辺境領主は銀髪ロリエルフをprprしたい 作:名もなきrlkn
あれから5年、15歳になった俺は本邸の執務室で上がってきた書類に印を押していた。
ヨシッ!これもヨシッ!なんだかわからんがたぶんヨシッ!
「いやわからないのに印押さないで下さいよ」
冗談だよ、冗談。報告内容も調査内容も適切でこれから行う対応策も具体的に書かれてる。このまま進めてくれ
「ならいいんですけどね」
呆れたような目でこちらを見てくるのはここ5年ですっかり大人びたロイドだ。初めは頼りなく見えたものの、すぐにめきめきと頭角を現し今ではこの領主館の文官を取りまとめる立場になった。
もともと能力が高そうな所に目を付けて引っ張り回していた訳だが、聞いてみると王都にあるという貴族向けの学校を優秀な成績で卒業していたらしい。
しかし実家がそれほど大きい訳でもなく、本人も領地を引き継げない3男だったこともあり他の高位貴族の子息に妬まれて王都周辺の好条件の場所には就職できず、なんの因果かこんな辺境領までくる事になってしまったそうだ。
まぁその流れ着いた先で若くして大出世しているのだから幸運だったと思ってもらいたい。
というか皆優秀なおかげで最近俺印を押すだけしかしてないんだけど、もうこれロイドに渡すから押しておいてくれない?
「はいはい、馬鹿なこと言ってないで早く済ませてしまってください」
辛辣ぅ!いやでもさ、部下は皆優秀だし領内も安定したしもう誰が領主になっても大丈夫だと思わない?ロイドも辺境伯になったら超出世じゃん。Win-Winな関係じゃん?
「そんなに変わりたいならその辺のおっさんでも連れてきてやらせればいいじゃないですか。領主様が陰謀に嵌められたと勘違いした領民に殺されそうなんで僕はごめんですよ」
うーむ、それはおっさんが可哀そうだから止めておくか
「僕は可哀そうじゃないんですかねぇ」
そこはもう今更じゃないか
「そう言われるとやるせない気持ちになるので止めて頂けませんか?」
こんな軽口を交わしながら執務を行えるようになったのはここ最近になってからだ。少し前までは昼と夜と問わず文字通り領内を飛び回って様々な問題を解決して回っていた。
本来組織のトップが前線にでしゃばっていては現場の人間が迷惑するだけで良い事なんてないのだが、組織自体がまだ貧弱な上に解決すべき問題が多岐にわたり過ぎその問題の軽重もわからないような状態だったのだ。
可能であれば現場の人間を引き連れて解決方法を実践を交えながら詰め込み、無理そうなら領主権限で無理くり押し通す。正直後者の対応が圧倒的に多かったが、反発されようがなんだろうがやり通すしか無かった。
ヘルゲン領はすでに死に体で悠長に政策をこまねいている余裕はなく、死にそうな肉体に劇薬を流し込みどうにか生き永らえさせるようなショック療法を行うしかなかったのだ。
というかそもそも領地経営の知識なんてちゃんと学んだ事の無い俺にまともな方策など取れるはずがない。そんな俺に出来たのは自分の持っている能力でごり押しして、結果は運に任せるしかないに決まっている。
そうしてまぁ今こうしてどうにかなってしまっているのだから我ながら大した豪運と言えるだろう。
いやーしかしこの5年間色々あったな。始めた当初は無理ゲー過ぎだろうと思っていたが、今では領地も安定して優秀な部下も増え将来も安泰だと思えるようになった
「ええ、本当に。何度途中で逃げ出そうかと思ったことか。そういえば始まりは丁度5年前の今時期でしたね……どうぞお茶です」
ん、ありがとう。良い香りだ
書類を端に寄せロイドからお茶を受け取る。この茶葉も最近領内で生産しており、今は貿易ルートを勘案している。
