不意に口の中に入る自分の汗のような塩味、作ってから数週間は経過したシチューのような……とにかくこれ以上類似の味を探求したくなくなる味をしていた。
『リナリー? ドウダァ?』
「ふぅ――ふぅ――」
『ギャハハハハハ! 味ニ酔イシレテルノカァ? ヘヘヘ! ソレジャ自分デ吸イ付ケ!』
冗談じゃない。口に入れているだけでこれ程の屈辱、嫌悪、嗚咽、不快感を感じているのに、自分で吸い付けですって?
でも……やるしかない……
それに、私が舐めとれば……この臭いも消えるのかな……?
リナリーは――【AKUMA】のペニスを吸い始めた。
「ん……ん……」
健気で可愛らしい声と吐息を漏らしながらリナリーの頭が前後に動き始めた。その動きは一定のリズムを刻み、ゆっくりと丁寧に【AKUMA】のペニスを舐めとり、吸い上げる。
『随分ト丁寧ニシャブルナァ! ソンナニオレノチンコ美味イカ?』
今すぐこの【AKUMA】のイチモツに噛みつてやりたい。いや、嚙み切ってやりたい。
そんな衝動をグッと堪え、リナリーは口からペニスを出すと、上目遣いで【AKUMA】の顔を見上げる。
「は、はい! とっても美味しいおちんちんです!」
『ギャハハハハハ!! ソウカソウカ! オレノチンコハ美味イカ!』
「はい!」
『生マレテカラ一ヶ月経ッタガ、一回モ洗ッタ事ガ無カッタンダ。ソンナチンコガ美味イトハ、オ前ハ中々ノ変態ダナ!』
「っ!!」
『オラ! サッサト続ケロ!』
「は、はい! あ、あ~~……」
パクッと小気味い音を立てながら口いっぱいにペニスを頬張る。段々と薄れていく味に安心するリナリーだったが、次なる指令が下される。
『ウ~ム……優シインジャイマイチ感ジネェナ。オイリナリー』
「ぷはぁ! は、はい。なんでしょうか……?」
『モット強ク吸イ付ケ』
「へぇ!?」
『ナンダ?』
「い、いえ……」
これ以上に強く吸い付けですって……? 冗談もいい加減にしろ……
心の中とは裏腹に、リナリーの決心はついていた。
「それでは……」
再び【AKUMA】のペニスを加えこむ。
先程よりも強く吸いつくリナリーだったが、自然と瑞々しい卑猥な音が鳴り始めた。
「じゅる……じゅる……」
『オオ! オオ! イイゾリナリー! ソノ調子ダ! モット吸イ付ケ!』
空腹の赤子が母親の母乳を吸うが如く、リナリーは勢いよくペニスを吸い上げる。
唾液を絡ませ、口を窄ませ、ポンプのように吸いついていると、亀頭から何かがにじみ出ていることに気が付いた。
味の判別をしている余裕はなかったが、尿……というわけではなく、粘質のある液体だった。
『リナリー……』
「……? んぐぅ!?」
突如【AKUMA】はリナリーの左右のツインテールの根元を掴んだ。先程までは完全にリナリーのみを動かさせていたが、今は自らも動き、腰を前後に振り始めた。
一突きするたびにペニスが喉奥に突き刺さり、呼吸もままならない状態になるが、力で【AKUMA】に敵うわけもなく、涙を流そうが、首を左右に振ろうが、彼女の意志など完全に無視され、なされるがままに使われていく。
『オラ! オラ! オラ!』
「んん! んぐっ! んぎゅっ! おごっ!」
段々と突く速度が増していき、それに比例して亀頭からあふれ出てくる液体の量も増えてきた。
『ッ……!』
すると、【AKUMA】は一旦腰を止めて、リナリーの口からペニスを抜いた。
咳き込むリナリーの口からは【AKUMA】のカウパーと唾液の入り混じったモノが零れ、口の周りには【AKUMA】の陰毛が数本貼り付いていた。
『ヘヘヘ! マダダ! マダ出サネェゾ! タップリ楽シマセテモラウゼ!』
「はぁ……! はぁ……! は――んぐぅ!!」
休憩時間は僅か3秒。
再び喉奥にペニスをねじ込まれた。
今度はゆっくりと喉奥にペニスを押し込むと――そのまま抜かず、動かず、静止した。
「………………!!」
『オオッ……! 喉ガボコボコ……! 変形シテ……! ヤベェ……!』
気道を塞がれ、鼻には【AKUMA】の陰毛が入り込み、失神寸前状態に陥ったリナリーは焦点の合っていない虚空は目つきとなり、白目を剥き始める。
『ギャハハハハハ! 【エクソシスト】ノアヘ顔トハ、中々ソソル!』
