第15話を投稿します。
今回からアニメ2期の内容に入ります。
ご覧下さい。
足跡を追跡していると、遠くに隊商らしきものを発見した。
接近し、隊商主らしき身なりのいい男に三人を囚えてないかと尋ねたが、隊商主は知らぬの一点張りで明らかにとぼけている。その時、日本語の叫び声がしたので再度追求すると、誤魔化しきれないと判断した隊商主は護衛に「殺れ」と命じ、護衛共は剣を抜いて襲って来た。
戦闘は一分程で終わった。襲って来た奴らは全員斬った。特にリーダーらしき男の首を刎ねたのは効果的だったらしく全員が抵抗を止めた。
腰を抜かした隊商主に剣を向け、三人の解放を促すと、自分の命は大事なのかすぐに中学生の女の子と小学生の男の子を連れて来た。
女の子は
男の子は
亜紀に「美春お姉ちゃんを助けて!」と請われ、隊商主に再び剣を向ける。隊商主は観念したように別の馬車に案内した。
隊商主が鍵を開けると、そこには若く見目麗しい少女達がいた。その中でも特に美しい長い黒髪の少女と目が合った。
「────────!!」
会った事は無い。無い筈なのに胸に懐かしさが、愛おしさが込み上げて来るのは天川春人の魂の影響だろうか。
俺は彼女を助けられた事に心の底から安堵し、深い溜め息を吐き、彼女に手を差し伸べた。
「助けに・・・・・来ました」
それが近い将来、妻の一人となる綾瀬美春との出逢いだった。
美春を救出した俺はこの場を早々に離れる事にした。
隊商主から美春達の荷物を取り返すと、美春達を奴隷にしようとした事や俺を殺そうとした事に対する慰謝料を要求すると、すっかりびびった隊商主は大慌てで金貨がたっぷり詰まった袋を二つ持って来た。これだけあれば一年は遊んで暮らせる額だ。俺は満足して「行きましょう」と美春達に声をかけた。
だが美春が何か言いたそうにしている。大方奴隷達を解放して欲しいのだろうけど、こいつはきちんと許可を取った奴隷商人で奴隷は彼の財産、勝手に解放すれば俺の方が罪になると説明すると、彼女は辛そうな表情を浮かべながらもコクリと頷いた。頭のいい娘だ。既に日本の常識が通用しない場所に居る事を、そして自分の立場をちゃんと理解している。
俺は三人に着いて来るよう促し、隊商が来た方向に街道を進む。その間に軽く自己紹介を交わした。俺が『ハルト』と名乗ると美春は驚き、亜紀は嫌悪感を顕にしていた。
日が暮れて来たので街道から少し離れた場所に『岩の家』を設置し、驚く三人を中に招いた。
家の中に入ると三人は息を呑んだ。この瞬間は少し楽しい。新築の我が家を自慢する人の気持ちが解かる気がする。
三人をソファーに座らせると、冷たい飲み物とお菓子を用意して一息ついてから状況を説明した。
ここが地球ではない異世界である事。科学の代わりに魔術が発展した世界である事。俺には前世があり、その前世が日本人だから日本語を話せる事。俺が助けなければあのまま皆奴隷にされてた事。そして地球へ帰る方法は今の所分からない事など小学生でも理解出来るよう懇切丁寧に説明した。
三人は納得出来ないながらも理解したらしく、今度は自分達に何があったかを話し始めた。
学校からの帰り道に時空の歪みに巻き込まれ、気づいたらこの世界にいた事。一緒にいた二人が行方不明な事。取り敢えず人を探していたらあの奴隷商人に出くわし捕まってしまった事を。
取り敢えず俺は二人の行方を捜す為情報を集める事を約束し、三人には当面生活の面倒を見るからその間にこの世界の言葉や常識を学んで貰う事にした。美春はしきりに恐縮していたが、最後には「お世話になります」と頭を下げた。
