※この作品はR-18です。

性霊幻想記    作:Tokaz

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お待たせしました。
久々のセリア先生の登場です。

リオが精霊の里に滞在してた頃、セリア先生が何をしていたかをご覧下さい。


第7.5話 その頃のセリア先生・その2

 

「はあ、はあ、あぁん、あん」

 

 クチュクチュとどこか官能を揺さぶる水音が室内に響いている。下着を膝まで下げてベッドで横になりながら、私──セリア・クレールは夢中になって股間を弄っていた。

 

「んん、ああ、リオぉ・・・・そこ、気持ちいい・・・・」

 

 私の右手は割れ目に沿って這い、大量の淫蜜を掻き出す。もう充分濡れたみたい。私はゴクンと唾を飲み込むと、指を2本、膣内に挿入した。

 

「あっ!~~~~んはぁん!!」

 

 左手はそれなりに膨らんだ胸を揉み、指先は乳首を摘まむ。右手の指は膣内に埋まり、身体の内側から刺激する。気持ちいい所を探りつつ指の動きを速めるも、もどかしさが浮かんで来る。

 確かに気持ちいいんだけど、私の指では奥まで届かず、リオとした時のような快楽は得られない。それでも私はリオとの情事を思い出し、足りない分を妄想で補おうとする。

 

「あぁん、リオ! もっとして・・・・もっと強く、私の膣内(なか)に・・・・はぁん!いっぱい来てえ!!」

 

 リオを妄想してようやくイケそう。私は盛り上がった所でクリトリスを摘まんだ。

 

「! イ、クぅ~~~~!!」

 

 ビクンと腰が跳ねて、熱い潮が掌を濡らす。

 

「ハア、ハア・・・・・・はぁ、私何やってるんだろう・・・・」

 

 ベッドで仰向けになりながら淫蜜で濡れた手を眺める。その手を握り締めてポスンと柔らかいベッドを叩いた。

 

「寂しいよ、リオ・・・・」

 

 涙が滲んで来るのを、私は堪え切れなかった。 

 

 

 

 

 リオが旅立って一年、私は寂しさを紛らすように研究に没頭していた。

 私が研究しているのは人の魔力量を正確に測定する魔道具の開発なんだけど、これが中々上手くいかない。これを開発するには魔力というものをもっと深く識(し)る必要がある。そもそも魔力とは何なのか、何故人によって保有量が違うのか、保有量は変化するのか、変化するならどうすれば変わるのか疑問は尽きない。

 元々シュトラール地方の魔術水準では難しいと言われている事業だ。研究は思うように進まず、私は日々のストレスを自慰で解消していた。

 

 この1年、リオから手紙が来たのは一度、隣国ガルアーク王国の交易都市アマンドに到着した時だけだ。あの時手紙を届けてくれたのは旧友のアリアだった。彼女がかの有名なガルアーク王国の才女、リーゼロッテ・クレティアの元で働いてるとは思わなかったけど、久し振りに会えたのは嬉しかった。

 

 後始末をして窓を開けて換気をしていると、扉をノックする音がした。誰だろうと扉を開けてから、私は誰だか確認せずに開けた事を後悔した。

 

「セリアちゃ~ん、パパだよ!」

 

「お父様・・・・」

 

 そこにいたのは私の父、ローラン・クレールだった。

 

 

 

 

「それで? 何の御用ですか?」

 

 私は紅茶を淹れながらお父様に尋ねる。

 

「何の御用って、送った手紙を読んで無いのかい?」

 

「ああ・・・・そういえば封も開けてませんでした」

 

「なっ!? 酷いよセリアちゃん! あんなに何通も送ったのに!?」

 

「だからですよ! 忙しいのに毎回毎回、しかも内容はいつも同じ、最近は結婚の話ばかりじゃないですか!!」

 

 愕然として声を上げるお父様に私も負けずに言い返す。心配してくれるのは嬉しいけど、毎度毎度同じような内容の手紙を貰ってもうんざりするだけで読む気にならず、悪いとは思うが開封せずに放置していた。

 

「仕方無いじゃないか!? セリアちゃんが行き遅れて回りから白い目で見られたら、何て思うと私は気が気じゃなくて!!」

 

「いや、まあ・・・・それは私も嫌ですけど」

 

 貴族社会では結婚適齢期は15歳前後、20歳を過ぎれば行き遅れと言われる風潮がある。私はもうすぐ18歳だからお父様が焦るのも分からなくは無い。でも私には───

 

