魔法少女リリカルなのは 愚王シリーズ R-18 作:ヒアデス
『マリアージュ事件』が解決し、イクスの目覚めを見届けてからしばらく経った休日の昼。
久しぶりに俺たちの家に遊びに来たはやても交えて食事を済ませ、食後の茶を飲んでいる最中……。
「健斗……正直に答えてくれ。主はやてをどう思っている?」
突然そんなことを言ったリインにつられ、俺は思わず彼女の方を向く。はやても真剣な顔をこちらに向けていた。
「どうって……幼い頃から一緒に過ごした幼馴染で、今でも大切な友達だよ。それぐらい夜天の書から見てたリインも知ってるだろう?」
戸惑いが抜けきれないままそう答えた途端――
「さすが健斗君、ある意味期待を裏切らへんな」
そう言いつつはやては呆れるようにため息をつき、リインも険しい顔をしながら首を横に振る。なんだ一体?
「そうじゃない。異性として主はやてを好いていないかと訊いているんだ」
リインの言葉に俺は目を見張る。そして彼女に向けて……
《おいおい、それに関しては随分前に答えを出したはずだぞ。リインと一生を過ごすつもりだって――それをはやての前で言わせる気か?》
はやてに聞こえぬよう思念通話で咎めるものの、リインは険しい顔を崩さずに言った。
「健斗の気持ちは嬉しい。正直それを聞いた時は主に絶縁されるのを覚悟であなたについていこうと思ったほどだ……しかし、“夜天の書の分身”として主の幸せを望む気持ちとそれを奪おうとしていることへの罪悪感もある。今も主のお世話になっている分、後者が特にな。健斗としても、幼い頃から過ごしてきた主に親愛以外の好意を抱いていないわけではないだろう。
――そこでもう一度聞きたい。本当に主はやてと友人同士のままでいいのか? 私への義理など抜きに
冒頭の言葉を再度強く言って、リインはじっと真剣な顔と目を向けてくる。するとはやても意を決したように言葉を被せてきた。
「健斗君、お願い! これ以上健斗君とリインの間に割り込むのも申し訳ないし、私が邪魔やったらすっぱり諦める。ここでトドメ刺すくらいの気持ちで答えて!」
「…………」
はやてにまで答えを
確かにはやてからの好意は幼い頃から気づいていたし、俺自身“
でも……
「我ながら最低な答えだと思うけど……いいか?」
俺の問いに二人は頷く。そんな二人に――
「正直言ってリインは諦められない。いきなり彼女と別れられるほど軽い気持ちじゃないつもりだし、ようやく婚約まできたからな」
「……まあ、それはそうやろな。記憶を取り戻してからはほとんど遊ばず、必死にプログラムの勉強や剣の修行もしてたぐらいやし」
はやては納得しながら淡い笑みを浮かべる。わずかに目を潤ませながら。
「……だけど」
「だけど?」
付け足すように漏らした一言を、リインは耳ざとく聞きつけ訊き返すように復唱してくる。
そんな彼女たちを前に、俺も一度深く息をつき腹を括って言った。これで二人に逃げられる結末にならないでくれよと祈りながら――。
「前世を思い出す前の俺……『幼い頃の健斗』ははやてのことが好きだったと思う。そのせいか心のどこかではやてをこのまま手放したくない気持ちもある……つまり、俺の中には“リインフォースが好きな俺”と“はやてが好きな俺”がいるみたいなんだ……勝手な言い訳なのはわかってるけど……」
そう言って口を閉じ重い沈黙を挟む。そんな俺にリインとはやては軽蔑の目を向けて……こず、
「そっか、健斗君もなんか……八割ぐらい諦めてたからすごく嬉しいな」
はやては零れかかった涙を拭い取るように目をこすりながら呟く。
その横でリインも安堵したような笑みを浮かべて言った。
「ならば問題ない、いや私からお願いしたい……主はやてを健斗の恋人にしてあげてくれないか。不貞だとか責めるつもりは毛頭ない……ただ、正直私も健斗と離れたくないから、主と健斗がよければ世話係という形ででも傍に置いてほしい……駄目でしょうか?」
俺と“現主”である自身に向けた問いに、はやては満面の笑みを浮かべながら首を大きく縦に振る。
「もちろん構わへんよ! そもそも私が割り込んできたんやし。こっちこそ許してくれてありがとう、リイン」
その言葉にリインも笑みと頷きを返し、はやてとともにこちらに顔を戻した。
俺も異なんかあるわけがない。むしろリインが残ってくれて万々歳だ。これでリインに去られるようなことになったら悔やんでも悔やみきれないし、はやても罪悪感で自分を責めてしまうと思う。
そこでリインは椅子から立ち上がり、
「じゃあ私は後片付けとかお風呂の用意とかしているから、健斗と主はしばらく二人で過ごすといい……壁が厚いから声や音なども聞こえないと思います」
