魔法少女リリカルなのは 愚王シリーズ R-18 作:ヒアデス
高校三年になって六月の半ば。
その日も俺は雄一やアリサ、そしてすずかとともに教室で昼食を摂り、弁当を食べ終わると解散する事になった。
だが、そこですずかは顔を赤くしながら俺の側に寄ってきた。
「健斗君、昼休みが終わる前にまた屋上に来てくれない……健斗君一人だけで」
いつもの
「ああ、
そう言ってすずかたちを見送りながら俺はスマホに目を移し、次の授業まで時間を潰すことにした。
思えば、この時のすずかは何かを我慢しているようにも見え、それに気付いていれば、
◆
二十分後、屋上から降りてくる生徒たちとは逆に、俺は屋上への階段を登っていた。
階段を登りきりドアを開けると、青い空と見晴らしのいい屋上が目に飛び込んできた。
その奥にすずかが立っていた。
「あっ、健斗くーん!!」
俺を見つけると、すずかは大きく手を振ってくる。
俺は苦笑しながらドアをくぐり、そっちに向かった。
「悪い、遅くなったか?」
「ううん、私も今来たところ。それにちょうど今人がいなくなったところだから」
いつものように、すずかは怒る様子もなくそう言ってくれる。そんな彼女に――
「じゃあ早く済ませよう。早くしないと次の授業が始まっちまうし」
そう言うと、すずかはたちまち物欲しそうな目になりながら俺の肩に手をかける。そして犬歯を剥き出しにして、かぷりと俺の首筋に噛みついた。
「あむ、ちゅ――ちゅるるるっ、んっ…………くちゅ、ちゅぷり」
歯を突き立てた箇所から直接血を吸い出し、ごくごく喉を鳴らしながら美味そうに飲んでいく。
それからたっぷり二分ぐらい経って、すずかは口を離して言った。
「ありがとう。健斗君の血、やっぱりおいしいよ。……最後にもう一口だけ、いいかな?」
今さら一口飲まれても変わりはないだろう。
そう思ってうなずくと、すずかは再び首を噛み、わずかに血を啜る。
その時――
「――っ!」
「んくっ――はぁ、ごちそうさま」
最後に血を吸われた瞬間、かすかな目まいに襲われる。しかし、すずかが口を離すとともにそれは収まった。
不思議に思いながらも……。
「じゃあ、そろそろ戻ろう。急がないと授業が始まるぞ――」
「…………」
そう声をかけるものの、すずかは俺の肩に手をかけたまま離れようとしなかった。
「すずか……?」
たまらず彼女に声をかける。すると……
「健斗君……わたし、もう我慢できない」
「えっ? ――んむっ!?」
すずかはいきなり顔を上げ、俺の口に自身の口を押し付けてきた。そして舌を突き出し、俺の口の中に侵入させてくる。
「んっ――ちゅる、はむ、ちゅく……んふ、ちゅぷ」
「ちゅ、ちゅるは……んむ、はく……ちゅく」
俺は彼女を突き放すこともできず、必死に舌を動かす。そうして自然に俺とすずかは舌を絡めあう形になった。
しばらくして、すずかは口を離してふぅと息をつく。そして唇を指でなぞりながら……
「しちゃった、健斗君とキス…………ふふ、ふふふっ」
罪悪感のこもった声で吐露しながらも、さっきのキスを思い出したように彼女は笑う。その笑みには普段にはない妖艶な雰囲気がこもっていた。
「すずか……いったい何を? 俺にはリインという恋人がいるんだぞ」
俺は口を拭いながら文句を言う。それに対して、すずかは堰を切ったように言葉を吐き出した。
「健斗君、私、やっぱり諦められない……。健斗君が他の人を好きだったとしても、私はもう健斗君以外に考えられない。二番でも三番でもいいから、健斗君の恋人になりたいよ」
「すずか……」
