呂蒙子明と初めて in体育倉庫
「んっ……はぁ……んちゅ」
勾玉、というものがある。
聞いた話でしかないが、なんでもあの有名な話「三国志」に出てくる武将たちの魂が込められたものらしく、とても特別な物らしい。
どことなく胡散臭いおっさんから渡されたせいで俺も持っているが、正直言ってあまり信用できる話でもない。だから実際のところ、俺とはあまり関係の無い話だと思っていた。
「ふぅ、んんっ……はぁん……」
それから、闘士、という人たちがいる。
こちらも本当かどうか怪しい話で、その勾玉を持ち、三国志の英雄たちの名前を受け継いでいる人たちのことを闘士と呼ぶらしい。なんでも、武将の力を最大限引き出して戦うことができるとか。
ただまぁこちらも俺とは別に関係の無い話だ。戦いだとか格闘だとか、喧嘩すらしたことない俺には遠い世界の話なんだから。
少なくとも、今まではそのはずだった。
「んちゅ、ちゅる……はむっ」
だがこの状況では認めざるを得ない。それらは俺にとって全く関係の無い話なんかじゃない。
先程から耳に聞こえている水音も、とても男心をくすぐるいやらしい声も、夢や妄想なんかじゃなくて現実のものだ。
そしてそれらを生みだしている可憐な少女は、あまり関わりの無い俺が知っている限りはその闘士という存在で、現在の俺の状況は彼女によって起こされている。
つまり。
「んっ、ちゅっ……何を考えている?」
今現在、俺が彼女に犯されようとしている事実に、闘士や勾玉といった存在が関係していないわけがない。だってこれを渡されるまで、俺は平凡な日常を過ごしていたんだ。
特におもしろいこともなく、いじめられることもなく、不良っぽい闘士たちに絡まれることもなくて、なんだか知らないが平平凡凡と暮らせてこれた。なのに、あの胡散臭いおっさんから勾玉を受け取って以来、俺のまわりは突然騒がしくなってる。
どう考えても悪いのは俺じゃない。あのおっさんと、この勾玉、それと知ってるようで知らなかった俺のまわりにいる闘士たちが悪いはず。
「おい。……余計なことは、考えるな」
俺の顎に青い手袋をつけたすらりとした指が触れ、少しだけ力を加えられてくいっと上を見させられる。
俺の顔の前、至近距離ににあったのは、青い髪のボブカット。左目を隠す医療用の眼帯。きれいな顔と、趣味かは知らないけど短いスカートの青いメイド服、それとやっぱり目が離せない大きな胸。
彼女は、
俺も通ってる“南陽学院”の四天王に数えられる実力を持つ彼女。そんな呂蒙はかなり強く、普通の闘士じゃまず太刀打ちできないだろう。並みの闘士が二十人居たって彼女一人に敵わない。
だから、俺がこの状況におとし入れられてるのは必然なはず。ここまでの一連の行動はあまりに卑怯と説明せざるを得ない。
「……」
何も言わない俺を訝しげな顔で見ながら、もう一度呂蒙が顔を近付けてきた。おそらく、もう一度俺にキスするために。
だから俺は両腕を伸ばして、今持っている力をすべて注いで彼女の肩を押さえ、なんとか彼女を俺から離そうとする。もっとも俺より強い彼女にしてみれば、それはこれから捕食されるだけの人間のみじめな抵抗と同じなんだろうけど。
これだ。この状況の中で、これが一番わからない。
始まりは突然だった。勾玉をもらった次の日、つまり今日、俺は普通に学校に登校して、大人しく授業を受けて、友達と駄弁りながらうまくもないメシを食って、そのあと普通に帰るはずだった。
なのに、今日ばかりはいつもと違った。放課後、帰ろうとする俺に声をかけてきたのが、今現在俺の目の前でぶすっと怒ったような顔をしている彼女だったわけである。しかもその内容は突然、「私と戦え」なんて無茶苦茶なもの。
必死に、且つ素直に嫌がった俺の話なんて最後まで聞いてもらえず、結局は戦う羽目になってしまったのだが、四天王である呂蒙と戦いどころか喧嘩すらしたことない俺では、結果なんて目に見えてる。
そしてその予想に反することなく俺は彼女に負けたわけだが……なぜかはまったくわからないが、勝負に勝った呂蒙は俺の体を要求してきたのである。なんでも、「敗者は勝者に食われるのが自然の摂理だ」とかなんとかで。
