魔法少女リリカルなのは 愚王シリーズ R-18 作:ヒアデス
「ねえレツヤ、よかったらこのまま“もう一つの大人の付き合い方”教えてあげましょうか?」
ティアナは言いながら上着をさらにずらす。その間にはうっすらと透けて肌色に滲んだシャツと、その上からでもわかるほど球状に盛り上がった二つの物体が見えた。
その中身を想像した瞬間、ごくりと喉が鳴り……。
「ティアナが教えてくれるっていうなら……教えてもらおうかな」
期待半分意趣返し半分でそう言った瞬間、ティアナは思わぬ反応を返されたように笑みを消す。
その直後服を戻し「冗談よ冗談。誰があんたなんかと!」とか言ってくるかと思ったが……。
「じゃ、早く行きましょうか。遅くなると明日の
顔を赤くしながら言うと、聞き返す間もなくティアナはウェイトレスを呼んで勘定を払い、「行くわよ」と俺の腕を引っ張り上げ出入口へ連れていかれる。
その後ろから「がんばってね~♪」と片手を振るウェイトレスや様子を察した何人かの客に見送られながら俺とティアナは店を出、そのままホテルへ向かうことになった。
◆
「じゃあ、レツヤはそこに立って。私がしてあげるから」
ホテルの部屋に着くなり、ティアナは棒立ちする俺の前に屈みこみズボンを固定しているベルトに手を伸ばす。
いきなりのことに気恥ずかしさより戸惑いから声を上げた。
「服ぐらい自分でなんとかするよ。それより、もう少し落ち着いたり準備とかしてからの方がいいんじゃないか?」
「うるさい。こういうのは年上に任せて、あんたはじっとしてなさい。それに……“ここ”は早くしたがってるみたいだけど」
ティアナはズボン越しでも分かるぐらい膨れ上がった竿状のモノをつんと
それを見てティアナは意地悪な笑みを浮かべる。
「余裕ぶったふりしてても体は正直みたいね。うだうだ言わず大人しくお姉さんに任せていなさい……んっ」
喋っている間にベルトとホックを外したようで、ティアナは一気にズボンとパンツを下ろす。
そして露わになった逸物を見た途端、かあっと顔を赤くした。
「うそ……男の子のってこんな大きいの? レツヤくらいの頃の兄さんのはもう少し小さかったような……」
膨れ上がった逸物を前にティアナは顔を強張らせる。そんな彼女を見て『やっぱりやめようか』と言い出しかけたところで――
「――んんっ!」
「――っ」
ティアナはおもむろに口を開け、膨らんだ逸物を口いっぱいに頬張った。
「あむっ、ちゅくちゅる――ぺちょっ」
ティアナは口の中に含んだ亀頭を舐め回し、息継ぎのたびに熱い吐息を吹きかける。
その刺激で俺の半身はさらに膨らみを増していった。
「レツヤ、気持ちよくなってる? 男の子ってこうすると気持ちいいんでしょう?」
「ああ。ティアナ、こういうの初めてだよな? ――っ」
尋ねた途端逸物をぎゅっと握られ、たまらず
「そういうこと聞かないの。あんたこそ初めてのくせに……ちゅっ、あむ、ぺちょ、んむ」
ティアナは逸物を握りながら、先端の割れ目に舌を這わせる。ぬめりとした舌が割れ目の中に差し込まれた瞬間、割れ目からじわっと透明な液が漏れ出てきた。ティアナは舌で液をすくい、ごくんと飲み込む。
「しょっぱ、これが先走り液って奴か。まだ硬いままだからイッたわけじゃなさそうね……じゅぷ、はぷ、んん、ちゅくっ」
ティアナは先走りを舐めとり、まっすぐ伸ばした舌でつーと肉竿をなぞる。快感のあまり逸物がぶるりと震えた瞬間、ティアナは口の端を上げながら尋ねた。
「レツヤのこれ、心臓みたいに脈打ってる……早く出したい?」
ティアナの問いに無言で頷く。だが、彼女は根本を握り込み、獲物を捕らえたような笑みを浮かべ……