「私とてどこの馬の骨とも分からぬ奴にセリアちゃんをやる気は無いよ。セリアちゃんにいい人はいないのかい?」

 

「・・・・誰でもいいんですか?」

 

 そう、例えばスラム街出身の孤児でも。

 

「・・・・勿論。セリアちゃんが選んだ男なら認めるよ。でもそんな事を言うって事は・・・・いるんだね?」

 

 お父様に指摘されて私の顔がカーっと熱くなる。

 

「やれやれ、顔が真っ赤だよセリアちゃん。

・・・・それで? その彼とはいつ会わせてくれるんだい?」

 

「それは・・・・その、彼は今旅に出ていて・・・・」

 

「旅?・・・・いつ戻って来るんだい?」

 

「それは・・・・」

 

 私は何も言えない。リオが今どこにいるか、私には分からないのだから・・・・

 

「分からないのかい? それじゃあ・・・・」

 

「でも必ず帰って来ます! 必ず迎えに来てくれるって約束したんだから!!」

 

 私が向きになって言うと、お父様は嘆息し、苦笑を洩らした。

 

「やれやれ、セリアちゃんはその彼が本当に好きなんだね・・・・分かったよ。但し、彼が帰ったら必ず紹介しておくれよ」

 

「はい! ありがとうお父様!!」

 

 感極まった私は、珍しい事に自分からお父様に抱き着いていた。

 

 

 

 

 

 

 お父様の来訪から暫くして、私は研究の副産物として、ある魔道具を完成させた。私は今からその魔道具を自分の身体で試そうとしていた。

 

 

 ブウウゥゥゥゥ───ン

 

 

 魔力を通すと卵形の小さな魔道具が細かく振動し、低い駆動音が室内に響く。緊張に私はゴクリと唾を飲み込む。決して欲情しているからでは無い。念のため。

 

「それじゃあ・・・・」

 

 意を決した私は服を捲り上げブラを外す。ポロリと零れたおっぱいの頂、乳首に向かってゆっくりと魔道具を近付け───

 

「ふうぅぅぅんっ!?」

 

 触れた瞬間、ビリっと雷ような刺激が身体に走った。

 

(いきなり強すぎたかな? 少し魔力を弱めて・・・・)

 

 魔力を弱めると魔道具の振動も弱まる。私は再び魔道具を乳首に当てた。

 

「んんん!・・・・ああ、うん・・・・これって、いいかも・・・・んああ❤」

 

 痺れるような快感が走り、身体が小刻みに震える。私は魔道具を股間に回し、割れ目に当てた。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!~~~~これスゴい! お腹にビリビリ来るうっ!!」

 

 下腹部に走った快感に身体が跳ね上がる。

 

(ああ、これいい!・・・・これ膣内に挿れたらどうなるんだろう・・・・?)

 

 私はゴクリと唾を飲み込み、恐る恐る挿入した。

 

「くひぃ!? いいぃぃぃんんっっ!!❤」

 

 人には絶対に真似出来ない微細な振動が、快感となって胎内から全身伝わる。

 

「ああ、これいい!・・・・思った以上に気持ち良くって・・・・んんん、ああ、堪んない──あっ!?」

 

 快感に溢れた愛液で指が滑り、魔道具が膣奥に挿ってしまった。取ろうと指を挿れるけど、振動で上手くいかない。マズい! このまま取れなくなったらどうしよう───!!

 

 

 

 

 

「もしかして私ってバカ・・・・?」

 

 やっとの事で魔道具を取り出してから、魔力を送るのをやめれば振動が止まる事に気付いて軽く落ち込む。

 

「取り敢えず事故防止に紐は必要ね。早速取り付けましょう。さて、次は───」

 

 私は枕元に置いてあるもうひとつの魔道具を手に取る。先端が一回り大きく、亀の頭のような形をした30㎝くらいの長さの円筒形の魔道具。所謂男性器を模して作ったものだ。魔力を送ると魔道具がブルブルと震える。私はゴクリと唾を飲み込み、恐る恐る膣内へ挿入した。

 

「は、あ、あぁん!・・・・ああ、これ・・・・この感覚、リオと似てる・・・・ああ、気持ちいい!!」

 

 自分の指では届かなかった所まで魔道具の先端が届き、今までのもどかしさが解消されるような快感に私の身体が悦びに震える。

 私は卵形の魔道具を手に取り、魔力を通してから乳首に押し当てた。

 

「あああ!・・・・これスゴい! 上も下も振動が・・・・んああ、スゴいの来るうっ!!」

 

 無意識に送る魔力が強くなって、振動が更に激しくなる。私は乳首に当てていた魔道具を思い切ってクリトリスに当てた。

 

「はあ、あ、あ、あっ! 刺激強過ぎ・・・・もうダメ! イ、クぅ~~~~~っっ!!」

 

 ブシュッ!ブシュッ!!

