ふたなりレズレイプ 作:ユリ
「……以上が今回の指名依頼の内容です。受けて頂けますか?」
受付嬢の嘆願に私は口に手を当てて考え込む。
指名依頼は通常の依頼と比べ圧倒的に実入りが良い。
そのため単なる魔物討伐であれば迷う必要はないが……。
(スライム……か)
今回は討伐対象がスライムである以上、即決はできない。
スライムとは突然発生する半固体状の生命の総称だ。
アレらは厄介な事に物理攻撃に完全な耐性を持っている。
よって倒すには魔法を使うしかないのだが……。
「再度確認なのだが姿形は半球状で間違いないのだな?」
「はい。少なくとも目撃者の前では常にそうだったそうです」
ふむ、と再度思案する。
スライムは学習能力が高く他の生物の姿を模倣する生物だ。
即ち非生物の姿という事は発生して間もない個体だと判断できる。
様々な事を学習した個体と違って危険度は然程高くない……が。
「確かに叩くならば今が最善かもしれないが……擬態してる可能性もあるぞ? その場合危険度が跳ね上がる事は理解しているな?」
当然個体差はあるが、スライムは総じて地頭も優れている。
長い年月を生きて経験も知識も豊富な個体は特にそれが顕著だ。
アレらは普通に騙し討ちも罠を仕掛けての待ち伏せもする。
早い話、狡猾なのだ。
「はい。理解しています。だからこそ貴女に頼んでいるのです」
受付嬢の言葉になるほど、と私は頷いた。
確かに本当に産まれたてのスライムならば私に頼む必要はない。
それこそBランク冒険者が数人居れば問題なく対処可能な範囲だ。
「……いいだろう。受けよう。だが条件がある」
「ッ」
私の言葉に受付嬢が笑顔を崩し口端を歪めた。
だがそれも一瞬。次の瞬間には表情は元の笑顔に戻っている。
そして私の言う事がわかっている受付嬢は深々と一礼した。
「承知の上です。ギルド長から既に許可は取ってあります」
「そうか。話が早くて助かる」
「因みにお相手はお決めですか? 私のおすすめは「お前だ」」
言葉を遮り即答すると受付嬢はビクリと肩を跳ねさせた。
見る見るうちに受付嬢の瞳に恐怖と不安の色が混ざり始める。
だが保身の為にお勧めと言う名の生贄を差し出そうとしたぐらいだ。事前に予想はできていたのだろう。
「畏まりました」
一瞬だけ何かを言いたげに表情を歪ませるも、ただそれだけ。
グッと歯を噛み締めて心を押し殺した受付嬢は頭を下げた。
今俯いた彼女は何を思いどんな表情をしているのだろうか。
それを想像するだけで背筋に甘い電流が走り鼓動が高鳴る。
「早速出発する。遅くとも明日までには戻るつもりだ」
「承知しました。どうかご武運を」
「ふん。お前は精々今のうちに休んでおくことだ」
帰ってきたら孕むまで延々と犯してやるのだからな。
そう受付嬢に言い残し私はギルドを後にした。
この後に自身に災禍が降りかかるなどとは微塵も思わずに。
♥♥♥♥♥
「やはり産まれたてだったか」
私は手の中で魔核と呼ばれる水色の結晶を弄びながら呟く。
今私が居るのは目撃情報のあった街道から離れた荒野地帯。
開けた場所故スライムを見つけるのは簡単だった。
というかぴょんぴょん跳ねていて見つけるまでもなかった。
何故跳ねていたのかは知りようもないが……。
「こんな雑魚のお陰であの女を孕ませられるとは運がいい」
私はほくそ笑み彼女、サフィアの事を思い浮かべる。
綺麗な緑髪を肩口で切り揃えたダウナー系美女。
着任した時からいつかは孕ませてやろうと考えていた。
だが彼女の近辺を探っても特に弱みは見つからず。
今の今まで手をこまねくしかなかった所に今回の依頼だ。
「スライム様々だな」
人類が優先して対処すべき魔物の筆頭がスライムだ。
こいつらは放置しておくと瞬く間に成長し手に負えなくなる。
故に産まれたては魔法の一撃で蒸発する雑魚だとしても。
ギルドはスライムを処理する為なら手段を選ばない。
結果的に誰かの尊厳を踏み躙る事になろうと討伐が優先される。