顔を赤くしながらはやてに向けて付け足した一言に、はやてだけでなく俺もドキリとする。
相変わらず気が早いな。さすがに初日じゃそこまでいかないだろう。
と思っていたものの、はやては顔を赤くして……。
「じゃあお言葉に甘えて……うるさかったら思念通話で注意してな」
その言葉にリインも頬を赤く染めながら「はい」と頷いた。
◆
「くちゅ、はむっ、んっ……ちゅっ」
寝室に入ってすぐ唇を重ねてくるはやてに合わせ、彼女の口から伸びてくる舌を受け止め絡ませる。
かすかに息苦しさを覚えたところで、はやてはぷはっと息を漏らしながら口を離し……
「やっと健斗君とキスできた。健斗君の口と舌、こんなに熱かったんやな」
そう言ってはやては妖艶さの混じった笑みを向ける。その仕草に心を掴まれる感覚を覚えながらも……。
「いいのか? 初日からここまで――」
「なに言うてんの。小さい頃から一緒に遊びに行ったりお風呂にまで入ってたんやで。むしろやってない事の方が少ないんやない」
そう反論され顔が熱くなる。確かに夜天の書に触れて
「そういうわけやからはやくしよ。それともやっぱり私じゃそんな気になれへん?」
不安そうに言うはやてに俺は大きく首を横に振ってみせる。
「まさか、んなこと言ったらはやてのファンにぼこぼこにされちまう。それに俺もはやても恋人にするって決めた時から色々抑えがきかなくなってる……じゃあ、いいか?」
彼女の肩を掴みながら訊ねると、はやてはこくりと頷き顔を赤らめながら言った。
「うん。小さかったときはできなかったこと、今から、これからもいっぱいしよ」
そう言って、彼女は上着に手をかけた。
そうして互いに服を脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿になった後……。
「ちゅ、くちゅ、はむ……健斗君の体、ごつごつして
「ちゅ、あむっ、ちゅく……はやてこそ、ふっくらしてすごく触り心地がいい。胸も思ってたより大きいし」
口付けしながら柔らかい弾力を堪能する俺に、はやては息継ぎに紛れてふふと笑みを漏らす。
「えっち♪ 普段はこれより大きい胸揉みまくってるくせに……“ここ”もすごく大きくて硬くなってて、小さい頃に見た時とは大違いや。黒くて太い血管が浮き出てて、雑誌やネットとかにモザイクがかかってるのも納得できるくらいグロテスクやし」
はやては股間から伸びる竿を掴み、言葉とは裏腹に愛おしげにこしこし擦り始める。その快感と彼女の柔らかい身体の感触から俺の分身はさらに大きさと硬さを増していく。
はやてにも同じ快感を与えてやりたい。そう思った瞬間、半ば無意識に片手が彼女の下半身にある入り口に伸びた。
「はぅ――うんっ、そこは――んんっ」
入口を押し開いた瞬間、はやては口を離しくぐもった喘ぎを漏らす。それに構わず入り口の先に盛り上がった
「ああぁっ! そこ、自分でするより強い、けど優しい力加減で――はあっ、ああんっっ!!」
快感のあまりはやては甲高い嬌声を上げ、大きく身もだえする。俺は彼女を離さじと柔らかい乳房をぎゅっと掴み小豆をこねくり回す。その一方ではやても俺の分身を強く掴み、ごしごし扱きを強めた。
「健斗君のおちんちん、どんどん硬くなってる。ぐにゅぐにゅ揉まれてる私の体と正反対に――ああん、きもちよすぎっ――」
喘ぎながらはやては分身をぐにぐに扱き。俺も乳房を握りつつ乳首を摘まみもう片方の手で小陰唇を揉みほぐす。
「やぁ――胸とお股両方責められて、からだとあたまがジンジンする、ああぁぁ――」
そう言いながらもはやても陰茎を上下に揺すり、陰茎越しに腰がビリビリするほどの
はやての指遣いを真似るように俺は秘部に人差し指を添え、上下に揺すった。
「ひゃう!? そこ、きもちい――あああああんっ!!」
陰核を強く掴んだ瞬間、はやては更に高く甘い声を響かせる。リインに聞こえやしないだろうか――などと心配したところでそれを察したようにはやてはぎゅっと逸物を掴み、上下に扱いてきた。
その
「はやて、そろそろ――」
「うんっ――このまま私にかけてええよ。私ももうイッちゃうから――んっ、あああああっ!」
はやてがぎゅっと陰茎を握り込んだ瞬間、真っ白な白濁液が噴き出して彼女の体を汚し、彼女の股からも透明な愛液が溢れ出てきた。
「はぁ、はぁ……まだ本番やないのに、私も健斗君もべとべとや……」
はやては開放感のこもった声で呟きながら自らの体にかかった精液を指ですくい、
「これが健斗君の精液……ちゅく……ネットで読んだけどほんとに苦いな。でも健斗君の体から出たと思うと美味しい気がするかも」
