※この作品はR-18です。

魔法少女リリカルなのは 愚王シリーズ R-18   作:ヒアデス

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IF 1話 エリザとの結婚式、そして初夜

 ある休曜日の正午前、グランダム王都にある聖堂にて。

 

 

「新郎ケント・α・F・プリムス、あなたはここにいるエリザヴェータ・ダールグリュンを、幸せな時も困難な時も富める時も貧しき時も病める時も健やかなる時も、死がふたりを分かつまで愛し慈しみ貞節を守ることを誓いますか?」

 

「……誓います」

 

 司教の問いかけに含まれていた貞節の部分に、若干ためらいながらも俺は誓いの言葉を口にする。

 それを口にした瞬間、横から若干白い視線が向けられるのを感じたが、俺たちの前にいる司教は特に気にも留めず聖書に目を落としながら新婦に問いかけた。

 

「新婦エリザヴェータ・ダールグリュン、あなたはここにいるケント・α・F・プリムスを、幸せな時も困難な時も富める時も貧しき時も病める時も健やかなる時も、死がふたりを分かつまで愛し慈しみ貞節を守ることを誓いますか?」

 

「誓います」

 

 一方、新婦の方は、俺と違って間髪入れずに誓いの言葉を口にする。

 この二人や式に参列している一部の者はすでに、俺が新婦の他に愛している女性がいることを知っている。

 しかし誰も今の誓いをはやし立てる真似はしない。王侯貴族が妾や愛人が持つことなど常にあることと、神聖な式でそれを口にすることはこの上なく低俗な事であるからだ。ましてグランダムと帝国の要人がひしめく式場でそんなことを口にできる者などいるとは思えない。

 それでもやはり後ろめたさは感じてしまう。後日行う予定のリヒトとの模擬式では誓いの言葉を少し変えてもらおう。

 

「それでは、新郎新婦は指輪の交換と誓いの口づけを」

 

 司教はそう告げると俺に指輪を渡す。俺は指輪を手にしながら新婦の方に体を向ける。俺の前には純白のウェディングドレスに身を包んだエリザがいた。

 

 

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 彼女を見て、リヒトという想い人がいるにもかかわらず俺は心の底から綺麗だと思った。

 そんな俺にエリザは左手を差し出す。俺は気を取り直し、エリザの左手の薬指に司教から受け取った指輪をはめた。

 それからエリザも司教から指輪を受け取り、先ほどとは逆に彼女が俺の左手の薬指に指輪をはめてくれる。

 お互いの指に指輪を付けおえると、俺とエリザはどちらからともなく顔を近づけ唇を重ねる。名残惜しさを覚えながら俺たちはすぐに唇を離し、司教に向き直る。

 司教は動じることなく俺たちの口づけを見届けると、俺たちと後ろの参列者に向けて厳かな声で告げた。

 

「これをもって婚姻の契りは交わされました。新たに夫婦となった両者に大いなる神と歴代聖王の祝福あれ!」

 

 その瞬間、俺たちの後ろから割れるような拍手が鳴り響いた。俺とエリザは自然に後ろを振り返る。

 そこには大勢の参列者、グランダムや帝国を始めとする各国の王族や大貴族たちが席を立ちあがり、俺たちに惜しみない拍手を送ってくれていた。

 その中にはエリザの親族でもある帝国の皇帝ゼノヴィアや俺の友人であるシュトゥラ王クラウスとその婚約者オリヴィエ、元ガレア王イクス、リヴォルタ辺境伯にして俺の妹であるティッタもいた。

 みんな心から俺とエリザの結婚を祝福してくれる。俺とエリザはお互いの顔を見合わせてから笑みを交わし、皆に向かって体を折り曲げ深く一礼をした。

 

 

 

 来賓からの祝福に包まれた挙式は終わり、その後の来賓への挨拶回りを兼ねた披露宴が終わる頃には夜も更け、来賓を送り出してから広間を抜けた俺とエリザは、最初のお勤めを果たすべく寝室へと向かった。

 

 

 

◆

 

 

 

 俺とエリザは式で着ていた白衣のスーツとドレスのまま、ベッドに上がり顔を近づける。エリザの顔は先ほどとは比べ物にならないくらい赤くなってゆでだこのようだったが、おそらく俺も彼女と変わらない顔の色をしていると思う。

 落ち着け、今までリヒトにもしていたことじゃないか。少なくとも最初の方はエリザにも今日したばかりのことだ。

 

「……じゃあ……いいか?」

 

