【協力者】がリナリーにしたこと。それは全身を舐めまわすという行為だった。
しかも、舐める箇所は顔、乳房、乳首、脇、太もも、陰部といった鞭の傷が激しい上に、敏感となっている個所を重点に舐めてくる。
「んはぁ! いやぁ! んん! ふぅ!」
ある【協力者】はリナリーの乳首を舐めた。
ゆっくりと下から上に舐め上げ、往復ビンタのように乳首をベロで弾き、だ液まみれとなった乳首を獲物に巻くヘビのように舌を巻き付け、入念に彼女の乳首を舐め上げる。
ある【協力者】はもう片方のリナリーの乳首を口に含んだ。
舌の上に乳首を乗せ、飴玉のように転がし、程よい硬さになった後、歯を立てて噛みつく。
更に両頬を窄ませ、力一杯吸いついたりと、心行くまで堪能する。
ある【協力者】はリナリーの脇を舐めた。
くぼみの部分に鼻を埋め、下をドリルのように動かして舐め始める。
くすぐったさと、気持ち悪さが混ざり合う、体験したことのない奇妙な感覚がリナリーを襲い、声を我慢することが出来ず、情けない喘ぎ声を出してしまった。
ある【協力者】はリナリーの背中を舐めた。
力強く舌を押し付けると、腰元から首の付け根にかけて、背骨のラインに沿ってゆっくりと舐め上がっていく。
そのくすぐったさと気持ち悪さに全身の毛が逆立ち、涙目になりながら下唇を噛んで耐えた。
ある【協力者】はリナリーの陰部を舐めた。
三角木馬をずらし、代わりに【協力者】の顔に跨る形になった。
膣に鼻先を近づけ、鼻息を荒上げながら臭いをかがれる。
そしてゆっくりと舌が伸び、リナリーのクリトリスに当たった。
舐める、弾く、しゃぶるなどではない。ただ当てるだけだった。
一見もどかしそうに見える行為だったが、初体験のリナリーには丁度良い刺激であり、不覚にも感じてしまっていた。
それと同時に一瞬脳裏によぎってしまった快感と、その先の行為――
リナリーは罪悪感と嫌悪感にさいなまれながら吐息で喘ぎ声を誤魔化した。
『全身クマナク舐メテヤレ!』
「ふぅ!」
背中も脇も、膣も乳首も【協力者】のだ液まみれ。
不覚にも膣は濡れ、乳首はふやけ、脇も背中も舐められることが快感に変わりつつあった。
それはリナリーがそういう気質だから?
違う。原因は【AKUMA】にあった。
何度も【AKUMA】の頭部の発光を見てきたリナリーだったが、彼女自身も洗脳効果を受けていたのだ。
それは痛みから感じる快感と、快感はさらに感じやすくなるというものだった。
【AKUMA】自身シビレを切らしており、さっさとリナリーの口から屈服の言葉を聞きたかったのだ。
そんなわかった状態で【AKUMA】はリナリーを小ばかにし始めた。
『ナンダァ? リナリー……オ前感ジテルノカァ?』
「っ! そ、そんなわけ……んん!」
『ギャハハハハ! トンダ変態ダナ! 酷イ目ニアッテルノニ感ジルナンテナ!』
「っ……!」
『ナラモット激シクシテヤルヨ!』
「な、何……ああああああ!!??」
突如リナリーの両乳首に激痛が走った。
この痛み――鞭じゃない……!!
苦悶の中、リナリーが自分の乳首を見てみると――【協力者】が歯を立てて噛みついていた。
前歯を立て、まるでグミを食しているかのようにグニグニと噛み、リナリーの乳首を責め立てる。
「い……! 痛っ……!」
『モットダ! モット責メ立テロ!』
「ああああああ!!」
その指示を聞いて【協力者】達は行動を起こす。
リナリーの乳首に噛みついた状態で、首を大きく後ろに下げた。
まるで骨付き肉に被り付くライオンのように、リナリーの乳首を引き延ばす。
ギチギチと限界まで伸びる乳首に、男達の荒い鼻息。
悲鳴を上げる余裕もない程の激痛。
そんなリナリーの心情とは裏腹に陰部は濡れ始める。
「ち、ぎ、れる……!!」
『離セ!』
その命令に【協力者】達は口を放し、リナリーの乳首を解放した。
しっかりと歯型が残った乳首をリナリーはすすり泣きながら見ることしかできなった。
『ドウダリナリー? 少シハ自分ノ立場ガ分カッテキタカ?』
返事をする気力が無い程疲弊し、喉も枯れてきていた。
それでも何とか力を振り絞って言葉を発しようとしたが、【AKUMA】は待ってくれなかった。
『即答出来ナキャマダダナ』
