ふたなりレズレイプ 作:ユリ
「……」
不意に人の気配を感じて、私の意識は浮上した。
そろりそろり来訪者が抜き足差し足忍び足で近付いてくる。
普通であるならばパニックに陥る様な状況だけど、私が慌てる事はない。
何故なら私は知っているから。侵入者が誰なのか。
「……お姉ちゃん……」
空間に溶けて消える小さなその妹の声に、私の背筋はぞわぞわ震えた。
同時に今後起こる事を期待してお腹の奥に熱が宿り、秘所が疼き始める。
そんな風に私がえっちな事を待ち望んでいる間に妹はもぞもぞ布団の中へ。
「……触るね……」
横向きで寝転ぶ私の背にぴったり密着した妹が耳元で囁く。
間を置かずして寝間着のなかに妹の手が入り込み、ブラがズラされる。
途端、寝間着とおっぱいが直に擦れて擽ったくなるけど、それも一瞬。
「……ッ……」
すぐに私の乳房は妹の手に包み込まれ、好き勝手に揉みしだかれた。
指先で乳輪をなぞられ、勃った乳頭が扱かれ、ぞわぞわ甘い快感が迸る。
思わず喘ぎそうになるけど、声を出せば起きてるのがバレてしまう。
だから私は歯を噛み締めてグッと堪える、のだけれども。
「……ぁ……」
いつまでも声を押し殺し続ける事はできなかった。
何度も何度も弄られ、遂に限界を迎えて矯声が漏れ出てしまう。
出来ることなら口を抑えたいけど、寝たふりをしてる以上それはできなくて。
「ふふ。お姉ちゃん可愛い。寝ながらおっぱい弄られて感じてるんだね♥」
「……ッ……」
だけどそんな私の苦悩なんて妹には関係無いのだろう。
妹はおっぱいを弄りながら、そんな事を耳元で囁いてくる。
その鼓膜を揺らす羞恥を煽る甘く色っぽい声に、耳朶を擦る熱い息遣いに。
私はより一層興奮を覚えてじゅわぁと愛液を漏らしてしまう。
「寝ながら感じるイケないお姉ちゃんなんだから、下も触ったっていいよね♥」
「……ッ……」
そんな事を囁かれたかと思えば、胸から離れた片手は下の衣服の中へ。
寝間着どころか下着の中に侵入した妹の手がそこへ直に触れてくる。
「もう濡れてる。妹に悪戯されて感じるなんてお姉ちゃんは淫乱だね♥」
囁かれながらさすさすと筋がなぞられ、指の腹で膣口が弄られる。
妹に勝手に淫乱扱いされ、玩具の様に性器を虐められて。
普通の姉ならば嫌悪すべきこの状況で、しかし私は間違い無く感じていた。
「……ぅ……ぁ……ゃ……」
敏感な部分を擦られる度、胸が弄られる度、全身が甘く震えて。
頑張って声を抑えようと歯を食い縛っても、勝手に声が出てしまう。
姉妹でこんな事駄目だと頭ではわかってるのに、気持ち良くなってしまう。
「ふふ♥ 一回ちゃんとイカせてあげるからね♥」
「〜〜ッ」
そんな私の葛藤を嘲笑う様に陰核が摘まれ、かと思えば押し潰される。
瞬間、今迄とは比べ物にならない快感に襲われ、私は絶頂してしまった。
身体がガクガク震えて、あそこからは愛液が溢れ出してしまう。
「あぁ♥ 下着がびしょびしょになっちゃったね、お姉ちゃん♥」
「ぁ♥ ぁ♥」
「ふふ♥ 私もそろそろ気持ちよくなりたいから使わせてもらうね♥」
絶頂の余韻に浸る私を置き去りに、毛布が跳ね除けられる。
続いて布擦れの音が鼓膜を揺らし、私の身体が仰向けに変えられる。
そして。濡れて気持ち悪かった下着が寝間着ごと剥ぎ取られ。
「ぁ♥」
くちゅりと濡れた秘裂に硬い物が押し付けられ、思わず声が漏れてしまう。
ぐぐぐっと入口を押し開き、それがお腹のなかを突き進んでいく。
もう何度侵入されたかわからない、硬く熱く太い、妹の性器の生の感覚。
「ぁ♥ ゃ♥ ぁ♥」
姉妹で性行為なんてイケない事なのに。生なんて尚更駄目なのに。
妹の剛直が敏感な場所を擦る度、迸る甘い痺れに何も考えられなくなる。
ただ挿れられただけでそれなのに。でも本番はまだまだこれからで。
「お姉ちゃん気持ち良さそう♥ でも本番はこれからだよ♥」
子宮口まで迫った逸物が酷く緩慢な動きで後退する。
私の頭にその存在を知らしめる様に。肉襞をカリ首で引っ掻きながら。
ゆっくりゆっくり。私に甘い痺れを齎しながら入口まで戻っていく。
そして入口まで引き返したら再び奥へと進み、子宮口まで迫ればまた戻る。
「ぁ♥ ぁぁ♥ ぁ♥」
その何度も繰り返される往復に喘ぐのをとめられない。
起きてるのがバレてしまうのに。下手したら両親が起きてしまうのに。
お腹の奥を抉る肉の棒に全身が甘く痺れて矯声が勝手に出てしまう。
