精吸戦姫サキュバスナイト~くっ、仕方がないわね!私の子宮で浄化してあげる!~ 作:平々論茅乃
本章はプロローグになっておりますゆえ、Hシーンはございません。
次章から始まるヒロインの痴態を盛り上げるためにできるだけ簡素にシチュエーションを書いてみました。
それではお楽しみください。
メイン登場人物
・御伽凛音:オトギ リオン
B:100(Jカップ)W:58 H:84
ヒロイン。JK2年。プロローグ時点では処女。
・日出明人:ヒノデ アキト
凛音の彼氏。同級生。付き合って2か月。童貞。
平日の午後。学校から帰宅途中の生徒や夕飯の買い物をしている主婦で賑わう繁華街。どこにでもある平穏な一幕が、何の前触れもなく崩れ去る。
「ぐおおお、憎い、憎いぞぉ!同級生とお手々つないで下校する男子生徒ども!この怪人ライノロイドが成敗してくれる!」
重装甲のサイを彷彿とさせる二足歩行の怪人、ライノロイドが手当たり次第に繁華街へ破壊をまき散らす。
「うわあ、や、やめてくれ!大事な店なんだ!」
「だまれ!タピオカだかなんだか知らんが、ラブラブな高校生カップルが来る店などこの世に不要だ!」
そういってライノロイドは巨大な槌と化した前足で移動販売車をひっくり返す。数トンはあろう移動喫茶店一瞬のうちにスクラップとなった。
「く、くそうっ!り、凛音ちゃんは逃げて!ここはおれがッ!」
「でも明人!あんたも逃げなきゃ!あいつ、マジでやばいって!死んじゃうよ!」
運悪く移動販売のカフェに来ていた男子高校生が、勇敢にも彼女を逃がそうと立ち上がる。
「んんん~~~!そういうのが一番嫌いなんだ!正義面しよって、その裏でインキャどもにどれほど悪事をしてきたのか!そんなクズにこんなエロいカノジョができて毎日ヤリまくりなんぞ、やはりこの世はクズだ!」
「だれがエロいよ!」
男子高校生の背後にいる少女、御伽凛音はつい怪人の言葉に反応してしまう。
しかし、怪人の言うように凛音の身体つきは同年代の生徒に比べてもまさに圧巻であった。100センチ・Jカップの爆乳は制服の上からでも形がくっきりと浮かび、張り詰めた上着は下着の柄まで透けてしまっている。それでいて引き締まった腰付きが余計に胸を強調しているが、臀部はいかにも安産型と思われる幅広い形。
(どうしよう・・・このままじゃ明人が・・・!)
そう思った時、凛音の頭の中に落ち着きのある女性の声がした。
(やっと見つけました!そこのあなた!お願いです、私の力の依り代となってください!)
「え!?誰、どこにいるの!」
(これは念話、私は別の場所から会話を飛ばしているのです。それよりもこの怪人を倒し、そして浄化する手助けをお願いします!)
「なんだかわからないけど、明人を助けられるならなんでもするわよ!」
(ありがとうございます!それではっ・・・!)
「もうだめか・・・!凛音、君だけでも逃げるんだ・・っ!」
怪人ライノロイドの前足が男子高校生に迫る。
「罪深き陽キャめが!成敗しくれる!」
その時。閃光が迸り周囲一面が暖かい光にに包まれた、次の瞬間。
「そこまでよ!サキュバスナイト・リリスルージュ、ここに参上!」
そこに居たのはポニーテールに結んでいたロングヘアーを腰まで下ろし、制服ではなく黒と赤を基調とした露出度の強いコスチュームに身を包んだ御伽凛音だった。
「うそ、本当に変身しちゃった!?・・・っていうかなによこれー!?なんでこんなエッチな恰好なのよ!?そんなの聞いてないわよ!」
(も、申し訳ございません!一応、それが吸精戦士サキュバスナイトの正装なんです・・・)
目を引く爆乳をほぼベルトだけで覆っているため、ぎりぎりで乳輪が隠れる程度の上半身。下半身はスカート状だがなぜか前面だけ開いたまま。ビキニパンツで隠れてはいるものの、普段の下着よりも露出が多いためスースーする。そして極めつけに下腹部に浮かび上がる歪んだ子宮とハートが合わさったかのような紋章まである。
一方で、腕は肘までを無骨な巨大ガントレットで武装。そして脚部はニーハイ状のレッグアーマー。いずれも重装な打撃武装を身に纏っている。
「はぁ~~~。わかったわよぉ・・・じゃ、とっととそこの怪人をやっちゃいますか!」
「エロい身体にエロいコスプレした小娘がぁ!どタイプだ!」
訳の分からぬ咆哮と共に、ライノロイドがリリスルージュ=凛音へ突撃をしかける。
(リリスルージュは無双の膂力。その拳と蹴りで砕けぬものはありません!)