弧を描くように腰をグリグリと動かし、リナリーの喉をさらに掻き回すように責め立てる。
『ドウダリナリー!』
「………………!!」
『オオ……!』
ブラックアウト寸前で【AKUMA】はゆっくりとペニスを抜いた。
しばし放心状態のリナリーだったが、すぐに覚醒し、何よりも欲した酸素を肺に取り込む。
「はぁ……! はぁ……! ごほっ! はぁ……!」
『ヘヘヘ……』
「んん!!」
間髪入れずに再開された行為。今度は際程と打って変わって力任せに、何度も何度も高速で突っ込まれる。
「んん! んぐっ! んぎゅっ! おごっ!」
『オ前ハ……! 最高ノ……! 性奴隷ダナゼ……!』
前歯が取れそうに成程強烈な突きが、秒間6~7回という間隔でリナリーの喉奥に突きこまれる。
「ごきゅ! んぐぅ! おぐっ!」
『アト一時間ハ楽シミタカッタガ、モウ我慢デキネェ!』
異種間とはいえ、目の前にいる女は滅多にお目にかかれない程可憐で美しい上玉。
しかもそれが、本来ならば自分を破壊してくる【エクソシスト】という存在。
なのに、今は自分の性奴隷としてなされるがまま服従し、慰み者となって自分のイチモツを咥えているのだ。
最高のスパイスだ。これで興奮しないわけがない。
【AKUMA】自身、これ以上我慢する余裕もない程昂っていた。
『イクゾリナリー……! タップリ出シテヤルカラナァ……!』
「んぐぅ! んもっ! ごきゅ! んぐぅ!」
『出ル! 出ルゾォ! リナリー! リナリーィイイイイ!!』
加速するピストン運動――
勢いを増す【AKUMA】の突き――
飛びそうになる意識――
そして次の瞬間――
「んぐぅうううう!!??」
【AKUMA】は今日一番の突きをリナリーの喉奥にかました。
それと同時に、亀頭から精液が飛び出した。
『アア! アア!』
ビクビクと脈打ちながら噴き出す精液は人間の数倍――いや、十数倍にも及び、容赦なくリナリーの喉で溢れかえり、胃に流し込まれていく。
「ごぶっ! おぶっ!」
勢いも半端なものではなかった。リナリーの飲み込む速度を遥かに上回った射精は、あっという間に逆流し、口からだけでなく、鼻からもあふれ出す。
『ギャハハハハハ! 鼻カラ精子出テルゾ!』
「んぐっ! んぐっ!」
『オラ! モット吸イ付ケ! 尿道ニ残ッテル精子も吸イ出セ!』
少し腰を引いた【AKUMA】だったが、ペニスを口から抜こうとはせず、リナリーに最後の仕上げを要求した。
リナリーは速くこの地獄を終らせたいという一心で、最後の力を振り絞って吸い上げた。
『ヨシヨシ! 良クデキタナ! マダ飲ミ込ムナヨ? 口ノ中ニ残シトケ!』
ゆっくりと引き抜かれたペニスからは精液と唾液の入り混じった液体が垂れていた。
リナリーは言いつけ通り口の中に精液を留めていた。
吐きたい……! 吐きたい……! 吐きたい……! 吐きたい……!
一吸いするたびに鼻に残っている精液独特の「つんざく生臭い」臭いが溢れ、口の中は舌に絡みつく濃厚な精子でいっぱいだった。
『良イゾ! 次ハ精子デウガイダ!』
「!?」
『サッサトヤレ!』
「っ!!」
口を窄め、膨らませ、口内の精液でうがいを始める。
半液状の為、歯の隙間に入り込み、数本紛れている陰毛が洗濯機にもまれた服のように口の中で貼り付いては剥がれを繰り返し、不快感を倍増させる。
『ヘヘヘ! ゴ主人様ノ精子ノ味ヲシッカリ覚エロ!』
「っ!!」
『ドレ……自分ノ手ニ吐キ出シテミロ』
「ん……えぇ……」
リナリーは両手で皿を作ると、手の平に精液を吐き出した。
手の平いっぱいに溜まった精液には陰毛が入り混じり、鼻をつんざく異臭が部屋の中に流れる。
『自分ガ出シタモノトハ言エ、スゲェ臭イダナ。オイリナリー』
「はい……」
『モウ一回口ノ中二入レロ』
「はぁ!?」
この【AKUMA】は何て言った……? 頭のネジが飛んでいるんじゃないの……? こんな汚物を、もう一回口に戻すなんて……
『ヤレ。後一秒以内ニ戻サナイト、大切ナ人質ガ死ヌゼ』
「っ! ……わかりました……!」
リナリーは意を決し、両手を口元に近づけると、勢いに任せて口に流し込んだ。
ズズズ……という卑猥な音が鳴り響き、頭を後ろに仰け反らせ、顔を上に上げながら飲み込む。