その後、夕食を摂ると疲れたのか亜紀と雅人は早々に床に就いた。美春は入浴中、俺はリビングで今日の出来事を思い返していた。暫くすると脱衣場の扉が開く音がして、風呂上がりの美春が姿を現した。
着替えが無いから制服のままなんだが、風呂上がりのせいかブレザーの上着やベスト、リボンタイやストッキング等を脱いだ白いブラウスとチェックのスカートだけのラフな恰好だ。
「ハルトさん、お風呂お先にいただいてすみません。とてもいいお湯でした♪」
美春は濡れた髪を拭きながら、風呂が気に入ったのかご機嫌な様子で話しかける。
洗ったばかりの黒髪は艶を増し、白いブラウスが照明の光で薄っすらと透け、彼女のスタイルの良さを際立たせる。優美な曲線を描く長い脚は眩いばかりに俺の目を惹きつけ、風呂上がりの石鹸の香りが鼻孔をくすぐる。第2ボタンまで外され、ブラウスの隙間から覗かせた鎖骨と火照った顔が妙に色っぽく、思わず生唾を呑んだ。
(マジか~、美春って清純派だと思ってたのに、こんなに色っぽいんだ・・・・・)
いや、現役女子高生の色香を甘く見てたわ。清純派と侮って、いや、寧ろ清純派だからこその色気が今の美春からは漂っていた。里を出てから二週間、すっかりご無沙汰だったからか下半身が熱くなるのを感じる。
気づかれぬよう美春にアイスティーを勧め、明日着替えなどを買いに街へ行こうと誘う。すると何を勘違いしたのか、
「えっ? やっぱり私臭いますか!? やだ、汗臭かったのかな・・・・・」
と、慌ててブラウスの臭いを嗅いで確かめようとする。
「いいえ全然! というか美春さんの汗はいい臭いしかしないですよ! 甘酸っぱくてずっと嗅いでいたくなるような・・・・とにかくとてもいい臭いです!」
慌てて力説する俺に美春は耳まで真っ赤になり、恥ずかしそうに俯く。
(やっちまった・・・・年頃の女の子の臭いをずっと嗅いでいたいって完全にアウトだろ・・・・・)
吐いた唾は飲み込めない。後悔しつつ美春を見ると彼女もこちらを伺っていた。目が合い、思わず笑いが込み上げる。
「プ、クククッ───」
「プ、クスクス───」
一頻り笑うと先程まであった気まずさは霧散していた。
「すみません、変な事を言ってしまって・・・・」
「いえ、私も勘違いしちゃって、その、お恥ずかしい・・・・・」
妙にくすぐったい空気の中、俺は咳払いをして話を戻す。
ここから徒歩で3~4時間(飛べば30分もかからない)の所に交易都市アマンドがある。ここのリッカ商会には彼女の求める衣服(特に下着)があるから明日買い物に行こうと改めて誘った。但し全員で行くと目立つので、連れて行くのは美春だけでと説明すると以外にも美春はあっさり了承した。子供達だけで留守番させるのも俺と二人っきりで行動する(実質デート)のも抵抗無いようだ。
あんな目にあったばかりだというのにこの警戒心無さ。これを俺が信頼されてるととるべきか、人を疑わない美春の性格の良さととるべきか、正直心配になる。この世界は地球、いや日本程優しくないのだから。
美春はお金の事を気にしていたが、幸い慰謝料をたっぷりせしめたので懐には余裕がある。遠慮する事はないと説明した。だが美春は律儀で真面目な性格なのか、えらく恐縮していたが、最後には折れてくれた。
明日の予定も決まり、風呂に入って寝ようと思ったその時、美春は、
「私に出来る事があれば
と、禁断の言葉を口にしてしまった。
ドクンッ!
治まったと思った衝動が再び甦る。
どうも美春は俺の援助に必要以上に恩を感じていたらしい。正直手を出すにしても当分先の話になると思っていた所に降って湧いたこのチャンス、無駄にする訳にはいかない!
