ふたなりレズレイプ 作:ユリ
今を時めく国民的歌手、
詠那は世間からは芯の通った誠実で誰にでも優しい人物と思われている。
けどそれは誤りだ。私は詠那ほど醜悪で残酷な人間を知らない。
「ごちそうさま。ほら、今日のごはんよ」
言って、今の今まで詠那が手を付けていた夕飯の余りが目の前に置かれる。
今日の献立は生姜焼きに炊き込みご飯、ポテトサラダに油揚げの煮物。
私は何も言わず四つん這いの姿勢で近付き、床に置かれた残飯に口をつける。
初めは手を使わず食事をする事にも残飯を食べる事にも嫌悪感しかなかった。
けど慣れてしまった今では嫌悪感を感じることはない。惨めだとは思うけど。
「それじゃ私は食後の運動をするから、ゆっくり食べてていいわよ」
「……」
詠那が背後に周り、衣擦れの音が聞こえる。
何かを言われる前に、私は食事を進めながら率先してお尻をあげた。
程なくして熱くて大きな硬い物が大切な場所に押し付けられる。
「ふふふ。貴方のここは常に濡れてるわね。淫乱な身体」
一体誰のせいでこんな身体になったと思っているのか。
そう心の中で悪態をつきながらも、禄な事にならないので言葉にはしない。
そもそも何を言っても聞く耳を持ってくれないのだから、言うだけ無駄だ。
「貴方の濡れ濡れのおまんこ、早速使わせて貰うわね」
言うが早いか、詠那の逸物が膣口を押し開け、中へと侵入した。
途端に全身に駆け抜ける甘い電流に、嬌声が勝手に漏れ出してしまう。
私は何とか甘い声を押し潰そうと歯を食い縛るが、それも結局は無駄だった。
「ぁ❤ ぁ❤ ぅぁ❤」
亀頭が肉襞を引掻く感覚に、長い竿が擦れる感触。
詠那の物が
突かれる度に身体が痺れ思考が蕩け、歯を食い縛る事すらままならなくなる。
次第に甘い声が漏れ出しはじめ、まずいと思った私は咄嗟に口を手で覆った。
「必死になって可愛いわ。そうよね。隣人に喘ぎ声を聞かれるのは嫌よね」
そう。私達が住むこの場所は実家で無ければ、借家でもない。単なる学生寮。
当たり前の様に隣には同じ学校の生徒が居て、生活を送っている。
だからこそこっちは声を押し殺そうと頑張っているのに。
「でもそんな顔されると、もっともっと虐めたくなっちゃうわ❤」
言いながら詠那は腰を引き、屈強な逸物を入口ギリギリまで後退させる。
嫌な予感を覚えた時にはもう遅く。次の瞬間、私の身体は思い切り穿かれ、
「ひゃぁんぁ!?」
恥も外聞もない大音量の嬌声が木霊した。
絶対に隣室にまで響いてしまっているだろうけど、最早それどころではない。
ただでさえ開発され過敏になった身体には、今のは衝撃が強過ぎた。
目の前がチカチカする。身体はガクガクと震えて、言う事をききそうにない。
「ふふふ。倒れ込むほど気持ちよかったかしら?」
四つん這いの姿勢すら維持できず、私はうつ伏せに倒れてしまう。
そんな無様な私がさぞ滑稽なのだろう。詠那が愉快そうに笑っている。
いつも通りの悔しさと惨めさで視界が歪む。けど、まだまだ終わりではない。
「そういえば貴方食事中だったわね。言っとくけど残したらザーメン生活よ」
詠那の言葉に、私は絶頂の余韻で震え続ける身体に鞭を打ち姿勢を立て直す。
もう食事なんてできる状態じゃないけど、それでも頑張って食べるしかない。
詠那の気が済むまで精液しか口にできない生活なんて、二度とごめんだ。
「ふふふ。必死に残飯を貪って、本当家畜みたいね貴方」
嘲笑いながらも、詠那は腰を振るのをやめない。
私は齎される甘い快感に喘ぎながら、四つん這いで再度残飯へかぶりつく。
客観的に見れば本当に今の私は家畜でしかなくて。
それが悔しくて惨めで。自然と涙が流れ落ち、全ての料理がしょっぱかった。
❤❤❤❤❤
「ネットに配信されてたライブ映像見た!? 詠那さん、超凄かった!」
「見た見た。やっぱり素敵だよね。同じ学校ってのが未だに信じられないよ」