ものの数秒で飲み干したリナリーは、再びリスのように頬を膨らませて【AKUMA】を見上げた。
『偉イゾリナリー! 俺ナラ死ンダ方ガマシダゼ!』
「…………っ!!」
『ソレジャリナリー。口ヲ開ケルンダ』
「あぁ……」
零さない様に口を開けたリナリーの口内にはまるで池のように精液が溜まっていた。
【AKUMA】はゆっくりと近づくと、自分の股間をまさぐり、陰毛を引っ張り上げて、自然に抜ける毛を何本か掴んだ。
『ホレ!』
「んん!?」
料理に調味料を振りかけるが如く、【AKUMA】は口の中に陰毛を落とした。
『ヘヘヘ! イイ眺メダゼ!』
「…………!!」
『ソンジャ……飲メ!』
「んん!?」
『一滴モ零スナヨ!』
「んん……!」
リナリーは……精液を飲み込み始めた。
未だかつてない程飲み込みにくい液体を一飲みする度に、彼女の喉が鳴り、上から下へと喉仏が動く。
そして、6回程飲み込むと口の中には僅かな精子と陰毛が残り、飲み干したことをアピールすべく、リナリーは口を大きく開けて【AKUMA】に見せた。
「あぁ…………」
『良イ飲ミップリダッタゾ!』
「あ、ありがとうございます……」
『ドウダッタ? 俺ノ精子ハ美味カッタカ?』
鼻水のように精液が鼻から垂れ、喉には陰毛が貼り付き、今にも胃から逆流してきそうな状態だったが、彼女は必死に笑い、【AKUMA】に笑顔を向ける。
「お、美味しかったです……! ご主人様の精子、最高でした……!」
『ソウカソウカ! ナラオカワリタイムダ!』
「え!?」
【AKUMA】は再びリナリーににじり寄り、ペニスを近づける。リナリーは拒絶反応を示し、尻もちをつきながら後退してしまった。
『ドウシタ?』
「い、いや! もう飲みたくない!」
『ハハハ! マァ当然ノ反応ダナ!』
その時、【AKUMA】の頭部が怪しく光りはじめた。
疑問符を浮かべるリナリーだったが、突如何者かに首を羽交い絞めされ、両腕を左右に延ばされたと思うと、そのまま掴まれてしまった。
驚き左右を確認してみると、白目を剥いた【協力者】達が自分を拘束していることがはんめした。
『ヘヘヘ! 最初ハ嫌デモ良イサ! コレカラタップリ調教シテヤル! ソレモ主人トシテノ務メダシナ!』
「いやぁああ! 離してぇええええ!!」
『オイ』
「や、やめ――あがぁ!?」
【協力者】はリナリーの口に指を突っ込み、強制的に開口させた。
そして【AKUMA】は喉奥に照準を合わせると、勢いよくペニスを突っ込んだ――
『ッ!? ガァ!?』
だがすぐに引き抜かれた。
原因はリナリーが抵抗し、指の拘束が外れた瞬間に【AKUMA】のペニスを噛んだからだ。
流石の【AKUMA】といえど、やはり男の最大の弱点を噛まれては無事では済まず、股間を抑えながら後退りをした。
『リナリー……! テメェ……!』
「ひっ……!? す、すみま――がっ!?」
瞬間移動したかと思う程素早く肉薄した【AKUMA】は、勢いを落とさずに蹴りをリナリーに見舞った。
拘束されガードも出来ずにがら空きになった腹に叩きこまれた渾身の蹴り。先程飲み込んだ精液が一気に口と鼻から噴出した。
「おべぇええええ!!」
『コノゴミガ! ゴ主人様ノチンコ二噛ミツキヤガッテ!』
「も、申し訳――ぐぅ!!」
今度は両拳が矢継ぎ早に叩きこまれる。ミシミシと軋む骨に、後方に圧迫される内臓。
【エクソシスト】とはいえ、生身の少女に対して放たれるにしてはオーバーな威力――
一発がトラックの正面衝突に匹敵するパンチがリナリーの腹部に容赦なく叩きこまれる。
『テメェニハモット別ノ調教ガ必要ダッタラシイナリナリー!』
「…………」
ツインテールを掴まれ、そのまま上に持ち上げられる。
全体重がツインテールにかかり、操り人形のようにプラプラと揺れるリナリーだったが、先程叩きこまれたパンチにより意識が朦朧とし、痛みも感じなかった。
『コレカラ……ソノ体ニ……タップリト……教エ込ンデ……』
リナリーの意識は――そこで途切れてしまった。
ここまで見てくださり誠にありがとうございます!
今までの数倍近い執筆量に、私の趣味がバレてしまいました……
そして次回は拷問編となります!
お楽しみに!!