アヘ顔可愛い女の子すき。
可愛い女の子曇らせるのもすき。
「お”ッッッ♥♥♥♥♥んぉ”ぉ”ぉ”ッ♥♥♥♥♥」
「おらっ!クラス委員長なら全員の模範となるアクメ顔晒せッ!!!ケツアクメしろっ!!!」
「あ”っ……んッ……♥♥♥♥♥た、体力……おばけぇ……♥♥♥♥♥」
「ん……ッ♥♥♥♥♥あ……ッ♥♥♥♥♥」
「ァ……ヤくモさァん……♥♥♥♥♥」
「か、神よ……ォっ♥♥♥♥♥」
死屍累々。そう表現するしかない程に全員が体液でグッチャグチャになった布団の上でぶっ倒れていた。上の口や下の口、後ろの口からザーメン逆流させてノックアウトしている女の子達を後目に、オレンジ髪の子にトドメのケツマンコ射精ッッッ!!!
「お”お”お”ッ……♥♥♥♥♥お”っ……ほぉ”♥♥♥♥♥」
完全に白目を向いて気を失った拳藤ちゃん。な、長かった……。切奈と希乃子除いた子全員合わせても、まだ拳藤に射精した回数の方が多かったくらいには長い戦いだった……。空が、黄色い……(気のせい)
全員のお腹が精液によってぽっこりと膨れている。上から飲ませたり下からぶち込んだりした所為だ。あーヤベェよ……こんなん絶対妊娠モンやん……。昨日響香孕ませックスした直後にコレだよ、学ばねえ……。
……ま、まだ妊娠したって決まった訳じゃないからッ!
「……風呂入ろ……」
金玉が完全にカラッケツになったんじゃないかと思うのは初めてだ。オーラによる強化だけでなく、オーラ
ご飯……の前に全身汗やら愛液やらでネトネトベトベト。洗い流したいと考えるのは至極当然の思いだった。身体を引き摺る様に露天風呂へ向かい、入る。
「キュートにキャットにスティンガー!!ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!(一人Ver.)」
「何全裸で燥いでるんですか土川流子さん」
「冷静ッ!!!それと本名呼び止めてよ!!?」
なんか、露天風呂の中(外?)にワイプシのピクシーボブがポーズをとってた。全裸で。何やってるんですか
ま、まさか適齢期を気にしすぎてついに年齢半分くらいの男にまで手を出そうと……
「違っ!……わないけど!言い方ってモンがあるでしょ!?」
「敷地内にある露天風呂内に全裸で侵入して男子高校生を拐かし、淫行に及んだ容疑でピクシーボブ(本名:土川流子)容疑者を逮捕。調べによると『心は18だから大丈夫だと思った』と容疑を認めており、関係各所にも事情を―――」
「止めい!」
ピクシーボブの猫パンチ(素手)。うわーやられたー。
「あっ、じゃあお風呂入るんで失礼しますね」
「本当に失礼してるわね!?全裸の美女が此所に居るんだから襲いなさいよ!獣のように……あっ、発情期の猫のようにっ!」
「なんで今上手いこと言ったって顔したの?無理です」
だって金玉の中が空っぽなんだもん。今ばっかは誰が相手でも勃たないよ……。これ以上は本当に命にかかわる。
ピクシーボブを無視して風呂に入るが、ピクシーボブもピクシーボブで勃たせようと風呂の中で抱きついてきたりチンチンふにふにしてきたり好き勝手してきた。あの……早く風呂から上がって寝たいんですけど……。
そうしてピクシーボブからの
「にゃっ……♥♥♥にゃひぃっ……♥♥♥」
あーエッロっ!勃起してれば即ハメしてやるのになァチクショウめ!でもゴメン!流石に体力残ってないのッ!
