魔法少女リリカルなのは 愚王シリーズ R-18 作:ヒアデス
アリサと付き合ってから翌年。
俺とアリサが聖祥大学に進学してしばらく経ってからのこと。
俺は今『バニングスUFC』のサッカーユニフォームを着て、大勢の選手とともにグラウンドの真っ只中に立っていた。
そんな俺に、オーナー兼キャプテンは肩を叩きながら笑みと言葉をかけてきた。
「緊張しなくていいよ健斗君。ただの交流試合だから。まあこっちの力を見せるためにも、できれば勝っておきたいところだけどね。期待してるよ、未来の娘婿君!」
「が、がんばります……」
そう言ってくる
そのはるか後ろのスタンドでは、愛しの恋人が微笑みを浮かべながら俺たちを見守ってくれていた。
ことの始まりは一週間前。
バニングス社の社員たちによるサッカーチーム『バニングスUFC』は、クオングループのチーム『クオン・シンギュラリー』と企業交流を兼ねた試合を行う事になっていたのだが、UFCの主力選手が一人事故で入院してしまい、メンバーが足りなくなってしまったらしい。代わりの補充はできなくもないが、現在までサッカーを続けてる社員は思ったより少なく、戦力としては心もとない。
そこで白羽の矢が立ったのが、社長令嬢の恋人で入社がほぼ確定している俺だった。小さい頃士郎さんのチームに入れられたこともあるし、最近は休日にデビッドさんとサッカーするようにもなったからまったくの素人というわけでもないとは思うが……。
それから一週間の練習やチーム内の模擬試合を経て今日、クオン・シンギュラリーとの試合にいたる。
会場はクオンが所有するスタジアムで、関係者の家族をはじめとする見物客がひしめいており、プロの試合とほとんど変わらない規模だ。
驚き半分呆れ半分で観客席を見上げていると……。
「けんとー! がんばってーー!!」
「彼女が見てるんだから、せめて一点くらいは入れてみなさーい!」
「ユニフォーム姿の健斗君もかっこいいなぁ。アリサちゃんにお願いしたら、2番目くらいの恋人にしてもらえるかなぁ……」
アリシア、七瀬、すずかがこちらを見下ろしながら応援の言葉を投げかけてくれる。
彼女らに苦笑の混じった愛想笑いを返してるところで、近くにいたチームメイトが声をかけてきた。
「そろそろ試合前のミーティング始めるぞ。鼻の下伸ばすなと言わんが今は試合に集中しろ」
「――あっ、はい。すぐ行きます!」
スタンド近くに集まっている選手たちを見て、俺もチームメイトとともにあちらに向かう。そんな俺たちにデビッドさんもボールを手にしながら早く来るよう言ってきた。娘以外の女の子にデレデレしているように見えたのだろうか、若干不機嫌に見える。
それからしばらくして両チームが中央に整列し、キャプテン同士の握手を経てついに試合が始まる。
主審のコイントスで
俺がキックオフを務めるのはデビッドさんからの指示だ。娘婿へのひいきもあると思うが、れっきとした作戦でもある。
一回り若く細身な俺に、クオンの選手たちは嘲りの笑みを浮かべながら前に出てきていて、案の定後ろはほとんどがら空きだ。
ピィィーー!!
審判が咥えたホイッスルが会場に響き渡る。それと同時に相手の陣地に向かって、思いっきりボールを蹴り上げた。
俺に蹴り上げられた瞬間、バァンと景気のいい音を立てながらボールは選手たちの間をすり抜け、相手の陣地に勢いよく転がる。それを見て俺とチームメイトたちが一斉に押し入った。
「おし! このまま一気にゴールだ!」
「くそっ! 囲め囲め!! 早くボールを奪うんだ!」
相手の陣地に転がり込んだボールを巡って、両チームが入り乱れる。そんな中、一足先にボールに辿り着いた俺の前に一人の選手が行く手を塞いできた。ガタイが大きい男で、自分より一回り小さい俺をせせら笑いながら前に立ち塞がる。
「――はぁっ!」
俺は彼の右側に体を傾け――瞬時に
なんてことはないフェイントだ。だが、俺を素人と侮ったままだった相手は「くそっ」と毒づきながら追いすがってくる。
そいつに構わず、俺はボールを蹴りながらひたすらゴールへ駆け抜ける。他の相手選手もボールを奪わんと前を塞いでくるが、俺はドリブルを続けながら、彼らをかわしていく。
そして金網がかかったゴールを前にして――。
「はああぁぁっ――!!」
俺はゴールに向けてボールを蹴りつける。それを目にしてキーパーがボールに飛び掛かるが間に合わず、ボールは金網に叩きつけられた。
『1ー0! バニングスUFC、一点先取!!』