「……は、はい!」

 

 エリザは緊張に震えた声で返事をすると身を固くしながら俺が動いてくるのをじっと待つ。

 そんな彼女の肩を掴んで顔を近づけるとエリザも俺が何をする気なのか察して、目を閉じ口をわずかに開き俺の背中に手を回す。

 俺とエリザはさらに顔を近づけて……

 

「――んっ」

 

 式で行った誓いの口づけから数刻、俺とエリザは唇を重ね二度目の口づけを交わす。エリザはじっと俺と唇を交わしたままでいる。

 俺は彼女の口の中に……

 

「……――んんっ!? んんっ!  んんん!!」

 

 エリザの口の中に舌を入れた瞬間、彼女は激しく身悶えして俺の背中に回した手に力を入れ、俺を自分から引きはがそうとする。

 俺はとっさに口づけを中断して彼女から顔を離した。

 

「どう――」

 

 どうした? と俺が尋ねようとした瞬間――

 

「――ゴホッ! ゴホッゴホッ! ――いきなり何をするんですか!?」

 

 エリザは俺が目の前にいるにもかかわらず、激しく何度も咳き込み鋭い口調で詰め寄ってきた。

 

「何って舌を入れただけだが……」

 

「した? したってあの舌のことですか? ……なんでそんなことを?」

 

「なんでって式の時とかはともかく、恋人や夫婦が口づけをするときはそうするものだろう……もしかして知らないのか?」

 

「し、知っているわけないじゃないですか! お父様とお母様が口づけをしていた時は口を少し付けただけで、すぐに顔を離して朝の支度にかかっていましたし」

 

 挨拶の口づけか、そりゃ娘の前でディープキスをする親なんていないと思うが……

 

「エリザ、お前も夫婦の営みについてまったく無知ではないと思うが、俺たちが今しようとしていることについてどれぐらい知っている?」

 

 俺の問いにエリザはどきりとしながらしばらくの間言葉を詰まらせてから、ぽつりと言った。

 

「え、ええと……お互いの口と口をつけて、それから服を脱いで……か、体のあちこちを触って……それから男の人のあそこを女性の――こ、これ以上は許してください!」

 

 ……うん、確かにエリザの言った通りではある。でもこの子、絶対言葉以上の意味は知らない。賭けてもいい。

 ……これはもしかしたら今日は最後まで進めることができないかもしれないな。誰にも体を許したことがないのはよくわかったが。

 

「分かった。口づけはまた今度教えよう。じゃあ先に愛撫から始めたいんだけど」

 

「あいぶ……?」

 

 首をかしげるエリザに俺は自らが着ている服をまくる仕草を見せる。するとエリザはまた顔を真っ赤にした。服を脱ぐという行為から愛撫という言葉の意味を大体察したようだ。

 エリザは体をかちかち震わせながら息継ぎのついでのように口を開く。

 

「い……いいですよ。あなたとは一緒にお湯に浸かったくらいですし、こ、これからすることを考えたら裸ぐらい……で、でもその前に灯り(蝋燭)を消していただけませんか?」

 

 そう言ってエリザはギギギと音が鳴りそうな動きでベッドのそばにある蝋燭に首を向ける。

 しかし俺は思わず……

 

「……点けたままでは駄目か?」

 

 そう聞いてしまった俺にエリザは愕然とした表情を向け、その顔を目の当たりにして俺は自分の失言に気付いた。

 

「……ケ、ケント様は点けたままでないとお嫌ですか?」

 

「い、いや、そうだな。消した方がいいよな。今すぐ――」

 

 そう言って蝋燭の灯を消しに立ち上がろうとしたが、エリザに腕を掴まれて俺は動きを止める。エリザの表情にはまだ恥ずかしさが残っていたが、うっすらと暗い影が差しており直前までとは雰囲気が違う。

 エリザは重々しそうに口にする。

 

「リヒトさんとしている時はいつも点けているんですか?」

 

 その言葉に俺はぎくりとする。確かにリヒトとするときはいつも蝋燭を付けたままだ。昼間にやったことも何度かある。

 口に出さずとも俺の顔に答えが書いていたのだろう。エリザは俺の顔をしばらく見て、やがて意を決したように言った。

 

「……やっぱり点けたままでもいいです」

 

「えっ? でも……」

 

「点けたままにしてください! それとも私の体が見たくないって仰るんですか?」

 

「い、いや、そりゃ見たいけど……」

 

「だったら早く座ってください! ……さあ、続きを始めましょう!」

 