「部屋を飛び出してすぐにやったのが大量の職員呼び出して首にすることでしたっけ。文官武官使用人問わず呼び出して問答無用で叩き出すから唖然とさせられたのを覚えてますよ」
あー、それな。領地をいくら良くしたってそれを統括する所が腐ってたら意味ないと思ってたからな。中には国に納めないといけない税を着服してるのもいたんだ、むしろ物理的に首をはねなかっただけ温情だったと思うがね
「そのお陰で風通しが良くなったのは確かですけどね、直後は隙間風が酷過ぎて死ぬかと思いました。ウォルダーさんは余り手伝ってくれませんでしたし」
あいつは謎の自分ルール持ってるからな。普段は家令の仕事の範囲外ですので、とか言って逃げるくせに面白そうな話には普通に参加してくる
「あの人も結構自由ですよね……まぁおかげでと言って良いのか、残った人員の絆は深まり能力も上がりましたが」
領内改革として一番に行ったのは人事だった。事前に調べた不正関与していた者に大鉈を振るいばっさり解雇したのだ。追い出された方からも残された方からも非難轟々だったがすべて無視した。多少迷った末の判断だったが、こういった不正というのは一度手を染めると中々抜け出せものだ。
再教育を施すよりも新人を教育して不正を許さない環境を1から作り上げた方がマシだと考えた。幸い悪環境の中でも不正を行わずにいた人間もおり、そういった者が組織の中心に居ればそうそう腐りはしないだろうと。
そこで問題となったのが新たな人員である。領主館の防衛は自分がいるので考えなくても良く、屋敷の維持も必要最低限に絞ればどうにかなる。武官とメイド等は後回しでよいとしても文官の確保は急務だ。
なにせこれから領地のあらゆる所をいじくり回そうというのだから処理すべき案件は山のように発生するのは目に見えている。そんな時に対応すべき役所がボトルネックになって止まっていたのでは進む話も進まない。
領主として裁可するのは俺だがたとえ雑にでもまとめておいてくれたほうが効率も良い。
しかしここは辺境の地、まともな教育を受けられる者など本当に一握りで文字を読めれば上等、計算できる者などせいぜい商人くらいのものだ。どうにか伝手はないものかとウォルダーに相談してみれば、こちらなどいかがでしょうと渡される数枚の書類。
何かと思い読んで見ればそれは一見履歴書のようなものだった。簡単な人相書き、家族構成、特技や好み等かなり細かく書かれている。平民だったり魔力持ちだったりと経歴や特徴は様々で、しかもどういう訳かいずれもヘルゲン領の領民ではない。
これをどうやって調べたのかは知らないが、勧誘するのは難しいだろう。良く知らぬ人間にいきなりスカウトされて、しかも生まれた土地を離れて他の領の更には辺境地だ。そうそう頷けるものではない。書かれている事が本当なら是非欲しい人材だが、合意を得る事は難しいだろう。
ため息をついてウォルダーに書類を返そうとしたところで一つの共通項がある事に気付いた。どれも何かしら自分では解決できない悩み、弱みと言ってよいものがあるのだ。
例えば、貴族に生まれたが魔力無しで家を追い出された者。例えば、能力はあるのに下働きばかりで燻っている者。例えば、過去に貴族家で働いていたが親の看病のために実家に戻らなくてはいけなくなった者。いずれも教育を受けながらそれを活かすことのできていない者たちばかりだ。
書類をこちらに渡したウォルダーは楽しそうにうっすらと笑みを浮かべている。
ウォルダー。貴様もしやこの者達の弱みをついてこちらに引き込めというのではあるまいな。
――…………
もしや弱みをついて勤務地がヘルゲン領であることを伏せたまま契約書にサインをさせて有無を言わさず転居させてなし崩し的にうちで働かせようというのではあるまいな!よっしゃそれでいこうちょっと行ってくる!!