「本当。最近は忙し過ぎて学校には来れてないけど……次はいつ来るんだろう」
「早く生詠那さんを見たいよね。この間買ったCDにサインしてもらえるかな?」
スマホを弄っていると、そんな会話が聞こえてくる。
相変わらず詠那は人気者だ。正直、気持ちはわからなくない。
詠那は歌も上手ければ、容姿も完璧だ。長身で手足か長く、顔立ちは綺麗。
私だって詠那があんなでなければ、幼馴染みである事を素直に誇れたのに。
「そういえば今度写真集も出すんだよね。予約した?」
「勿論。ていうか多分予約しないと買えないよね」
「凄い人気だもんね。あの歌唱力に加えてルックスまで完璧だから当然だけど」
「あぁ。詠那さんみたいな人とお付き合いできたら人生幸せなのにな〜」
本当、詠那は世間を欺く事に関しては天才的だと思う。
本性を知る私からしたら大金を積まれたって詠那とは付き合いたくない。
あんな人を肉便器としか思ってない奴が恋人なんて悪夢でしかない。
「……そういえばさ。話変わるけど
「? うちのクラスの詠那さんと同室の子でしょ。その子がどうかしたの?」
「いや、あのさ……」
こそこそと。急に小声で話し始めた同級生に動悸が早くなる。
声量が低いため、正確な会話内容はわからない。わからない、けど……。
十中八九、私達の部屋から時折響く嬌声についてだと思う。
いくら気を付けていようと、学生寮の防音性なんてたかが知れている。
そんな場所で嬌声を上げている者がいれば噂になって当然だ。
勿論、私と詠那の関係が完全にバレてるわけではないだろうけど……。
「……」
でも完全にバレたらどうなるんだろう。私みたいな『欠棒者』の社会的地位は低い。発展途上国では未だに奴隷扱いされてる程に。けどこの国では少なくとも法律上は対等な人間として扱われているから、詠那の行為は完全にアウトだ。
だから私達の関係が明るみになれば詠那は歌手活動を休止するはめになり、それどころか逮捕される恐れだってある。正直今の詠那の事は大嫌いだけど、それでも昔は仲の良かった幼馴染みが牢屋行きというのはなんだか後味が悪い。
「いい加減、私も覚悟を決めないとダメ、だよね……」
自分の為にも。詠那の為にも。
都合の良い事に詠那は今日も帰ってくる。
決心は付いた。今日をもって、今のバカみたいな関係を終わらせよう。
❤❤❤❤❤
その日の夜。私は決心が揺るがぬうちに詠那と話し合いの場を設けた。
詠那ははじめ『詠那が帰宅する日は全裸で過ごす』という一方的に定められたルールを破っていた私を叱責し、淫らなお仕置きを行おうとしてきたけど、いつもと様子の違う私に何を思ったのか割と素直に話し合いに応じてくれた。
「それで? 思いつめた顔して何かしら。もしかして妊娠したの?」
「何言ってるの。違うよ。あのね、詠那。もうやめにしよう」
「藪から棒になんの話? やめるってなにをやめるのよ」
「決まってるでしょ。私達の馬鹿げた関係をだよ」
「あら? いいのかしら。皆に貴方が『欠棒者』であることバラすわよ?」
「勝手にしなよ。別に知られたからって詠那みたいに犯されるわけじゃないし」
今までは皆に色眼鏡で見られることを恐れて。差別されるのが嫌で詠那の言いなりになっていたけど、そもそも詠那からは差別以上の事をされているんだ。
それなら今更欠棒者であることがバレようとどうだっていい。流石にいじめが起きるとしても今より酷い事はされないはずだ。それに。
「もしあれの時は転校して、知り合いが居ない所にひっ!?」
行けばいい、と。最後まで言い切ることは出来なかった。
私は思わず椅子から転げ落ち、恐怖に身体を震わせる。
何故だか知らないが、詠那が般若の様な形相でこちらを睨んてきたからだ。
「また、またなの? 貴方は私からまた離れようって言うの?」
ゆらりと、幽鬼のような動作で詠那が立ち上がる。
私は震える身体に鞭を打ち、慌てて玄関へと向かった。
