久し振りなので、こっそり投稿します。
今回でヤグモ地方編は終わりにするつもりでしたが、長くなったので2回に分けました。
久し振りな上に予告詐欺の第11話をご覧下さい
という訳で俺は今、カラスキ王国の武士、サガ・ゴウキ氏の屋敷に来ていた。
ここにいるのは俺一人。予想通りなら帰りは遅くなるので、サヨには皆への連絡を任せ、先に帰って貰った。
「お待たせしました」
客間に通され暫くすると、三人の男女が入って来た。
一人は40代くらいの偉丈夫。一人はその奥方らしい上品なご婦人。そして最後の一人は知人──ハヤテ殿だった。
「リオ殿!? ではコモモを救ってくれたのはリオ殿だったのですか!?」
「リオだって!? おいハヤテ、この方、いや、この御人がお前の言ってた───」
「はい、リオ殿です」
ハヤテ殿の答えに偉丈夫とご婦人は驚いたように目を見開き、まじまじと俺を見つめた。
「始めまして。私は旅の者でリオと申します。縁あって今はユバさんの村に厄介になっています」
俺が挨拶すると、偉丈夫は慌てて返礼する。
「ご丁寧な挨拶痛み入ります。私はこの屋敷の主人、サガ・ゴウキと申します。この度は我が娘コモモを救っていただき御礼申し上げます」
「妻のカヨコと申します。この度は本当にありがとうございます」
「改めましてサガ家嫡男、ハヤテです。妹を救っていただき誠に感謝致します、リオ殿」
続いてご婦人──カヨコ殿とハヤテ殿が頭を下げた。
サガ・ゴウキは国王の信頼も厚いカラスキ王国最強の武士。そんな人に頭を下げられると恐縮してしまう。
「頭を上げて下さい。娘さんが無事で何よりです」
俺が言うと三人は頭を上げた。その後軽く談笑すると、ゴウキ殿はハヤテ殿を下がらせ、
「リオ様! こうして御目通りが叶い、恐悦至極にございます!」
いきなり俺の前に平伏した。
そして俺は母がこのカラスキ王国の王女であったという衝撃の事実を知らされた。
翌日、ゴウキ殿に案内され王城に登った俺は、カラスキ王国国王カラスキ・ホムラ陛下と王妃カラスキ・シズク殿下に引き合わされた。
お二人は孫である俺と出会った事を大層喜び、俺の話を聞きたがった。俺は「辛い話になる」と前置きしてから話し始めた。
二人がシュトラール地方のベルトラム王国に流れ着いた事。父が冒険者になった事。俺が生まれた事。俺が物心付く前に父が依頼中の事故で死んだ事。俺が5歳の時、父の友人であったルシウスに母が殺された事。それ以降王都のスラム街で浮浪児となり、生きる為に何でもして来た事。7歳の時、王女誘拐事件に関わり、王立学院に通うようになった事。だが12歳の時、王女に危害を加えたという濡れ衣を着せられ国を出奔、両親の故郷であるヤグモ地方を目指し、旅をして来た事を話した。
俺の話を聞いた皆は怒りや哀しみを堪えたり、悲痛な表情で涙を流したりと様々だった。
「そうか、苦労して来たのじゃな・・・・・リオ、さぞ儂らを恨んでいるじゃろうな」
「いえ。陛下が断腸の思いで父と母をこの国から出奔させたのは、ゴウキ殿の話を聞いて理解出来ました。それに父と母はこの国を逐われたからこそ身分という垣根を越え結ばれ、その結果私が生まれたのですから、私が恨むのは筋違いでしょう」
ホムラ陛下に俺は苦笑を返す。
「そうか・・・・じゃがリオ、そのルシウスなる者をお前は───」
「無論、許せません」
ホムラ陛下の問いに俺はきっぱりと言い切った。
