SEVEN's CODE二次創作小説【オレンジの片割れ】R18短編+マルメロ家二次創作エッセイR18短編 作:大野 紫咲
昨日の夜明け頃、ふとヨハネさんが私を見て言った気付きを、小説にしたくて文章化したものです。
丸二日掛かりました。やっぱり途中で書きながら泣いちゃいました。
よくよく考えたら、これも文字にするのは結構つらい自分の部分だったかなと思います。
「……あんた、いつも一人で、こんな寂しい思いしてたのか」
それは、いよいよ、となった時、私がヨハネさんに言われた言葉だった。
思わずぽかんとしてしまうぐらい、それは唐突で、私にとっても思いがけなくて、そして。
長らく見て見ない振りしてきた私の心を、暴き出してしまう言葉だった。
***
あれから色々あって、双方合意の上で、互いの体に触れるのも習慣と呼べるほどに慣れてきた頃。
「……今日は、傍に居てもいい?」
「いいよ。何言ってるの。いつだっていいに決まってるでしょ」
持ち上げた布団に滑り込んで来たヨハネさんは、ほっとしたように半袖の私を抱き締める。
寝る前、わざわざそんな風に聞いてくるのは、あんたに触れたい、という彼なりの合図。
最初はどちらかといえば渋っていた身持ちの堅そうなヨハネさんが、これだけ大胆なことをするのに抵抗がなくなってしまったのは、まあ私のせいなので、若干申し訳なくはあるけれど、それでもうれしい。
あれだけ男は嫌がってたくせに、ヨハネのちんぽには容赦なくむしゃぶりつくんだから……とか愛理が揶揄半分でぶーぶー下品な文句を言ってくるのも、まあ、仕方がないとは思う。そのくらい、夢中なのだから。
(女の子であればいい、ってわけじゃないのかな……?)
今まで体を許せて心地がよかったのは、風俗関係者と、愛理だけ。
体つきが華奢で柔らかいことを抜きにしても、どうしてこんなにも、彼には抵抗がないのだろう。
彼だけは、欲しいと思ってしまうのだろう。
その答えを――私の内側にはたしかに巣食っていたはずなのに、今日この瞬間まで、私はすっかり忘れていたのだ。
今から寝ようとしているのに、邪魔していいのかな、とまだ迷いが残っているような、遠慮がちな唇が触れる。
暗闇の中で、顔はあんまり見えない。
たとえ見えていたとしても、ヨハネさんは、私とベッドで過ごしている間、あまり獣っぽい目はしない。焦りや余裕のなさは表情に滲むけど、熱に浮かされたりうっとりしているという訳でもなく、さりとて相手を見つめている真剣さを照れで誤魔化すようなこともなく。
小さく息を切らしている最中だとしても、ぱたぱたと汗の落ちる首筋を私が見つめていれば、ただ静かな瞳で「何?」と返ってくる。
だから、この子は元々、こういうことが特段好きってわけじゃないんだな、と思った。鯨と同じ。ただ、私が求めるから返してくれているのだと。
違うのは、少しぼーっとしているように見えても、瞳の奥には恐ろしいほど真摯な光が宿っていること。表情があまり動かなかったとしても、その挙動と触れ方から全てが……私にどれほどの思いを注いでくれているかが、伝わってくること。
触れてくれる時の仕草と温度で、心にどんな表情を浮かべて居てくれてるのかが、なんとなくわかる。
焦って動けば、性急で焦ったく感じているとか。余裕が見えれば、面白がって楽しんでいるとか。ゆっくりと満足げなら、愛おしそうに笑みを浮かべているとか。
スキンシップに、全部反映してくれる。
「ね、あの……」
「うん?」
「も、すこし、触っても、いいんだよ……?」
そう言えば、後ろからうなじに埋めていた顔を、不思議そうに少し上げる気配がする。