「……この期に及んでまだ抵抗するつもりか……?」
さっき話してた時よりよっぽど冷たい声でそう言う呂蒙は、なんとなく怒っているような顔をしていた。
なんでこんな状況になってるか、まるで理解できない。納得もできない。受け入れられるはずがない。
確かに一対一の格闘戦で、俺は負けた。それはもう勝ち目なんて微塵も感じられないほどにコテンパンに。試合開始からたった数秒、しかもかなり手加減された状態で。
だから勝者である彼女の言うことに従わなきゃいけないってことも、完全にではないが理解できる。だが、これはあまりにもおかしな状況ではないだろうか。
全力で抵抗したのに体育倉庫に連れ込まれて、ほとんど説明もなくファーストキスを奪われて、力任せに壁に押さえつけられて、あろうことか女の子に襲われようとしている。そりゃあ抵抗だってするし、嫌がるのも当たり前だろう。いくら相手が可愛くても、俺みたいな小市民は突然すぎて怖がるにきまってるんだから。
「待て、ちょっと待ってくれ……まるで意味がわからない。どうして、こんなことを……?」
「言っただろう。おまえは私に負けた」
「いや……それはいい。そんなこと俺だって理解できるし、別に反論したいわけじゃない。だけど、これは―――」
「負けたことは認めるくせに、体を明け渡すことは嫌がるのか?」
ぐっ、と何も言えないでいる俺を見る彼女は無表情。
そのまま呂蒙は肩を押さえていた俺の手首を掴んで壁に押さえつけ、また強引にキスをしてきた。最初は唇同士だけを合わせて、次第に俺の口内へと割って入ってきた舌が乱暴に動き始める。しかし初めは喰らいつくように好き勝手動いていた舌の動きに、だんだん甘さが混じっていく。力強さを感じさせながらもやさしい、少しは俺を気遣うかのような動き。
正直言って、今にも腰が抜けそうだった。現になんとか今も立ち続けている俺の膝はがくがくと震えており、思考が流れていって何も考えられなくなる。なにせ、今まで恋人なんてできたことないんだから、そんなことをするなんてまったくの初めてなんだから。
人生初めてのキスは、とても乱暴で、少しだけやさしくて、かなり気持ちがよかった。
「―――ぷはっ。目を潤ませて、体から力を抜いて、女に迫られて悦んでいる。それでも、まだ嫌だと駄々をこねる気か?」
「よ、喜ぶって……別に、そんな―――」
「黙ってろ」
また唇が塞がれる。さっきより深く、情熱的に。
すべてがわからなかった。どうして彼女にこんなことをされているのか。どうして彼女が怒っているのか。とにかくわからなくて、なんだか不安になってしまって、いつの間にか俺はぴたりと抵抗を止めていた。
それで気分を良くしたのか、そっと唇を離した彼女は薄く笑みを浮かべていた。そして彼女の笑みに見惚れると同時、腰の辺りに強い快感が走る。
「ここをこんなにしてるくせに、まだ私を拒むつもりか?」
「うっ、あっ……!」
呂蒙の右手にぎゅっと握られていたのは、あろうことか俺のイチモツだ。ズボンの上から戸惑うことなく握られてる。柔らかく包み込むような、それでいて少し痛みが走るほどぎゅっと握られているような。
今の彼女はとてもサディスティックな笑みを浮かべていた。……あまりこういうことは言いたくないが、あまりそっちの気がない俺でも、マゾヒストの気持ちが少しわかってしまった気がする。
俺の急所を握ってとても楽しそうに笑う彼女は、さっきと大きく違ってるわけじゃないけど……なぜかとてもきれいだった。一瞬我を忘れて、ぼんやりと見惚れてしまうほどに。
「ふふっ、気持ちいいのか?女に力で負けて、壁に押さえつけられて、これから犯されようとしてるのに?……変態だな」
「うっ、くっ……ち、違う……!」
「ならこれはなんだ?こんなに固くなってるぞ」
ぐにぐにと先端をいじめたり、竿の部分を上下にこすったり、根元を締め上げるように掴まれたり、或いは玉の方をやわやわ揉まれたり。
彼女の手淫はとにかくうまかった。多分初めてではないのかもしれないが、初めての人じゃまずできなさそうな手慣れた動き。男という生き物をよく理解して、うまく弱点を突いてきているような……。