俺に復讐の意志があると知ったホムラ陛下は、ゴウキ殿との手合わせを提案した。ゴウキ殿は国の内外から「鬼神」と呼ばれ畏れられているカラスキ王国最強の武士。その人と手合わせする事で、俺の実力を確かめようというのだろう。了承すると、俺達はゴウキ殿の屋敷に移動した。
私──コモモは昨日誘拐されかけた、らしい。
町を歩いていると突然眠り薬を嗅がされ意識を失ってしまったから全然覚えてないんだけど、目を覚ましたら心配そうな顔をしたアオイがいた。
話を聞くと私は通りがかりの男の人に救われたらしい。その人は今父上母上と一緒にお城へ行ってるそうなので、帰ったら直接お礼を言えるといいな。
そんな事を考えていると何やら庭の方が騒がしく、気になったので行ってみた。そこには父上母上と共に異国の服を纏った若い男の人と、何とホムラ陛下とシズク殿下もいらしていた。ホムラ陛下とシズク殿下には父上母上に連れられて何度もお城でお会いしてる。特にシズク殿下はまるで孫のように可愛がって下さり、私もお慕いしている。
「父上!? 陛下方もご一緒とは何事ですか!?」
兄上も驚いて父上に尋ねている。
「おうハヤテ! これからリオ殿と手合わせする。準備いたせ!!」
リオ、というのが異国の服装の人なのだろう。私がジッと見つめると、その人と目が合った。
(綺麗な目だな・・・・・)
晴れた夜空のように澄んだ黒い瞳。その瞳に見惚れていると、
「いたのかコモモ。この方がお前を救って下さったリオ様だ。お前からもお礼を言いなさい」
そう言われて驚いた。そう言えばアオイは私を救って下さったのは異国の服を着ていたと言ってたのに、何で気付かないの私は!
「失礼致しました! サガ・ゴウキの娘でコモモと申します! この度は危ない所を救っていただき、ありがとうございました!!」
「ご丁寧な挨拶痛み入ります。私は旅の剣士でリオと申します。お怪我が無いようで何よりでした」
その男性──リオ様は優しく微笑んでくれた。
それが私とリオ様の出会い。
この後リオ様と父上の手合わせが行われ、なんとリオ様が勝利してしまった。
誘拐されかけた私を救ってくれた恩人であり、この国一番の武士である父上すら圧倒する華麗な剣技と強力な精霊術に見惚れ、その強さにただ憧れた。
思い切って手合わせをして欲しいとお願いすると、リオ様は笑って「近い内に」と約束して下さった。またお会い出来るのが、今から楽しみだ!
コモモちゃんという可愛い闖入者もあったが、ゴウキ殿との手合わせは終わった。ホムラ陛下とシズク殿下もゴウキ殿に勝てるなら、と俺の復讐を渋々ながら認めてくれた。
すると今度はゴウキ殿が俺の復讐の旅に同行したいを申し出たが、俺が精霊術で空を飛べるのを知ると、本気で残念がっていた。
重い話はここまで、それからはホムラ陛下やシズク殿下、ゴウキ殿やカヨコ殿も交え、両親の昔話を沢山聞かせて貰った。俺も憶えている限り二人の話をして、いつしか室内は温かな雰囲気に包まれていった。
王都に出掛けていた交易隊が帰って来た。
「サヨ! おかえりーーーっ!!」
「ただいま、ルリちゃん!」
村を出た時とは正反対の明るい表情のサヨと私──ルリは笑顔で抱擁を交わす。
良かった。この様子ならリオは上手くやったみたいね。
「どう? リオは優しくしてくれた?」
私が揶揄うように尋ねると、サヨは顔を赤くしながら、
「もう!───でもありがとう、ルリちゃん」
と嬉しそうに笑った。
久し振りに見たサヨの笑顔に内心ホッとする。もしかしたら提案を受け入れて貰えず、このまま疎遠になるかもしれなかったのだ。そう思うと不意に涙が滲んで来る。これはもう、今夜はリオに目一杯サービスしてあげなきゃ!
