転生前は人間のオスだったエルフの聖女、婚約者に嵌められ淫魔になり追放されたらしい 作:芥目たぬき
オレは目を開けて、すぐにそれが「夢」だと理解した。
もはやこの世にはないはずの、オレの記憶に息付いた原風景。空には曇天が広がっていた。
そこは、幼少期の頃住んでいた廃墟。
人は来ず、そして建物は地面の中に大半が埋もれていた。子供らしいおもちゃが置いてあるわけでもなく、ただただ身体を鍛えて勉強を繰り返すだけの
人の住む場所からかなり離れたこの場所は、夏は容赦のない日光が身体を焼き、冬には凍え死にそうなほどの冷たい風が荒ぶ土地だった。広大な土地の四方は柵で囲われており、柵の周辺には「かつて大型の毒獣が死んだ危険地帯」という看板が立て付けられていた。
誰も入ってこないようにと言う配慮は、見られたくないものを隠す口実である。
そして、そこでは少人数の大人と子供達が暮らしていた。
身寄りのない赤子を集めて、なんの知識もないところから国のための優秀な道具を作る事を目的としていた。人を殺す技術と、国家を第一とした考え方を刷り込むための訓練施設。優しさのかけらもなく、血と兄弟たちの死体が転がる凄惨な場所だった。
その施設の、身体を動かすための一角。
そこに、子供の頃のオレがいる。ひらけた広場のようなところで、足元の小さな砂利には汗と涙と血が染み込んでいた。
血豆が潰れた小さな手で、それでも刃物を握り絞めて素振りを繰り返している。1人の大人が見守る中で、複数の子供達が一糸乱れぬ動きで身体を動かしていた。
その中でも1番体が大きいのがオレだ。一番最初にこの施設に連れられてきた1人目であり、子供の中で最年長である。
はたしてどれだけ動いていたのだろう。
子供達は全員ぜいぜいと血が溢れそうな呼吸を繰り返しながらも刃物を振り、水溜りが作れそうなほどの汗を垂らしていた。誰かが倒れてもおかしくなくて、しかし皆が意地で身体を動かし続けている。
……懐かしい顔ばかりだ。ここにいる初代メンバー達は、今ではオレ以外の全員が死んでいる。
訓練中に死んだ子供や、任務の中でヘマをして殺された者、国のために影武者となって殺されていった奴もいる。
片手で数えられる程度しかいない一期生だったが、オレ以外が全員死んでいるのはどこか寂しかった。
しばらくして、見張りの大人が「やめ!」と声をあげた瞬間に子供達は動きをぴたりと止める。無感情にその様子を一瞥した彼は子供に休めと言い放ち、その後一人一人に声をかけていった。
ここをこうした方がいいとアドバイスをもらい、子供達はそれに声を張って返事を返すのだ。子供達の声もまた決められた通りの声量と返答であり、それ以外を口にすることは許されていない。
これが、この施設のルーティンである。
ただただ心と体を酷使して、英才教育の施された人間を創り出そうとする実験施設。
辛い訓練だった。だが、手を抜く事はできなかった。
怒られるからとかそういうものではなく、ただ「祖国のために強くならなくてはならない」という意思が身体を動かしていたのだ。
基本的には肉体強化を目的とした訓練と、知識をつけるための座学、そして国家を第一とするための宗教的な刷り込みを毎日毎日繰り返していく。当たり前のように死んでいく仲間たちを見慣れていたために、オレ達には絆もなく、言葉も交わすことはなかった。あの当時、心は死んでいたのだろう。
次は、どうやら座学の授業のようだ。
子供達が黙々と移動を始めて、オレもそれに引っ張られるようについていく。
いつものように題目を言い渡されて、論文を時間内に書き上げるように言われる。
どうやらオレは自国の技術的成長について他国と比較をしながら書いていこうと、分厚い本を数冊と比較的最新の新聞を選んでいるようだった。ところどころ検閲で黒塗りされている文献だったが、その中の重要なところを抜粋していく。それと同時に新聞にも目を通し、とある絵に一瞬だけ目を奪われた。
新聞の中程のページで、そこそこ大きく記載されたその女。モノクロの絵でも、その美しさは損なわれる事なく描かれている。