――ほっほっほっほっほ
こうして俺は資料を頼りに王国全土を飛び回った。マッハ5くらいで。
ちょっとさぁ、うち良い仕事あるんだけどやってかない?男は度胸、まずはなんでもためしてみるもんさ。大丈夫大丈夫、怖いのは最初だけだから。少しだけ、先っぽだけでいいから!未経験でも大丈夫、先輩が優しく教えてくれるアットホームな職場です。君はこんな所で燻ってていい人材じゃない!うちでその才能を活かそう!病気の母を置いていくわけにはいかない?じゃぁ一緒に来てもらえば問題ない近くで品質の良い薬草も取れるから病気も改善するかもしれないね!はい、おっけー決まり早くここにサインしてホラホラホラホラ!はいサイン頂きましたじゃぁ行くぞ。え、今からだよちゃんと契約書にも書いてあっただろう急かされたから読んでない?知らないなぁ(すっとぼけ)家財はまとめてこのマジックバッグに入れるんだよあくしろよ。
勧誘は実にスムーズに進んだ。俺の勧誘に心を動かされ、皆快く契約書にサインをしてくれた。相手に親身になって話をすれば、こちらの誠実さは相手にはしっかりと伝わるものだと改めて気付くことができた。
なお契約書は魔法的な縛りがあるものでサインをすれば契約が履行されるまで逃れる事はできない。世の中にはこれを使って不当な契約を結ぼうとする悪人も居るのだとか。まったくもって度し難い話もあったものだ。
飛行魔法を使って彼らをピストン輸送したら住居の確保だ。一時的に領主館の空き部屋を与えてもいいが、それでは気詰まりしてしまうだろう。そこで領主館の近くの空き地に急遽職員寮を建設する事にした。
これなら出勤も徒歩3分、いっぱい仕事が出来てお得だね!当然人力で建てていては間に合わないので土魔法でちょちょいと作ってしまおう。
某錬金術師の真似して手をたたき錬成!とばかりに地面を叩く。するとあっという間に見事な豆腐型建築の完成である。内装も凝ったものは無いが、彼らが今まで住んでいた所よりは上等だろう。背後で成行きを見て固まっていた面々に領主館から布団やらの備品を運び込むように指示する。
物問いたそうな目で見られるが無視無視、いちいち説明している暇はない。既存の文官に当面の作業指示を出し、俺は次の作業へ移った。
「あの職員寮がいきなり生えてきた時は度肝を抜かれましたね。いえ、その前に凄い速さで空飛んでた時点で驚いていましたが。クリス様に連れ回されるようになってから驚いてばかりで、最近はどうにもその辺の感覚がおかしくなっている自覚がありますよ」
俺も最初は目立たず静かに暮らせればそれで良いと思ってたんだけどね。運命さんが余りにも理不尽なことしてくるから、そっちがその気なら俺にも考えがあるぞ、と。これでも加減はしてるしあまりこの世界のルールを逸脱しないようには心がけてるんだけど、めんどくさくて力押しでどうにかなるものはつい
「前世に異世界に心威法でしたっけ。おとぎ話の物語にしても突飛すぎて、なんて言えば良いのかわからないですね。おかげで今では領民達から神の遣いだの地上に降臨した神そのものだのと言われてますが」
まったく失礼な話だよな。あんなその時のノリと勢いで生きてるような連中と一緒にしないでほしいわ
「クリス様同族嫌悪って言葉知ってますか? それに滅多な事を言ってはいけません、教会の連中に聞かれたら大事ですよ」
異端審問がなんぼのもんじゃい。仮に王国中の戦力がまとめて攻めてきても相手にならんわ。この世界はまだまだ選定期で種族を増やしてより高みを目指すための可能性を探っている段階だからな。もうちょい先鋭化が進んで階位が上がらないと戦いの土俵にも立てんよ
「そこらへんの話は僕には理解できませんが、クリス様がおかしな存在だというのはわかります」
ひどい、ひどくない?まぁいいけどさ、実際理解しがたい存在である自覚はある
文官の補充に目処がついたら次は街のお手入れである。アルトの街もベルタの街も汚い、まーじーでー汚いのだ。他の都市がどうなっているのか知らないが、なんと街中が汚物だらけなのだ。
街中を視察したときにその悪臭に悶え、家の窓から汚物が捨てられているのを見た時は気が狂うかと思った。しかも清掃業者でもいるのかと思いきや雨が降って流されるまでそのままなのだそうだ。
当然上下水道が整備されているはずもなく、せいぜい端に溜まっていくだけ。そのくせそんな所の近くには住みたくないからと汚物溜まりの近くには人が寄り付かなくなり、浮浪者などが集まってきてやがてスラムが出来ていく。衛生状態なんてもはや概念さえない。