全身をビクビク震わせるピクシーボブにバスタオルを掛けながら風呂から出る。うーん流石に眠い……。
寝た。
◼️
林間合宿三日目。今日も朝早くからバリバリ動いて個性をブチ鍛えるのだが……ヤバい。
「はああああっ!!!」
辺り一帯を埋め尽くさんとする茨のつる。
「おぉぉぉぉりゃぁぁぁぁっ!!!」
木々を平然と薙ぎ倒していく拳藤の大拳。
「THUNDER HORNッ!!!」
銃弾のごとき速さで射出されていく角取(あの後自己紹介された)の四本の角。
他にも色々ヤバい事やってる子達も居たが、B組の中でも特に目立つのがあの三人だ。
それに触発されたのか、A組の女子達も派手に個性強化訓練を行っている。
「女子達どうした……昨日よりも更にヤバくね?」
「一日で強くなるってレベルじゃねえぞ……!」
「スゲェな!オレ達も負けてらんねぇ!」
唖然とした表情で女子達を見る男子一同。まさしく
「(僅か一日だけで此所まで変わるとはな……。八雲の
おぉぉ……なんか急にケツが寒くなってきた……!
女子達のレベルアップぶりにテンション高くなってるのは何も先生達だけではない。普段からクソクソうっせえわな爆豪がトンデモねぇ表情で女子達を睨み付けている。うーんいつも通り。
昨日の俺然り、派手派手に森林破壊を行っている女子達にいよいよストップが掛かったのはすぐの事だった。
「ウチの敷地を禿げ山にするつもりか!」
とマンダレイの怒りの一言。側にいた洸汰君がドン引きしている。
そういうわけで今は俺と一緒に『土魔獣と楽しいじゃれ合い』と洒落込んでいる拳藤と角取。もちろん、じゃれ合い(気を抜けば致命傷)である。
「うおおおお!!?俺だけなんかレベル違くねえかピクシーボブぅ!!?」
「女の子に恥をかかせた罪は重いわよっ!!!」
「女の『子』……???」
ブチッ、と何かがキレる音がした。思わず地雷を踏んじゃったぜ★
直後、俺を取り囲む土魔獣の群れ、群れ、群れ。多すぎて数えられねぇ~っ。その群れが一斉に俺に向けて飛び掛かってきた。
「うおお死ぬううう!!!」
「八雲っ!」
「マナコサン!」
拳藤の大拳が、角取の角が、土魔獣の群れを粉砕していくがそれ以上の数が押し寄せてくる。もうダメだおしまいだぁ……と言うにはまだ早いッ!
「ンンン新必殺!!『
眼から紅いエネルギーが放射され、土魔獣の群れを粉々に吹き飛ばした。拡散型の眼ビームである。
Eye of the Ajaは必殺技だが非致死性である……だがこの技は破壊力特化、『人に向けて撃ってはいけません』ってヤツだ。眼から飛ばしたオーラは当たった物を砕きながら拡散していく。超至近距離で撃てば人体を粉々に砕くことも可能だろう……威力的には。
ふふん、ピクシーボブの土魔獣攻略完了っ!
『それ使ったら訓練にならないでしょ。訓練中にその技を使うのは禁止よ』
「オーマイガーッ!」
そうだよ、今はあくまでも個性強化訓練の最中なんだからちゃんと訓練内容に沿った通りに身体動かさなきゃダメじゃん。土魔獣に勝つ事が目的じゃねぇんだわ。
ま、まあ新必殺技のお披露目会ってことで一つ……あ、ダメ?そっすか。
「(私の土魔獣の群れを一撃で撃破するなんて……初日じゃ使ってなかった筈。温存していた?それとも……
ゾクッッッ!
な、なんだ……!?今明らかに捕食者に狙われたかのような、殺気にも似た悪寒を感じたぞッ!?何処からだ!?誰だ!?
「……ねえ八雲。アンタ……ピクシーボブに何したの?」
「えっ!?何って特になにもして……」
してたわ。早朝にガッツリとシテたわ。本番やってないだけで、十分肉体関係と呼べるほどの事ヤッてたわ。あっ、もしかしなくてもさっきの悪寒ってピクシーボブから……
「……心当たり、有るんだ」
「ピクシーボブがマナコサンを見るEyesがMONSTERのアレデス!」
「モンスターと言うより野獣?」
「アンタら好き放題言うわねホント!!!」
物凄い勢いで生成される土魔獣。次々に俺達へ向け飛び掛かって来るので片っ端から叩き落とし、粉々に砕く。
拳藤と角取の二人を援護しながら、敷地内のあちこちに居る皆の様子を視る。うん、俺だけ訓練内容のレベルが違いすぎね?眼が……眼が足りん……。
常に首を振って辺りを見回しながら眼に入る情報を脳内で精査し分析する。脳をオーラで強化してなかったら思考力が間に合わねぇ。
『しっかり土魔獣の対処に意識向ける!』
「うおおおおお!!!」
眼が充血してんじゃないかという程に酷使し、ぶっ倒れるまで戦い続けた。ぶっ倒れた。
◼️
色々あって夜ゥ!肝試しの時間だッッッ!!!