「ふふ。お礼として私の娘として生まれ変わる事を許可してやる」
なんて益体もない事を呟きながら魔核を砕く為力を込める。
魔核は放置すると周囲の魔力を吸収し新たな魔物を生み出す。
その為適切な処置を施せる場合を除き、破壊する事が推奨されている。
勿論私ならば適切に処置できるがこんなガラクタは必要ない。
なので早々に破壊して帰還するべく力を込めるのだが。
「なに? なぜ壊れない?」
いくら力を込めても微塵も壊れる気配がない。
魔物の成長と共に確かに魔核は成長し強度を増す。
だが産まれたての魔物の魔核がこれ程頑強なのは異常だ。
「まさかッ」
嫌な予感を覚え魔核を投げ捨てようとした、その時。
魔核はどろりと液状化し手を伝って地面にこぼれ落ちた。
そしてそれらはもぞもぞ這うように目前に移動すると。
あろうことか蠢き膨張し妖艶で扇情的な女体を形作った。
「な……人型のスライム……だとッ!?」
「ウフ♥ ソウデース♥ メズラシイデショ♥」
キャピッとスライムが目元でピースサインを作る。
その際剥き出しの豊満な乳房がぷるっと揺れ動く。
相手が人間ならばその淫らな姿に性的興奮を覚えていただろう。
だが今目の前に居るのは魔物だ。欲情なんてできるわけがない。
(くッ。マズイことになったぞこれはッ)
確かに相手が姿を偽ってる可能性は想定していた。
もしくは何らかの罠が仕掛けられてるとも思った。
だが人型のスライムが出てくるとは夢にも思わなかった。
何故なら人間を模範した者は人間の危険性を知っている。
だからこそ人型のスライムが人前に姿を現す事は基本ない。
だというのに今目の前にいるスライムは姿を現した。
つまり。
「何が目的だッ」
「アハ♥ オネエサンスルドイネ♥」
何らかの目的を持って姿を現したのは明白で。
事実それは正解だったのだろう。
スゴイスゴイとスライムが手を叩き称賛を口にする。
手が打ち合う度にぷるぷる振動する水色の半固体状の身体。
誰がどう見てもそれは明らかに人外の者の姿で。
化物が人語を介してる事実にブワッと冷や汗が流れ出る。
「何が目的だと聞いているッ!」
「オコラナイデ♥ ナカヨクシヨウヨ♥」
「巫山戯るなッ! 目的を言えッ!」
私ははぐらかす化物に痺れを切らして叫んだ。
すると化物は異常なまでに口を引き裂いて笑みを浮かべた。
ニタァと口を耳元まで裂いて笑うその姿に怖気がとまらない。
「フフフ♥ コワガッテルオネエサンカワイイ♥」
「くッ! 口を割る気が無いなら問答無用で退治するまでッ!」
震える身体に鞭を打ち、私は魔法を発動させた。
火、水、雷、風、土、闇、光。
私はあらゆる属性の魔法を混ぜ合わせる。
相手の強さがわからない以上、手加減は愚策。
最初から究極の一撃を放ち、勝負を決めッ?!
「ダメダヨ♥ モットシュウイニキヲクバラナイト♥」
「なッ」
突然背中に生じた激痛に魔法が中断される。
恐る恐る背中を見れば、深々と突き刺さる水色のナニカ。
鮮血を吹き上げながら引き抜かれたソレはするすると。
草むらを掻き分けスライムのもとへと戻っていく。
「グッ。いつの間にッ」
「アハ♥ バカナオネエサンガサケンデルアイダニ♥」
化物の説明で理解する。
気付かぬうちに化物の一部が背後に回っていたのだと。
だが背中を深々と刺されたからどうだというのだ。
即死でないならどうとでもなる。
事実もう既に回復魔法で傷口は塞がり完治している。
初撃は受けてしまったがまだまだ立て直せる段階ッ?!
「なッ」
グルリと急に視界が回り平衡感覚が消失した。
身体が傾き、天然の草の絨毯の上に投げ出される。
手脚がピクリとも動かせない現状に私は理解した。
先の一撃に即効性の毒か何かが塗られていたのだと。
「ダァメ♥」
私は咄嗟に魔法で状態異常を治そうと試みる。
だが魔法を発動させるよりもスライムの行動の方が早かった。
スルリと伸びてきた魔物の一部が身体に巻き付く。
そして。
「がッ」
バチバチバチバチバチバチバチバチッ!