「ってあれ?・・・・ねぇサヨ、リオは?」
そういえば肝心のリオの姿が見当たらない。
「あ、リオ様は───」
村が一望出来る見晴らしのいい小高い丘の上に両親の墓はあった。
「ただいま、父さん、母さん。・・・・・ホムラ陛下とシズク殿下、それにゴウキ殿とカヨコ殿に会ったよ」
俺は両親に王都であった事を報告した。
「父さんと母さんは俺がルシウスを殺したって喜ばないだろうね。でも、それじゃあ俺が前に進めないんだ。これから先、
俺の独白は風に乗って、暮れゆく空に吸い込まれて行った。
それから時は瞬く間に過ぎて行った。
それから俺は月に一度のペースで王都へ出掛け、ホムラ陛下やシズク殿下、そしてサガ家の人達と交流を深めていった。
ホムラ陛下とシズク殿下からは父さんや母さんの話を聞かせて貰った。俺の知らない母さんの話やほとんど覚えていない父さんの話を聞かせて貰い、俺も王立学院の話(ありのままを話すと暗くなると思ったので、主にセリアの話)や里の話(精霊の民だとは言わず、主に里の生活)をした。
ゴウキ殿とは王都へ行く度に手合わせをしている。ゴウキ殿程の使い手はウズマさん以来だ。最近腕がなまった気がしていたので実に有難い。
そんな中でゴウキ殿の娘コモモちゃんの存在は一服の清涼剤だった。
彼女とはゴウキ殿と初めて手合わせした時に改めて知り合った。ラティーファよりひとつ下の10歳で、明るく素直な良い子だ。剣の稽古に付き合ったり、外国の話をしてあげてる内にすっかり懐かれ、今では妹のように可愛がっている。
王都で会うだけじゃなく村にも良く遊びに来ていて、今では村人達にも認知され、すっかり村の
「リオ様! あれは何をしてるんですか?」
「ん? あぁ、あれはね・・・・」
明るいコモモ様の声にリオ様が優しく答えている。
「あら? コモモ様ったら相変わらずリオ様にべったりねぇ」
「ホント、仲のいい兄妹みたい」
仲良く手を繋いでいる二人を見上げながら、奥様方がおしゃべりに花を咲かせる。私──サヨも以前なら仲睦まじい二人にやきもきしていたと思う。そうならなかったのは日頃リオ様の寵愛を受けているからだろう。
私は作業しながら、それとなく奥様方のおしゃべりに耳を傾けた。
「兄妹? どうかしらねぇ?」
「あら何よ?」
「確かに今は兄妹に見えるかも知れないけど、あの二人って4つしか離れて無いのよ? 数年後にはお似合いのカップルになるんじゃない?」
その言葉に私はつい作業の手を止めた。
「やっぱりリオ様を狙ってるのかな?」
「そりゃあそうでしょう。顔良し腕良し頭良し、そんな人材ゴウキ様はともかく、カヨコ様が放っておく訳無いじゃない!」
「え? じゃあルリはどうなるの?」
「生まれからしてコモモ様の正室は譲れないでしょうし、やっぱ側室になるんじゃないの?」
(コモモ様かぁ・・・・・リオ様はあくまで妹のようにしか思ってないみたいだけど、実際どうなのかな?───今度ルリちゃんに相談してみよう)
二人を見送りながら、私は思案を巡らせた。
来年の収獲が終わったら村を出る事を、俺はユバさんとルリ、サヨに告げていた。皆は引き止めたが、俺の決意が固いと知ると、最後には折れてくれた。
それまでに村の為に用水路を整備したり、水車小屋を建てたりと精力的に働いた。そしてその間もルリとサヨ、二人の恋人との仲を深めていった。
「もう、リオぉ・・・・・こんなのダメだよ・・・・」
夕飯の仕度をしていたルリの背後から俺の手が伸び、胸や尻を這い回る。
「そう? でもルリのココはダメって言って無いみたいだけど?」
「やぁン❤ そんな所触ったら、お料理出来なくなっちゃうから・・・・」