「本当に? 何でもシテくれるんですか?」
「はい! 何でも言って下さい!」
少しでも恩を返せるのが嬉しいのか、美春は可愛らしく気合を入れる。ならば───
リオは立ち上がると美春の正面に移動し、一気にズボンとパンツを下ろした。
「ッッ!? きゃあああああッッ!!」
雄々しく屹立した肉棒を間近で見て、美春は両手で顔を覆って悲鳴を上げた。
だが、リビングにはリオの手によって遮音結界が既に張られていて、その悲鳴は誰にも届かない。
「ハ、ハルトさん!? いきなり何するんですか!!」
羞恥か怒りか顔を真っ赤にしながら美春は珍しく大声を上げる。
「あれれ~? 美春さんもしかして男のチンポを見るのは初めてですか?」
リオは某少年探偵のようにすっとぼけた口調で美春に一歩近づく。
「あ、当たり前です! 早くしまって下さい!!」
そう言いつつも指の隙間からしっかり見ているから、興味がない訳ではないのだろう。
「え~、でも美春さん言ったじゃないですか」
「私が何を言ったって言うんですか!!」
「
「あっ・・・・・・・・・」
自分の発言を思い出して美春は声を詰まらせた。でもちゃんと覚えているのだろう。誤魔化したり撤回したりしない所が律儀な彼女らしい。
顔を覆っていた手を下ろし、もじもじしながら美春は、
「でも、そんないきなり・・・・・私、そういう事はした事無くて・・・・・よく分からないんです」
動揺してるのか、与えなくてもいい情報をリオに与えてしまう。
(はい処女確定~♪ 動揺して自分が何言ってるか分かってないんだろうなあ、きっと)
苦笑しつつリオは更に一歩、美春に近づく。美春は恥ずかしくも興味はあるようでさっきからチラ見している。
「意外だな~、美春さんモテるでしょ? とっくに経験済みだと思ってましたよ」
「そんな・・・・・私は別に・・・・・」
リオのチンポをチラ見しながら美春は過去を振り返っていた。
綾瀬美春は幼い頃から評判の美少女だった。だが引っ込み思案な性格が災いして、近所の悪ガキ共からいじめられていた。それは好きな娘の気を引きたいという気持ちの裏返しだったが、それにより美春の心には男に対する恐怖心が刻まれてしまった。例外は父親と幼馴染の天川春人のみ。いつも守ってくれる春人に依存するような幼少期を美春は過ごしていた。
春人の両親が離婚し、父親に引き取られ春人が引っ越してしまった時は世界が終わったように感じた。「大人になったら結婚しよう」という可愛らしい約束と自分を姉のように慕ってくれる春人の妹・亜紀の存在を支えにして、美春は春人の居ない日々を過ごしていった。
変化があったのは中学生になってから。先輩やこれまで自分をいじめていた同級生がいきなり告白して来たのだ。本人は気づいてないが、美春は艷やかな長い黒髪と白い肌、愛らしい顔立ちと年齢以上に発育したスタイルをした極上の美少女に成長していて、そんな娘が身近にいればモテるのも当然だった。
だが美春からすれば望んでもないのに苦手な男が寄って来るという状況に困惑するばかりで、男に対する恐怖心は増々強くなっていった。
そんな美春を支えたのは先輩の皇沙月や亜紀の義兄になった千堂貴久だった。二人が防波堤になってから、不用意に寄って来る男の数は減っていき、美春はようやく落ち着いて生活出来るようになった。
どんな男に言い寄られても美春の心にはいつも春人がいた。だが高校生になった今も連絡は一切無く、不安を感じていた矢先、美春は時空の歪みに巻き込まれ、見知らぬ異世界に転移してしまった。
沙月や貴久とはぐれ、年下の二人を自分が守らなければと思っていたのに、あっさり奴隷商人に捕まり、危うく奴隷にされる所だった。そんな危機を救ってくれたのがハルトだった。
ハルトはオレンジ色の髪と黒い瞳をした長身の美男子で、前世が日本人だったという信じ難い理由で美春達を助けてくれた。