「はあああ!」
凛音は右手にありったけの力を込め、突撃してくライノロイドを殴りつける。
「ぐううおおおお!?」
一瞬、音が消えるほどの衝撃波が吹き荒れると周囲のアーケード街のガラスを粉砕。ライノロイドは超剛力に跳ね返され、後方数十メートルにあるコンクリートへめり込んだ。
「す、ごい・・・あの巨体を一撃で吹っ飛ばすなんて!それにその姿・・・もしかして凛音、なのか?な、なんかすっごく、そのっ、み、魅力的な恰好だな!」
リリスルージュのコスチュームを一瞥した明人はすぐに目を逸らし、たじろいで言った。
「み、見ないでよ!ヘンタイ!い~つもおっぱいばっかり見てるの知ってるんだから!」
(リリスルージュ、まだ闘いは終わっていません!動けないうちに必殺技を!)
「おっとと、そうだった。じゃ、行くわよ!」
驚異的な脚力で助走をつけ、空へと駆け上がる。両手で弓を構える所作をすると、巨大な光の弓矢が現れた。
「必殺!浄化の光、リリスイレイザー!」
引き絞った巨大な矢が極光となり、衝撃で動けないライノロイドへと直撃。極光の矢から生じた白煙が消えるとライノロイドの居た場所には肥満体型な中年男性が気絶していた。
「ふぅ、勝ったかな」
「倒したのか・・・うわ、り、凛音!?急に近づかれたらびっくりするだろ!?」
すぐ隣に着地した凛音を見て、再び明人がたじろぐ。
「あっれぇ~もしかして明人ってば、初めて見るあたしの身体にえっろい事考えちゃってるの~?イヤん♡」
対して凛音は怪人を倒した余裕からかいつもより強気だ。この露出度の高い服装も、開放感があって案外悪くないと思ってしまう。
(お見事です。突然の契約でしたが、姿も見えない私の事を信じてくれて感謝します。私の名はシルフィーネ。実の所あまり時間がなく、早急に伝えられる範囲で我々の事をお伝えます)
凛音の脳内に語り掛ける存在の名はシルフィーネと名乗り、この世界とは別の世界の存在であるという。その世界では欲望を暴走させるグリードという危険な存在があり、今回の怪人も凛音たちの住む世界へグリードが放たれたから、らしい。グリードは欲望を持った人間にその因子が取り付き、その欲望を糧に成長。やがて完全な怪物となって破壊の限りを尽くす。それを防ぐのがシルフィーネたちサキュバスナイト使命である。シルフィーネはグリードが逃げた先を突き止め、偶然近くに居た凛音と契約し、この世界でのグリードを浄化するためにサキュバスナイトの力を授けたという。
「なんだかにわかに信じられない話だけど、この力と目の前の怪物を見たあとじゃ、信じるしかないか」
(最後に伝えなければならない事があるのです。宿主のグリード因子は浄化しなければ再び怪物になってしまいます。サキュバスナイトはグリード因子を浄化することができるのですが、それをするには・・・)
「なによ?はっきり言わないとわからないじゃない」
(ええと、それは、おそらく・・・人間の女性には少々、危険であるといいますか・・・)
シルフィーネは非常にバツが悪そうに言った。
・誤字脱字を修正しました(2022/9/19)