 エリザは俺の腕を引っ張り半ば無理やりベッドに座らせると今までで一番強い口調でそう言った。

 そして彼女は躊躇いながらもウェディングドレスを脱いで白い下着だけの姿になるものの、そこで彼女の手が止まった。

 彼女は恐る恐る背中にかかっているブラのホックを外そうと後ろに手をやろうとする。

 

「待ってくれ」

 

「――えっ?」

 

 俺がエリザの手を掴んでそれを止めると彼女は驚きの声を上げた。

 エリザは呆然としながら俺を見る。

 

「ケント様……で、でも脱がないと続けることが……それとも本当に私の体が見たくないんですか?」

 

 悲しげな響きを含めた声で問いかけるエリザに俺はゆっくりと首を横に振って言う。

 

「下着だけのエリザを見ておきたいからもう少しそのままでいてくれ」

 

「はっ……?」

 

 俺の言葉にエリザは目を丸くする。……ふむ? 予想外の反応だな。裸を見られるより下着姿を見られる方がまだましだと思うが。

 それからエリザは呆れたように息をついて言った。

 

「もう好きにしてください」

 

 許しを得たところで遠慮なく下着だけになったエリザの姿を拝ませてもらう。

 エリザの身体はリヒトに劣らず白くてきれいな肌をしており、武人として鍛えていたためところどころキュッと引き締まっていて、胸はリヒトと比べれば少し小さいが充分巨乳と呼べる大きさだ。むしろあちらより手に収まりやすいかもしれない……この胸も揉みごたえがありそうだ。

 そんな考えが脳裏に浮かんだ瞬間、俺の右手はエリザの胸に伸び気が付くとブラも外さないまま彼女の乳房をわしづかみにしていた。

 

「――ひゃんっ! ケ、ケント様、いきなり……あんっ!」

 

 乳房を掴まれた瞬間、エリザは口から喘ぎと抗議を漏らす。しかしそれは俺の劣情と嗜虐心を余計に刺激するだけだった。

 彼女の抗議に構わず俺はもう片方の乳房をも握りしめ、たわわに育ったエリザの胸を堪能する。

 

「やああっ……あんっ……やあんっ!」

 

 喘ぎ声に耳を傾けながら下着越しに胸を揉みしだきその形をぐにぐにと変える。興が乗るあまり俺はついにエリザの胸を覆うブラを掴み下へとずらす。

 

「待って――やんっ!」

 

 ブラをずらすとエリザの白い乳房とその中心にある乳首が俺の眼前にさらされた。エリザの乳は大きさとは裏腹にほどよい形の良さを保っている。

 胸をさらされてエリザは羞恥でこの上なく顔を真っ赤にする。

 ブラ越しから十分乳房を弄んだこともあり、俺は露わになったばかりの乳首を摘まむ。

 

「ひゃっ……ああっ! そこ……いやああっ!」

 

 エリザは先ほどより一段高い嬌声を上げながら身悶えする。だが俺はそれだけでは飽き足らず乳首に顔を近づけそれをぺろりと舐めた。

 

「――ひゃあああん!」

 

 乳首を舐めた瞬間、電撃が走ったようにエリザの体はビクンと跳ね上がる。

 

「な、何を――ああんっ!」

 

 エリザは何か言いかけたようだが乳首を口に含め吸い付くと言葉を発することができなくなり、こらえるように歯を食いしばる。

 しばらくの間エリザの乳首を吸って舌で乳首を転がしてはまた吸う。エリザは俺の首に手を回しずっと乳首を吸われる感触に耐えていたが耐え切れず喘ぎを漏らす。

 しばらくの間乳首を味わってから彼女の乳から顔を離すとエリザはむっとした顔を俺に向けた。

 

「今度は何のつもりですか? いきなりお乳を舐めたりす、吸ったりして」

 

 顔を真っ赤にしながら詰問してくるエリザに俺は、

 

「……子供より先に俺が吸っておきたいと思ってな」

 

「まだ生まれてもいない子供に対抗しようとしないでください! そもそも、その子供を作るためにこんなことをしているんですよ!」

 

 ぷんぷんと叱りつけながらエリザは熱いまなざしを俺の口に向けてくる。もしかしたら内心ではまた乳首を吸われることを期待しているのかもしれない。結構気持ちよさそうにあえいでいたし。また今度やってみるか。

 

「そうだったな。じゃあ次に進もうか。俺とエリザの子供を作るために」

 

「は、はい」

 