「だーめ♪ もうちょっと我慢しなさい。早すぎると彼女に呆れられるわよ――ちゅく、あむ、じゅぷっ」
根元を掴んだままティアナは顔を下げ、裏筋に舌を這わせる。片や俺は快感を堪えながら立ち尽くすしかできなかった。
「くちゅ、レツヤ
意地悪な問いかけをしながら、返事など待たずカリ首を咥え味わうように唇で挟み込む。
「じゅく、はぷ、ちゅぷる……」
淫猥な水音と息継ぎが響く中、快感も抗いがたいものになってくる。彼女が唇と舌を動かすたびに根元に熱い何かが集まってどうにかなりそうだ。
「ティアナ……」
「『出させてくださいティアナ様』って言ったら考えてあげる……ちゅぷ、はぷ、ちゅくる……のこのこ誘惑に乗ってきたあんたが悪いんだから、私の気が済むまで付き合ってもらうわよ――はむっ、ちゅく」
舌と手に加え、言葉まで加えながらティアナは俺を責め続ける。その責めに耐え切れず俺はついに――
「ティアナ……もう」
「じゅぷ、れろ、くちゅ、はぷ、じゅるるっ――」
『様が抜けてるわよ』と言わんばかりにティアナはさらに激しく責め続ける。
「ティアナ……」
「じゅく、あむ、ちゅぷり、ぺろっ」
呼び捨てに対する抗議のように、ティアナは根元を押さえたまま舌を動かし続ける。押し寄せる快感に耐え切れずとうとう――
「んぶっ――!?」
両手で彼女の頭を掴み、己のモノを押し込んだ。
「――んん、むぅぅぅぅ!!」
ティアナはくぐもった声を漏らしながらいきり立った逸物を咥え込む。俺はティアナの頭を掴んだまま腰を前後に揺らし、彼女の口内を侵していく。
ぬめりとした口と舌の感触は下半身をさらに刺激して、根元を押さえたぐらいじゃ止められないほど快感が膨れ上がっていた。
「出すよティアナ。このまま口の中に――」
「んんっ、いいわ、このままらして――はぶ、ぐちゅ、じゅる、れろ、じゅっぽ――じゅるるるるるるぅっ!!」
ティアナが喉奥まで逸物を飲み込んだ瞬間、逸物から噴き出た大量の液が彼女の中に注ぎ込まれた。
「ごきゅごきゅごきゅ……んんんっ――じゅるじゅる、ごくんっ……ぷはぁ、はぁ……」
口から溢れた白液で口が汚れるのも構わず、ティアナは逸物を離さず放射される液を喉に流し込む。
そして荒い息を吐きながら腕で口を拭い、きっと俺を見据えた。
「やってくれるじゃない。あたしに服従するどころか逆にものにしようとするなんて。だったら……」
ビンタでもされるかと思い身構える俺の前で、ティアナは身に着けていた
そして脚を開き、濡れそぼった花弁を露わにした。
「“ここ”もレツヤのものにしてもらいましょうか……あんたもまだ満足してなさそうだし」
ティアナは淫靡な笑みを浮かべながら俺の下半身に目をやる。真っ白な裸体と初めて見る女の子の入り口を前にして俺の分身は硬さを取り戻し、さっきよりも大きく屹立した肉竿を彼女に向けていた。
ここまで来たらもう止まれない――。
「ティアナ……顔上げてくれないか」
「えっ――ん!」
彼女に覆いかぶさるようにベッドに屈みこみ、ティアナの真っ赤な唇に自分の口を重ねる。少し苦みが残ってたけど、それが気にならないぐらいティアナの口の中は甘く、絡みついてくる舌は熱かった。
「んっ、あむっ、ちゅ、はぁん……レツヤ、駄目よ。あれ飲んだ後だし一夜限りの関係なんだから――んんっ、ちゅっ、はむっ、ちゅく……」
何やら言ってくるティアナの口を塞ぎ、無理矢理返事を打ち切る。やがてティアナも俺の首筋に腕を回し、お互い抱き合うような形で互いの口と舌を貪り合った。
たっぷり口と舌を味わい尽くしてから……
「ティアナ、このまま最後までいいか?」
欲望むき出しの問いにティアナは頷き。
「……うん。めちゃくちゃにお願い。仕事もあの子に裏切られたことも全部忘れられるくらい激しくして」