 

 激しい快楽に私は潮を噴いて絶頂した。

 

「ハアー、ハアー、うぅん・・・・我ながらスゴいモノを作ってしまったわね・・・・」

 

 魔力を切り、息を荒げながら私は呟く。その時、

 

 カタンッ!

 

「! 誰!?」

 

 誰もいない筈の部屋に物音がして、私は咄嗟に衣服で身体を隠しながら鋭い声を上げた。

 

「あー、すみません。ノックはしたんですが・・・・」

 

「アリア!?」

 

 そこには頬を赤らめ困った顔をした旧友、アリア・ガヴァネスがいた。

 

 

 

 

 

 

 私──アリア・ガヴァネスが友人であるセリア・クレールの元を訪れたのは前回と同じ、手紙の配達の為でした。

 旅の行商人が預かって来たセリア宛ての手紙。『ハルト』と差出人が記されたその手紙を届ける為に、私は再びベルトラム王国王立学院を訪れていた。

 セリアの研究室の扉をノックするが、2度3度とノックを繰り返しても返事が無い。

 

「セリア? いないのですか?」

 

 声をかけてもやはり返事は無かった。留守かと思いドアノブを回すと鍵が開いている。ひょっとして研究に没頭し過ぎて倒れてるんじゃ、と思った私は思い切って部屋に押し入った。

 

「はあ、あ、あ、あっ! 刺激強過ぎ・・・・もうダメ! イ、クぅ~~~~~っっ!!」

 

 そこで見たのは潮を噴いて絶頂するセリアの姿だった。

 

 

 

 暫く顔を見合わせ固まっていた私達でしたが、先に再起動した私はセリアに着替えるように言うと、私自身落ち着く為に紅茶を淹れ始めた。

 暫くして着替えを終えたセリアがやって来て、私は紅茶を差し出した。

 

「どうぞ・・・・」

 

「あ、ありがとう・・・・」

 

 暫く黙ったまま紅茶を飲んでいた私達でしたが、沈黙に耐えきれなかったのか、セリアが口を開いた。

 

「あはは、いやあ、みっとも無い所を見せちゃったわね・・・・」

 

「ええ、まあ・・・・正直びっくりしましたが、私達の年頃なら、その・・・・オナニーするのもおかしい事じゃありませんし・・・・」

 

 落ち込んだ様子のセリアを励まそうと何気なく言った言葉にセリアが食い付いた。

 

「アリアもオナニーするの!? いつ!? どこで!? どれくらいの頻度で!?」

 

「えっとその・・・・疲れが溜まった時、自分の部屋で週1、2回くらいでしょうか・・・?」

 

 キラキラした顔で迫られて、つい本当の事を話してしまった。は、恥ずかしい・・・・

 

「そっかあ、アリアもするんだ・・・・あ、だったらコレ、試してみない?」

 

 そう言って奥に引っ込むと、セリアは妙にウキウキした様子で自慰に使っていた卵形と円筒形の物体を持って来ました。

 

「これは・・・・?」

 

「研究の副産物で出来た魔道具なんだけど、中々良かったからアリアも試してみない?」

 

「ええと・・・・」

 

 不意にさっき見たセリアの姿が頭に浮かぶ。彼女の快楽に蕩けた表情や身体を震わせ潮を噴く姿が自分と重なり、「コレを使ったら私もああなるのかしら?」と思わず唾を飲んだ。

 渡された魔道具を暫く見つめ、意を決した私はセリアに尋ねる。

 

「コレ・・・・どう使うんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

「ふあぁ! スゴいのクルぅ! こんなスゴいの・・・・はぁぁん、もうダメェーーーーッ!!」

 

 プシュッ!!