今の様子のおかしい詠那と一緒に居たら、本当に何をされるかわからない。
「ぐえっ!?」
けど私の逃避行は靴を履こうとした瞬間に終わりを告げた。
首根っこを引っ張られたかと思えば、身体が後ろ向きに倒される。
突然の事で受け身を取れず頭を強打した私はもんどり打つ。
「許さない。絶対に許さない。貴方は私のものでしょ? 私のものよね?」
「ひぅっ!?」
そんな風に痛みに悶えていると詠那が私の上に馬乗りになった。
普段の澄んだ瞳とは違う、暗く濁った瞳が私の姿を捉えて放さない。
「私はこんなにも貴方のことだけを愛してるのに」
ずいっと目と鼻の先に澱んだ瞳が降りてくる。
恐い。怖い。こわい。コワイ。怖い怖い恐い怖い怖い怖い恐い怖いッ。
「あの時の言葉は嘘だったの? 嘘だったのよね。二回も裏切るなんて」
私の事を映しているのに、私の事を見ようとしない瞳に背筋が凍り付く。
そもそも詠那が何の話をしてるのかすら私には到底理解ができない。
嘘ってなんだ。私が詠那に何を言ったと言うんだ。
「もう容赦しないわ。余計な事を考えられないように完全に壊してあげる」
「ま、待って。壊すってなにひぅ!?」
突然キャミソールの上から胸を鷲掴みにされて、嬌声が上がってしまう。
慌てて口を覆い声を押し殺す私の事などお構い無しに詠那は手を動かす。
まるで麺を捏ねるような力強さで。乱暴な手付きで胸が揉みしだかれる。
本来なら痛みを感じてもおかしくないはずなのに。
「んぁ♥」
長年開発され続けた私の身体は痛みではなく悦楽を感じ取ってしまう。
どれだけ感じないよう我慢しようとしても、快感は容赦無く私を襲う。
せめてもの抵抗として身を捩り、私は少しでも快楽を逃がそうと奮闘する。
だけどそんな些細な抵抗すら嘲笑う様に私の身体は明確な変調をきたす。
まずはじめに服の中で乳首が膨れ上がりブラと擦れ始めた。
昔は痛かったそれも開発済みの今ではただただ気持ち良くて。
次に子宮が熱を帯びて疼きだし、股座がひくつき始める。
下着には気持悪い感触が広がって、洪水が起きてる事が見ずとも理解できた。
確実に私の身体は絶頂へ向けて動き出していて、このまま胸を揉まれたら。
「……ほぇ?」
絶対に胸だけで果ててしまう、と言う所でパッと詠那が胸から手を離した。
急な事に呆けた声を出してしまう私に対し、詠那は苛立ち気に吐き捨てる。
「貴方、胸だけでそんな顔しといて本気で私から離れられると思ってるわけ?」
「にゃ、にゃにを」
「貴方の身体はもう私に屈服してるのに離れられるのかって聞いてんのよ!」
「んぎぃっ♥♥♥」
一転してねじ切らんばかりに胸を捻られ、私の腰は盛大に跳ね上がった。
びくびくと膣内すらもが痙攣をはじめてお尻にまで気持ち悪い感触が広がる。
淫乱な私の身体は胸だけで本気アクメを決めて潮まで吹いてしまったのだ。
「ぁ♥ ぁ♥」
「なに一人で無様なアヘ顔晒してんのよ。本番はここからよ?」
断続的に身体を震わす私のショートパンツへと詠那が手をかける。
熱に浮かされた様に纏まらない思考の中で、私は止めようと手を伸ばす。
今日の詠那に
でもそんな私の思いなど関係ないとばかりに、衣服は簡単に剥ぎ取られる。
「私専用の肉便器の癖に私から逃げようとしたこと、後悔させてやるわ」
私の衣服を脱がした詠那は続けて自身のズボンをパンツごと脱ぎ捨てる。
顕になった巨大な肉棒が、丸出しになった私のあそこへと宛行われる。
くちゅりと先端が触れただけで、私の身体には甘い電流が走り抜けた。
「みゃ、みゃって。お願いだから話んぐっ♥」
なんとか再び話し合おうとする私の口に、黒い布が押し込められる。
先程まで詠那が穿いていた、詠那の濃厚な匂いが染み付いたショーツだ。
一日穿かれた未洗濯の下着なんて、汚くて気持ち悪いはずなのに……。
どうして。なんで。こんなにも私、満たされちゃってるの……?