身体が跳ね上がるほどの強烈な電流が流し込まれた。
流し込まれたのは一瞬ですぐに電流は止んだが、しかし。
(……ま、まずい……)
頭が痺れて魔法が上手く扱えず状態異常を癒やせそうにない。
身体は動かせず魔法も使えない今の状況は端的に言って詰みだ。
スライムを見ればニタニタ意地悪く嗤っている。
「……ぁ……だ……れ……か……た……す……け……」
絶体絶命のピンチに恐怖で身体が小刻みに震えだす。
目尻には涙が浮かび、視界が滲み出す。
だらしない事はわかっている。自分自身情けないと思う。
呂律の回らない舌で、来るはずのない助けを求めるなど。
だが全ての抵抗手段を奪われては他にできる事などないではないか。
「ウフフ♥ オネエサンカワイイ♥」
妖艶な笑みを浮かべたスライムが近付いてくる。
半固体状の身体から伸ばした複数の触手をうねうね蠢かせ。
その気持ちの悪い光景に私は堪らず悲鳴を溢してしまう。
「ワタシノモクテキシリタガッテタヨネ♥ オシエテアゲル♥」
「……や……や……め……て……」
目と鼻の先まで辿り着いた化物の触手が伸ばされる。
何をされるのかはわからないが、何かをされるのは確実で。
私は必死の思いで懇願した。それが無意味であると知りながら。
「フフ♥ ワタシモハジメテダカラ♥ イタカッタラゴメンネ♥」
ひんやり冷たい複数の触手に身体が絡め取られた。
ズルズルズルズル装備の上を、露出した肌の上を触手が這い回る。
最初は何がしたいのかわからなかった。だが。
「ッ?!」
隙間から装備の中に潜り込んだ触手が胸部や秘部に触れて。
谷間に潜り込んだ触手が枝分かれ搾り取る様に両乳房に巻き付き。
ワレメを押し拡げた触手が膣口を越え処女膜を破り膣内に侵入して。
ソコまでされて私はようやくスライムの思惑を理解した。
「ッッッッッ?!??!!!」
魔物に犯されようとしている。
その事を理解した私は声にならない悲鳴を上げた。
動くのならば全力で身体を動かして抵抗していただろう。
だが身体も動かせず魔法も使えない以上できることなどなくて。
ぐちゅりッ♥♥♥ ぐちゅッ♥♥♥ ぐちゅりッ♥♥♥
膣内で膨張した触手に膣内が卑猥な音を立ててかき混ぜられる。
同様に乳房もまた揉む様に膨張と収縮を繰り返す触手に弄ばれ。
ひんやりする大きく柔らかい物が膣内を行き来するその感覚に。
冷たいゲル状の物に纏わりつかれ乳房を揉まれ続けるその感覚に。
「ぁ♡ ゃ♡ ゃめ♡」
魔物に犯されるなんて気持ち悪いだけなのに。
そう思う気持ちとは裏腹に性的快感がどんどん募って。
痺れて思う様に閉じられない口から喘ぎ声が漏れ始めてしまう。
「フフフ♥ キモチイインダネ♥ カワイイカオシテルヨ♥」
「ッ♡ ぅ♡ ぁ♡」
いつ誰が通るかもわからない荒野という開けた場所で。
あろうことか魔物に凌辱され感じるなど認めたくなかった。
だが痺れる身体では力を込めて踏ん張る事も出来ず。
私はただただ齎される快感に喘ぐことしかできなかった。
「フフ♥ ソロソロイチドイカセテアゲルネ♥」
「〜〜〜ッ♡♡♡」
言うが早いか更に枝分かれした触手が乳首と陰核に触れた。
そして三つの突起がギュッと同時に押し潰された。
途端、凄まじい電流が身体を駆け抜け私の身体は跳ね上がった。
ビクビク身体が痙攣して膣内が触手に媚びるように収縮する。
尿道から吹き出した潮は太腿を伝い地面へと流れ落ちていく。
私は絶頂したのだ。野外で魔物に凌辱されて。
「アハ♥ キモチヨカッタカナ♥ デモホンバンハコレカラダヨ♥」
魔物風情に犯され果てるなど耐え難い屈辱だ。
だがそれだけの辱めを与えてなおこの地獄は終わらなかった。
それどころかこれからが本番なのだと私はすぐに思い知る。
「ジャジャーン♥ オチンチンダヨ♥」
人間で言う所の下腹部から触手とは別の物が形作られた。
触手よりも短くしかし触手以上に存在感の放つソレは。
色こそ透明な水色であるものの紛うことなきペニスで。
「セイコウイッテキモチイインデショ♥ タノシミ♥」
「ッ」
力付くで装備を剥ぎ取られ、インナーが毟り取られ。
あっという間に野外で裸体を晒すことになった私はしかし。
スライムの真の目的を察知して羞恥を覚える暇などなかった。
「……ま……さ……か……」
「アハ♥ キヅイタカナ♥ ワタシノモクテキ♥」
スライムは発生する生命体で繁殖する生物ではない。
だからこそ私はこの魔物の目的が単なる凌辱だと思っていた。
人間を辱める事に悦楽を感じる異常個体だと。
だがそれは大きな間違いだった。
「サァ♥ ワタシノコドモヲハランデネ♥」
「……ま……や……め……」
スライムは膣口から触手を引き抜くと私に覆い被さった。
そしてビクビク獲物を前に脈打つ肉棒を膣口へと押し当てる。
そう。コイツの目的はーー私を孕ませることッ!!