『ユターシャ』
降り立つ繁栄。エルフ国歴代最高の聖女。
エルフの国の事はあまり他国に出てこないから、その少ない聖女の情報を記憶していく。噂程度の話が羅列されていて、それすらもところどころ検閲で黒塗りされていた。
新聞に掲載されているユターシャは凛と胸を張っていた。裾がやたらと長い礼装服を着て、穏やかな表情でこちらに笑みをむける様は誰がどう見ても神聖なものと理解できるだろう。
当時のオレはこれを見て何を思ったのだろうか。ただそういうものだと無感情に思っていたのだろうか? それとも、少しでも美人だとか感想を持っていたのだろうか。
夢の中で文字を書いているオレはまったくの無表情で、そこから今考えていることを予測するのは難しかった。
「ユターシャは、そんなに
ふいに、
冷たい目がこちらを見つめていて、居心地の悪さからそっと視線を外す。今の自分と比べて、よっぽど声音が高かった。まだ声変わりも来ていない10歳前後の
「……だから、どうした?」
「その感情はいけないモノだと、理解しているのか?」
オレの理性は、子供の姿をしていた。
この子供はオレの根本的存在であり、覆せない自己定義だ。幼い頃に植え付けられた価値観である。
祖国のためだけに全てを使うように教え込まれた
「自身の感情を持つ権限は、お前にない」
甘い誘惑に負けようとしているオレの、間違いを問いただしてくる。
「浮かれるな、お前が全てを捧げるのは国家に対してだ」
わかっている。
これ以上彼女を想う感情を心の中に持ってはいけない。身体を重ねようが、慕われようが、あの女を大切にする基準は『益になるか否か』である。
「お前如きが絆されて、それで国に損失を与える事がどれだけ罪深いかわかっているのか」
絆されてはいけない。
オレは彼女を国のために拾っただけなのだ。あの娘の純真さに惑わされてはいけないし、惹かれてはいけない。
オレが、彼女を想ってはいけない。
「お前に価値なんてない。お前に自由意志はなく、ただ判断するだけの脳味噌だけが許されているだけだ。聖女に情を持つことなど許されていない」
「わかっている。オレはまだ殺せる」
オレの全ては祖国のためにある。
そのように育てられたし、それ以外の生き方を知らないのだ。
言われれば、ユターシャを殺すことなんて簡単だ。命令すればいいし、逆らうようならオレが手にかけることもできる。
大丈夫、オレは正常だ。
彼女を拾ったのは国のためになるかもしれない可能性を考慮してのことであり、自己の感情でそれを選んだわけでは———
「自分自身に嘘など通用するわけがないだろう」
子供は、ナイフを振りかぶっていた。
「見て見ぬフリで押し通せるわけがない」
そのナイフで、オレの腹が引き裂かれる。
「その感情を、今この場で殺せ」
はらわたを、小さな手で引き抜かれる。
「お前は、心の底から、ユターシャを道具として扱い」
飛び出た臓物を、子供は無遠慮に踏み潰していく。
「少しの感情も彼女に与えるな」
まるで虫けらを殺すかのように、無慈悲に。
「お前は、何のために存在する?」
ユターシャに対する強い恋慕を、まるで排除するかのように。
———これだから、夢を見るのは嫌なんだ。
せっかく知らないふりをして、無視しようとしていた感情をわざわざ理解させてくる。
オレの後ろをついてくる時の綺麗すぎる歩き方とか、無邪気に身体を動かして喜び回るクセとか、キスをねだるときの緊張しきった顔とか、オレに抱かれてる時に繰り返す「好き」の言葉。
そういうのがたまらなく
「感情を持つな。理性と思考能力さえあれば、お前はそれでいい」
無駄なものを見るように、子供は倒れ伏せているオレを見下していた。
思考することすら無駄なのだ。わかっている。だからそんな風に責めないでほしい。
「……違う、オレは」
「違わない」
「違うんだ」
「いいや、違わない。
「やめろ」
怖かった。それを突きつけられるのが嫌だった。