「堪忍してくれえ!試めさせてくれえ!!」
一部諸事情で参加出来なかった者達も居たが、関係ないねっ!息抜きの時間じゃァ!
「……なんか、八雲君テンション高いね」
「緑谷、お前も土魔獣と一日中遊んでると俺の気持ちも分かるぞ」
常に死角を狙って飛び込んでくる土魔獣を倒し続ける作業と並行して、A組B組全員+ワイプシ四人+相澤先生ブラキン先生二人の46人の居場所を常に把握し続ける作業を一日中。頭パンクすっべ普通。
「つまり俺には癒しが必要なんだ。分かるな?」
「う、うん……」
「『きゃー八雲君こわーい!』『ふふふ俺がついてるから大丈夫だぜ』ってやり取りをしつつ接近する二人の距離!飛んできた虫にビックリして思わず悲鳴をあげながら抱きついてくる瞬間!何が出てくるか分からない暗い森の中をドキドキとしながら歩き周り、紆余曲折時間を掛けて漸くクリアした時には達成感のあまりに飛び付いてきて……ぐうぇへへへへたまんねぇなぁオイ!」
「……すーっ……」
おい緑谷なんだそのぬとねの区別がつかなさそうな顔は。お前そんな表情差分あったのか。
まあそんな事はどうでも良い。颯爽と組み分けのクジを取り、中を確認する。ふむ……8、か。……8?
「……緑谷、クジ見せろ」
「……」
緑谷の持っていたクジに書かれていた数字も8。なるほど、これが意味する事はつまり!
「……」
「……」
これが虚無ってヤツか……。
きっと鏡を見れば俺のぬとねの区別がつかなさそうな表情差分が見られる事だろう。誰が見るかチクショウめ。
そうして、そうして。
「何でヴィランが居るんだよォ!!!」
ヴィラン連合の襲撃を受けたのだった。
■
「僕、洸汰君の居場所知ってますッ!!」
「ならお前だけでも戦線から
「八雲君ッ!?……向こうだよっ!!」
「んならァ……オーラ全開ッ……俺の腕潰すぐらいの勢いで踏み飛べッ!人間
緑谷を遠くへ投げ飛ばす。
「お前が『八雲』ってヤツだな」
「あらいやだ、聞いてた以上に私の好みだわ」
「オカマの好みなんざ知るかァ!!!」
緑色のトカゲ人間の持ってたデカい武器の集合体をワンパンで破壊し、オカマの個性であろう磁力の影響を受けながらも地面を踏みしめ、ぶん殴る。個性を使うのはルール違反?
森の中に見えたオーラには明らかに見た事の無いヤツのオーラが混ざっていた。クソッ!もっと早く集中していれば襲撃に気が付けただろ俺!!!
「ぐっ……中々ヤルじゃない……!」
「聞いてた話よりも……遥かに強いッ……!」
「ヴィラン共、お前らの仲間は後何人居る。個性は。戦闘スタイルは。目的は」
暴く。暴く。殴りながら、蹴りながら、両手を返り血に染めて暴き出す。
「ぐほッ……クソッ……!オレ達じゃ敵わねえか……マグネ、アレを使う!」
「異議無しよスピナーッ!」
スピナー、マグネと呼ばれた男達が懐から小さな筒を取り出し、空に向けて投げた。
ぽひゅるるるるぅぅぅぅ……
笛のような音が鳴り、煙を上げながら空へ飛んで行く筒。……信号か何かか?