お尻を撫でていた手が着物の裾から入り込み、下着の上から股間に触れると、クチュクチュと湿った音が響く。
「ユバさんは今日、会合で帰りが遅くなるんだし、いいだろう?」
「ん・・・もう。一回だけだよ?」
「それでルリが満足出来たらな」
「んもう、バカ・・・・・❤」
後ろを向くルリと唇を交わし、俺達は甘い時を過ごした。
因みに当然ながら一回では済まず、ユバさんが帰るギリギリ、三回戦まで事に及んだ。
「リオ? 何してんだよ、そんな所で」
「ああ、シンか。・・・・いや、ちょっとね、うっ!」
「? どうした?」
「いや、その・・・・な、何でもない、うっ、くうぅ・・・・」
「? おかしな奴だな」
首を傾げながらシンは去った。危なかった・・・・
「行ったぞサヨ・・・・・全く、シンがいたっていうのに・・・・・」
「ヂュぷ! ん・・・・・ゴク。だって・・・・我慢出来なかったんですもの・・・・レロ、レロ、ちゅ、ジュぷ❤」
「クッ、うあぁ・・・・・」
繁みにしゃがみ込んだサヨは、さっきからいきり勃った俺の肉棒を、さも美味そうに頬張っていた。
「ん・・・・・リオ様のおチンチン、ジュぷ、凄い熱くて、臭くて・・・・美味しいです❤・・・・・チュぷ、レェロ」
「う、クッ! サヨ、もう・・・・・」
「ん、チュぷ、ジュぷ、ンフ♪ いいですよリオ様、そのまま出して下さい! サヨの口マンコにリオ様の熱い精液、いっぱい射精して!!」
「くうぅ! サヨ!!」
ブビュルルル!ブビュル!ビュルーーーーッ!!
「ブふぅ! ウフ! んんんんんーーーーッ!!・・・・・ンン、ゴク、ゴク、ンん・・・・・プハぁ❤ リオ様、全部飲めました」
そう言ってサヨは口を開けて、精液が残ってないのを証明した。
「ああ、良く飲めたね。サヨは上手くなったなぁ」
俺が頭を撫でると、サヨは嬉しそうに、でもどこか艶っぽく微笑み、肉棒の汚れを舐め取っていく。
「しかし口マンコなんて言葉、どこで憶えたんだ?」
「フフ、村のご婦人方のそういう話を聞いてたらいつの間にか憶えちゃって・・・・・それよりリオ様、私もう・・・・・」
サヨが寝転がって大きく股を開くと、そこはもう大洪水だった。俺はゴクリと喉を鳴らすと、まだ大きいままの肉棒を、
「大きな声を出すなよ!」
濡れた腟口に突き挿れた。
「あぁン! はぁン! リオ様ぁ、もっと───」
風呂に入りつつ、俺は背後からサヨを責め立てる。
ジャバジャバと水音を立てながら激しく突き挿れると、サヨの腟肉がキュッ、キュッとキツく締め付けてとても気持ちいい。
「ア"ッ! ア"ッ! ア"ッ! ア"ッ! リオ様ぁ、私、私もう───」
「イキそうか、サヨ。俺ももうすぐだから頑張れ!」
「無理です! もうイク! もう───イッ、クうぅぅぅッッッ!!!❤」
サヨの腰がビクンと跳ね、腟肉が更にキツく締め付ける。我慢出来ずにイッてしまったみたいだ。
「全く、もう少しだったのに」
俺は肉棒を抜くと、イケなかった不満を表す示すように肉付きの薄いサヨのお尻をペチペチと叩く。サヨは「ごめんなさい」と謝りながらも、尻を叩かれると気持ち良さげに声を洩らしていた。
その時、浴室の扉が開き、全裸のルリが入って来た。
「あ、やっぱりここにいた。もう、二人だけでズルいよ!」
ルリは入って来た途端、俺に身体を押し付け、唇を重ねた。
「ン───チュぷ、んん・・・・・あは、リオのこんなにカチカチ・・・・」
ルリは唇を重ねながら、俺の肉棒を手で擦る。
「サヨが先にイッちゃって、俺はまだイッてないんだ」
「あら、なら丁度いいわね。───来て、リオ♥」
ルリは妖艶に微笑むと、浴室の壁に手を当て、腰を突き出す。ルリの秘所は既に愛液に濡れて、俺の到来を待ち構えていた。