まだ尚口を開こうとしている子供の前から逃げようと、オレは手を伸ばす。それすらも無駄な抵抗に終わり、すっかりと感情をこそぎ落とされたオレは、そのまま小さな子供に腕から貪り食われていった。バリバリ、と自分の頭蓋骨が食われて壊されていく音が聞こえる。
夢の中なのに意識は溶けて無くなっていく、その直前。
手を伸ばした先には、ユターシャがいた。
* * * *
「……あれ?」
オレの声はいつもより高くて、そして身長も低い。未だに夢の中にいるのか身体をふわふわと浮かせているオレは、手に持っていたナイフを認識する。
黒い血のついたそれは鮮血が滴り落ちていて、足元の柔らかなカーペットを汚していた。
この部屋は果たしてどこなのだろうか。
少しだけ散らかった部屋は狭くて、おそらく成人男性が一人で住んでいるのだろう。オレの知らない機器らしきものがやたらと置かれていて、それらが規則正しくチカチカと光っている。部屋は薄暗くて、それが一層機器たちの光を強く見せていた。
全ての小物は1人分。ローテーブルの上に置かれたコップにはお茶が入っていて、まだ表面に水滴がついている。
そして。
ユターシャは、壁際に置いてある狭いベッドでスヤスヤと眠っていた。肩まで布団を被り、規則正しい寝息を立てている。
……これは、夢だ。
知らない部屋で、オレは幼い子供の姿で、そして穏やかに眠っているユターシャを見下ろしている。
強い感情が心の奥底から溢れ上がり、しかしオレはそれを殺さなくてはならない。
———好きという感情を殺す。
いつかくる別れの時に、オレがおかしくならないように、今のうちに殺す練習をするだけだ。
———腕を、持ち上げる。
オレはその無防備な身体に、手に持っているナイフを振りかぶった。緩慢な動作は殺意を悟らせないためであり、いまだ夢の中で眠っている聖女に目掛けて振り下ろす。
自分の感情が殺したくないと叫んでいて、そして腕が震える。だけどここで殺さなくてはならない。夢の中で、オレの中にあるユターシャに対しての感情を殺さなくてはならない。
そうだ、ここでユターシャを殺せば楽になる。
こんなふうに、恋煩いに苦しまされなくて済む。
愛を知る前と同じように、ただただ祖国の為のオレとして……
「んっ♡」
「!?」
振り下ろす瞬間だった。
彼女はオレの方を向いて、そして瞼を開いてにっこりと笑ったのだ。
起き上がり、そしてそのままぎゅっと抱きしめられる。もうすぐで彼女の心臓を貫こうとしていたナイフはぐにゃりと柔らかく折れ曲がり、彼女の胸が目の前いっぱいに広がる。
「さぁ、しまっちゃいましょうねぇ♡」
いつのまにかオレはユターシャに手首を掴まれて、その布団の中にズルズルと連れ込まれていた。小さい体躯は彼女に抗うこともできなくて、ナイフもいつのまにか手から零れ落ちている。
あったかくてぬくぬくとした布団の中はユターシャの匂いが充満していて、そして狭いベッドから落ちないようにと身体がぴっとりと抱きしめられる。
乳で、呼吸、できなっ……!
「こんなに可愛くてちっちゃいご主人様とかぁ……えへへ、食べちゃいますよぉ?」
「……むぐ、ぷはっ! おい、やめろ! 命令だぞ!?」
「夢の中なので、命令とか契約とか無意味ですよ♡」
本来ならオレが命令だと言えば全て実行しなくてはならないユターシャだが、どうやらここは悪夢の中。彼女はオレの命令に逆らって、するすると服を脱がせにかかってくる。
いつのまにかお互いに狭い布団の中で素っ裸になっていて、そして柔らかな肉で身体を包み込むように抱きしめられていた。小さい身体は彼女に埋もれてしまうほどで、ムンワリとした熱気で頭が痺れそうになる。
「めいれっ……うぅ、ユターシャの、くせにぃっ……」
「ボクちゃん、大丈夫でちゅからねぇ♡ サキュバスでメイドでお姉ちゃんなユターシャがしっぽり♡ おちんちんしてあげましょうねぇっ♡」
完全にオレを捕食するつもりになっているユターシャは、布団をかぶりながらも舌をベロリと出し、目を細めてオレを見下ろしていた。
こっ……わ……食べられるッ……!
