TS娘はふたなりゴブリンの肉床! 作:六花リンデル@TSメス堕ち信奉民
「はぁー♡ はぁー♡」
どこからか聞こえる濡れたような荒い息に、カイトは目を覚ます。
ゴツゴツとした岩肌が、転がっていた彼の身体に刺さって痛みを覚えさせた。
「ぐっ……!」
身体をよじれば、腕から走る鈍痛。
両手足は縛られているのか身動きはできない。捕まっている上に武器は愚か利き腕すら無い。
そうだ。ゴブリンにやられたんだ。
すぐさま自らの置かれている状況を思い出し周囲を警戒する。
いったいどれだけの間気を失っていたのか、女達は無事に出られたのか、アマネは大丈夫なのか、気掛かりなことは多い。
今は、状況把握に務めなくては。
義憤に駆られていた時とは正反対に、思考は冷静に回っていた。
辺りは薄暗いものの、道中には存在しなかった松明が四隅でそれぞれ照らしていて目を凝らせば周囲を窺うことが出来る。
どうやら、大きな部屋の端に縛られたまま放置されているらしい。
ここは、知らない部屋だ。つまり、洞窟の一番奥の部屋ということで間違いないだろう。
ゴブリンの姿は無い。
だが、部屋の真ん中に人影を見つける。
「っ、アマネか!?」
「! カ、カイト……!?」
ああ、俺だ。
そう言おうとして、カイトはアマネの様子がおかしいことに気がつく。
アマネは、何の用途に使われるものか分からない地面に描かれた魔法陣の上で一糸まとわぬ姿となり、その裸体を晒していた。
両手足は鉄の枷で封じられていて、膝まづいて向こうを向かされているようだ。
ごくり。天性の美少女の裸体に、年頃のカイトは生唾を飲む。見れば見るほど美しい。
……何を考えているのか。カイトは自分に自己嫌悪感を感じ、煩悩を頭から追い出す。
アマネの向いている方に目をやれば、そこには石でできた玉座に座る何者かの姿が認められた。
「人間、ソコノ男ハ番カ?」
「っ、違う。だから、コイツのことは見逃してくれ」
灰色の肌に、ゴブリンよりも少し大きな120cmほどの身長。
呪術師のような格好に身を包み、頭は何かの鳥類の頭蓋で出来た被り物で覆われている。
玉座に立て掛けられた杖には魔法の力が宿っているのか、先端に嵌め込まれた石が時折淡く光り輝く。
ゴブリンシャーマン。
ゴブリンの中でも知能が発達している上位種が数体存在し、中でもゴブリンシャーマンは知恵と魔法行使能力を持った厄介な魔物だ。
基本的に、群れを率いるゴブリンは上位種のみ。ゴブリンシャーマン以外にも、ゴブリンナイト、グレーターゴブリン、ゴブリンロードなどが存在し、巨躯と高い戦闘能力、更に魔法を持ち人のように流暢に喋るほどの知能を持った最強種ゴブリンロードに率いられた群れの次に厄介なのが、このゴブリンシャーマンに率いられた群れだ。
ゴブリンシャーマンの問いに、否定を返したアマネは必死になってカイトの解放を懇願する。
ゴブリンシャーマンはその様子にニヤリと笑みを浮かべた。
「ナラバ、我々ノ肉床トナレ。サスレバ、考エテヤル」
「っ」
肉床。それが何を意味するのか分からないほど初心ではない。
元々上気していた顔を更に赤く染めたアマネ。そして、チラリと後ろを振り向いてカイトを伺う。
どうやら、彼女の中では今日出会ったばかりのカイトの命でも逡巡に値するらしい。
一瞬、彼女がゴブリン達に蹂躙される姿を思い浮かべ、カイトは頭を振ってそれを頭から追い出す。
「アマネ、俺の事は良い! そいつらは信用出来ない! どうにかお前だけでも逃げてくれ!!」
「アマネ、トイウノカ。ナラ、アマネ。ワタシハ嘘ヲツカナイ。ギアス、契約ヲ結ボウ」
「っ、はあっ♡ んくっ♡ ……け、契約?」
きゅんきゅん♡と疼く下腹部。熱を帯びた荒い吐息。
霞みがかったような思考には、契約という言葉が甘く聞こえた。
契約。それは、双方が互いに出した提案を呑み、それが反故にされないように刻まれる制約、保険。
逆らえば、逆らった側は無条件に反故にされた側からの要求を受け入れなくてはならない。たとえそれが、自死を命じるものであったとしても。
アマネにその知識は無いが、なんとなくそういう類のものであろうことは察しが着いた。
「呪刻印ヲオマエニ刻ム。ソウスルコトデ、オマエハ生涯我ラノ肉床トシテ生キルコトニナル。ソノ代ワリ、ソノ男ヲ解放シヨウ」
「一生、肉床……っ!?」