思い切ったように告白してくる彼女に、俺は呆然とその名をつぶやく。
小学校の時から彼女の好意には気付いてはいたが、まさかここまで想われていたなんて……。
ケントだった頃なら折れていたかもしれないが……。
「ごめん、すずかの気持ちはうれしいよ。……でも、俺はリインのことが好きだし、リインも俺のことを好きでいてくれてると思う……彼女のことを裏切ることはできないんだ」
俺の言葉に対して、すずかは顔を曇らせながらもうなずきを返し……
「うん……だからね、私は二番目の彼女でもいいって思ってる。健斗君と特別な関係になれるならどんな形でもいい……だから健斗君――私を抱いて!」
「――うっ!」
すずかが最後の一言を口にした瞬間、彼女の眼が一瞬赤くなる。
それとともに、俺の中に強い欲求――“この子を自分のものにしたい”という強烈な衝動が湧き上がってきた。
そしてそれを自覚した途端、俺の手は俺自身の意思を無視してすずかの肩をつかんだ。気を抜けば、そのまま彼女を押し倒してしまいそうだ。
「こ、これは…………まさか……」
昔、すずかとアリサを、氷村遊という《夜の一族》に属する男から助け出した時に聞いたことがある。
《一族》が持つ能力の中には、自らが血を吸った人間を操る力があるという。ヴィルによれば、遺伝子改造を受けたベルカ王族など、一部の人間には効きにくいという話のはずだが――。
「操った、っていうのはちょっと違うかな。“暗示”という形で健斗君の願望を後押ししてるだけだから。たぶん何年も私に血を吸われてるうえに、ずっと欲求を溜め込んでるみたいだったから効いてるのかも。健斗君まじめだから今までずっと貞操を守って、18歳になったこの前の誕生日も結局リインさんとできないままだったみたいだから……だからきっと私の暗示が効いたんだ」
「そ、そんな、馬鹿な…………」
驚愕の言葉を漏らしながら、俺は自身の中から湧き上がってくる欲望を抑え、なんとかすずかを離そうとする。
しかし、肝心のすずかは離れるどころか――
「んっ――」
「――むぐっ」
俺が立ち往生している間にすずかは口を押し付け、再び唇を奪ってくる。
「ちゅぱ、ちゅる、はぷ、くちゅ、はむ…………んふ」
すずかは舌を絡めながら右手を俺の下半身まで下ろし、ズボンにしまわれたままの逸物に触れる。彼女に“暗示”をかけられた時から、俺のモノはパンパンに膨れ上がっていた。
「健斗君の、もうこんなに膨らんで……我慢しなくていいんだよ。私、健斗君になら何されてもいいから……ううん、私が健斗君にされたいの。だから――わたしを好きにしていいんだよ♡」
甘い声で囁きながら、すずかは密着してくる。その時、アリサたち以上にふくよかな彼女の胸が押し当たった。
その感触に理性が激しく揺さぶられるのを悟った俺は――
「すずか――駄目だ!」
俺は彼女の腕を掴み、後ろへ振り向かせようとする。
ちょうどそこは壁際で、衝突しそうになったところですずかは反射的に壁に手を突いた。
「ご、ごめん。あれ以上すずかに触れていたらどうにかなってしまいそうで、つい――」
そこで俺は言葉を飲み込む。
前のめりになった拍子に彼女のスカートはめくれ上がり、黒い下着とおしりが露わになっていた。
すずかはそれに気付きながらも直そうとせず、こちらを横目で見ながら言った。
「びっくりした。でも、この態勢でするのもいいかもね。……姿は見えないのに、すぐ近くから健斗君の視線を感じる……健斗君、今、後ろから私のパンツ見てるでしょう」
責めるような言葉とは裏腹に、すずかは笑みを向けながら下着を見せつけようと尻を突き出してくる。
――もう限界だ!