「ひぃ! んぎぃ!」
【AKUMA】はリナリーの股に手を伸ばすと、陰毛をつまんだ。
そして、ゆっくりと手前に引っ張り始めた。
少し縮れた陰毛はまっすぐに伸び、限界まで伸びると今度は皮膚が伸びる。
しかし抜ける事もなく、千切れることもなく引っ張られ続けた結果、足のついていない状態で宙づりにされていたため、股を前に突き出した状態で、体が少しずつ前に引っ張られ始めた。
「ああ! ああ! んん!」
『ドウダァ? 初メテノ経験ダロ?』
「あ、あそこが……! ああ!」
『ヘヘヘ! 揺ラシテヤルヨ!』
【AKUMA】は陰毛を握りしめたまま力を抜いてリナリーの体を後退させると、今度は慣性に従って前へと引っ張り、まるでブランコのように彼女の体を揺すり始めた。
「ひぃ! 痛い痛い痛い!!」
『へへへ! 楽シイナァ! ソレェ!』
体が前方に来たタイミングで【AKUMA】は力を緩めずに引っ張った状態をキープした。
だが、勢いは止まるわけがなくリナリーの体は後ろへと大きく後退した。
【AKUMA】は摘まんだ指を緩めようとせず、人間を遥かに凌駕したピンチ力と腕力で踏ん張った。
その結果、リナリーの陰毛はブチブチと音を立てながら千切れ、陰部から抜かれていった。
「っ~~~~!!」
『オオ! 結構イッタナァ!』
抜けた陰毛を眺めながら高揚した声で笑う【AKUMA】。
リナリーの眼前にソレを近づけると、毛先を彼女の顔に擦り付ける。
『口開ケロ!』
「…………」
『開ケナイト、マタ抜クゾ』
「っ! あ、あ~~……」
リナリーは【AKUMA】の命令に仕上がって精一杯口を開いた。
そして次の瞬間――口の中に陰毛を放りこまれた。
「んん!?」
『ゲヘヘ! 取レタテノ新鮮ナ陰毛ダゼ!』
口の中の陰毛は舌や歯の裏など、口内一面に貼り付き、吐き出そうにも上手く出せなかった。
愛液と塩水の混ざり合ったような、無味に近いような……逆にそれが不快となった。
『食エ! 自分ノ体ノ一部ダゾ!』
「む、無理……!」
『食エ! サモナイト……』
「ああ!」
【AKUMA】は再びリナリーの陰毛を引っ張り始めた。
もう抜かれたくないと思った彼女は、意を決して飲み込み始めた。
「ん……ん……ごふっ!」
極限にまで飲みにくい陰毛を何とか飲み込もうとするが、うまく呑み込めないでいた。
どうにかして飲み込もうと考えたリナリーは、口の中に唾液を溜め、一旦毛を濡らした後、口の中の一か所にまとめると、一気に飲み込んだ。
『ドウダリナリー? 美味イカ?』
「……はい」
『ソウカソウカ! ナラ、オカワリヲヤロウ!』
「へぇ!?」
【AKUMA】は再びリナリーの陰毛をつまむと、今度は焦らすことなく一気に抜いた。
先程よりは本数は少ない者の、痛みは先程の数倍になり、リナリーは絶叫に近い悲鳴を上げながら股をもじもじと内股で擦る。
『ホラ! アーン!』
「んん!」
しかしリナリーは口を開けようとしなかった。
これ程やられてなお、まだ彼女の心は折れていなかったのだ。
『……へっ! イイ度胸ダ! イタブリ甲斐ガアルゼ!』
「え……?」
【AKUMA】の頭部がいままでよりも強く光った。リナリーに影響はなかったが、【協力者】にはテキメンだった。
電撃を喰らったかのように大きく体を震わせ、一斉に暗闇へと走り去っていった。
束の間の休憩時間だったが、その間【AKUMA】は一言もしゃべらずリナリーの前に立っているだけだった。
そして――体感で三十分ぐらいだろうか……
「……なに? この音は……?」
ガラガラと言う滑車の音が聴こえてきた。
それも、軽快な音ではなく、重いモノを乗せているような進みの悪い軋んだ音だ。
重いモノを乗せているのか……とにかく大量に乗せている……?
疑問の答えはすぐに暗闇からあらわれた。
『オオ! 沢山アルナ!』
「!?」
大の男が中腰にならなければ運べないほどの重量となった台車に乗せられていた物……それは大量の道具だった。
バット、鞭、蝋燭……漏斗に大量の水の入った瓶、搾乳機にスタンガン……ここからでは見えないがまだまだ大量に詰まっている……
しかもまだ一人しか来ていないのにそれ程の量の道具が揃っている……
一体何に使うの……?