会場中に響き渡る実況の声と同事に、観客席から大きな歓声が響く。本当にプロの試合と変わらないな。これって一応アマチュアだぞ。
「御神君、ナイス!」
陣に戻るや何人かのチームメイトが笑みと平たく伸ばした手を出してきて、俺も彼らに笑みと返事を返しながら手を打ち鳴らす。
一方、相手チームは硬い顔で何事か囁きあって俺を注視していた。油断という形で手加減してくれるのはここまでか……。
◆
『3-3! クオン・シンギュラリー、ようやくUFCに追いついたー!! ここで前半戦の終了です! これから一時間の休憩に入ります。それまで昼食やご歓談をお楽しみください』
ボールが俺たちのゴールに叩き込まれると同時に、前半戦の終了が告げられる。それを聞いて俺は足を止めながら悔しさから踵を鳴らす。そこへデビッドさんが肩を叩きながら言ってきた。
「気にするな、まだ前半戦だ。むしろ同点ぐらいの方が気合いが出るというものさ。今は後半に備えて腹ごしらえに行こう」
「――はい!」
デビッドさんの激励にうなずきながら彼と別れ、昼食が摂れるところを探すべくスタジアム席に上がる。
といっても、俺が座る場所なんて初めから決まっているようなものだが。
「けんとー!! こっちこっち!!」
弾むような声の方に顔を向けると、案の定こっちに向かって大きく手を振っているアリシアが見えた。そのまわりでは七瀬やすずかと彼女らの保護者一同が昼食の用意をしているところだった。
「はい健斗君。ごめんなさいね、うちの人のわがままに付き合わせて」
ジョディさんはそう言いながら準備していた弁当とお茶を差し出してくる。俺はそれを受け取りながら笑みを返して言った。
「いえ、いい運動になります。局を辞めてからは体を動かす機会がめっきり減ったもので。……ところでアリサはこっちに来てないんですか?」
茶を一口飲んでから尋ねると、ジョディさんは肩をすくめながら……
「それがね、あの子、用事があってここに来れないのよ。お昼ももう済ませたみたいで。ごめんなさいね」
「そうなんですか……」
それを聞いて俺は思わず肩を落とす。後半の前に彼女に応援の言葉でもかけてもらいたかったんだが。
「その代わりオールストンシーのチケットあげるから、今度デートでもしてきなさい。それにもうすぐ、いいものが見られると思うわよ♪」
「いいもの?」
意味深に笑うジョディさんに俺はおうむ返しをする。ちょうどそこでスタジアム内に軽快なBGMが流れ出し、試合中の実況とは違う女性のアナウンスが響いた。
『これより両チームの応援団によるセレモニーを開始します。まずはバニングスUFCの応援団から。皆様、お食事を楽しみながらご観覧ください』
アナウンスの終了とともに、グラウンドの隅から十人ぐらいの女の子たちが出てくる。女の子たちは皆、白い手足を晒した露出の高い格好と両手に黄色のポンポンを付けたチアリーダーの衣装を着ていた。
その中にはなんと――
「――アリサ!?」
UFCの応援団の中には今話題にしていた恋人がいたのだ。俺だけじゃなく、すずかたちも彼女を見つけて目を見開いている。
一方、アリサとまわりのチアたちは観客の視線を気にせず、真剣な顔でグラウンドに立っている。
そしてスタジアムに流れるBGMに歌声がかかるようになったところで、彼女らはグラウンド中に広がり、ダンスを始めた。
『フレーフレーUFC! ファイトファイトUFC! 頑張れ頑張れUFC!!』
UFCの応援歌を口ずさみながら、アリサたちは華麗に舞い踊る。
あっけにとられながら彼女の踊りを眺めている俺の横で、七瀬が言った。
「まさかアリサさんがチアやるとはね。健斗君知らなかったの?」
「聞いてねえよ。知ってたらもっと見やすい席頼んでる」
そう言うと、七瀬は「それもそっか」と返しながらグラウンドに目を戻す。
俺たちだけじゃなくスタジアム中の視線が集まる中で、チアリーダーたちは汗を流しながらダンスを踊り続ける。その途中でアリサと目が合い、彼女は口パクで何ごとか伝えてきた。
◆
チアリーダーの応援を観ながらの昼食を終えてすぐ、俺はダンス中にアリサが言った控え室に向かった。
そこで待っていたのはもちろん――
「健斗! あたしのダンス見てくれた!?」
許可をもらって入室するなり、アリサはチアリーダー姿のまま俺に抱きつきながら尋ねる。俺は首を縦に振りながら答えた。
「ああ、昼飯も忘れてすっかり夢中になってたよ。でも驚いたな、まさかアリサがチアやるなんて。あんな踊り、いつの間に練習してたんだ?」