自分達の置かれた状況を解りやすく説明し、不安そうな亜紀や雅人を元気づける会話から知識と教養、何より優しさを感じた。料理も得意で、夕食の支度を手伝った時の手際の良さや美春を気遣う紳士的な態度、何より出会った時に感じた奇妙な懐かしさと幼馴染と同じ名前というのもあって、初めて会った男性だというのにすっかり気を許している自分に美春は驚いていた。
彼に保護されなかったらどうなっていたか考えるのも恐ろしい。だからだろうか、「何でもします」なんて言ってしまったのは。
美春は自分が男からどういう目で視られてるか理解している。それは危機感の足りない美春を心配して、沙月や他の女友達がそういう知識を教え込んだからだが、美春の初心な反応が面白くて、調子に乗ってかなりアブノーマルな知識まで教えた結果、美春はかなりの耳年増になっていた。
だからハルトが求めている事は何となく分かる。けれど、
(ど、どうしよう・・・・・・やり方は分かるけどいきなりその、身体を求められるなんて・・・・・・でもハルトさんに助けて貰わなければあのまま奴隷にされて、遅かれ早かれ知らない人に貞操を奪われ、もっと酷い目に合っていただろう。ならハルトさん相手の方が遥かにマシだし、それに少しでも恩を返せるなら・・・・)
自分に言い聞かせるように何度も頷き、決意を固め、
「その・・・・・・く、口ですれば、いい・・・ですか?」
と、物凄い事を口にした。
「へ? いや、俺はズリネタになってくれればいいかなって思ってたんだけど・・・・・」
「へ・・・・・・?」
二人は顔を見合わせ、次の瞬間、耳まで真っ赤に染めた美春は恥ずかしそうに顔を手で覆って身悶える。
(何それ・・・・・・何それぇ! じゃあハルトさんにその気はなかったのに私だけその気になってたって事!? これじゃあ私スゴくエッチな娘みたいじゃない! ああ、恥ずかしい! 恥ずかしいよぉぉっっ!!)
生まれて最大の恥辱に美春のLIFEはもう0になる寸前だった。
リオはそんな美春に驚いたが、やがてニンマリと人の悪い笑みを浮かべる。
「そっか~、俺としては初心者の美春さんには酷だろうから自分で済まそうとしてたんだけど、そっか~、美春さんは遥か先を考えてくれたんですね。嬉しいです」
「違います! 私はそんな、そんな事─「考えてたんですよね」─あぅ・・・・・・・・」
図星を指されて美春は黙り込む。
「それじゃあお願いしましょうか、口で」
「無理です! そんな決意すっかり霧散しちゃったからもう無理!!」
一度我に返ったらもう無理らしく、美春はリオのお願いを激しく拒否する。
「ええ~、じゃあ間を取って手でしてくれません?」
「うう・・・・・・でもまあそれなら・・・・どうすればいいですか?」
口でするよりマシだと思ったのだろう。美春はその提案を飲んだ。
「それじゃあ脱いで下さい」
「・・・・・・・・え?」
「ああ、裸になれとは言いませんよ。スカートを脱いでブラウスのボタンを外すだけでいいです」
「・・・・・・・・分かりました」
一瞬全裸になれと言われるかと思った美春は、リオの要求が予想より緩かった事に安堵し、要求通りスカートのホックを外して立ち上がった。
重力に従いスカートが床に落ちると純白の可愛らしいパンティが現れる。続いてブラウスのボタンを全部外すと、パンティとお揃いのブラがリオの目に飛び込んで来た。
「ほお~、これは素晴らしい」
「・・・・・あんまり見ないで下さい」
リオの称賛に美春は恥ずかしそうに身を捩らせる。その間もリオの熱い視線は美春の身体に注がれ続け、
「美春さん・・・・もしかしてブラのサイズが合ってない?・・・・ひょっとしてわざと小さいブラを着けてるんですか?」
突然そう切り出されて美春は息を呑む。
「な、なんで・・・・・」
「随分と窮屈そうに見えたものですから。駄目ですよ、折角形のいい綺麗なおっぱいしてるんですから、ブラは身体に合ったものを着けないと。見た感じD、いやEはあるか・・・・15歳にしてはかなり大きいんだから型崩れしたら勿体ないですよ」
「あう・・・・・・」
リオに指摘されて美春の顔が真っ赤に染まる。