食べ物に困っている人間も多く、栄養状態は悪い。どうにか健康を保てているうちはいいが、ひとたび体調を崩せば戻すのは困難だろう。そして感染力の強い病でも発生しようものならあっという間に蔓延して抵抗力の弱いものから死んでいく。
今はまだ表面化していないようだが、目の届かないスラムの奥ではすでに病は蔓延しており、何かのきっかけさえあればすぐに爆発するのではないかと思っている。確認しにいくつもりはないが。
しかしこの問題へ対処する術はすでにある。古事記にも書いてあった、汚物は消毒だ、と。
夜になり領民が自宅に戻る頃を見計らいロイドを引き連れて街に出る。ぴーぴーわめくロイドを無視して空中に飛び上がると、思念魔法で住人に呼びかける。
親愛なるアルトの街の諸君。夜分に失礼する、私は領主のクリストファー・エディルナだ。これより街の清掃のために火を放つ。しかしこれは人体にそれほど影響を及ぼさないので混乱して暴れたりしないように。まぁすでに動けないとは思うがね。
思念魔法で声を届けるのと同時に身体の動きも縛る。格下相手には実に使い勝手の良い魔法だ。街全域に効果が行き渡っているのを確認すると、俺は足元に浄火を放った。
浄火、火にはもともと穢れを祓うという概念がある。元々の火の”燃える”という特性と”穢れを祓う”という概念を抽出した魔法だ。術の調整によって穢れの範囲を決める事も出来るので、今回は汚れと疫病の元、それを媒介するであろうネズミと害虫を範囲とした。
大雑把な指定でたまに惨事を巻き起こす事もあるがそこはご愛敬だ。
足元に落とした浄火の炎は見る間に燃え広がり、時間を置かずアルトの街を覆いつくす勢いとなった。勢いが弱いのは大きな商店の周りと領主館付近くらいなものだ。
はっはっは、予想通り大した炎上っぷりだ。どれだけ汚かったかよくわかるな。どうだロイド壮観だろう!中々見れるものではないぞ!
――はわわわわわっ、もうだめだ……おしまいだ……この世の終わりだぁ……
眼下には大火に包まれる街並み、惨状と呼べるような状況でありながら街は静かだ。住人も動物もみな俺に縛られているのでどれだけパニックになろうとうめき声一つ漏らすこともかなわない。
眺める事数分、全てを焼き尽くさんとするように広がっていた火の海は、しかしすべてが幻だったかのように立ち消えていた。だがそれがただの幻影だったのを否定するように、街を覆っていた汚物も顔をしかめる悪臭も、全てが消えていた。
満足してあたりを見渡すと、もうひとつ気になる事があるのに気付いた。
うーむ、こうして見ると形が悪いな
――こ、今度は何をするつもりなんですか
いや、上から見ると街の形が歪に見えてな。ついでだ、ここもすこし手直しするか
アルトの街は領主館から砦のある北のほうに伸びる形で形成されているのだが、攻め入られた時の為になのか発展するに任せて作られたのか知らないが所どころで道が分断されたり幅が変化したりと効率が悪い。
これから領地改革をしていき、それを上手く軌道に乗せれば住民の人口も訪れる人も多くなるだろう。その時になってから改めて区画整理なんてしようとしても難儀するのは目に見えている。
ならば今やってしまったほうが後々のためになるはずだきっとそうだ思いたったが吉日やってしまおう。
外に出ていた住民を同じ高さまで浮かび上がらせる。たまたま近くにいた住民と目が合うが目ん玉飛び出るんじゃないかってくらい驚いてる。うける。
まずは大地に魔力を浸透させて下準備して。
えーと、最初に街を囲む防壁を動かして今後発展するだけのゆとりを確保。足りなくなった部分は新しく構築して劣化してそうな所も補強、ついでに物見やぐらも四方に増やしておこう。中はまずメインストリート、大型馬車が二台ゆとりをもってすれ違えるようにして、領主館前には広場を作っておくか、蚤の市とか開ける下地にしとこ。商業区はあっち居住区はこっち、工業区は向こう、スラムは……ほとんど廃屋ばっかだな。これは中身を一回取り出して、廃屋は取り潰して空きスペース作っとこう。んで居住区の端っこに豆腐ハウスをいっぱい作って、はいはいスラムの住民はみんなしまっちゃおうねー。井戸は……お、水脈おふとーい!これなから各区画に複数設置できるな。おっし、こんなもんか。ロイドどうよ中々いけてない?