そう言ってはやてはペロリと舌なめずりをする。いつもからは想像もつかない艶めかしさに初めてリインとした時以来の劣情を覚えた。
そこでようやくはっきりと“昔はやてに抱いていた感情”を思い出し……。
「はやて。このタイミングで言うのは最低かもしれないけど、やっぱり俺、異性としてもはやてのことが好きみたいだ。リインと同じくらい。……二人の女を好きになっちまうような男だけど、絶対はやてもリインも幸せにすると約束する――だから、俺たちと一生を共にしてくれないか」
その言葉にはやては愛おしげな笑みを浮かべ。
「うん、ええよ。私が好きになった健斗君はリイン――リヒトさんを助けるために頑張ってきた健斗君やし。リインにした事を私にもしてくれるなんてむしろ嬉しい……せやからお願い、私も健斗くんのものにして」
そう言って、彼女は自ら真っ白な脚ととろとろに濡れた真っ赤な花弁を開く。それを目にして、さっき精汁を吐き出したばかりにもかかわらず俺の分身は萎えるどころか、はやてに握られていた時以上に硬く屹立した。
それを目にして彼女の頬が赤く染まる。
「きて、健斗くん」
「ああ――いくぞ!」
宣言した直後、彼女の中に勢いよく己の分身を突き入れる。彼女の純血の証である膜が破りながら。
「ああああああっ――健斗くんの硬いおちんちんがわたしの中に――やっと健斗くんとつながれたんや――あああんっ!!」
破瓜の痛みを紛らわすように、はやては激しく身体を揺らして俺のモノを引き込もうとする。
「はやての体がどんどん絡みついてきて、さっきのフェラみたいに咥え込まれてるみたいだ」
「健斗くんのもさっきよりどんどん熱くなってきて――はぁ、すごく気持ちいいっ!!」
甲高く喘ぎながらはやてはぎゅっと俺の背中に手を回し、体を大きく揺らす。それと前後して俺も彼女の腰を掴み、腰を激しく打ち付け、彼女の
何十回もストロークを繰り返すうちに、ゴツンと硬い壁にぶち当たった。その瞬間――。
「ああうっ――硬くなったおちんちんが奥にあたって、健斗くん、もっと、もっと奥にぶつけて――あああんっ!!」
はやての求められるまでもなく、快楽を求めて
「ああ、いく、まだ健斗くんががんばってる最中なのに――わたし、もういきそう」
「いいよ。そのままイッちゃえ。その方が滑りが良くなるからな」
そう言ってる間も彼女の奥を何度も責め、絶頂を促す。はやてはとうとう体を大きく震わせ――
「やっ、ほんとうにいっちゃう……健斗くん、わたしがいった後もやめないで――んあっ、はああああっ!」
はやての中から噴水のように潮が溢れ出てくる。反対に俺の分身は彼女の奥に突き刺さり、先端を子宮に差し込んだ。
その瞬間、視界が真っ白に染まるぐらいの快感が駆け巡ってきて――
「健斗くんがわたしのなかで膨らんで、このままわたしの中でだして――――あああああああんっっ!!!」
いまだ絶頂に喘ぐはやての子宮口を貫いた瞬間、分身からも大量の白液が放出され、子袋内に大量の子種を注ぎ込んだ。
「健斗くんの子供の元がわたしのおなかに
はやてはおなかを撫でながら恍惚に満ちた声と笑みを漏らす。
それを見て、俺の中の覚悟は一層固まった。
――この先どんな苦労を背負ってでも彼女たちを守っていこう。
そんな決意を固めている俺の横で、はやては上体を起こし閉じたままのドアに顔を向け……。
「リイン、もうええよ。いつまでも盗み聞きしとらんで入ってきぃ!」
そう言った直後、扉の向こうからガタンと音がする。
気配がしてたからもしやと思ったけど……。
「し、失礼します……」
ドアノブが動き、ゆっくりドアが開く。その奥から
「主、いつから気が付いていたんですか……」
「そりゃこのぐらいのマンションやと、お風呂なんてボタン一つで入れられるからな。お風呂掃除してたとしても10分ぐらいで終わるやろ。他の家事も終わってるみたいやし、リインの性格やと隣室で彼氏が励んでいる最中に端末やテレビ見てられると思えへんから覗くか盗み聞きくらいしかすることないと思ってな……堂々と見ててもよかったのに。このムッツリ娘♪」
得意げに笑うはやてに対して、リインは恥ずかしそうに両手を前に組む。それは股を隠しているような仕草にも見える。まさか、盗み聞きしている間ずっとそこで……。
「ちょうどええわ。健斗君、次はリインの疼きを鎮めたって。ムスコさんも元気なままみたいやし二回戦ぐらい行けるやろ。このベッドも返すから、私のことは気にせず致してかまへんよ」
俺の下半身と下半身を抑えるリインを見ながらはやてはそんなことを告げる。
もしかしなくても、はやての前でやれって言ってる?