確かに美春の胸は年齢の割にかなり大きい。中学生になる前からどんどん大きくなって今尚成長中の胸は異性からは好奇と劣情の、同性からは羨望と嫉妬の視線を集めていた。
それが嫌で少しでも小さく見せようと小さめのブラを着けていたのだが、リオには見透かされてしまった。更に、
「ウエストは細いのに胸とお尻は大きいって15歳とは思えない素晴らしいプロポーションですね。肌も白くてそれに、スンスン、ああ、いい匂いだ。これなら俺、本当にずっと嗅いでられるな」
リオは美春の首筋に顔を近づけ匂いを嗅ぐ。思春期の少女特有の花のような甘い香りを感じてリオは陶酔する。
更に彼の恋人達が情事の折に発していた
「それじゃあそこに座って。それじゃあお願いします」
「・・・・・はい」
美春はソファーに座ると眼前にそそり勃つ肉棒を見上げ、思わず唾を呑む。
(凄い・・・・・これが男の人の・・・・・こんなに大きくなるんだ・・・・・なんか青筋とか浮いてるけど痛くないのかな? それに・・・・・きゃっ! 凄く熱くて硬い・・・・・でも触れる度にピクン、ピクンって反応して・・・・・フフ、なんかカワイイ♪)
美春は興味深げにリオの肉棒を観察し、指で
「ゴホン、美春さん・・・遊んでないでそろそろ始めてくれませんか?」
「!! す、すみません! すぐにやります!!」
リオに催促され、美春は肉棒を握ると前後に扱き始めた。
シュッ、シュッという摩擦音とリオの荒い息遣いが耳に届き、恥ずかしさに目を閉じそうになる。その度にリオから「目を閉じないでちゃんと見て」と注意されるので、美春はリオの肉棒を見続けた。
すると何度も擦る内に先端から透明な汁が滴り、それが潤滑剤となり動きがスムーズになる。
(ハルトさん気持ち良さそう・・・・・男の人も気持ちいいと濡れるんだ・・・・・スゴくエッチな音と匂い・・・・・結構力入れて握ってるけど、痛くないのかな?)
クチュクチュと湿った音と独特な臭気が鼻孔を突き、美春は眉を顰める。
(う、く、凄い匂い・・・・・汗やオシッコが匂いが混ざって・・・・・でも臭いのに何故か惹かれるような・・・・これがハルトさんの・・・・男の人のオチンチンの匂い・・・・)
初めて触れたチンポに興奮して、自然に美春の息が荒くなる。リオの肉棒は更に大きさと硬さを増し、美春の目を惹き付ける。
(スゴい・・・・・男の人って皆こうなの? こんなに大きくなって・・・・・こんなの本当に入るのかな?)
今握っているモノが自分の腟内に入る所を想像して、美春の下半身がキュンと疼いた。
(何を想像してるの私! もう! こんなの握ってるから変な妄想しちゃうんだわ。お願いだから早く終わって!)
その願いが届いたのか、リオが声を上げた。
「くっ、うあ、美春さん、イキます!」
「え? あ、はい───ひゃん!!」
反射的に答えた美春に白いシャワーが降り注ぐ。艷やかな黒髪や端整な顔、ブラウスから太股まで汚されて、美春はようやくリオが射精した事に気づいた。
(これが男の人の射精・・・・・温かい・・・・精液ってこんなにいっぱい出るんだ・・・・・)
美春は頰に付いた汚濁を指で掬い、興味深そうに伸ばしたり匂いを嗅いだりしている。その瞳にはこれで終わったという安堵があった。だが、
「さて、それじゃあ二回目始めますよ」
「え!?・・・・・あの、ハルトさん? 男の人って一度射精したら暫くは出来ないんじゃ・・・・・・」
「ハハハ、このくらいじゃあ満足しませんよ。まだまだ付き合って貰いますからね」
「ええっ!?」
射精したはずなのに一向に小さくならない肉棒を見上げ、美春は驚きの声を上げる。
「それじゃあ美春さん、続き続き♪」
リオは美春に汚れたままのに肉棒を握らせ、早く動かせと催促する。美春は促されるままに再び扱き始めた。
(ハア、ハア・・・・精液の、オチンチンの匂いで頭がクラクラする・・・・・・これ以上射精されたら私、どうなっちゃうんだろう・・・・)
美春は自分の感情に戸惑っていた。