――…………
気絶しとる。
うーむ、ちょっと刺激が強かったかしらん。
とりあえず退避してもらってた住民をメインストリートにおろしてやる。どうよ綺麗な石畳だぞ。見た目だけなら都会にも負けんやろ。ちょっと自宅がわからないかもしれないが、だいたいあっちのほうにあるから頑張って探してくれ。
さて、親愛なる住民の諸君。お騒がせして悪かったね、以上で街の清掃とちょっとした模様替えを終わりにしようと思う。これからだんだんと身体の自由が戻り、数分で問題なく動けるようになるはずだ。すこしばかり周囲の状況が変わっているかもしれないが、くれぐれも冷静な行動を心がけてくれ。さて、すまないが諸君にお願い事があるんだ。私は、綺麗な物が好きでね。私の物は、美しく綺麗であってほしいと思っている。私の街であるこのアルトの街も、その住民である諸君も綺麗であってほしいと思う。具体的には、二度と糞尿にまみれた街など見たくは無いんだ。なので今後汚物は指定する集積地へあつめるようにしてほしい。指定場所は明日改めて告知するのでしばし待っていてくれ。それともし、もしも今後街中に汚物を投げ捨てるような輩がいたとしたら、私の、この街を、汚物をまき散らし穢すような不届きものが現れてしまったならば!
私は悲しみのあまり今度は全てを焼き尽くしてしまうかもしれない。どうか、どうか忘れないでいてほしい。我が、親愛なる、領民達よ。
領民達へのお願い(迫真)を終え、改めて街を見渡す。すでに魔法は解かれており、喋ることくらい可能なはずだが、街からはしわぶき一つ聞こえてこない。
どうやら俺の誠意を込めたお願いは、住民に真摯に受け止めて貰えたようだ。いきなり病原菌がどうこう言っても理解できないだろうし、まずは最低限の清潔さを意識してもらって衛生管理についてはおいおいやっていけばいいだろう。さて、つぎはベルトの街にいっくぞー!
おいロイドそろそろ目を覚ませ。お前にはこの後の告知の手配やらやってもらわにゃならんのだ、呑気に寝てる暇なんてないぞ。
感想と評価ありがとうございます。
自分がこうして書く側に回ってみると本当に嬉しいものですね。気合入れて続きを書いていきたいと思います。頑張るぞー、えい、えい、むん!
さて、ここまで読んでいただき鋭い人はすでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが……実は、まだヒロインが登場していないのです!18禁小説を2万文字近く書いていながら濡れ場どころかヒロインすら出てこないとは驚きです。
完全に構成段階で失敗してる訳ですが、今から変更するにはほぼ書き直し状態になるので申し訳ないですがこのままいきます……この土日でヒロイン居る場面までどうにか一気に書き進めたい(鋼の決意)
※以下の分は1話後書きに乗せていたものです。二話更新後の修正だったため読まれていない方もいるかもしれませんので念のためここにも置いておきます。
07/16追記
ヒロインの人物設定を練り直していた所物語の都合上処女だけどもっと可哀想だと思えるルートが生えてきたのでその方面に修正したいと思います。作者としても非処女より処女の方が好きなので。ちなみにダルマとかではありませんので、四肢欠損は苦手という方も大丈夫……だと思います。
本来であれば物語の中で語る事であり、このような場でネタバレすべきではないと考えておりますが、読者として突然受け入れられない性癖を突き尽きられるとショックを受けるという経験があるため書かせていただきました。
特にヒロインの処女性というのは重要視される傾向にありますし。恐らく他には強烈なショックを受ける要素はないと良いなと思っています。