と、次の瞬間。森の中から、木々を薙ぎ倒しながら現れる巨漢が二人。
「グ、ゴ、ロ、ロ、ロ」
「ガロロロロ……」
改人 脳無。それが二体。
片や、人間の全身に目玉が付いたような風貌で、絶えずギョロギョロと辺りを見回している。
片や、六本の腕から木の枝のようなモノが生え、ザワザワと蠢いている。悪趣味極まりねえな。
脳無は俺目掛けて一直線に駆け出し、その双腕を振るった。破壊の奔流が辺りを吹き飛ばす。なんてパワーだ。
奴等の狙いは俺か、なら……仕方ない。
「すみませんマンダレイ。俺はちょっとこいつ等引きつけるんで、そこのヴィラン二人頼みますよ」
「っ!?待ちなさい八雲君ッ!」
待てないね。少なくとも奴等は待っちゃくれねえみたいだ。
目玉脳無が俺を殴り飛ばすが、風に吹かれる枯葉のように脱力して流れに逆らわず、それでいて殴られたダメージを防ぐようにオーラで集中防御し、殴られた勢いのまま森の中を飛んで行く。飛んだ先にあった木の幹に着地し、追撃に来た脳無共の相手を再開した。
こいつ等から見えるオーラ……それは『死』のオーラだ。死んでるオーラ。殺虫剤を食らった虫けらの様なオーラ。ああ、視るに耐えられん。ジタバタともがき暴れるゴキブリのような、車に轢かれた犬の様な、飛び降り自殺した死体の様な、生理的嫌悪感を濃縮したようなオーラ。見ているだけで吐き気がする。哀れに思える。
「ゴ、ロ……ゴロ、ズ……」
「ガロロロロ……」
ああ、不愉快極まりない。
「『
「ギ、ァ、アァアァアアアッ!!!」
熱戦が目玉脳無に直撃し、その全身を爆炎に包んだ。絹を裂く様な叫び声が目玉脳無から発せられる。姿は野郎なんだけど。
爆炎を突っ切って多腕脳無が俺を挟み殺そうと腕を振るうが
ブッ、ブチチィッ!!
「ガロロッ!!!」
USJン時に現れた脳無のような『ショック吸収』『超回復』みたいな個性ではなく、何か別の力を持っているようだ。オーラの流れを視る限りは……恐らく、あの木の枝の様なモノが刺さったら発動するような『攻撃補助』タイプか……。
捻じ切った腕を、燃え盛る目玉脳無に向けて投擲する。身体を燃やす炎を振り払っている目玉脳無の身体中についている目玉に投げた腕から生えている枝が突き刺さり、その身を腐らせて辺りに悪臭を広げていった。……直撃はマズそうだな。
目玉脳無の身体の半分まで腐敗が進行した所で目玉脳無は突き刺さる腕を抜き捨てた。グズグズと肉体が溶け出している。
「ゴ、ロ、ロ、ロ、ズ!!!」
目玉脳無の全身が光りだし、その身から急激にオーラが溢れだしてきた。な、なんかヤバイ予感しかしねえ。
全力で目玉脳無から離れ、木の影に隠れた直後。眼玉脳無が大爆発を起こし、その肉片を周囲に撒き散らした。爆風は木々を薙ぎ倒し、森に大きなクレーターを作りだした。なんて威力……差し詰め『自爆』の個性か。
飛び散った肉片はズルズルとクレーターの中央に集まっていき、再び目玉脳無の姿を形どった。
「グ、ゴ、ロ、ロ、ロォ!!!」
自爆して尚生きてるとかヤベエな。飛び散った肉片に触れるのも……止めておいた方が良いだろう。
多腕脳無は即座に俺を見つけ出すと再び駆け寄ってはその腕を振り回す。ああマジで鬱陶しい。そのオーラを見ているだけでイライラしてくる。
早くこいつ等を倒して皆の無事を確認しないと……ストレスでハゲそうだ。
「ガロロロロロ!!!」
振り回す腕を全て避けていき、眼ビームでこんがり焼いていく。火に対する耐性が低いのか、ザワザワと蠢いていた木の枝が焼け落ちていく。
全て焼け落ちた頃になって漸く多腕脳無は動かなくなった。だが死んでない。めちゃくちゃ丈夫だな……。
「ゴ、ロ、ズゥ!」
目玉脳無が俺に飛び掛かってきたが、
全身に付いてた目玉が潰れ、そこから赤とも黒とも言い難い血液のような物が垂れ流れる。まるでゾンビゲームに出てくるクリーチャーのようだ。
「ゴ、ガ、ガァ!」
再び全身が光り出したのを確認した直後に全力で離れ、木の影に隠れる。そして二度目の自爆。今度は最初の自爆よりも更に威力の高い爆発が起き、突風と共に木々を薙ぎ倒していった。
「クソッ……受けたダメージに比例して爆発力が高くなる個性か」
中途半端にダメージを与えてしまった為に起きた被害。少なくともこの辺りには誰も居なかったようだが、爆風はもしかしたら誰かの所まで届いているのかもしれない。その誰かが元凶を探しに此所まで来てしまったら、三度目の自爆が直撃するかも……そう考え、目玉脳無を完全に消し飛ばす事を決意した。
先ほどの自爆で、焼け焦げた多腕脳無の全身が粉々になっていた。間違いなく即死だ……。相当に不愉快なオーラを持っていたが、奴らは
……だが、
「ゴ、ロ、ズゥ!ゴロ、ズゥ!」
先ほどよりも早く復元した目玉脳無。よく見れば潰した筈の目玉が復活してやがる。半端なダメージは自爆の威力を上げる上にダメージを
広がるクレーターの中心部でじっとしている目玉脳無に向けて、薙ぎ倒されていた木を投げ飛ばす。目玉脳無は飛んでくる木を拳で砕き、俺に向かって突き跳んできた。身体能力が上がってやがるっ!!