「ソウダ。オマエヲ手ニ入レル為に、他ノ肉床ヲ手放シタノダ」
アマネもカイトも知らないことではあるが、女神より与えられたアマネの肉体は、この世界の人間における絶対的存在である純粋な王族や貴族よりも更に血の強度が強く、彼女の胎盤から生まれた者は無条件にその存在の格が上昇する。
詰まるところ、
ゴブリンシャーマンは一目でその存在の強さに気が付き、その彼女を手に入れる為ならばと彼女を油断させるために全ての肉床を手放しまでした。
たとえ要求が飲まれなくとも、無理矢理にでもゴブリンの肉床の呪刻印を刻むつもりであった彼らとしては、人間の雄一匹の命などどうでも良い。適当に心を折ってから、外の人間に漏らさないという契約を交わして逃がしても構わない。
今はただ、目の前の極上の雌を堪能し、陵辱の限りを尽くした末に最強の子孫を孕んでもらうことしか頭に無かった。
「サア、ドウスル?」
「……分かった。呑もう」
「アマネ!?」
「大丈夫だ。何とかなる」
この時のアマネは、絶対にカイトも連れてここから逃げ出すと意気込んでいた。
契約なんぞ結ぶものか。結ばせる前、油断したところで噛み付いてやる。
ゴブリンの肉床なんかにはならない。元男としてありえない。なるくらいなら抵抗して死んだ方がマシだ。
段々とゴブリンの媚薬体液による発情状態、ふわふわする感覚も抜けてきて、ゴブリンシャーマンが何やら唱えているのをまじまじと見詰めながら、抜け出した後の策を練ろうと頭を回す。
アマネは、ゴブリンという種に捕まった雌の末路を甘く見ていた。
その時、通路の方からドタドタと複数の足音が聞こえてくる。
何やら用事でこの場を離れていた全てのゴブリンたちが戻ってきたのだ。
「ゲギャッ」
その内、一匹のゴブリンがシャーマンに焼き鏝のような物を献上する。
恐らく、あれで呪刻印を刻むのだろう。おぞましい。アマネは身震いした。
チラリとカイトの様子も確認しながら、アマネが考えに耽っていると、いつの間にか周りをゴブリン達が魔法陣に沿ってグルリと囲んでいることに気がつく。
そして、徐ろに自らの来ている襤褸を託し上げると、
ぶるんっ♡
「〜〜っ!? く、さっ……!?」
ゴブリン達は下卑た笑みを浮かべながら、一斉にその勃起したペニスを見せ付けるように取り出した。
1m以上離れていても漂う強烈な臭い。濃厚な雄の臭いだけでなく、体を綺麗にするという文化が無い彼女達の全身から立ち込める饐えた異臭は文字通り鼻が曲がりそうであった。日本人であったアマネとしては有り得ない。
しかし、アマネはそんなゴブリン達に囲まれながら、そのおちんぽを凝視してしまう。
可愛らしい容姿に、まるで取って付けたような凶悪なおちんぽ。
性病などというものが存在しないゴブリンだが、彼女らのペニスはとにかく汚かった。
垢まみれで、カリ首にはチンカスがこびり付き、小便をしても拭かない故にアンモニア臭も酷い。幸いなことに毛は生えていないが、生えていたら更におぞましいことになっていただろう。
だが、それ以上に意識せざるを得ないのは、彼女達のおちんぽが優秀な雄ちんぽであるということだ。
雌を鳴かせるのに最適な形。上反りで、竿は太く、カリもデカいオスマラ。アレで泣かされない雌など存在しない、そんな確信すら抱く。
アマネは前世の自分のモノとは比較にならない雌殺しちんぽから目が離せなくなってしまった。
「ギギッ」
「ゲギャギャッ」
「っ、寄るな! 臭いんだよっ、お前ら! いやっ、嫌だ!」
にじり寄ってくるゴブリン達に、罵倒混じりに必死になって止まるよう呼び掛ける。
アレに引っ付かれたらおかしくなる。ゾワゾワと鳥肌が立つ。擦り付けられたら一生臭いが取れなくなりそうだ。
悲鳴のような声をあげるアマネ。
ゴブリン達に取り囲まれて姿が見えなくなりつつある彼女。カイトは己の不甲斐なさを恨んだ。藻掻くが拘束は緩まない。
「あっ、やだっ。おぇっ、くさっ、きたないっ! 寄るなぁ! う゛ぷっ」
すんすん。
嘔吐きながら、鼻を鳴らして臭いを嗅いでしまう。
クラクラとする濃厚な臭い。
「おえっ、くさっ♡ すぅ〜っ♡ これ、やばっ♡ 吐きそっ♡」
頭の中が真っ白になる感覚。
理性を取り戻しつつあった彼女の眼に、再び♡マークが浮かび上がる。
彼我の距離は、吐息もかかるほどに近い。臭いなど全てダイレクトに伝わる。