 エリザの返事を聞いてから俺は左手はそのままエリザの乳房に触れたまま、右手だけをエリザの股に近づける。

 それを見てエリザは「えっ?」と目を見張った。

 それに構わずエリザの秘所をつるりと撫でる。

 

「――ああんっ! そ、そこは――あっ、あああん!」

 

 下着越しの秘所への愛撫にエリザはたまらず甲高い声を上げる。その淫らな声に興奮が高まっていくのを感じながらエリザの剥き出しの胸と下着に覆われた秘所に愛撫を続ける。

 

「んっ……あっ……ふうっ……ひんっ――あああっ!」

 

 エリザは愛撫の刺激に耐えながら快楽と苦悶の入り混じった喘ぎを漏らす。やがて少しずつ下着が染みが広がり湿り気が帯びてくるのが指から伝わってきた。

 胸の愛撫を続けながら、濡れた下着をずらし赤い秘所が露わになるがエリザは気付かないまま快楽に身を任せ喘ぎ声を上げ続ける。

 

「あん、んく……はあはあ――ひあああ! ま、待って、それ以上は……ああ、や、やめて……本当にこれ以上は……あああ……んんっ、もう……うくっ、だめ――ああああああ!」

 

 悲鳴のような嬌声と同時にエリザの秘所から大量の愛液が噴出しシーツに振りかかる。それを目にした瞬間エリザは絶望的な表情になって、

 

「だからやめてって言ったのに……私、こんなところでそそうを……もうおしまいだわ」

 

 呟くようにそう漏らすとエリザは目元からジワリと涙を流した。

 そんな彼女をなだめようと俺は片手を振りながら、

 

「あー、何か勘違いしているようだが多分違うぞ。それは愛液といって、お前が思っているものとはまったく別のものだ。匂いが全然しないだろう」

 

 するとエリザは鼻をすんすんとさせて目をしばたかせた。

 

「た、確かに何の匂いもしませんね」

 

 失禁したわけではないと分かってエリザはほっとした顔をする。しかし自分の身に起こったことはまだ理解できていないようで、怪訝そうに染みがついたシーツを見ていた。

 そんな彼女に体を近づけながら俺は言った。

 

「じゃあエリザ……そろそろいいか?」

 

「そろそろ? ――!」

 

 そこでエリザは目を見開き、視線をあちこちにさまよわせるも俺の下腹部を見た瞬間、自身の目を手で隠しながらあさっての方に顔を向ける。

 怪訝に思い自分の体を見ると、俺の一物はズボン越しでもその形がくっきりと分かるくらい屹立しているのが見えた。

 まだ隠されているとはいえ形がわかるくらいの一物を見られたと思うと、俺もさすがに恥ずかしくなるが、顔を手で覆い隠しながらたまにちらちらと指の間を空けて俺の下腹部をのぞき見するエリザを見ていると、彼女にあれを見せたら彼女はどんな反応をしてくれるか見たくなってきた。

 彼女の前で俺は服を脱ぎ、トランクスだけの姿になる。

 エリザは相も変わらず顔を手で覆ったままでいるものの、トランクスに隠されていたものがどんなものなのかと顔も背けず指の間からじっと眺めている。

 エリザが盗み見しているのを確かめると、俺は一気にトランクスをずり下げた。

 

「きゃあああ!」

 

 俺の股間から伸びているギンギンに反りかえった逸物を目にした瞬間、エリザは鋭い悲鳴を上げた。

 

「な、なんですかそれは!? 男の人のってもっと小さくて下向いているものじゃないんですか? お父様のは確かそうだったはず――」

 

 エリザは父親のものを見た記憶を掘り起こそうとするが、十年以上前のものでうまく思い出すことができないらしく何度も頭を振って思い出そうとする。

 そんなエリザを見て俺は不愉快な気分になった。父親とはいえ、エリザが俺以外の男のモノを思い浮かべていると思うと不快な気分を抑えられない。

 俺は逸物をさらしたままエリザににじり寄って……

 

「父親のなんて思い浮かべるなよ。お前の膣内(なか)に挿れるのはこれなんだから」

 

「私の……ま、まさかそんな大きいのを私のあそこに……」

 

 逸物を見ながら青い顔をして尋ねるエリザに俺はこくりとうなずく。すると……

 

「む、無理無理無理! 無理です! そんなの入れたら私壊れちゃいます! そんな大きいの入れるなんて聞いてません! 許して! それだけは許して! それ以外ならなんだって――んんっ!」

 