『サァテ! 最後ノ休憩ハ終ワリダ! コレカラ楽シイ楽シイ時間ガ始マルゼ!』
「楽しい……時間……?」
『アア! オ前ノ心ニ徹底的ニ刻ンデヤルヨ! 性奴隷トシテノ心構エヲナァ!』
【AKUMA】を筆頭に数人の【協力者】が道具を手にし、不敵な笑みを浮かべながら近づいてくる。
その手には刃物や松明、鎖にテープなど様々の物が握られていた。
『マダマダ補充ニ行カセテイルガ、始メヨウカ! オ前達! 思ウ存分ヤッチマエ!』
「「「……はい」」」
『イクゾリナリー!』
「…………いやぁ…………いやぁああああああ!!」
そこからは地獄の時間だった――
水の浸み込んだ粗目で太い縄で全身を巻き上げられ緊縛され、【協力者】達に視姦された売れに、縄に電流を流された。
漏斗を喉奥まで突っ込まされ、【AKUMA】と【協力者】の精液を強制的に飲まされた。
陰毛をライターで炙られ、縮れ、抜け落ちた毛を食べさせられ、陰部は無毛となった。
乳首に細い紐を括りつけられたのち、天井から引っ張り上げさせられた。
首に縄を巻かれ、失神寸前まで吊るされては下ろされ、再び吊るされたりと、何度も何度も繰り返させられた。
全身に……膣の入り口に幼虫を這いつくばさせた。
口にガムテープを張り、両方の鼻の穴に煙草を突っ込まされたりと、徹底的にリナリーの精神を追いやった。
そんな苦痛系、精神系の拷問が三日休みなく行われたが、【AKUMA】が計画的だったのはここからだった。
快楽系の責めにシフトしたのだ。
リナリーは苦痛に対する耐性はあっても、快楽の耐性がない事を見抜いていたのだ。
さらに、苦痛だけで責めるよりも、急な変化があった方が精神的にも、身体的にも耐えにくいという事を知っていたのだ。
リナリーの秘所を鼻息がかかる距離で【協力者】数人に見つめられ続けられた。
膣内を男数人の指で掻き回され続けた。
乳首がふやけるまで何回も、何時間も吸われ、舐められ続けた。
【AKUMA】と【協力者】による、「誰が一分間でリナリーを何回絶頂させられるか」「誰が一番潮を噴かせられるか」「誰が一番潮を遠くに飛ばさせられるか」などの対決が行われた。
逆に、一時間にも及ぶ寸止めが行われた。
膣内に里芋を突っ込まれ、猛烈なかゆみに襲われた状態で数時間放置され、その直後ゴーヤを膣に挿入し、中を掻き回され……そのサイクルをひたすら繰り返しさせられた。
その快楽系の責めが終わると、今度は苦痛系の拷問が……それが終わると再び快楽系の拷問が……何度も何度も繰り返し行われた。
この地獄の時間は二週間近く休みなく行われ、リナリーの精神と肉体はボロボロになった。
この二週間の間にリナリーは……
バスタブ1杯分の潮を噴き――
1000回を超える絶頂を迎え――
バケツ1杯分の精液を飲まされ――
一万を超える数の鞭打ちを喰らい――
陰毛や【AKUMA】の体毛1㎏近くを食わされ――
電流、強制流煙、水責め、首吊り、虫責め、寸止め、放置など数百種類の快楽と苦痛の拷問を受けた。
そして遂に――
『サテ! 次ノ拷問ハ……』
「…………さい…………」
『ア?』
「もう……やめてください……ご主人様……」
蚊の鳴くような小さく弱々しい声がささやかれた。
その待ち焦がれた言葉に思わず歓喜の声を上げそうになる【AKUMA】だったが、グッと堪え、ねっとりとした声色で聞き返す。
『ナンダッテ? モウ一回言ッテミロ』
「ご主人様……もうやめてください……お願いします……」
『ナラ誓エ。一生俺ノ性奴隷ニナルッテナ』
「はい……」
地面に倒れこむリナリーは無理に起き上がろうとせず、土下座の体勢に入った。
額を地べたに押し付け、尻を少し上に突き出した状態で、そっと囁いた。
「私は……ご主人様の性奴隷として生きていきます……」
遂にやった。
【AKUMA】の心は胸躍っていた。
【エクソシスト】を殺した喜び? レベル3に進化した喜び?
違う――
【エクソシスト】を能力を使わず、自力で屈服させ、性奴隷にしたのだ。
どんな事にも比肩できない程の達成感と高揚感が駆け巡っていた。
『ヨウヤク自分ノ存在意義ガ解ッタミタイダナ』
「はい……ご主人様……」
『ソレジャ俺ニ何シテモライタイ?』
「私は決められません……ご主人様の思う通りにします……」
リナリーの口から出てくる言葉の数々に微かに残っている人間らしさからか、【AKUMA】の背中はゾクゾクとむず痒くなっていた。
『へへへ……ア、ソウダ……』
今すぐ飛び掛かりたい気持ちをグッと抑え、【協力者】の一人に文字を書いた紙を渡すと、リナリーを手招きする。
『フフフ! ツイテコイリナリー! タップリ可愛ガッテヤルゼ!』
「はい……」
ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。
途中はダイジェストのように言ってしまいましたが、細かく書くたかった場所です。
しかし、全部掘り下げると100pは行ってしまいそうなので省略させていただきました。
そして次回はついに本番となります。
お楽しみに!