かろうじて保っていたはずの俺の理性は、彼女の艶姿と蠱惑的な笑顔にあっさり瓦解した。
「――あんっ!」
気がつけば、俺は手を伸ばして、彼女のはちきれんばかりの胸を制服越しに揉みしだいていた。
「すずか、俺――もう我慢できない!」
「いいよ。私が健斗君にしてほしくて誘ったんだから。健斗君は何も考えず、女の子にしたいことぜんぶ私にして――はあんっ!」
すずかに懇願されたことで自制心は完全に消失し、彼女の胸を覆うジャケットやブラウスのボタンをはずして直に乳房を揉み、もう片方の手で下着からはみ出た尻肉を揉みほぐす。
「はあっ、健斗君におっぱいとお尻を両方揉まれて……もっと強くしていいよ。もっとぐにぐにって、形が変わるくらい強く――ううんっ!!」
すずかに言われるがまま、彼女の胸と尻を形が変わるぐらいの力で握りこむ。胸も尻も饅頭なんかよりはるかにふっくらしてて、触り心地がいい。
もっとその感触を味わっていたい。そう思いながらも早く次に進みたいという感情も沸いてくる。
そう思うやいなや、俺の手はつまんでいた尻を解放し、その間に挟まっている下着に手をかけていた。
「はぁ、はぁ……健斗君、もうお尻はいいの? 次はどこを触って――んんんっ!?」
すずかが言い終わらないうちに、下着を下ろし、露になった秘所に指を入れる。すでにとろとろ雫を零していたそこは抵抗なく、俺の指を受け入れた。
「もうこんなに濡れてる……自分から求めてくるだけあって、いやらしい子だな」
「はぅんっ……健斗君とエッチなことしてたら、いつの間にかこうなっちゃって…………健斗君はエッチな女の子、きらい?」
すずかの問いに少し間を開け、愛撫の手も止める。するとすずかは不安そうにこちらを見た。
その合間に彼女の秘部についてる小豆に手を滑らせ――
「いいや――好きだよ」
「――ひいぃぃん!」
応えながら小豆をつまんでやると、すずかは気持ちよさげな喘ぎを漏らしながら身体をくねらせる。愛撫するたびにこんな反応してくれる女の子、嫌いなはずない。
心の中でそうつぶやきながら、秘所と乳房への愛撫を再開する。
責める度にすずかは切なげな喘ぎを漏らし、秘所からはぼたぼた雫が零れる。これだけ濡れていれば十分挿れられると思うが、ここまできたらイクところまで見たい。
そう思いながら、さらに責めを強くした。
「やああっ、もうとろとろになってるのに、健斗君の愛撫が気持ちよくて、また溢れてきちゃうよぉぉ!」
すずかは身をよじり、絶頂を堪えようとする。それに反して俺は指の動きをさらに速めて、激しく、的確に彼女の性感を責めた。
「いいじゃないか。湿っていた方がこの後も気持ちいいぞ」
「うぅんっ……濡らした方がいいのは知ってるけど……でもイっちゃうところ見て幻滅しない?」
身体を震わせながらすずかは聞いてくる。俺はスパートを速めながら後押しする。
「ああ、むしろ興奮する。すずかはなにも考えずにそのままイけよ!」
「うん、じゃあイっちゃう。健斗君の指でイっちゃ――ううううううう!!」
絶叫とともに、すずかの秘所から透明な愛液が噴水のように噴き出した。
「はぁ……はぁ…………こんなに出したの初めて……すごく気持ちよかったぁ……」
すずかは荒い息をつき、恍惚とした表情で自らの足元に広がる愛液を眺めながらつぶやいていたが、すぐに俺の存在を思い出し、こちらを振り返る。
そして、さっきよりも膨れ上がった俺の股間に視線を止めた。
「もうズボンの上から見ても形がわかるくらい大きくなっちゃってる……それ、私に見せてくれる?」
「ああ……」
羞恥心を感じながらも、すずかに言われるがままに俺はジッパーを下げ、中のモノをさらけ出す。
それを見て、すずかは恍惚とした表情を浮かべた。
「これが健斗君の……想像してたのよりずっと大きい。……それを今から私に入れるんだよね?」
「ああ…………いいよな?」
ここですずかが嫌だと言えば、かろうじて踏みとどまれるかもしれない。
心の片隅でそう期待しながら確認する。しかし、俺の浅はかな期待とは裏腹に、すずかは濡れそぼった秘所を突き上げて言った。
「うん……私も早く入れてもらいたい――きて、健斗くん!」
その
再び獣欲に支配された俺はすずかの腰を掴み、彼女の秘所に狙いを定め――
「――はぁ!」
「んんんっっ――――!」
愛液を垂らしながら待ち受けているすずかの入り口に、己のモノを一気に突き入れる。その瞬間、入り口を守るように包んでいた膜はぶつっと切れ、そこから勢いよく鮮血が吹き出すが……。
「ああああっ――きた! 健斗君のおちんちんが私の中に入ってきた! 指や舌よりずっと気持ちいい!!」
痛がるそぶりなどかけらも見せず、すずかは快楽にとろけた表情を見せる。それを見て俺は尋ねた。