触れ合う肌の温もりを感じながら、後ろから抱き締められたままで、私は顔を上げられずに俯いた。
「だって、その……さっきから、ずっと……後ろ、あ、当たって、るから。もっと、したいかな、って……」
「!」
ぎゅっ、と抱き締められる背後から、あからさまに服越しの肌へ当たっている熱い感触。
どんなに涼しい顔をしていても、反応するところはしているのが如実にわかって、胸が苦しくなる。
でも、それが不思議と嫌じゃない。
「っ、ごめ……」
「ち、違うの! いや、じゃない! ……から。ヨハネさんのは」
少し焦ったように、動揺して身じろぎした彼の体を逃がさないよう、回された腕をぎゅうっと掴んで、背後に腰を落とす。
今まで人に見せつけられたそれは、たとえ好きな相手のものであってさえ、心ががさがさチクチクとして、苦しくなったのに。
今はギンギンに硬くなった其処を押し付けられているだけで、吐息が熱くなって、嬉しさの方がぞくぞくと全身を駆け回ってしまう。
そんな風に、見てくれてるんだな、と。もっと深く、私を味わいたいと、思ってくれているみたいで。
普段通りに慎重な声が、躊躇うように静かに、私を見下ろして問い掛けた。
「……触っても、いいの?」
「ん……うん。脱ぐ?」
「別に、あんたの裸とか胸に興味があるわけじゃないんだけど」
「それはわかってる。でも、素肌の方が気持ちいいかな、って……」
本当は、触られたいのは私のくせに。はっきりとは言えない。
けど、そういう時に揚げ足を取るような事も、ヨハネさんだったら、しないし言わない。
首筋から耳まで染まり上がっている私をじっと見てから、黙って私を引き寄せ、薄いパジャマの下へそっと手を差し入れる。
ぱちん、と背中に手を回して下着を外される間に、お腹を掠めていく腕と、肩口に触れる静かな温かい吐息だけで気がおかしくなってしまいそうなのも、彼にはきっと気付かれていそうだ。
目を閉じて震える体を、軽く押されただけで、とさっと布団に背中からひっくり返った私の胸元を、二枚の唇がそっと辿った。さっきまで、ブラに隠れていて触れられなかった部分まで。ふわふわとした感触が、喉元に上ってくる。淡い吐息がくすぐったい。
「胸って、触られてもそんなに感じないんだっけ」
「んっ……、巷じゃそうだけど、人によるんじゃない……? 揉まれても感じないとか聞くけど、私は、結構好きだもん。その、……」
「?」
「ヨハネさんになら、吸って貰ってもいい……」
目を逸らしながら伝えると、薄青の瞳が小さく見開かれる気配がした。
「いきなり触られるのイヤとか言ってなかった?」
「もう、いきなりじゃないでしょ。それに、聞いてくれたから」
遠慮がちに頭を寄せてから、指先で乳輪をすすっと撫でたヨハネさんは、一番尖った場所へと唇を付けた。
齧りつくのではなく、柔らかい舌で包むようにしながら、ざらっと舐め回していく。
やっぱり。欲望のままに啜っているのではなくて、私の反応を見ながら、小さく唇や喉を鳴らしているのがわかる。それがわかるから、余計に己の体に震えが走るのを感じながら、私は切なげに眉根を寄せてヨハネさんにしがみついた。
AB型って凝り性っていうけど、それは関係あるのかな。本人の性格もあるのかもしれないけど、でもヨハネさんはそうだなって思う。何ていうか、器用で研究肌だ。そんなに何回も教えていないのに、私の気持ちいい場所、好きな触られ方、どんな風に動かれたらどきどきするか……全部覚えて、自分でアレンジまで加えてしまう。
私の大好きな低くて甘い声が、不意に近付いて耳朶を打った。
「ねえ、サキ」
「っあ……、っ、な、に」
「……サキ」