「応援団のリーダーやってる先輩にお願いして、一週間前から練習に参加させてもらっていたのよ……一生懸命試合している健斗を応援したいって思って」
そう言ってアリサは恥ずかしそうに顔を赤くする。そんな彼女を見て俺の口から笑みが浮かんだ。
少しでも感謝の気持ちを伝えようと、アリサの頭に手を伸ばし……。
「ありがとう。アリサのおかげで前半の疲れも吹き飛んだよ。後半はもっとがんばらないとな」
「あ、ありがとう……それでね、ダンスの他にもうひとつ、健斗のために考えた応援があるんだけど……どう?」
それを聞いて思わず硬直し、彼女を撫でていた手が止まる。
「それって、まさかと思うが……」
念のために聞くとアリサは頭に手を乗せられた状態のまま顔を赤くして、こくりとうなずいた。
「ちゅっ……じゃあ健斗、この椅子に座って。今日はあたしがしてあげるから」
口付けをかわしてからアリサに言われた通り椅子に腰を下ろし、彼女は俺の前に膝をつく。そしてアリサは俺のズボンを下げて、露わになった逸物を握りしめた。
「ふふ、もうこんなになってる。実は呼び出された時から期待してた?」
「まあな……アリサのチア姿が可愛かったから、一度その服でしたいと思ってた」
「私たちが一生懸命踊ってる間にそんなこと考えてたなんて、あいかわらずエッチね。じゃあ、期待通りこの格好でしてあげる――ちゅ」
からかうように笑ってからアリサは唇をすぼめ、俺の逸物に口付ける。そして口を開き、亀頭を口に含んだ。
「ぺろ、くちゅ……健斗のペニス、汗ですごくしょっぱい」
「ごめん。なんならシャワーを浴びてからでも……」
そう言うと、アリサは苦笑して……
「そんな時間ないわよ。それに健斗のなら汗だらけでもおいしいから、このままさせて……あむ、ちゅる」
そう言ってアリサは舌を突き出してカリ首を舐め、裏筋までなぞっていく。その刺激で鈴口から溢れてきた先走りを、彼女は舌で掬い取る。
「くちゅ…………汗が混じってるせいかしら、いつもより先走りの味が濃い気がする。ここに溜まっているお汁も濃くなってるのかしら」
そう言ってアリサは玉袋をぎゅっと握りこむ。その刺激で下半身に痺れが走り、喉からくぐもったうめきが漏れる。それを聞いて……
「あらあらそんな声出しちゃって。じゃあそろそろこっちも出しちゃおうか――あむ、ちゅるるる!」
アリサは亀頭を頬張って口をすぼめ、盛大な吸引音を立てる。彼女の口に吸い出されるように下半身の奥から熱いものがせり上がってきた。
「ちゅくっ……我慢しなくていいよ。健斗の精子全部飲んであげるから――じゅるるるるる!!」
逸物を根元近くまで咥えこみ、中身を吸い取ろうと彼女はさらに淫らな吸引音を立てる。
「アリサ、俺、もう……」
「いいよ、あたしの口にいっぱい出して――――ぢゅぶぶぶぶぶぶっっっ!!」
彼女が大きく吸い上げた瞬間、腰が砕けそうな快感が走り、逸物は大量の精子を噴き出す。アリサは逸物を咥えたままごくごくと喉を鳴らし、白濁した液をすべて飲み干していった。
チアの格好で俺のモノを口に含む姿はとても煽情的で、縮みかけた俺の逸物はまた膨らみを増していく。アリサもそれに気付いてくれるが、彼女は意地悪そうな笑みを浮かべて。
「これ以上はダメ。もうそろそろ後半の試合が始まる時間でしょ。早くグラウンドに行かないと、パパたちが探しに来ちゃうわよ」
「えっ――」
彼女の忠告を受けて、俺はスマホを取り出し時刻に目をやる。試合まであと十分もない。早く行かないとほんとに遅れちまう!
「というわけで応援は終わり! 健斗は早くグラウンドへ行きなさい……でも」
アリサは俺を椅子から引っ張り上げながら耳元に顔を近づけ……。
「試合に勝ってくれたら、ご褒美に
そう言って、アリサはウインクしながら短いスカートを持ち上げる。そこからちらりと白いものを見えた瞬間、なにがなんでも試合に勝たねばという戦意が沸いてきた。
その後の後半戦で、俺は前半以上の実力を発揮して5点もの得点を入れ、さらにクオンチームの攻撃をことごとく防いだ結果、バニングスUFCは8ー3の得点差でクオン・シンギュラリーに勝利した。
その後はもちろん、アリサとともにホテルへ向かい、チアリーダー姿の彼女に何度もゴールを決めた。
真面目な話だったら、少年時代で遭遇したキーパーの少年が敵チームに加わってたり、『Extreme Hearts』の咲希が観客として登場する話になってました。