「ゴロ、ズゥ!」
「やってみろやバケモンがッ!!!」
今日の朝から全力で訓練に当たっていた弊害か、身体に残されたオーラ量はかなり少ない。にも関わらず、全力で放った殺人ビームでも身体に穴が開く程度、更に追い討ちで放ったビームで全身を焼いても、まだ生きて暴れるだけの体力が残っている。
目玉脳無の全身が光り出す。此所で自爆されてしまえば、また振り出しに戻される。そもそも爆発の威力は?何処に隠れる?木に隠れたとしても、木ごと粉々になるんじゃないか?
一切迷わず逃げ出せば
一撃で脳無を仕留める……もしくは、完全に止める事の出来る方法なんて……そんな方法が有るわけ……!?
俺の視界の端に、小さな蛇が森の中へ逃げていく姿が見えた。
蛇……魔眼……ッ!!!有ったッッッ!!!一撃で脳無を仕留める方法ッッッ!!!だがこんなことは試した事がない……チクショウッ!!!やるしかないんだ!じゃぁ
未知を
眼が燃え盛るように、ギラリと紅く光った。
『
八雲の紅き瞳を
否、石のように……ではなく、『石そのもの』に変化していた。ギョロギョロ動いていた目玉も、自爆の予兆を見せていた光る全身も、非常に精巧な石像のように変化していた。
完全に動かなくなった脳無だが、その意識は未だに健在だった。壊れた機械のように、自爆を自身の動かない身体に命令し続けている。しかし石に変化した自身の身体はなんの返事も返さず、全身の目玉はなんの情報も脳に送らず、完全なる闇の中、脳無の意識のみが存在していた。
八雲は、土壇場で自身の策が成功し、ついでに脳無を
「……ぶへぇ~っ!つ~か~れ~た~!!!」
修羅場を乗り切った八雲は全身を地面に投げ出し、脳無の自爆によって剥き出しとなった地面に横たわる。
プロヒーローだとしても勝つことは非常に困難であっただろう二体の脳無相手に、生き残るどころか五体満足で勝利を納める事の出来た八雲は間違いなく大金星を挙げたと言えよう。万が一、二体の脳無の内一体だけでも他の場所に現れていたら、その脳無によって生徒か、プロヒーローか、いずれにせよその手によって殺められていただろう事は想像に難くない。多腕脳無はチリも残さず消し飛んだが、それは八雲の手によるものではなく仲間(そういう意識は無かっただろうが)である目玉脳無の自爆によってその身を消し飛ばされた事は、仮にこの戦いが外に知られたとしても八雲を『ヒーローでありながら敵を殺した殺人者』という誹謗中傷を防ぐ事実となる事は幸運であったと言える。
幸運が続いた為に残された結果、それが今だ。全身全霊を懸けて戦った八雲を責める者は誰一人居やしない。殺し合いを制し、高校1年という若い身でありながら死の淵に触れて帰り、生き残ったという達成感と脱力感と共に、全身の集中力全てを切って地面に横たわる彼を咎める者は誰一人居やしない。
例え、それほどの
「お疲れ様ですっ、ヤクモくんっ♥」
「……あ?」
銀色に輝く刃物が、地面に倒れている八雲の腹部を貫く。
「ずっと、ずっと待ってましたっ!この時、この瞬間っ!ヤクモくんってナイフ効かないんですモン!」
五体満足でいた筈の八雲の腹から、命の赤色が溢れ出す。
「えへへェっ♥♥♥これで
「……て、てめ……ェ……」
八雲の視覚が暗く狭まっていく。腹を刺された痛みだけではない、
「まさか忘れてないですよねっ!?ワタシです!トガっ!トガヒミコっ!だいたい一年ぶりくらいですねヤクモくんっ♥♥♥ちうっ♥ちうっ♥」
八雲の腹にナイフを突き立て、ぐちゃぐちゃと動かしながら幸せそうに脳無の返り血を浴びた八雲の頬にキスを落とす