体液が媚薬ならば、彼女らの血肉もまた人間の雌にとっては媚薬となり得る。カリ首にびっしりと溜まったチンカスチーズは、元男の少女すら臭いを嗅いだのみで一瞬にして発情状態へと引き戻した。
逃れようにも、全方位を同じかそれ以上の臭いを放つおちんぽに囲まれて、アマネには逃げ場などなくその臭いを無抵抗で嗅がされるしかない。
更に不幸なことに、彼女の肉体チートは悪い方向にも働いてしまった。
子宮は降り、おまんこは愛液で大洪水を引き起こして、全身からむんむん♡と雄を交尾に誘う雌のフェロモンを放ち始める。
少女の肉体は、雄共から求められ、そのペニスを突き付けられながら急速に受け入れる準備を始める。
このオスマラに可愛がられる為に、意識とは裏腹にメスとして仕上がっていく。
「っ♡ くっそぉ♡ ちんぽ擦り付けんなぁ♡ おぇぇ♡ くさすぎっ♡ ……お前ら、覚えてろぉ♡ おっ♡ あっ♡ 臭い染み付くっ♡ やばぁっ♡」
ゴブリンはチンカス塗れのちんぽを肌や髪の毛に擦り付ける。まるで臭いを染みつかせるかのように。
本当ならばこれだけでメスは堕ち切ってしまうところだが、アマネには精神のチートも存在した。
男として地球の日本で生きた黒石アマネという男の自我、意識、精神を固定されているアマネは、身体が孕む支度を進めていようとも、快楽に流されようとも元男として抗おうと必死になる。
たとえ孕んで一時的に母性に目覚めようとも、数日経てばまた男として歩き出す呪い。
アマネは、どれだけ身体が雌として発達していこうとも、絶対に雌に堕ち切る事なく抗い続けるのだ。
その歪さこそが、女神の望んだ姿であるとも知らずに。
閑話休題。
アマネが孕み支度をさせられている中、ゴブリンシャーマンもまた自らの準備を終わらせていた。
シャーマンが杖を掲げると同時、ふわっと部屋に満ちる光。
何かがゴブリンシャーマンとの間に結ばれてしまった感覚。
アマネは、鼓動が早くなるのを感じる。
このままでは不味い。
呪刻印を刻まれて、本当にゴブリン達の赤ちゃんを産むことになってしまう。
「呪刻印ハ魂ニ刻マレル。一度刻マレタラ最後、モウ二度ト刻マレル前ノ魂ニハ戻レナイ」
ゴブリンシャーマンが取り出したのは先程の鉄の鏝。
淡く光り輝く先端は、熱を発してこそいないものの、何らかの効果が宿っていることは考えるまでもない。
アレを押し付けられた時、自分はゴブリンの孕み袋にされてしまう。
アマネにはそれが分かった。
なりふり構っている場合ではない。なんとしても、あれを押されることだけは避けなくては。
「っ、やめろ♡ やだっ♡ それ、押さないで♡」
発情したメスのふやけた声。
到底、嫌がっているようには聞こえない。むしろ、歓喜しているかのような声音。
それでも、アマネは必死になって懇願する。
誰だって、この悪臭を放つふたなりゴブリンちんぽにこびり付いたチンカスを自らの女性器で洗ってやりたいとは思わないだろう。
「ぐうっ! ……待って♡ 別のことなら良いから♡ ほかのことなら何でもするからぁ♡ 離せっ♡ 離してぇっ♡」
ごんっと地面に頭を押し付けられる。
じたばたと藻掻こうとしても、両手両足全てを押さえ付けられていて逃れられない。
そして、暴れている為にぷるぷると揺れるそのデカ尻に鏝が当てられて────
「────ぉぉぉぉおっ!?♡♡♡」
アマネは、野太い嬌声をあげながら絶頂した。
全身を快楽の塊が駆け巡る。
呪刻印は魂への試練だ。運命に介入し、その存在に受難を課す呪い。
その瞬間、刻まれた呪刻印は発動し、アマネの魂に新たな運命として、この世の摂理として【ゴブリンの肉床】という雌にとって最悪の試練を課す。
これから先、どのようなことがあってもアマネはゴブリンの生殖行為を拒否することが出来ず、ゴブリンの子種を腹で育て、子孫を繋げていくことしか許されない。
今この時を境に、世界を救う使命を帯びたTS美少女は、この世全てのふたなりゴブリンの都合の良い女になったのだ。
これで、もう全てが手遅れ。
アマネは、残酷な真実を生来の察しの良さから理解してしまう。
じょろっ♡ ちょろろろっ♡
「ころすっ♡ ころすぅ♡」
快感に失禁し、無様なアヘ顔を晒しながら、アマネはうわ言のようにゴブリンへの呪詛を吐き続けるのであった。