「離せぇッ!」
「ダメです♡」
なんで、いつもならユターシャなんてひ弱でか弱くて、こんなふうに押さえつけられることなんてあり得ないのに。
逃げられない、逃げられない……!
「やめろっ! オレは、アンタなんか、好きにならなっ……んぷっ♡」
「ちゅうしましょうね♡ んじゅるっ……♡ はふっ♡ ご主人様、きもちいでちゅね♡」
口を、ユターシャに食われていく。がっちりと頭を固定されて、激しく口の中でのたうち回る舌先に脳みそが痺れてくる。なんとか追い出そうとすると余計ユターシャと舌を絡めることになり、ただ必死に呼吸をするだけになってしまう。
はふ、はふ、と鼻息荒く呼吸をしながらも彼女を睨みつけるものの、彼女は気持ちよさそうに目をつぶってオレの口の中を蹂躙していた。
そうして、やっと口を離してもらった頃にはすっかりオレは酸欠状態になっていて……
「な、なんでぇっ……これ、夢ッ……♡」
「不思議ですよねぇ? 私の
据え膳は美味しくいただいちゃいますから♡
そういって目をギラつかせるユターシャは、オレが拒否しているのに何度も何度もキスを繰り返して、じわじわとオレを追い詰めていた。
「うぅ……こ、殺さなきゃ、なのにっ……! 殺してやりゅっ……」
「こら! そんな汚い言葉使っちゃダメでしょう?」
彼女はにっこりと笑うと、オレの口を吸いながらも手を股間に伸ばしてきやがった。そして柔らかな手で、いつもよりずっと小さくなっているのに勃ち上がっているソレを包まれる。
「やめっ……く、そっ! 離せッ……!」
「離しません♡ ご主人様、私のこと好きって言ってくれなきゃダメですよぅ♡」
「いやだッ! オレは、そんなの、いらなっヒぃッ!?」
しゅこ♡ しゅこしゅこしゅこ♡
「ご主人様のショタチンポ、ふふ、指でシコシコ♡ してあげますねぇ♡」
「うぅぅっ……♡ やだ、はなせよぉっ……!」
「だーめ♡ ユターシャおねえちゃんをしゅきしゅきっ♡ ってしてくれるまで、イってもイっても止めません♡」
優しく、容赦なくオレの勃起は絶頂へと迎えられる。いつもなら我慢できるような手淫も、夢の中で幼い姿のオレには耐えられないもので……
「ふぎゅぅ〜〜……ッ! いや、いやだぁっ……!」
「ほら、しゅき♡ って言ってください♡ ユターシャおねえちゃん好き♡ 好き♡」
「だめっ……やだ! 嫌い! 嫌いだっつのばぁか! あ、あぁぁぁあっ……♡」
しこしこしこしこしこしこ♡
情け容赦のない手コキ♡ ガキの身体でサキュバス手コキとかやばすぎるッ♡
身体は知らない快感を必死に拒もうとしていて、なのにどんどん絶頂は目の前にやってきていた。
「はひっ♡ やだ♡ やめろォッ……」
「好き好きしないとやめませんから♡」
「いい、わかった! 好きだから! 好きだから手コキやめッ……ひぃっ♡」
やめてくれないッ♡ やべ♡ もうイっちゃう♡
夢なのにッ♡ ユターシャに無理矢理射精させられる♡
「もっと、心の底からユターシャお姉ちゃんしゅき♡ しないとぉ……」
「ひっ、やだ、イくっ……くぅ……♡」
びゅっ♡ びゅるるるっ♡ びゅくっ♡
「イっても、やめてあげませんよぅ?」
「もうイったからァッ! やめろッ! 手、止めろやッ……! 死ぬッ! 敏感になってっからぁッ!」
イったのに♡ やめてくれない♡ 暴れても逃げられないッ♡
夢の中で、子供の姿になって、壊されるっ……気持ち良すぎておかしくなるッ!