男が苦手だった筈の自分が今日初めて会った男の前で半裸になり、あまつさえ手淫をさせられるという異常事態に陥ったのだから当然だろう。
更にハルトは一度では満足しなかったらしく、身体に付着した汚れも拭わせぬまま、続きを促すのだ。
風呂に入ったばかりだというのに、異常事態に置かれた緊張と興奮から身体が汗ばむ。そこに、
「おや? 美春さん、下着が湿って来ましたよ。特にここが」
リオは爪先を美春の股間とソファーの間に滑り込ませ、親指で中心部を引っ掻いた。
「──────ふぁんッ♥!!?」
自分が出したとは思えない甘い声に驚き、思わず片手で口を塞ぐ。
「ねえ美春さん、ここなんか特に濡れてるんですけど、これって何でしょうねえ?」
足の親指で引っ掻きつつ、リオは詰問を続ける。
「ひゃ! あん! それは、その、んん、あ、汗なの、ひああ! 汗だからぁ!♥」
「ふーん、汗ねえ。駄目ですよ美春さん、嘘吐いちゃあ。分かってますよ。ここを弄られて気持ち良くなってるんでしょう?」
リオに言い当てられて美春の全身が羞恥に染まる。更にリオは悪魔のような甘い言葉で美春を
「いいんですよ、気持ち良くなっても。我慢する必要なんて無いんですから」
「でも・・・・・・・・」
美春は確かに感じているが、何かが引っかかってるようで快楽に没頭し切れてないように見える。
「美春さん、もしかして好きな人います?」
「!!」
そう言われて美春が咄嗟に浮かんだのは幼き日の天川春人。だが彼の成長した姿を想像しようとしたら、何故か目の前にいるハルトと重なってしまった。
(え? なんで? 大きくなった春くんを思い浮かべようとしたのに、どうしてハルトさんになっちゃうの・・・・? えっ、これってまさかそういう事・・・・・・えええええっ!?)
突然浮かんだ感情にパニックになる美春。美春のそんな内心を知らず、リオは質問を続ける。
「ひょっとして恋人でもない俺に触れられる事に抵抗ありますか?」
「いえ、あの・・・・・・全くないとは言えませんが、ハルトさんにはお世話になってますし、それにハルトさんなら私・・・・・」
「ありがとうございます。でもね美春さん、俺は貴女にもっと楽になって欲しいんです」
「?・・・・・どういう意味でしょう?」
美春は意味が分からず首を傾げる。
「確かに貴女は年上です。だからって亜紀ちゃんや雅人君に対して責任を感じる必要はないんですよ」
「!!」
「突然理由の分からぬ状況に陥って頼りにする沙月さんや貴久さんは居らず、側に居たのは年下の亜紀ちゃんと雅人君のみ。そんな状況で貴女が二人を守ろうと頑張ったのは良く分かってます。でもね、もう大丈夫。貴女には俺がいますから」
リオが優しく美春の頭を撫でる。
「あ・・・・・・・・・・」
この世界に来てからずっと不安だった。
突然見知らぬ場所に来て、一緒に居たはずの沙月や貴久はの姿は無く、年上の自分が亜紀と雅人を守らなくてはとずっと気を張っていた。剣を向けられて、奴隷にされかけて本当はとても怖かった。そんな自分の頑張りを認め、褒めてくれた。もう大丈夫だと言って頭を撫で、安心させてくれた。そんな人は春人以外にはもう現れないと思ってたのに────
「やだな・・・・・・・そんなに優しくされたら泣いちゃいそうです・・・・・」
リオは美春の隣に座り、小刻みに震える肩を抱き寄せた。
「泣いてもいいですよ。本当に良く頑張った。えらいぞ、みーちゃん」
そう言われたらもう駄目だった。
美春は泣いた。リオにしがみつき、子供のようにワンワン声を上げて泣いた。どうして自分がと理不尽を嘆き、帰りたいと悲痛な声を上げた。その度にリオは美春の言に頷き、頭を撫でて慰め、背中を軽く叩いて宥め続けた。
小一時間も経った頃、泣き疲れたのか美春はいつの間にか眠っていた。
「やれやれ、流石にこの状態から続きをさせる訳にはいかないよなあ・・・・」
リオは美春の全身を精霊術で綺麗にすると服装を整え、美春の部屋まで運んだ。
ベッドに横たわった美春に苦悶の色は無く、安らかな子供のような寝顔をしていた。