やっぱり、俺を誘った理由は“それ”か。
さっきまでとは一転、すがるように頼んでくるティアナに頷きを返し再び口を重ねる。
そして上体を起こしながら彼女の入り口に己のものをあてがった。
「いくぞ」
「きて、レツヤ――んっ」
ティアナの返事が届いた瞬間、一気に腰を落とし、彼女の
「んんっ! ――いぁあああああっ!!」
彼女の中を守っていた膜がぶつっと破れ、ティアナはつんざくような悲鳴が上げながら俺の背中に手を回す。
「このまま、もっと奥まできてっ。事件のこともあの子のことも何もかも考えられないぐらいようにして――はあ、んあああああっ!」
ティアナは叫びながら俺の腰を掴み、俺のモノを飲み込む。
「はあぁっ、もっと、もっと奥を貫いて。体の中全部レツヤので貫き通して! ――はああああああんっ!!」
激しく体を揺れ動かすティアナにつられるように、俺も彼女の中に埋まった分身を前後に動かし奥へと進めていく。同時に空いていた右手を伸ばし、彼女の乳房をぎゅっと掴んだ。
「ティアナの胸柔らかい。きつく締まってる中とは正反対だ」
「不満? だったらどっちか片方だけ味わいなさ――んんんっ!」
不満どころか最高だ。
と言ってやる代わりにさらに強く胸と中を責めた。
「はああっ。痛さと気持ちよさで頭の中がどんどんまっしろに――レツヤ、もっと、もっとはげしくして! きょうはもうレツヤのこと以外かんがえたくないから――あああああんっ!」
ずっぽり俺のモノを呑み込みながら、ティアナは貪欲に更なる快楽を求める。それと同時に中身を搾り取ろうとするようにティアナの
その刺激でまた下半身に快感と熱が集まってきた。
「ティアナ、また出る――今度はティアナの体の中に!!」
「うぅん、いい! わたしのなか、レツヤでいっぱいにして――――あああああああぁぁぁんっっ!!!」
奥の硬い部分を突いた瞬間、分身から勢いよく白濁液が噴きあがり彼女の中を染め上げる。ティアナは俺の背中に手を回しつんざくほどの喘ぎを上げながら、自身の中に吐き出された白液を余さず受け止めた。
◆
「……最悪。まさかレツヤ相手にあんな醜態をさらすなんて」
ティアナは毛布にくるまりながら、羞恥と後悔に染まった顔を向けてくる。そんな彼女がおかしくて俺はつい笑みを漏らした。
「そうか? けっこう可愛かったぞ。サドになろうとしても結局責められる所とか――いてっ」
「あんたがドS過ぎんのよ。草食ぶってたくせにとんだ野獣を誘っちゃったわ」
脇腹をつねりながらティアナは文句を零す。が、今はこういうところもかわいく見えてくる。
「で、これからどうする?」
そう尋ねるとティアナは不機嫌さの残る顔で腕を戻す。
「どうって、一眠りしてまた明日捜査再開よ。こんな状態でスバルに会ったら色々気づかれちゃいそうだし、もうクタクタだからあたしはここで寝るわ。宿に戻りたければあんた一人で帰りなさい」
見当はずれな事を言ってくる彼女に俺はまた含み笑いを漏らす。俺だってこの雰囲気で帰るつもりなんかない。
「ちげぇよ。彼氏彼女っていうか恋人として、俺と付き合わないかって言ってんだよ。明日から何事もなかったようになんて無責任だし、ティアナも放っておけないしな。友達や部下に裏切られる度に酒浸りになって男と寝るようなことしてたらそのうち後悔することになるぞ」
「――バカ、男だったら誰でもいいわけじゃないわよ! レツヤは知らない仲じゃないし経験ぐらい済ませていいって思っただけ……お酒のせいでどうかしちゃったのは否定しないけど。……だいいちあんた年下が好みじゃなかったっけ? ルーテシアかチンクさんのどちらかと付き合うんだと思ってたけど」