「ふふ♥ お姉ちゃん煩いよ♥ 私がその煩い口を塞いであげるね♥」
けどそんな私の矯声は口を塞がれることで物理的に封じられる事になる。
唇に押し当てられた柔らかい物。見るまでもなくそれは妹の唇で。
妹に膣を犯されながら妹に唇を奪われる、非常を通り越した異常な現実。
「〜〜ッ♥♥」
なのに。その事実に私の心身は余計に満たされ、絶頂してしまった。
先程の焼き回しの様に身体が痙攣し、足先から脳天まで快楽に支配される。
まるでぴりぴりした心地の良い快感に全身が包み込まれているようだ。
「ん♥ ちゅ♥」
だけどそんな風に絶頂の余韻に浸る私の咥内を妹は容赦無く蹂躙する。
舌が絡め取られ、唾液を啜られ、お返しとばかりに唾液が流し込まれる。
人の唾液なんて汚い物を、しかし私は拒む事無く飲み干していく。
寝た振りをしてるから、というのもあるけれど。
でもそれ以上に私の身体が妹の唾液を求めてしまっているのだ。
喉を通る度に幸福感に満たされ、お腹の奥がより熱を帯びていく。
「ゅ♥ ぢゅる♥」
そして私の唇を貪る妹もまた同じなのだと思う。
明らかに妹の腰を振る動きが苛烈さを増し、勢いを乗せて膣内を抉り始める。
ぱんぱん生々しい破裂音すら響かせ、何度も何度も何度も何度も何度も。
「〜〜ッ♥」
そうやって妹が腰を打ち付ける度、私は凄まじい快感の波に襲われた。
頭が真っ白になり、爪先がピンと伸びて、体が断続的に震え始める。
こんなの無理だ。抗えっこない。気持ち良過ぎて頭がどうにかなってしまう。
「あはっ♥」
まるで自分の身体で無いように、イクのがとまらない。
何度も絶頂して苦しさすら覚えてるのに、身体がとまってくれない。
だから私は堪らず助けを求める様に妹の背に手を回した。けど。
妹はそんな私の思いを置き去りに、寧ろ動きをより一層過激な物にする。
何が妹をそこまで駆り立てるのか、暴力的な迄の動きで腰が打ち付けられる。
勿論そんな事をすれば妹の限界もすぐに訪れるというもので。
「あぁ♥ もう無理♥ お姉ちゃん
案の定妹はそう時間を置かずにそう口にした。
妹が姉の中に子種を注ぐなんて絶対に許されない行為だ。
本当ならば暴力を加えてでもやめさせなければいけない愚行だ。でも。
快感に脳味噌までもが支配された状態でそんな事考えられる訳もなくて。
「「〜〜ッ♥」」
子宮口を貫く様に剛直が叩きつけられた瞬間、体内で熱が爆ぜた。
どびゅるるるると擬音が聞こえてきそうな勢いで子種が撒き散らされる。
そしてその猛烈な熱の奔流に私もまた絶頂を迎え、潮を吹き出してしまう。
「ぅ♥ ふぅ♥ 気持ち良かった♥」
暫くの間抱き合った状態でじっとしていると、徐に妹が動き出した。
ぬぷりと音を立てて肉棒が引き抜かれ、妹が腕の中から抜け出していく。
私が名残惜しさを感じているのを他所に鼓膜を揺する布擦れの音。
「また明日も来るからね、お姉ちゃん♥」
身嗜みを整え終えたのか、妹がそう言い残し部屋から出ていく。
床を踏めしめる音が遠ざかり、程なくして扉の閉まる音。
妹が自分の部屋へ戻った事を理解した私はそこで漸く目を開けた。
「もう、あの子。こんなに出して。妊娠したらどうするのよ」
照明を点けて秘部へ目を向けると、多量の粘液が流れ出ていた。
そうして見てる間にもごぽぉっと音を立てて精液は溢れだしてくる。
血の繋がった姉に発情するだけでもあり得ないのに、中出しなんて……。
「ていうか、後始末ぐらいしなさいよね」
目の前の惨状に思わず溜息が出る。
寝込みを襲いに来といて、汚れた下着も寝具もそのままとか本当あり得ない。
いつもいつもやりっぱなしで帰って何考えてるのやら。
「また寝不足確定じゃないのよ、もう」
私は起き上がり、後片付けを開始する。
今の時刻は深夜の二時。三時までには寝られる様に急がないとね。
お姉ちゃん……毎晩妹に犯されてる姉。切れ長の目付きから知らない人からは怖そうな人と思われがちだが全くそんな事はない。寝た振りをしてるのは「姉に欲情してる事が姉にバレた」という状況に陥り妹が傷付く事を阻止するため。要するに妹にとことん甘いお姉ちゃん。
妹ちゃん……夜な夜な姉に夜這いを仕掛ける妹。最初のうちは葛藤しながらの犯行だったが、姉が寝た振りをしてる事を見抜いてからは「これってつまり合意だよね?」と開き直り好き勝手に実姉を犯している。実は密かに付き合ってる恋人がいるド畜生だったりする。