「しこしーこ♡ ぴゅっぴゅっ♡ ユターシャお姉ちゃん好きって言って♡」
「好きッ! 好きだからぁっ! あぁぁぁっ♡」
「じゃあ大好きなユターシャお姉ちゃんがいっぱい♡ ちっちゃいご主人様をぬきぬきしてあげますね♡」
……コイツ、オレがどう言おうがお構いなしに搾取するつもりだ。
オレの苦しむ顔を上から眺めて、ニコニコと綺麗な笑顔を向けるユターシャ。オレはもうどうしようもなくて、逃げられなくて、甘く地獄のような終わらない射精をただ受け入れるしかなかった。
「また、またイッ……くぅっ♡」
「はい♡ すーき♡ ユターシャお姉ちゃん大好き♡ ちゃんと好き好きってしながらイきましょうね♡」
「好ッ……きぃ♡ あ"ッ……♡」
射精の瞬間、何も考えられなくなってユターシャの誘導のままにそれを口にしてしまう。頭の中が真っ白になって、情けなくも腰をガクガクと前後させるのが止まらなくて、なのにどうしようも逃げられなかった。
こんなの、こんなのって……!
「好ぎぃっ♡ 好き♡ ユターシャぁあっ♡ やべでっ♡ とまってぇっ♡」
「ほら、イくときは大人ベロベロキッスしながらですよ? ユターシャお姉ちゃんの甘々サキュバス唾液ゴクゴクしてくださいね♡」
「んぶっ♡ ごくっ♡ はひゅっ♡ 死ぬがらっ♡ 好き♡ やめてぇっ♡」
ぢゅばっ♡ れろれろれろっ♡ ごくんっ♡
しこしこしこしこしこしこッ♡
「やだぁっ♡ またイくぅっ!? イぎたくないっ♡ おねがッ、やめりょぉおっ♡」
「かわいい♡ ショタご主人様、いっつも強チンポで私のこと蹂躙するのに♡ 子供だとこんなにかわいいんですね♡」
———屈辱だった。
いつもなら極上の肉体をユサユサと揺らしながらも、はしたなくマゾ女らしくオレに射精を媚びるユターシャ。そんな彼女に、主導権を握られてただ喘ぐしかない。
彼女の言葉と手と毒に、どんどんと思考を壊されていく。暴れることすらままならなくて、ただただ情けなくも小さくなってしまった勃起を擦り続けるユターシャの手にオレの両手を重ねることしか出来なかった。
「ご主人様にはいっつも気持ちよくさせられてるので……今宵は恩返しに、
「イッ……イ"ぃっ……♡」
その余裕ぶった顔を快楽で染め上げて、情けない顔にしてやりたい。人のことを捕食対象としてしか見ていない女に、オレという存在を強烈に刻み込んでやりたい。
なのに、今のオレは———
「んぶぅっ♡」
「ほらぁっ? ユターシャお姉ちゃん大好き♡ ですよ♡ ぴゅっぴゅしましょうね♡ おねえちゃん唾液いっぱいごくごくしましょうね♡」
「んぅ〜〜〜ッ♡ じぬぅっ……♡ あ"ッ♡ おね、ぇ、ちゃっ……♡」
どぴゅっ♡ びゅるるっ……♡
「あはぁっ……♡ 私、ショタコンだったのでしょうか? わりとノーマルなつもりだったんですが、ねぇ……」
「あ"ッ……あぉ"っ……♡ む、りぃっ……♡」
「うんうん、じゃあ次はユターシャお姉ちゃんのおまんこ♡ でもっとラブラブしましょうね♡」
は?