「~~~~っ!! だ、だからっ、何……っ」
「別に。ただ、こうするのが好きかなと思って」
私が名前を呼ばれるのが好き、と知っているから、押し倒した耳元に唇を近づけて何度も囁いては、私がぞくぞくと体を震わせる様を見て、くす、と小さく笑いを漏らしたりもする。
まるで、唇にキスするだけが芸じゃないとでもいうように、肌が露わになった途端、あらゆる場所へ次々と口づけの雨が降る。二の腕や首筋といった、長くてまっすぐなパーツには、ふっくらした唇をそっと滑らせて官能を誘う。背中の骨を、指先や舌がつうっとなぞっていく。
零れそうになる悲鳴を押し殺す度、唇を噛み締めても我慢できなくなるほどの淫らさで、ちゅうっと肌を吸うことも、伸ばした舌先で擽ることも、ちらりと覗いた歯で甘噛みすることも、忘れない。
「あ……っう、も……っ」
「……今日は、痕付いてもいいの?」
「い……っ、けど、」
そんなに執念深そうには見えないのに、時々さりげなく、首筋や肩口をはぐはぐと噛んで、痕を付けられる。
優しくて大きな犬に、伸し掛かられているみたい。
温厚なんだか、激しいんだか。多分その両方。
最後には挿れられたくなる、なんて感覚、昔は分からなかったけど、長年自分で自分を慰めて耽るうちに、分かるようになってしまった。分かるようになった、というか、そう脳に思い込ませているに過ぎないのだけど。そうじゃないと、ただ痛いだけの行為を耐えられなかったから。
――愛する人に求められたそれが、八割方は苦痛と戸惑いで構成されているだけだなんて事実を、認めたくなかったから。
「……ハネさん」
「うん?」
「ヨハネさん」
「何」
「あっ……の、もう……、きて。いいよ。私なら、大丈夫だから」
その言葉が本当かどうかを、長い睫毛の下の瞳が、怪訝げに推し量っているのがわかる。
何度かこういうことはしているはずなのに、本当に、何度目になってからでも慎重で。そこがまた、優しくて嬉しいところだった。
組み敷いた顔を覗いて、暗がりの中でヨハネさんが囁く。
「サキがいいならいいよ。でも、条件がある」
「え? っな、なに……?」
「頼むから、名前で呼んでくれない? 〝さん〟付けじゃなくて」
「っ」
本当に欲しかったら、及び腰じゃなくてそのくらい図々しくなれってことだろうか。それで、私の奇妙な卑屈さと遠慮具合を、計られている気がする。
泣きそうになった私に、ヨハネさんが微かに唇の端を吊り上げる。
「む、無理だよ。は、恥ずかしいもん……」
「何で? いつも時々だけど平気で呼び捨てにするくせに」
「だ、だってっ、今はなんか、そういうのと、違っ……!」
「関係ないでしょ。そんなに難しいコト? なんでそんな急に恥ずかしがるの」
なんでと言われても。狼狽がどっと胸に押し寄せる。
怖かった。だって、名前で呼んだら、今ここで押し止めている、最後の一線が消えて一気に気持ちが決壊してしまいそうで。
年下だからとか年上だからとか、そんなことが全部どうでも良くなって、本気で縋り付いて甘えてしまう。みっともない姿も、乱れた姿も見せながら。ここまでしておいて今更かもしれないけれど、それはとてつもなく恥ずかしかった。
どこかに、まだ本気じゃないし余裕があるんだ、って残しとかなきゃと思ってしまうのは、防衛本能のようなものだ。どこかで引き返せるっていう保険が欲しかった。
全てが欲しい、全てが見せたいと思うのに、後戻り出来ない雰囲気になるのが怖くて。
「ボクは、何回もあんたを呼んでるのに?」
「っ、そ、それ言われるとっ……!」
「ボクが呼ぶのと何も変わらないよ。ほら」
「……ぅ」
「ねえ。サーキ?」
「……っ」