「もうこんなに濡らして・・・・随分いやらしくなったな、ルリは」
濡れた秘所に肉棒を這わせると、ルリは嬉しそうにピクピクと反応する。
「あン♥ もう、私をこんなにしたのはリオなんだから、責任取ってよね♥」
「それもそうだ、な!」
俺はルリの腟奥目掛けて、一気に突き挿れた。
「ンア゙ァァん!!♥ 硬いのが奥まで・・・・・・んん!」
パンパンとリズミカルな音が浴室内に響き、艶めかしいルリの喘ぎ声にリオは増々腰を強く、深く突き挿れる。
「はぁン、あぁン♥ リオのが奥まで届いて・・・・ふぅん! き、気持ちいいよぉ!!♥」
リオはルリの豊満な胸を背後から鷲掴みして揉みくちゃにする。
「ルリの身体は最高だな! おっぱいもおマンコも最高に気持ちいいぞ!」
「んあぁ、ホント? んふ、うれしい。もっとして、リオ。もっといっぱい私の身体で気持ち良くなってぇ!!♥」
ルリの懇願にリオは更にペースを上げる。その時、
「二人だけで気持ち良くなってズルいです。リオ様ぁ、私も・・・・・ムチュ♥」
復活したサヨがリオに抱き付き、唇を重ねて来た。
「ムチュ、チュウ、ムフん、んん・・・・リオひゃま・・・・んレェロ、ンフ、ズズズ・・・・」
サヨはリオに抱き付き、背中に小振りな胸を擦り付けながら、唇に吸い付く。舌を絡め、唾液を啜り、両手でリオの乳首を弄り回し、官能を高める。
「ムフぅ、フン、チュプ・・・・ルリ、サヨ、もうすぐだ、どこに出して欲しい?」
リオの問いかけに二人は濡れた視線を交わして頷き合う。
「ンアん! かけてリオ、私達の顔に───!」
「ムチュう、リオひゃまのひぇーえき、ひっぱいかけてえ!!」
二人の願いに応え、ルリの腟奥を力一杯突くと肉棒を抜き去り、
「ん、くう、イクぞ!!」
二人を並ばせると、その欲情に塗れた顔面目掛けて射精した。
「「ふああぁぁぁーーーーーんんッッ!!♥」」
ルリとサヨは顔面に白濁液を浴びてイッた。白い粘液は重力に従い下へと垂れていく。ルリの深い胸の谷間には白濁の池が出来、サヨは口に入った粘液を喉を鳴らして飲み込む。
リオが無言で肉棒を突き出すと、二人は先を争うように肉棒の汚れを舐め取っていく。熱に冒されたように熱った顔で互いの顔や唇にも舌を這わせ、付着した精液を落としていく。
やがてルリとサヨの唾液ですっかり綺麗になった肉棒は、テカテカと輝き、雄々しくそそり勃っていた。
「さて・・・・どうする?」
リオが尋ねると、二人は熱い吐息を吐き、自ら股を開くと、
「リオぉ・・・・・」
「挿れて下さい・・・・」
と懇願し、指で割れ目をくぱぁっと開いた。
暫くすると、浴室には再び二人の少女の艶めかしい声が響き始めた。
三人の情事を覗く、幼い瞳がある事も忘れて───
「ハァー!ハァー!ハァー!ハァー!・・・・・・」
私──コモモはお布団の中に飛び込んで、荒い息を整えていた。
(な、何なのアレ・・・・・・)
ルリさんに「いいもの見せてあげる」と言われて連れてかれたお風呂場で観た光景が頭から離れない。
裸で絡み合う三人の男女の姿。
日頃の快活さは鳴りを潜め、艶っぽい声を上げるルリさん。普段の清楚可憐な様子から一変して、淫らに喘ぐサヨさん。いつもの優しい顔じゃなく、どこか怖い感じがするリオ様。まるで良く知っている筈の人達が突然別人になってしまったような感覚に、私は何故か置いて行かれたような寂しさと、熾火のような興奮を感じていた。
(ハァ、ハァ・・・・何でだろう? あの光景を思い浮かべるだけで胸がドキドキして・・・・変だな? 股間がムズムズする・・・・)
初めての感覚に我慢出来ず、股間に指を這わせると、
ヌチュッ!