「おやすみみーちゃん。良い夢を」
リオは静かに扉を閉じると自分の部屋に戻り、そのまま眠りに就いた。
翌朝、天窓から差し込む陽射しで俺は目を覚ました。
ドミニクさん謹製のキングサイズのベッドは実に寝心地が良く、手の平に感じる柔らかな感触と鼻孔をくすぐる甘い匂いにベッドから出たくなくなる。
(昨夜は予想外の事があったけど、美春は大丈夫かな・・・・・そうだ、朝ご飯を作らなきゃ・・・・・)
昨夜は思わぬラッキーな展開から美春の下着姿を拝め、手コキまでして貰えた。途中美春の心の重荷を軽くしようと話をしたら泣かれてしまい、二発目とはいかなかったが、一度してしまえば心理的防壁はグッと下がる。美春の攻略はじっくり、かつ確実に進めるとしよう。にしても───
(この手の平から伝わる柔らかな感触は何だ? この知ってる感触は───)
「あん♥」
指をムニュムニュ動かすと隣から甘い声がした。恐る恐る掛け布団をめくると、桃色の長い髪の美少女が全裸で眠っていて、俺は彼女の美巨乳をしっかり揉んでいたのだった。なんというお約束! 分かっていてもあまりの心地好さに手が離せない。しかし───
(なんて美しいんだろう・・・・・・・・)
俺は彼女の美しさに見惚れていた。
俺の恋人達はどの娘も美しいが、それでも彼女の美しさは群を抜いてる。神秘的というか、透明感があるというか、どこか作り物めいた儚さと美しさがある。
「んん・・・・・・」
感じているのか少女の身体がピクンと震え、薄っすらと目が開いていく。彼女の寝惚け眼と俺の目が合った。
「あ、
「おはよう・・・・・・君は俺の契約精霊、でいいのかな?」
「そう、名前はアイシア。それ以外はよく分からない」
「もう名前が付いてるのか?」
「? 遥斗が付けてくれたんだよ。私をそう呼んだでしょ。違う?」
そういえば以前心の中で彼女をそう呼んだっけ。契約によって俺と彼女の心は繋がってるから、俺の心の声は彼女に筒抜けなのか。
「そうだよ」
正解らしい。さて、そうなると───
「アイシア、君は分かっているんだろう? 俺が天川春人では無いと」
そう、俺は天川春人では無い。
彼女の本来の契約者は天川春人であり、俺では無いのだから、俺と彼女の間に契約は成立しない筈。しかし───
「よく分からない。でも遥斗は春人。私達の間に契約は成立してるよ?」
・・・・・以前俺は子供の頃の高熱で天川春人が転生したリオは死んで、その身体に俺の魂が憑依したのではないかと推察したが、その時天川春人の魂の残滓のようなものが俺の魂と融合して今の
「多分そう」
「軽いな、おい」
自分の事でもあるのに無頓着なアイシアに思わずツッコむ。でもアイシアが俺を契約者と認めてくれるのは正直嬉しい。彼女の助力は今後必要になる。
「ま~かせて」
無表情でピースサインをするアイシア。何だか原作と性格が違うみたいだが、まあいいか。何より可愛いし。
「私可愛い?」
「ああ、すっごく可愛い」
「そっか・・・・・・」
アイシアは嬉しそうに微笑んだ。それだけで胸の奥が温かいもので満たされるような気がする。
「ところで遥斗」
「ん?」
「いつまで揉んでるの?」
「!!!」
なんという事でしょう。俺はアイシアが目覚める前からずっと彼女のおっぱいを揉み続けていたのだ。あまりの気持ち良さに手が離れない。これはヤバい! 何と言い訳すればよいのだろう。だがその時、
「する?」
「は?」
「セックス、する?」
とアイシアに尋ねられ、俺の思考は急停止した。そして本能のまま───
「うん、する」
アイシアをベッドに押し倒した。
読んでいただきありがとうございます。
当初のプロットではこの段階で美春に手を出す気はなかったんですが、原作で何でもしますというセリフを見つけて、気づけばこうなっていました。
こんなのは美春じゃないという人もいるでしょうが、うちの美春はこうなりました。
今後もじっくりゆっくり攻略して行こうと思います。
次回はアイシアとの初エッチと美春とのデートをお送りします。