「本当なら今すぐにでもエッチしてあげたいですけど、今はお互いオアズケですね……でも大丈夫ですっ♥
「その男がトガちゃんの『恋人』かい?ずいぶんとまぁ……まさか、本当にあのバケモン二体を倒すなんてな。どっちが怪物なんだかオジサンわかんねえよ」
「ミスター、ワタシの恋人に対して『怪物』は酷くないですか?」
「あー、そういう意味じゃないんだが……ゴメンよトガちゃん」
「イイですよ。えへへっ、ヤクモくんっ♥ちょっとの間ガマンしてて下さいねっ♥」
八雲の思考は、ナイフに塗られていた毒によってぐちゃぐちゃと纏まりが無くなっていた。口から泡が出始めた程に衰弱している八雲を無視し、コンプレスは自身の個性によって八雲を
その、直後。八雲の意識は深い闇の底に沈んでいった。
「えへ、えへへへっ♥♥♥これからは、ずっと、ずぅぅぅっと一緒なのですっ♥♥♥」
八雲が入った黒い玉をコンプレスから受け取り、大事そうに頬擦りし、宝物のように口付けを落とし、オモチャのように口に入れてねぶり回し、決して失くさないように自身の膣内へ迎え入れた。
「んっ……あっ♥あぁぁ……っ♥ヤクモくんが全部入っちゃいました……っ♥♥♥」
「……オジサンの個性を
「何言ってるんですかミスター!ワタシはただ
「多分なんか意味間違えてないか?知らないけど……。それより、早くパンツはいた方が良いぞ。夏とは言え夜は多少冷える、女の子が腹を冷やしちゃダメだ」
「そうですね!」
トガヒミコは八雲が入った黒い玉をしっかりと奥まで入れた後、下着をはいて速やかに
やれやれと首を振って、先を駆けていくトガヒミコを追うMr.コンプレス。……しかし、ふと何かを思い出したたかのように立ち止まり、ある物の所まで歩み寄った。
「……見るだけで石になっちまうとか、恐ろしいねぇ。何よりも恐ろしいのは、
そう呟きながらコンプレスは石像と化した目玉脳無を個性で圧縮し、懐に仕舞い込んだ。
恐らく今頃、
◆
かくして、
同じように敷地内に散っていた
増えた分も含めれば、あれだけ多く居た『開闢行動隊』も現在は僅か8人。荼毘、トゥワイス、スピナー、マグネ、そしてトガヒミコと
「さっきねっ!凄いカァイイ子と会ったんだぁ!」
「どんな子!?どんな子!?」
「うるせぇよトガ。いい加減一人に戻れ」
「えー。そう言われても痛いのはヤなのです」
「いいじゃないですか荼毘くん。ちゃんと
「あっ!それとね!それとね!途中でヤクモくんの次くらいにカッコイイ男の子を見かけたの!すっごい血まみれでボロボロでっ!」
「いいなぁ!いいなぁ!」
「……ハァ、おいトゥワイス。お前が増やしたんならお前の意思で消せねえのか」
「おう任せろ!俺の個性で増やしたモンはダメージを与える以外の方法じゃ消えねえからな!諦めろ!」
「チッ……」
「それでね!それでね!」
「うん!うん!」
「トガちゃん達、その辺にしときな。……そろそろ時間になる―――!?」
その集合場所に突如現れたのは本物のMr.コンプレスと、それを追いかけてきた障子、轟、緑谷の三人だった。
■
「来んな デク」
■
多くの重軽傷者、意識不明の重体を出し、そして行方不明となった生徒が二人。
内、一人は
だが、もう一人は―――
「……なにが、あったんだ……此処で……」
まるで小さな隕石でも落ちたかのような破壊痕。大量に残された血痕。そして元の姿が想像出来ない程にバラバラに飛散した死体。