 

 アリアの腰が跳ね上がり、絶頂に潮を噴いた。うわあ~、同い年なのに私──セリアより遥かに大人っぽい彼女が快楽に震える姿は、堪らなく色っぽいわね。さて、感想を聞いてみましょうか。

 

「どうだったアリア?」

 

「・・・・セリア、貴女とんでもないモノを作りましたね・・・・私潮なんて噴いたの初めてですよ・・・・」

 

 気怠げにアリアが答える。気に入ってくれたのなら良かったわ。

 

「そう。良かったらそれあげるわ」

 

「えっ!?」

 

「これは趣味で作ったモノだし、自分の分は改良してまた作るから」

 

 私がそう言うと、アリアは暫し考える素振りをしてから切り出した。

 

「セリア、コレを私の主、リーゼロッテ様に見せてもいいですか?」

 

「!?リーゼロッテ嬢に? 別にいいけど・・・・?」

 

「ありがとう。大丈夫、きっと貴女の役に立てると思いますよ」

 

 そう言ってアリアは不敵に笑った。何だろう、何か嫌な予感がするわ・・・・

 

 

 その後アリアは私にリオからの手紙を渡すと、急ぎガルアーク王国へ帰国した。帰り際、アリアが何か言ってたようだけど、私はリオからの手紙に夢中で聞いて無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 アマンドに戻った私──アリアは至急リーゼロッテ様に面会した。

 

「お帰りなさいアリア。無事にセリア様には会えたみたいね?」

 

「ただ今戻りました、リーゼロッテ様。はい、仕事は無事に。それより見て欲しいモノが」

 

 私はセリアから貰った魔道具を執務机に置いた。

 

「こ、これは───!?」

 

 その魔道具を見て、リーゼロッテ様は驚愕した。

 

 

 

 

 

 

「こ、これは───!?」

 

 アリアが執務机に置いたモノを見て、私──リーゼロッテは驚愕した。卵形と円筒形の2つの物体。特に円筒形の物体の先端は本体より一回り大きく、まるで亀の頭のような形をしている。これはもう間違い無い。

 

(コレってバイブとローターじゃないの!?)

 

 思わず叫びそうになるのを必死に堪える。

 そう、これは所謂大人のおもちゃと言われる元の世界(日本)の代物で、この世界には無い筈のモノだ。

 

「アリア、これをどこで手に入れたの?」

 

「・・・・他言無用にお願いしたいのですが、これは私の友人セリア・クレールが作ったモノです」

 

 私の質問に答えるアリアに、私は驚愕の視線を向けるのを必死に堪える。まさかこの世界でコレを見ようとは・・・・ひょっとして彼女も私と同じ転生者なのかしら? 

 

「・・・・察するに魔道具のようだけど、どう使うのかしら?」

 

 初めて見るモノの用途を知ってたらおかしいと思われるから、私は知らない振りをして尋ねる。

 

「それは・・・・(ゴニョゴニョゴニョ)」

 

 アリアに耳打ちされた魔道具の用途は思った通りだった。

 

「それでアリア、貴女も試したの?」

 

「それは、その・・・・」

 

 あのアリアが珍しく頬を赤くして、恥ずかしげに顔を逸らす。まあ当然か。試して良かったから私に勧めてるんでしょうしね。でも、これはお手柄だわ。上手くやればこの魔道具は巨万の富を生む可能性がある。こうなると、私の行動は速かった。

 

「明日セリア・クレールに会いに行くわ。アリア、帰ったばかりで悪いけど、貴女も同行してちょうだい」

 

「はい」

 

 私の目が商人の目になったのをアリアも悟ったんだろう。二つ返事で引き受ける。

 

「それと・・・・今夜コレ、貸してくれる?」

 

 やっぱり商人としては商品の具合を確かめなくっちゃね。決して欲求不満とか、興味がある訳じゃないから、念のため。

 

 

 

 その日の夜、お風呂上がりの私はベッドの上で件の魔道具を手に取り、繁々と見つめていた。

 

「・・・・借りてはみたけど、この手の器具を使うのって前世以来よね・・・・どんなもんかしら?」

 

 誰にも話した事は無いが、私には源立夏(みなもとりっか)という日本の女子高生であった記憶がある。

 立夏として最後に覚えているのがバスの事故に遇った事だから、恐らくその時死んで、この世界にリーゼロッテとして転生したのだと思う。

 幼少時に前世の記憶を取り戻した私は、父と約束して王立学院を飛び級で卒業し、アマンドの領主となり『リッカ商会』を立ち上げた。そこで前世の記憶を頼りに様々な商品を開発し、商会と都市の発展に力を注いで来た。

 

  

 ───閑話休題(それはさておき)。

 