呂蒙の手は常に動き続けて、俺に与える刺激を途切れさせない。そのせいで俺の腰は自然とかすかに動いて、押し寄せてくる初めての快感のせいで平静さが取り戻せそうにない。手の動きに合わせて、小さく声を洩らして、これじゃあまるでおもちゃだ。
「声が出てるぞ。気持ちいいんだろう?」
「そん、な、こと……!」
「強情だな。認めた方が楽になれるぞ。……私とセックスしたいんだろ?」
「……ッ!」
彼女の手の動きに、彼女の言葉に、何もできない俺は激しく揺さぶられる。体から力が抜けてしまっているため、抵抗ができない。できたところできっと無駄なんだろうけど。
声を呑んで快感に耐えていると、また呂蒙が俺にキスをしてくる。今度は首筋やほっぺた、瞼や鼻、もちろん唇も。
たったそれだけ、なんて言われてしまうかもしれないけど、俺にとってはもう限界だった。もう、耐えられない。耐えられるはずがない。
「……はっ、ッ!」
がくん、と膝が曲がって落ちるようにしてその場に座り込んでしまう。壁に背中を預けたまま、俺は動くこともできずに荒く呼吸を繰り返していた。
恥ずかしい話、下着の中がひどく気持ち悪い。ここまで強引にされた、たったあれだけのことで、俺は絶頂してしまっていたのだ。
俺は呂蒙に、それほど深くお互いのことを知らない女の子に、イカされていた。
「ど、どうした?何かあったのか?」
「くっ、はっ、はっ……」
「い、痛かったのか?す、すまん、加減がわからなくて……見せてみろ」
だけど、どうしたのだろうか。かなり手慣れた様子で俺のを弄っていた呂蒙は、俺がイッたことに気付いてないようだった。
ひょっとして、経験がない……?いや、そんなはずはない。いくら俺が何の経験もない童貞野郎でも、全く経験の無い相手にイカされるなんてことはないだろう。それにあの手つき、やっぱり手慣れた様子だったとしか思えない。
そんなことをつらつら考える俺は体から力を抜いて、呂蒙がズボンを脱がそうとしているのを止めようとしなかった。もう、どうでもいいんだ。どうでもよくなってきた。
そしてついに、俺のさほどすごいわけでもない、あくまでも平凡なモノが外気に晒された。つまり、ついに俺の恥ずかしい場所が呂蒙に見られてしまったのだ。
「……!?」
呂蒙は、どうやら驚いてるようだった。だけどどういう意味でだったのかはわからない。思ってたより大きかったのか、それとも小さかったのか、形に問題があったのかもしれない。だけど初めて見るなんてことはないだろう。多分としか言いようがないけど。
今、呂蒙の視線の先には、一度イッておきながらすぐにまたフル勃起した俺のモノがある。白いどろどろに汚れた状態で、手だけで勝手にイッた直後というひどく情けない姿でだが。
「こ、これが……思っていたよりも……」
「り、呂蒙……もうやめよう、こんなこと……」
「うるさい、静かにしてろ。おまえはじっとしてればいいんだ。……い、行くぞ……」
何をするんだ、とは言えなかった。その前に呂蒙は頭を動かして、俺のを口の中に入れていたから。
彼女の口の中は、とてもあたたかかった。
「うっ、あっ……ッ……!」
息が洩れる。呼吸が荒れる。気付けば腰が勝手に動いてて、初めての感覚に頭がおかしくなりそうだった。
だけどまだイッてない。正直ヤバかったけど我慢できた。腰が動いた時に先っぽがかなり奥まで入り込んで、呂蒙は結構苦しそうな顔をしていた。それなのに口を離さなかったのはなんでだろう、なんて頭をかすめたりもしたけど、今はそれどころじゃない。
これは、気持ちよすぎる。本番どころかあまり自慰さえしたことない俺には、刺激が強すぎる。これじゃあ暴発するのも時間の問題だろう。
だというのに、俺のを深くまで
これには参った。中にいるだけでヤバいのに、与えられる刺激は確実に俺を絶頂へと導いてる。今はなんとかギリギリ我慢できているが、すでにもう限界は近い。
「りょ、もう……こんな……あっ!」
「ふぅー……ふぅー……」
「んんっ、はぁ、あっ!」
男としてはみっともないし、絶対に気色悪いだろう。だけど口から出る甘い声は止められない。