 わめき散らすエリザの口に強引に唇を重ねて彼女の口内に自身の舌を入れる。口を封じられ喋ることができなくなったエリザは代わりに自分の舌を俺の口の中に入れてきた。なんだ、できるんじゃないか。

 俺とエリザは互いの口内を貪り、十数える頃になって俺の方から口を離した。

 エリザは息を吸って酸素を取り込みながら、とろんとした目で俺を見る。そんな彼女に俺は言った。

 

「エリザ……怖いかもしれないけど、このままだといつまで経っても子供なんてできないよ。とりあえずやれるだけやってみないか? 俺の子供を産めるのはお前だけなんだ……頼む!」

 

「私だけ……」

 

「ああ!」

 

 エリザのつぶやきに俺は強くうなずく。それは本当のことだ。夜天の魔導書のプログラムとして生まれたリヒトには子供を産むことができない。そのつもりはないがシグナムやシャマルでも俺の子を産むことなんてできないだろう。

 エリザもそう考えているのだろう。しばらく経って、彼女は表情を固くして首を縦に振った。

 

「わかりました……それがケント様の子供を作るためだっていうならやります。もう煮るなり焼くなり好きにしちゃってください」

 

 そう言ってエリザはベッドに倒れ込み、体を広げて俺のものを受け入れる体制を取る。

 それを見て俺は彼女に、

 

「ありがとう」

 

 一言そう告げると俺はエリザに覆いかぶさり彼女が身につけたままでいるブラとパンツを脱がしてから、一糸まとわぬ姿になった彼女の両手を握る。

 そして逸物を彼女の秘所に当てる。ぬちゃっという愛液による水音がした瞬間、エリザはぎゅっと両目を閉じた。

 俺は彼女の膣内に向けて、逸物を思い切り挿れる。

 

「――あああああああ!」

 

 リヒトと同様、エリザも挿入した瞬間につんざくような悲鳴を上げ、すごい力で俺の両手を握り返してきた。

 

「あああっ――抜いて、んんっ……やっぱり無理、大きすぎて私には――やあああっ!」

 

 エリザはなおも泣き言と苦悶の声を上げ、俺の手の骨を砕かんばかりの力で握り返してくる。

 逸物を締め付ける膣の感触と握り返される手から伝わる激痛に耐えながら俺は腰を動かし、破瓜の血を浴びながら膣内に入り込んだ逸物を奥へ奥へと進める。

 前と違ってやめようとしなかったのが幸いしたのか、ほどなくエリザの口からは漏れる声は甘美な響きを帯びるようになり、俺の手を握る力も弱くなる。それを機に俺はエリザの胸に手を伸ばし、エリザは俺の背中に手を回してきた。

 

「あああん! 嘘、さっきまで死んじゃうくらい痛かったのに――んんっ! 今はすごく気持ちい――はあん!」

 

 互いに抽送を繰り返していくうちに、逸物からピリッとした快感が走るようになる。

 エリザの方も同じように、あるいはそれ以上の快感を感じ、嬌声という形でそれを伝えてきた。

 

「――あああああっ! またあれが――ひああっ! 違う、あの時とは比べ物にならないのがくる――ふあああ! ケント様ごめんなさい。また出ちゃう……またあいえきが出ちゃう!」

 

「出せよ。俺もそろそろイクところだ、一緒にイこう!」

 

「行く? こんな時にどこへ――あっ、もうこれ以上は無理――うっ、ふああああああああっ!!」

 

 絶叫ともにエリザの膣内から大量の愛液が流れ出て、一瞬遅れて俺の逸物も大量の精液を彼女の膣内に吐き出した。

 

「熱い……私のお腹の中に熱いのがいっぱい……この熱いのがケント様と私の赤ちゃんになるの?」

 

「ああ。生まれるかはまだ分からないけどな」

 

「そうですか……ねえ、ケント様、口づけをお願いしていいですか。舌を入れる深いの、今度はちゃんとできそうなんです」

 

 エリザはうっとりしたような目で俺を見つめながら背中に回した手に力を込め、俺を自分のもとへと引き寄せようとする。

 

「ああ、もちろんだ」

 

 そう答えながら俺もエリザの背中に手を回す。

 

「んっ……あむっ……ちゅ……んむ」

 

 俺とエリザは下半身を繋げたまま抱き合い、唇を重ね互いの口を貪った。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 こうして俺とエリザヴェータ・D(ダールグリュン)・プリムスは、夫婦として名実ともに結ばれた。

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