あの二人の名前が出て俺は天井越しに彼女たちを思い浮かべるも、まああいつらなら大丈夫だろうという感想しか出てこなかった。
「別に年下が好みってわけじゃない。それに……年上っていうのも悪くないなと思い始めてきたしな」
視線を下げながら言うと、ティアナはがばっとシーツにくるまってふくよかな胸元を隠してしまった。
「スケベ……まぁたった3つしか違わないし、あんたがどうしてもというなら付き合ってあげてもいいわよ。責任取るって気持ちは嬉しいし、年下も悪くないかなって思えてきたしね」
頬を染めながら付け足すティアナが愛しく思え、ほとんど無意識のまま彼女に顔を近づける。
だが、そこでティアナは意地悪そうに口を吊り上げ。
「でも、あたしと付き合うならひとつ乗り越えなきゃいけない壁があるわよ」
その言葉に首を捻りかけ、ティアナが橙色の髪をかき上げるのを見た瞬間「あっ」と声を上げた。
◆
「ほう……酔った勢いでそのままホテルでね……」
ティアナと同じ橙髪を切り揃えたお兄さん、ティーダ・ランスターさんはわざとらしく復唱しながら俺たちを見下ろす。額からびきびき血管を浮かべながら。
ひとまず落ち着いてくれ、怖えから。
あれから数日も立たずに『マリアージュ事件』は解決し、ルネッサと主犯格だったエリックを逮捕し、イクスヴェリアという王様も無事に保護できた。
その喜びを噛み締める間もなく、俺とティアナはティーダさんが住んでいる寮に呼び出され、“あの夜”について洗いざらい吐かされた。俺だけ床に座らせられた状態で。
上席執務官のティーダさんにかかれば俺たちが飲み食いしていたバーや寝泊まりしていたホテルを突き止めるなど造作もないことで、あのホテルで俺たちが何をやっていたかなど聞かずとも想像がつくに違いない。
「兄さん、あのね、誘ったのは私の方だから。初めて持った部下に裏切られたショックが大きくて、憂さ晴らしがしたくて思わず……」
「黙っていなさい」
「はい……」
さすがに見かねたのか、ティアナは助け舟を出そうとしてくれるもわずか一言で沈められる。六課新人組のリーダーをあっさり撃沈させるとは。さすがに手強いな。
「……さて、レツヤ君。うちの妹に手を出した以上、僕に一言言うべきことがあるんじゃないか?」
ティーダさんは厳しく尖らせた目と声で俺に尋ねてくる。俺は覚悟を決めて――。
「今日からティーダさんのことを“お義兄さん”と呼ばせてもらっていいですか?」
………………。
そう言った瞬間、室内に冷たい沈黙が流れる。そんな中ティアナは『何言ってんのあんた!? 死にたいの?』と言いそうな表情を向けてくる。
一方、彼女とは反対にティーダさんは額に浮かべていた血管を収め……。
「半端な気持ちで言ってるわけじゃなさそうだな。心のない謝罪ばかり繰り返したり慰謝料で済ませようとしないだけマシか……言っておくが簡単に君を認める気はないぞ」
「望むところです! ティアナの相手としても、義理の弟としても認めさせてみせます!」
そう言うとティーダさんはふっと笑みを浮かべ、右手を差し出してくる。俺も笑みを返しながら彼の手を握り返し――
「――いてっ! お義兄さん痛いっす!!」
「はははっ。何言ってるんだ。君がティアナに味わわせた痛みに比べれば大したことないだろう……銃殺しないだけありがたく思ってほしいものだ」
笑いながらティーダさんはぎゅぅぅっと手を握り込んでくる――いや、これこのままだと潰れるから! ティアナ、このシスコン兄貴止めてっ!!
そう目線と念話で訴えかけるも、ティアナは呆れた目と笑みで《頑張って》と返すのみだった。
こんな俺たちが後年時空管理局が誇る捜査員一家として名を馳せることになるのだが、それはまた別の話である。