魔物と人間が
だが眼の前の化物からは何やら確信に満ちた物を感じとれて。
私は嫌々と首を振った。魔物の赤子を身籠るなど完全に悪夢だ。
「アハ♥ コレガチツナイ♥ タシカニキモチイイ♥」
だが私の事など眼の前の化物にはどうでもいいことで。
スライムが腰を落とすとヌプリと冷たい肉棒が膣道へ侵入した。
触手と違い確りと硬い物が膣襞を掻き分け奥へ奥へと入り込む。
「キュウキュウスイツイテキテ♥ コシガカッテニウゴイチャウ♥」
どちゅッ♥♥♥ ばちゅッ♥♥♥ どちゅッ♥♥♥
ひんやり冷たい腰が乱暴に打ち付けられる。
スライムが動く度に膣肉が擦られ、甘い電流が脳天を貫く。
魔物と子作りをして感じるなんて嫌なのに。感じたくないのに。
身体は正直に快楽を受け止めて感じ入ってしまっていた。
「ダスカラネ♥ チャントハランデヨ♥」
「〜〜〜〜ッ!!?!??!!!!」
そして何度も抽送を続けられその時は訪れた。
私は必死に痺れる身体に鞭を打ち逃れようとする。
けど思う様に動かず逃げることは叶わなくて。
やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ!
こんな奴の子供なんて孕みたくないッ!
そう心の中で絶叫する私の事など無視して。
「デル♥♥♥♥♥」
化物は思い切り腰を叩きつけ密着すると私の中で絶頂した。
同時に吐き出される冷たい粘液の感触に私もまたイッてしまい。
妊娠を拒む意識とは裏腹に膣内は子種を寄越せと蠢き。
化物の精子を子宮内へと自ら導いてしまう。
「……ッ……ッ……ッ?!」
「サテ♥ アトハカエッテカラヤロウネ♥」
魔物に種付けされたその事実に絶望に打ちひしがれていると。
スライムは更に増やした触手で私を絡め取ると歩き出した。
何処に行くのかはわからない。だが私は理解してしまった。
コレから私はこの化物の住処に運ばれ凌辱され続けるのだと。
フロリア……人類有数のSランク冒険者。腰まで伸びた星の煌めきを凝縮した様な幻想的な金髪と、凍てつくような白銀の瞳が特徴的な美女。孕ませた娘の数が多ければ多い程優秀とされる世界な為、気に入った相手がいれば弱みにつけ込み孕ませていた。今回も危険な任務を遂行する見返りに受付嬢に孕む事を要求したが、逆に自分がスライムの子供を孕むはめになったうえ、今後は一生スライムの苗床として犯され続ける。この世界で陰茎は魔力を集めて後天的に生やすものなので普段は生えていない。
サフィア……受付嬢。肩口で緑髪を切り揃えたダウナー系美人。前々から目を付けられていて、危険な任務の対価として妊娠する事を要求された。だがその肝心のフロリアが戻らず行方不明者となった事で難を逃れた。一生帰ってくるなと内心毒づいている。
スライム娘……名前はライム。ナイスバディな水色のスライム娘。流動的な身体を最大限活用し、王都の大図書館など様々な場所に忍び込み、長い年月情報収集に努めていた。その結果、精子や卵子が魔力が変化した物ならばやり方次第では本来繁殖しない自分達でも繁殖できるのでは? と考えわざと人目につく行動を取り、獲物がかかるのを待っていた。
精子&卵子……この世界においてこれらは魔力が変化したもの。