「すずか、痛くないのか?」
「うん? そういえばちょっとぴりっとした気がするけど、健斗君のおちんちんが気持ちよくて気付かなかった――それよりもっと動いて! もっと強く私の中を突いてほしいの!!」
すずかにとって、破瓜の痛みより快感の方が強いのか……サキュバスみたいだ。
感心にも似た思いを抱きながら、俺はさらに強く腰を打ち付け、彼女の
「ああんっ――私の中、どんどん健斗君の形になってきてるぅ!」
すずかが苦痛を感じていないのもあって、逸物はどんどん奥へと侵入し、子宮口を塞ぐ壁に到達する。
その壁を突いた途端、俺とすずかに脳裏に痺れるような快感が伝わってきた。
「はうんんっ――おちんちんが奥にあたって、頭とおまんこがじんじんする! もっと、もっともっと突いてぇ!!」
口から涎と卑語を吐き出しながらすずかは懇願してくる。それに応えるためか、自分の欲望を満たすためか、俺はさらに注送を速めてすずかの奥を突き続ける。
そしてついにすずかはびくんと背中を反らし――
「ひぅん! またお腹が熱くなってきて――わたし、また出しちゃう! さっきよりもいっぱい出しちゃうよ!!」
そう訴えながらすずかはなおも自分から腰を振り続ける。それに刺激されて俺の逸物にも射精感が湧いてきた。
「すずか、俺ももう……」
俺のつぶやきを聞いて、すずかは腰を振りながら叫んだ。
「――うん。健斗君も出して! 私の中に健斗君の赤ちゃんのもと、いっぱい出して!!」
「――っ!」
彼女の一言で俺の意識に理性がわずかほど戻ってくる。
行為に夢中ですっかり失念していたが、俺もすずかも避妊の準備などしていない。このまま中に出したら万が一ということもありえる。
すんでのところでそう思い至った俺はすぐに逸物を逆方向に引く。その間もすずかは激しく腰を動かして逸物を刺激し、射精を促していた。
そしてついに……
「はあっ――くるっ、お股から愛液いっぱいでちゃうううううっ――――!!」
「くっ――」
絶叫とともにすずかの奥から愛液が吹き出してくる。あわや俺も達しそうになるが、俺の逸物は寸前で彼女の
その直後、外に飛び出した逸物は大量の精液を吹き出し、そのうち半分ほどがすずかの背中に降り注いだ。
「あんっ――」
すずかは小さく悲鳴を上げてから我を取り戻し、自分の中から引き抜かれた逸物と自分の背中を見る。
そして何が起こったのかを察し、ぷくーっと顔を膨らませた。
「もう、中に出してって言ったのに!」
「わ、悪い。あのまま出すわけにはいかないと思って――」
思わず謝るものの、あの判断は間違っていないと思う。あれで妊娠させでもしたらすずかの両親や忍さんはおろか、俺の母親まで怒り狂うことになる。
「まあいいか。代わりのジャケットあるし……どのみちもう五時間目はさぼっちゃったしね」
すずかは怒りを収め、俺にしなだりかかりながら笑う。
そこでようやく気付いた。ここに来てから数十分は経つ……もしかしたら一時間近くは――。
ちょうどその時、キーンコーンというチャイムが響いた。始業のチャイム……なわけないよな。
すがる思いでスマホを取り出し時計を見るが、案の定、時間は『13時50分』と表示されていた。
そんな事をしている俺の隣ですずかはつぶやく。
「ふふっ。きっと今頃、クラスのみんな、健斗君と私の噂してる頃だね。『あの二人、一緒に授業をさぼって何やってたんだろう?』って……なにか理由考えておかないと、大変なことになっちゃうよ。不純異性交遊を疑われちゃったりとか……」
疑いもなにも、俺たちがさっきまでやってたのは紛れもなく不純異性交遊だ。教師や他の生徒たちに知られたら、よくて停学、悪ければ退学だろう。なにか言い訳を用意しておかなければならない。それもすずかに協力してもらう形で。
何より俺は流されるままにすずかと一線を越え、リインを裏切ってしまった。彼女ならもしかしたら許してくれるかもしれないが……。
「どうする? 私を恋人にしてくれるなら協力してあげてもいいよ。リインさんが本命で、私は愛人でもいいんだけど……」
蠱惑的な笑みを浮かべながらすずかは迫ってくる。関係を持ったことを示すように精液のついた逸物を握りながら……。
「わかった。俺の負けだ……すずかと付き合うよ。愛人なんかじゃなくて、正式に付き合う恋人として」
「ほんとう!?」
交際すると告げた瞬間、すずかはぱぁっと破顔する。そんな彼女に俺はうなずきを返した。
「ふふ。じゃあさっそく、恋人として旦那様の手助けをしないとね。健斗君、じっとしてて……ちゅ、ぺろ」
すずかはかがみこんで逸物についた精液を舐めとり始める。
……もう戻れなさそうだな。
そう思いながら、俺は献身的な
すずかIFはあと1話だけ続きます。