手でもあんだけ気持ちよくって、すぐにイかされてたっていうのに……ガキの身体でサキュバスマンコ味わうだなんて、そんなの、無理に決まってる……♡
「ひっ……やだ、だめっ……」
「はい、いただきまァ……すっ♡」
「ぁあ"あ"あ"あッ♡」
いよいよユターシャはオレの上に跨って、そうして間髪入れずにすぐさま勃起を女壺の中に飲み込んでいってしまった。
いつもなら奥の方まで届いて子宮口をコンコンと突いてヨガらせることが出来るはずなのに、今日ばかりは奥の方までは全く届かない。
だというのに、おそろしく名器であるユターシャおまんこはオレのチンポをぎゅんぎゅんと圧搾してきていた。肉の粒がゾリゾリで、そしてぬるぬるのおまんこ汁でコーティングされている。
「ふふっ……気持ちいいですか? んっ……♡」
「あ"〜〜〜ッ♡ くっそぉっ♡ ま、たイきそっ……♡」
「はいどうぞ♡」
ぱっ———ちゅんッ♡
それは、たった一度のピストンだった。彼女はなんて事もなく腰を上げて、そして落としただけ。
それなのに、あまりにも気持ち良すぎてオレは。
「あ"ッ」
どっぴゅっ♡
オレのリトルサイズになってしまった勃起に合わせた肉圧はあまりにも狭くて、なのにヌルヌル汁のお陰でいっさいの痛みもない。いつだって容赦なくチンポを刺激する肉壁は、今日も粒々がうねっていた。
射精の経験もないようなガキの身体にサキュバスとの生中セックスは、あまりにも酷なのだろう。普段ならギリギリ耐えれるような攻撃すら、今では呆気なくイかされてしまう。
「い"ッ、あ"ッ……ぉ、おおっ……♡」
「ご主人様? イくときは、ベロチュウしながらですよ? 次はラブラブキッスしながらおまんこで射精しましょうね♡」
ぱちゅっ♡ ぱちゅっ♡ ぱちゅっ♡ ぱちゅっ♡
「あ"ッ♡ ん"ぅ〜〜〜〜〜ッ♡ イっでる"ッ♡ んちゅっ♡ だずげでっ♡」
「ユターシャお姉ちゃんのこと、好き?」
「だい"ずぎだがらッ♡ も、やめろ"ぉおおっ♡ 降りてこないッ♡ 降りれないッ♡」
そう言っても、ユターシャは腰を上下するのをやめてくれなかった。
ずっとイきっぱなしで♡ 頭がおかしくなるッ♡
射精で登り詰めて落ちるの繰り返しすぎてッ♡ 登ったまま降りれなくなってる♡ 降りながら登ってるッ♡ ずっとイってる♡ イき死ぬッ♡
クッソ……コイツ、オレが起きたら、ぜってぇやり返してやるッ……!
「ユターシャぁ"ッ♡ ふぅ"〜〜〜ッ♡ おか、犯じでや"るッ! くそがァッ♡ あ"♡ やべろッ♡」
彼女が腰を落とすたびに、オレは背中を跳ねさせて無様にも射精を繰り返していた。もう出ないと思ってもいくらでも射精が出来てしまい、ただただ快楽の渦に溺れていってしまう。
「お姉ちゃんのこと、好き?」
「しゅきッ♡ あ"ッ♡ もう好きッ♡ 大好きッ♡ ゆたーしゃッ♡ あ"ぁぁっ♡」
もはや言わされているのか、自分の意思で言ってるのかもわからなかった。情けなくも泣きながら、オレはただ乞うように好きを繰り返すだけになってしまう。
先程殺したはずの、自分の中の感情が無理やりユターシャの手によって芽生えさせられる。「好き」と口にすればするほど、自分の中でその感情に輪郭が出来て、はっきりくっきりとしたものになっていった。
そして———
「あ"ッ……♡ すき、ユターシャぁ……好き……」
「えへ、私もですよ♡」
この時、オレはきっと負かされたのだろう。
彼女に押し付けられたおっぱいにちゅうちゅうと吸い付いて、そんなオレの後頭部を彼女が支えている。もう片方の手はオレの竿を指先だけでシゴきあげていて、脳味噌はドロドロに溶けていた。
夢の中、都合よく甘いお乳が噴出していてオレの舌先に溜まっていく。ごくりと飲み込めば彼女に対する感情がどんどん強くなっていって、離れられなくて、それをただ享受するしかなかった。
「かわいい……お姉ちゃんのサキュバスおっぱいおいちいでちゅか?」
「おいし……い……、おね、ちゃ……」
「はい♡」
「んぅ……好きぃ」
オレの根底を、ユターシャは犯してきたのだ。
それはあまりにも甘美で、そして絶望的だった。