 

「やっぱりこっちからかな?」

 

 私は卵形の魔道具──面倒だからローターでいいか、に教わった通り魔力を送ってみた。

 

「おおぉ・・・・・・」

 

 ブゥゥンと低い振動がローターから伝わって来る。前世で持っていたローターとそっくりな動きに思わず感嘆して声が出てしまう。

 

「それじゃあ───」

 

 私はお腹にローターを当てて、ゆっくり上に移動する。膨らみ始めた双丘の麓に辿り着くと、頂上目指してローターを這わせる。

 

「ふう、ふう、ふぅ、ぅぅん、はぁん」

 

 くすぐったいような快感が全身に拡がっていく。興奮して熱を帯びた身体は、更なる刺激を求め変化していく。私は勃ち上がった薄紅色の突起にローターを押し当てた。

 

「はぁん! んふぅ、うぅん! うぅ・・・・これスゴ・・・・!」

 

 振動が乳首を襲い、激しい快感に私の背中が反り返る。

 

(ヤダ・・・コレ、思ってた以上にいいかも・・・・このままじゃ私・・・・あ、ダメェ!!)

 

 激しい快感に曝され、身体がビクンと跳ねる。

 

「ハァ、ハァ、ン──ヤダ・・・・私乳首だけでイッちゃうなんて・・・・」

 

 いくら気持ち良かったからって恥ずかしい・・・・でも私の熱は冷める事無く、新たな刺激を待ち望んでいた。

 私はローターを一旦置いて、円筒形の魔道具──コレもバイブでいいや、を手に取り、魔力を送った。ローターと同じような振動がバイブから伝わって来る。

 左手で股間をまさぐると、いつしかそこはしっとりと濡れていた。私は恐る恐る入口にバイブを当てる。

 

「ひぅっ!? うふ、ふぅん!」

 

 振動が伝わり、じんわりと快感が下腹部に拡がる。

 

(・・・・先っぽだけなら平気かしら?)

 

 更なる快感を欲して、私は先端の亀頭部分を膣口に押し当て挿入した。

 

「は、あ、あぁん!・・・・んふ、んんん! ウソ、コレ・・・・はぁん、き、気持ちいい!」

 

 胎内から感じる振動は、今までとは違う快感を私に感じさせ、太股やお尻が勝手にもぞもぞと動いてしまう。

 

(あぁん、コレいい! コレ、もっと欲しくなっちゃう・・・・でも)

 

 もっと気持ち良くなりたい。でもこれ以上突っ込めば処女膜を破ってしまう。それだけは避けたい。相反する気持ちが私にローターを取らせ、自然とクリトリスに押し付けていた。

 

「んはぁっ! ダメ、コレもう───!!」

 

 痺れるような強烈な快感が下腹部に生じ、私の腰がビクンと跳ね上がった。そして、

 

 プッシュウゥゥッ!!

 

 私は生まれて初めて潮を噴いて絶頂した。

 

(ああ・・・・コレ、ヤバいかも・・・・でもこれはイケるわ)

 

 この商品が売れると確信する中、私の意識は白い闇に沈んでいった。 

 

 

 

 

 

 

 

 アリアが私──セリアの元を再び訪れたのは、前回から僅か10日後の事だった。どうやら魔道船に乗って来たらしい。しかも今回、アリアは一人じゃなかった。

 

「初めまして、セリア・クレール様。ベルトラム王国が誇る天才魔道士とお会い出来て光栄です」

 

 水色の髪の可愛らしい少女が微笑みを浮かべて私を見つめている。

 

「こちらこそガルアーク王国が誇る才女、リーゼロッテ・クレティア様とお会い出来て光栄です。よろしく、リーゼロッテ様」

 

 アリアが彼女を連れて来たのには驚いたが、気を取り直して私も笑顔を浮かべた。

 

「セリア様の事は噂だけでは無く、アリアからも直接話を聞いて、是非一度お会いしたいと思っていたんですよ」

 

「それは・・・・光栄です」

 

 アリアったら、彼女に何を吹き込んだのよ!? 私がチラリとアリアを睨むと、アリアは何食わぬ顔で澄ましている。

 

「取り分け興味深いモノをアリアが持ち帰りまして

・・・・今回お邪魔したのはコレについてです」

 

 リーゼロッテさんはテーブルにアリアにあげた魔道具を置いた。

 