「さぁ覚悟しなさい。身の程をわからせてやるわ」
「んふぅ♥」
ぬぷりと膣内へ侵入した剛直が肉襞を引っ掻いてお腹の中を突き進む。
ぞわぞわぞわぞわと。何度も味わった甘い感覚が身体を侵食する。
嫌なのに。駄目なのに。私の身体は肉棒に問答無用で酔いしれてしまう。
「今から孕むまで犯し続けてやるから、そのつもりでいることね」
悍しい事を宣いながら、詠那がピストンを始める。
今逃げないと本当に赤ちゃんを孕まされてしまう。
頭ではわかってるのに、身体が言う事をきかない。
「ん♥ ん♥ んぁ♥」
それどころか、手荒に打ち付けられる肉棒の感触に喘ぎ声が止まらない。
大音量の水音が、ぶつかり合う肉同士の生々しい破裂音が。
この空間を満たす全てに身体を犯されてるようで、もう、もう♥
「あん♥ んぁ♥ んぅ♥」
私は恥も外聞もなく喘ぎ声を響かせ始める。
絶対隣の人には聞こえてるけど、もういい。だって、わかったから。
私はきっと、詠那からは一生逃れられないって。
「ふふふ。漸く気付いたかしら。自分が誰のものか。でももう遅いわよ」
ゾッとするような冷たい微笑を浮かべて、詠那は言う。
「貴方は一度完全に壊すって決めたから」
いつも以上に乱暴な腰使いが、その言葉が真実だと教えてくれる。
きっと詠那は私が私じゃなくなるまで犯すつもりなんだ。
詠那のおちんちんの事だけしか考えられなくなるまで壊す気なんだ。
でも、もうそれでいいのかもしれない。
「とりあえず一回出すから孕みなさいよ!」
硬度を増した剛直が今まで以上の速さでお腹の中を掻き混ぜる。
余裕の無い腰振りが言葉通り、射精まで時間が無い事を教えてくれる。
私はそっと詠那の背に足を回して、自分の方へと思い切り引き寄せる。
多分自分の意志でこれをやるのははじめてだ。
「ッ!」
剛直が子宮内へ入り込み、詠那が驚いた様に私の顔を見るのと同時。
びゅるるるるるるっ! 猛烈な勢いで子種が子宮内へ撒き散らされた。
お腹の中が熱くてドロドロの物に満たされていくのがわかる。
「
私の目と鼻の先で。未だに精液を吐き出しながら詠那が私の名前を呼ぶ。
最近は貴方とばかり言われてたから、なんだか懐かしい。
私は静かに腕を伸ばし、詠那の顔を引き寄せると、唇を重ねた。
そして数秒の間軽い口づけを交わした後で、私は言ってやった。
「いいよ。私を一度壊して詠那好みの肉便器にして」
なんでそんな事を言ったのかはわからない。
快感で頭が馬鹿になっていたからか、気の迷いからなのか。
多分今後も一生わからないと思う。
ただ一つ言えるのは、行為の最中、ふと脳裡を過ぎったのだ。
小さい頃皆から仲間外れにされて、一人泣いていた詠那の姿が。
だからなんだという話で、私自身そう思う。
その程度で壊される事を受け入れるなんてハッキリ言って異常だ。
でももういいのだそれで。
今夜の一件で既に私の身体は詠那に屈服してる事が判明したし。
何よりもう詠那を嫌うのにも疲れたのだから。
♥♥♥♥♥
あの一夜から随分な月日が流れた。
高校を中退した私は今は詠那と共に地方の一軒家に住んでいる。
いや、正確には私は飼われている、だけど。
「ふふふ。随分大きくなったじゃない」
詠那が大きく盛り上がった私の腹部を優しく撫でる。
勿論今私のお腹に入ってるのは詠那の精液ではない。
私のお腹に宿っているのは新たな命。そう。私は妊娠してるのだ。
「それにしても妊婦ってエロいわよね。ムラムラしてきたわ」
ギラつく獣の視線を受けて、私は静かに詠那の股座に顔を寄せた。
ズボンを下ろして出てくる勃起ちんぽを躊躇いなく頬張る。
「ん♥ 本当貴方って最高の肉便器だわ♥」
うっとりとため息を零す詠那に、私は内心で溜息を吐く。
結局あの夜、私が壊されることはなかった。
詠那にどんな心境の変化があったかはわからないけど……。
「ん♥ 気持ちいいわ♥ 一家に一台肉便器よね♥」
もっともだからといって、私の肉便器性活が終わりを迎えたわけではない。
今でも詠那は変わらず私を肉便器扱いして、平気で犯してくる。
お腹の中に赤ちゃんがいること忘れてるのかとたまに本気で思う。
「
ぐいっと頭を掴まれ、喉奥まで肉棒がねじ込まれる。
瞬間喉奥で広がった熱い物を私は余す事なく嚥下する。
「ふふふ。全部飲んだわね。なら今度はまんこを使うわよ」
私はきっと、本当に一生詠那の肉便器なんだろうな。
そんなことを思いながら、私は詠那の肉棒をまんこに迎え入れるのだった。
ワンポイント設定。
杉藁詠那……小さい頃から背が高く、そのせいで子供時代仲間外れにされていたことがある。そんな時手を差し伸べてくれたのが梨絵で、その頃から異常な執着を梨絵に懐き始めていた。歌手になったのも小さい頃歌を聞いた梨絵が凄い凄いとべた褒めしたから。
枝咲梨絵……詠那の肉便器。性教育を受けて自分が人とは違う事を知ってから人と極力関わらず、欠棒症であることをひた隠しにして生きてきたが、幼い頃からの付き合いで欠棒症であることを知っていた詠那にその事を話した結果、弱みに漬け込まれ性的関係を強要されるようになった。本人は忘れてるが、詠那に一生一緒に居てくれるかと聞かれた際に、適当に相槌を打ったせいで更に執着されるようになった。