甘く誘うような声で耳元で呼ばれて、腰砕けになりそうな欲望に、私の恥と外聞は負けた。
「っ、……、……よ、はね……っ」
「よく出来ました」
小さな小さな声でかろうじて返事をすると、甘く囁かれた瞬間、挿し入れられたものが身体の幹を貫いた。太くないとはいえ、じわじわと圧迫感を伴って、お腹の奥までゆっくり到達するそれに、悲鳴を上げそうになりながら目をつぶる。
深く強く締め上げられて、私の両脇に手をついたヨハネさんから、初めてちょっとだけ苦し気な声が上がった。
「だい、じょうぶ……?」
「平気。あんたの方が、よっぽど死にそうな顔してるけど……?」
「ち、が、これは、気持ちよかったから……っ」
まだ大きく動かないで、と手を伸ばすと、小刻みに揺らすような微かな前後の振動が、しがみついた体から伝わる。
「ん、っあ、やっ、突、かれっ……、」
「あんたの好きにしていいよ。ココがいい?」
「ふえっ、う、あっ、んまりそこっ、……しちゃ、やだ……っ」
触れた額に、霧吹きで噴いたみたいな汗がうっすら浮かんでいる。
擦れる。微かな引っ掛かりを持つ、ぴんっと張った一際太い竿先が、一番狭くて通りにくい
ぐしょぐしょに濡れたあそこが、動かれる度、厭らしい音で溢れる。分け入られた襞の内側からも、根本を擦り付けられて触れ合っている外側からも、どうしようもないぐらいいっぱいに蜜が湧き出て、体が気持ちいいって言ってる。
めちゃくちゃにされたいのに、本当にめちゃくちゃにされたところで、多分何も感じないからじれったい。だったら、せめて、ヨハネさんだけでも。
満たされてしまった私は、次の瞬間、そう自然と口に出していた。
「イって、いいよ」
「……え」
「ずっと、動かないでいるのキツいでしょ。だから、激しくしても……」
そうしないと、終われないから。
それに多分、――私にそう言われたら、我慢してた相手は、よっぽどのことでもない限り、激しく腰を振り始めるだろうから。
真偽を量るようにして、一度だけこくりと唾を飲んだヨハネさんの額から、ぱたりとひとつ汗の雫が落ちた。
そして、カーテン越しの薄明かりに浮かぶ私の顔を、闇夜に慣れた目でしっかりと見つめ――こう言ったのだった。
「……あんた、いつも一人で、こんな寂しい思いしてたのか」
「……っ、え」
それは、あまりに想定外の言葉で。力の抜けた顔で見上げたまま、私は思考停止してしまった。
それだけでも驚いたのに、こっちを見るヨハネさんの瞳に、呆然としていたかと思いきや、みるみるうちに涙が浮かんでいた。
つらい表情を作ることも忘れて、その透明な雫だけが、シーツの上に頬を伝って流れ落ちた。
わけが分からなくて、思わず私の方が疑問形になってしまう。
「あ……え、ど、どうして……?」
「だってっ……、……ボクにも、よく分からない。けど、あんたと繋がってると、……分かるから。あんたが今まで経験してきたコト。その間、あんたがどんなに……っ」
そこで初めて、ヨハネさんはくしゃくしゃに表情を歪めると、私の胸の上に声を上げて突っ伏してしまった。ぼろぼろと零れ落ちる涙の意味が本格的に分からなくて、私はおろおろと手を伸ばす。
どうして……私と紋で繋がっている相手だから、私の心を覗いた?
一時的にでも、そういうことがあってもおかしくはないかもしれないけど、でも私の何を知ったんだろう。
ぽろぽろと泣き続けるヨハネさんをそっと抱き締めていると、首を振った彼から、苦しげな息の間に、途切れ途切れに言葉が聞こえて来る。
「あんた、どうして……」
「え?」
「なんで……ッ、自分が気持ち良くなること棚に上げて、相手ばっかり優先すんだよッ!