私の股間は汗とは違うもので湿っていた。
(何これ!? 汗やおしっことは違うけど・・・・んン、触ると、ん・・・・・ヤダ、変な感じ・・・・・)
濡れた股間に触るとくすぐったいような、痒い所に手が届いて気持ち良いような、何かが込み上げるような奇妙な感覚に息が荒くなる。
甘い疼きに耐えられず、股間を触っていた手の動きが速くなり、そして、
「ア、ヤダ! 何か来る! イヤ! ダメ、ダ、メえぇぇ~~~~ッ!!」
込み上げる快感にビクンと腰が跳ねた。頭が真っ白になる感覚に、私は暫く呆然としていた。
「ハァ、ハァ、何これ・・・・? 私の身体、どうしちゃったの・・・・?」
ボーッとした頭で濡れた指先を見つめる。
「・・・・・コモモ様? どうかしましたか?」
「な、何でもありません!」
隣で寝ていたアオイの声がして、私は慌てて布団を頭から被る。
暫くするとアオイの寝息が聞こえて来て、私はホッと胸を撫で下ろした。
結局この日は朝まで悶々として眠れなかった。
翌日、私──ルリは熱を出して寝込んだコモモちゃんの部屋を訪れていた。
「いただきます・・・・・」
コモモちゃんはリオ特製のお粥を口に運ぶ。
熱と言っても昨夜のアレを観たショックによるものだろう。いやぁ~、流石に10歳の娘には刺激が強すぎたかな~? 反省反省。
「あの、どうして・・・・・?」
お粥を半分も食べない内に匙を置き、コモモちゃんが尋ねる。
「ん? 何が?」
「何故あんなものを私に見せたんですか?」
サヨに相談された私は私達の関係を一々説明するよりも手っ取り早いと昨夜コモモちゃんをお風呂場に連れて行き、一切合切を観せたのだ。
「・・・・コモモちゃんはアレが何してるのか分かった?」
私が逆に尋ねるとコモモちゃんは顔を真っ赤にして俯く。そんな様子がとても可愛らしい。
「アレは・・・・・その、つまりはこ、子作りです、よね?」
「まぁ最終的にはそうね。でも私達はお互いの仲を深めたり、愛を確かめたり、そういう手段として身体を重ねてるわ」
「仲を深め、愛を確かめる・・・・・」
「もうすぐ収穫の時期。それが終わればリオはこの村、ううん、この国を出て行くわ。それまでに私もサヨもリオにたくさん想いを伝えたいの。その結果、赤ちゃんが出来たとしても悔いは無いわ」
私はコモモちゃんに真摯に説明する。幼い彼女にはまだ難しいかもしれない。でも彼女も私達と同じようにリオを想っているなら隠すのはフェアじゃない。
「コモモちゃんは私達の行為を観てどう思った? 汚い? それとも怖い?」
「汚い、とは思いませんでした。あの時のルリさんもサヨさんもとても綺麗で・・・・怖いというより羨ましいとかズルいとか、色んな感情が浮かんで来て・・・・・なんだろう、良く分かりません」
彼女の思いを聞いて私はほくそ笑んだ。
幼い潔癖さで性行為を汚いものと断じる可能性もあったけど、コモモちゃんは私が思ってたより早熟で、性に興味のあるお年頃だった。これなら脈はある!
「そっか。なら───コモモちゃんもしてみる?」
私が尋ねるとコモモちゃんは耳まで真っ赤になり、俯いたままコクンと小さく頷いた。
読んでいただきありがとうございます。
永らく投稿出来ずすいません。
私事で色々あって小説を書く時間が取れず、気付けば年末になっていました。
休止中も感想やメッセージを送って下さり、ありがとうございました。
来年からは少しずつでも投稿出来れば、と思っています。
次回こそヤグモ地方完結編をお送りします。