「い、いえ――主の前でそんなことをするわけには――」
「私はかまへんよ。それに主の情事を覗いておいて自分は見せへんなんて、そっちの方が失礼やあらへんかな?」
『聞いていただけで覗いてはいませんが』と言いたげなリインをよそに、はやてはベッドから降り手近な椅子に腰を下ろす。もちろんリインと俺に顔を向けたまま。
一緒に暮らす以上、これからお互いの営みを見る場面は出てくるし、三人でする機会もあるだろうしな。
「じゃあリイン、せっかくだから久しぶりにやるか……」
「け、けんと、まさか本当に主の前で――」
俺ははやての思惑に乗ると決め、いまだ躊躇うリインの腕を掴みベッドに押し倒した。
「ああっ――主の前なのに! 申し訳ありません主、主の前でまたはしたないところ――あああんっ!!」
「やっぱりリインも最高だ。リインもはやても絶対手放さないからな!」
リインの尻を強く掴みながら三発目の精を撃ち放ち、彼女も何度目かの絶頂を迎える。それを見て、さすがのはやても呆然と眺めるのみだった。
(まさかここまで底なしやったとはな……これは私一人では鎮めきれんわ。本当に一夫二妻にして正解かも)
◆
「ちゅっ……健斗君、きもちええやろ?」
「はやて、聞くまでもないでしょう。最愛の婚約者二人に挟まれて奉仕までしてもらってるんですから。ねえ健斗――ぺろっ」
はやてとリインは浴槽に漬かったまま互いの乳房で俺の愚息を挟み、真っ赤な舌先で先端を刺激してくる。
その快楽に浸りながらこれまでの経緯とこれから先のことを考えていた。
現在、はやては南部の家を守護騎士達に預け、俺たちとともにこの部屋で暮らしている。これからは同じ立場ということでリインにもこの家の中では敬語と敬称付けを禁止している(ようやく主呼びが抜けてきたばかりだが)。
今はまだ二人とも婚約者という関係。ミッドチルダは地球同様重婚は禁止されているため、今すぐ二人と結婚というわけにもいかず色々考えている所だ。
「デバイス扱いされてるミッドや本局と違って地球ならリインも人間としての戸籍を作ってるし、ミッドでは私と結婚してるっちゅうことにして、地球でリインと結婚するっていうのはどうやろ。ちょっとずるいけどこれなら重婚にならんやろ」
「一夫多妻が許可されてる世界に籍を移すという手もあるぞ。たしか第35世界は『トファシュ』というベルカの国の住民が移り住んだ世界で、今でも一夫多妻が認められてるらしい。そこの女王も管理局や聖王教会に協力的らしいしな」
「ベリーダンスという露出の高い恰好のダンスがある国でもあるみたいだな……それを見に行きたいだけじゃないか?」
リインの冷笑混じりの指摘に俺はぎくりとする。しかし、はやてはカラカラ笑いながら。
「ええやん。その衣装と踊りで健斗君を悩殺してあげよ! ああ、それとヴィータとツヴァイだけでもここに住まわしてあげたいんやけどええかな?」
「それぐらい構わない……と言いたいが、行為は慎む必要が出てくるぞ。ツヴァイに見られるわけにいかんし、ヴィータに叩き殺されかねん」
「しかし、そんなことを言ってたら家族なんて増やせん。主だっていつ
などなど、問題や課題は色々あるが、この二人と一緒なら乗り越えられると思う。いや、現代で二人の恋人を娶る決意をした以上、これぐらい乗り越えてやらなくちゃな。
そんな俺の内心を察したように愚息から顔を離し、二人は笑みを向けてきた。
「心配しなくても大丈夫や。私とリイン、それに協力してくれる
「ああ、今世では絶対健斗を不幸にさせはしない」
心強い言葉をかけてくる最愛の恋人たちに頷きと笑みを返し、俺の方こそ絶対彼女たちを幸せにして見せると決意した。