本当は、一緒に良くなりたかったんだろッ!? それなのに無理矢理我慢して、相手だけイっても、あんたはずっと一人で……ッ」
そう訴えながら、また彼の瞳に涙が溢れてくる。
息を飲んでその言葉を聞いているうちに、私にもその涙が伝染した。
――そうだった。
今までのセックスが、嫌だった理由。
愛理やヨハネさんとだけ、安心できた理由。
誰も、私を最優先になんて、してくれなかった。
結局は自分がイきたいから、それを我慢してまで、互いに別にイけなくてもいいなんて条件に甘んじてまで、私を見つめて触れ続けてくれる相手なんて、いなかった。
私で気持ち良くなって、イって、よかったよありがとう、と言ってくれる相手を見ると、心が満たされた。それはそれで、誰かの役に立つっていいもんだなと確かに思った。でも――
『――お願い。私を置いていかないで。一人ぼっちにしないで。』
相手が気持ちよくなればなるほど、心が真っ暗な奈落に沈み込んでいきそうだった。
目の前の誰かが快楽に上り詰める瞬間、いつも心のどこかでそう叫んでいた私を、私は無視した。無視するうちにそんな声は聞こえなくなって、いつの間にか自分が心地良くなることさえ諦めて、哀しさも寂しさも、私は全て忘れていた。
目の前に線を引かれるように、イったイかないで裂かれてしまうから――一番親密な行為のはずなのに、私にとっては心の中で、一番相手を遠くに感じる行為だった。
「あんたに傍に居て欲しいのに、あんた自身が途方もなくボクを遠く感じてたら、ボクがいくらイっても何の価値もない。何しても嬉しくなんてない。
……お願いだから、一人にならないでよ。二人で居たくて、繋がってるんだから。それ以外に、あんたが求めなきゃいけないことなんて、何もないんだよ……ッ」
私の分まで、ハリネズミのように怒気を膨らませた声が響き渡った。
あまりに凄まじくてびっくりしてしまうぐらいだ。びっくりしたけど……優しくて、嬉しくて、私は頷きながらただただ泣いた。
風邪を引かないように、とすっぽり被せてくれた毛布の中の温もりが、これほど幸せだったことなんてあっただろうか。
寂しくないし、苦しくない。
何も……私が失うことを恐れて、怖がらなくていい。すればするほど、自分がここにいなくなってしまうような感覚に、怯えなくていい。
本当にこれでいいのかと、この先も疑ってしまうだろうけれど、疑う度に、この子はきっと何度でも伝えて傍に居てくれるのだろう。
(そっか。ヨハネさんが平気なの、『行為』じゃなくて『私』が目的だからだ)
それが、何よりも強く、挙動の全てから伝わってくるからだ。
本当に今更過ぎる気付きと安心感に包まれて、うとうとしていると、傍でぴったり寄り添って私を抱き締めながら、聞き慣れた掠れた声が囁いた。
「ボクは、あんたが好きだよ」
身じろぎ一つせずに耳を傾けながら、思わず驚く。だって、この子はこんな風に、まともに正面からそんな事を言う
けれど、わざわざそう口に出して言ったヨハネさんは、ゆっくりその言葉を染み渡らせるようにして、抱き締めた私の髪を撫でた。
「たとえ、一度もセックスしなかったとしても、キスしなかったとしても、あんたを好きになる。
こんなこと、してもしなくても。……どっちでも、好きだ。知ってるかも、しんないけど」
「……うん」
なんだか、泣いてばかりだな。よく考えれば、当たり前のことなのに。
心と体が、両方近くにあって欲しい。無理に相手と引き離して辛い思いをしてまで、拘ることなんてないんだよね。
「私」を見てくれる人の声を、これからも信じて心に染みつかせていけたらいいと思う。
それは、私を深く愛してくれた人が、私という人間を真っ直ぐに観察して、伝えてくれた声だと思うから。