襲撃事件の後始末と行方不明者の捜索を任された警察やプロヒーローがその光景に絶句した。
聞けば、凶悪なヴィラン二名と戦闘をしていたと言う。その戦闘の激しさは、離れた場所でも爆発音が聞こえた程。
「ミサイルでも落ちたのか?」
「小型の核爆弾かも……」
「なんにせよ、普通の爆弾程度でこんな地面ごと抉れるかよ……」
行方不明になった生徒の個性を調べれば、どう考えてもこんな破壊力を出すなんて事は不可能だった。ならば此処を襲撃し、逃げ出したヴィランの内の一人の個性か或いは、この飛散している死体の個性か……もしくは本当に核爆弾か何かか……。
大きな爆発音は二度聞こえたらしい。地面に出来たクレーターの数と一致する。
こんな破壊的な威力を前に、しかも二度も……普通の生徒が生きていられる訳が無い。その死体も、もしかしたら飛散した死体の中に混じってるやも……。
「……とにかく、この肉片全部集めてDNA鑑定だ。現状手掛かりがコレとこの血痕しかない以上、ここに力を割くしかない。ヒーローの皆さんも協力お願いします」
「……雄英のヒーロー科が相手だからって、ここまでやる必要あるのかよ……ヴィラン共……ッ!」
警察は、あちこちに飛散している肉片を全て一つずつ丁寧に集めていく。……考えたくないが、もし、万が一、その肉片の持ち主が雄英生徒のモノであったのなら……。
プロヒーローは、自身の個性を最大限活用して手掛かりを探す。視覚、嗅覚、触覚。あらゆる方向から、どんな小さな手掛かりを見逃さないように気を張って。
その結果は、飛散した死体の肉片を回収しDNA鑑定した所、その全てが該当せず。
その結果は、爆心地からほど近い所にある大量の血痕がある場所から
生きているのか、死んでしまったのか、どちらとも言えず。それが警察とプロヒーロー達が出した結論だった。
死んでいるとすれば、不可解。爆発によってむき出しになっている地面の上に、生徒のDNAが含まれた血痕が残っている事が不自然だ。
かといって、確実に生きているという証拠も無い。大爆発によって飛散した肉体が、更に爆炎によって塵となってしまっていればもはやソレを確認する事は出来ない。
行方不明者、二名。一人はプロヒーロー、ラグドール。そしてもう一人は雄英生徒、爆豪勝己。
雄英としては大失態。だが、それ以上に、その事実は生徒一同に暗い影を落としていったのだった。
「魔眼……まなこぉ……嘘だ……うそだよぉ……だって……ぜったいしなないっていったじゃん……いったじゃんかぁ……」
「…………」
「魔眼さんは……生きている……絶対……絶対生きている筈です……だって……魔眼さんは……」
多くの重軽傷者が搬送された病院の中で、数少ない無傷の少女達は院内に設置された椅子に座り込んでいた。
大粒の涙を流す者。呼吸をする事すら忘れてしまいそうな程に呆然とする者。縋る様に希望を呟く者。そしてその場には居なくても、多くの者が悲しみの表情を浮かべていた。
最悪の夜は、まだ明けない。
八雲君の
じゃけん代わりに相手方強化しましょうねー。具体的にはトゥワイスの『二倍』で。それに脳無くん追加しておきますねー。
……エッチ無かったから内容チグハグかもしれませんが大目に見てください。ただちょっと急に……皆をとことん曇らせたい欲が出てきて()
大丈夫!八雲君がアッチでエッチしてるって知ったら皆の表情が泣き顔から般若に変わるだけだから!
八雲君が大丈夫じゃなかった。
次回!(ようやく)アヘ顔可愛い女の子とエッチ!ついでにちょっと過去編ッ!お楽しみにッ!!!