「セリア様、コレは画期的な発明です。貴女が何故こんなモノを思い付いたのか分かりませんが、コレは売れます」

 

「えっと、コレがですか? コレは研究の副産物で、恥ずかしい話ですがあくまで趣味で作ったモノです。そんなモノが本当に売れますか?」

 

 不審そうに尋ねる私に、リーゼロッテさんは熱心な口調で続ける。

 

「売れます。現に私も──あっ!?」

 

「試されたのですね・・・・」

 

 リーゼロッテさんはたちまち顔を真っ赤にして俯いた。うわあ~、この人何か可愛いかも。

 私がそんな風に感じていると、リーゼロッテさんは紅茶を一口飲んで立て直した。

 

「コホン、セリア様は貴族のご婦人の中に、どれだけ性的な欲求不満を抱えている者がいるかご存知ですか?」

 

「えっと・・・・?」

 

「例えば夫の寵愛が自分より若い第2夫人に行ってしまい、まだ若い身体をもて余している正妻や、性的な事に興味があっても、男と接するのが怖いというご令嬢など、表に出せない不満や悩みを抱えている人はセリア様の想像以上に大勢いるんです」

 

 そう聞いて私はちょっと引いた。研究が忙しいと暫く社交界に出るのを怠っていたけど、まさかそんな事になっているとは・・・・

 

「そういった貴族のご婦人方にコレは確実に売れます・・・・とはいってもそれにはそういったご婦人を見極め、渡りを付けられる商会の力が必要ですが」

 

 ああ、成る程。そういう事か・・・・

 

「例えば『リッカ商会』のような、ですか?」

 

 リーゼロッテさんが満面の笑みを浮かべる。

 

「如何でしょうセリア様。この魔道具の製造方法を『リッカ商会』に売って貰えませんか? 近頃ベルトラム王宮ではユグノー公爵派とアルボー公爵派の争いが激化し、国王派は日に日に力を失っているそうですね。国王派であるご実家も例外では無く、セリア様も研究資金に困っているのではありませんか?」

 

 リーゼロッテさんの言う通りだ。ベルトラム王宮がきな臭くなっていると学院でも噂が流れている。お父様からの手紙には問題無いと書いてあったが、この先どう転ぶか誰にも分からない状況だ。

 今の私にとってリーゼロッテさんの申し出は渡りに船なんだけど・・・・

 

 私が頭を悩ませていると、リーゼロッテさんはクスリと微笑んだ。

 

「誤解させてしまったかもしれませんね。私はセリア様とは理想的なビジネスパートナーになれると思ってるんです」

 

「ビジネスパートナー?」

 

「はい。私は研究資金を提供します。セリア様は今回のように研究の成果が出来たら、私に報せて下さればいいんです」

 

「でも、その成果が商売に生かせるかどうかは分かりませんよ?」

 

「それは私が判断します。ああ、例え使えなかったとしても資金の提供は続けますからご心配無く。ね、理想的でしょう?」

 

 確かにその通りだ。彼女の援助を受ければ、私はこれからも研究を続けられる。問題は彼女が信用出来るかだけど、直接会って彼女の人柄に好感が持てるし、アリアが忠誠を誓っているのだから大丈夫だろう。こうして考えると断る理由が無いわね。

 

「分かりました。貴女の申し出をお受けします」

 

 私がそう言うと、リーゼロッテさんはにっこりと笑って、右手を差し出した。 

 

「契約成立ですね。セリア様、改めてよろしくお願いいたします」 

 

 私はリーゼロッテさんと握手を交わした。

 

 

 

 こうして私はリーゼロッテ・クレティアと出会った。

 この時の私は近い将来リオを介し、彼女と姉妹のような関係になるとは思ってもいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。

誰がどう見てもデキてるのに関係を否定する原作のやり取りが気に入らなかったので、うちのセリアにははっきり肯定して貰いました。

すっかりオナニーに嵌まったセリア先生はその為の魔道具を開発してしまいます。
そこからアリア➡リーゼロッテと繋がり、原作より早く知り合う事になりました。

原作の雰囲気を壊してしまったかもしれませんが、この小説はエロ小説なのでご了承下さい。

次回からヤグモ地方に舞台を移してお送りします。


ヤグモ地方では何人攻略する?

  • 一人 サヨだけいればいい
  • 二人 ルリって従姉だけど結婚出来るよね
  • 三人 コモモちゃんを忘れるとは何事だ
  • 0人 さらっと流してはよセリア先生出せ
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