すでに体は言うことを聞いてくれなかった。逃げることなんてもちろん、腰は勝手に小刻みに動いてるし、知らない間に俺の手は呂蒙の頭に置かれていた。まるでもっと深くまで銜えさせようとするかのように。
苦しそうに息を繰り返す呂蒙。なのに彼女は絶対に口を離そうとはしなかった。俺はすごく気持ちいいけど、こんなに深く銜えてるんだ。ひょっとしたら先っぽが喉まで届いてるかもしれない。そうだったら苦しいに決まってる。
どうして、なんで。そう思ってたけど、すぐにそんな場合じゃなくなる。
呂蒙の舌が動き始めて、俺のモノに絡みついていた。
「―――ッ!」
すぐに限界が来た。我慢なんてできるはずがない。むしろ初めてにしては頑張った方だろう。
俺は思いっきり射精した。呂蒙の口の中に、遠慮することなく。
きっとすごい量だっただろう。自分の感覚としては、これまでで一番長い射精だったと思う。しかも一番気持ちよかった。腰の中から全部抜き取られていくような感覚で、思わず腰が抜けそうで、俺自身は何もしてないのに腰が勝手にかくかく動いていたほどだ。
あまりの快感に考えがまとまらない。頭が真っ白になって何も考えられなくなる。気付けば俺は、ぐったりしたまますべての体重を壁に預けていた。
「ふぅー……ふぅー……んっ、ろぉっ、んちゅ」
起きてるんだか、寝てるんだか、それすらわからなくなってぼーっと天井を眺めていると、また腰に鈍い快感が戻ってくる。止まっていた呂蒙の頭が、また動き始めていた。
彼女はゆっくりとした動きで頭と舌を動かして、俺のをきれいにしてくれてるようだ。たまにくる吸われるような感覚がひどく気持ちいい。尿道に残ってた精液すら吸いとられるような感触があった。
気持ちいい、と同時に、そうされていると呂蒙に対して愛しさのようなものが生まれてしまう。さっきまで少し怖がってて、なんならずっとこの行為を嫌がってたのに。
初めてはせめて、好きな人とロマンチックに、なんて想いはもうどこにもない。こんなにも単純だから「男ってバカね」なんて言われるんだろうけど、でも仕方ないと思う。だって、必死に俺のを銜えて愛撫してくれる彼女は、きれいで、可愛くて、とても愛しい。
自然と、俺は呂蒙の青い髪を撫でていた。やさしく、ゆっくり。
「ん……じゅるっ、ちゅちゅっ、んろぉ」
目を閉じたまま吸い続けてくれる呂蒙。左手で根元を押さえて、右手で玉を揉みながらだ。
正直これは、ヤバい。明らかにシチュエーションとかに流されちゃってるんだろうけど、このままじゃこの子に惚れそうだ。さっきまではわけがわからなくて怖かったのに……。
それに、この感じ。俺が射精してから一度も口を離してない。ということは多分、呂蒙は俺の精液を全部飲んじゃったんだろう。それがまた男としての支配欲なんかを掻きたててくる。
「んっ、ちゅ……はぁ」
最後に、先端にやさしいキスをしてから。
呂蒙はやっと俺のモノから口を離して、俺の顔を見た。さっきは余裕のある顔をしてたのに、今はずいぶん顔が赤くなってる。
「んっ、はっ……もういいだろう。おまえは、そのままでいろ……」
「え……?まだ、なにか……?」
「当たり前だ。おまえがしたかったのは……私とセックス、だろ」
そう言ってから、俺の首筋に舌を這わせ始める呂蒙。じれったいような快感のせいで、また勝手に体がぴくぴく反応してしまうが、今度は彼女の行動がしっかり見れた。
俺の体を舐めながら、呂蒙は自分のスカートの中に手を入れて、ゆっくり下着をおろしていった。そのまま下着から片足だけ抜いた光景を見たところで、彼女の顔が俺の顔に近付く。
また、キスをされた。だけど今度はさっきよりよっぽどやさしく、まるで恋人同士のようなキス。勝手に舌が口内に乱入してきて、舌を絡め取られるのも、口内を舐めまわされるのも、さっきと比べてかなりやさしい。これはこれで気持ちいいが、さっきの激しいのもそれはそれですてがた―――いや、なんでもない。
しばらくキスに没頭して、ゆるやかな快感に酔っていると、俺の勃起したモノに水っぽい何かが触れた。多分、呂蒙のアソコだろう。先っぽしか触れてないが、かなり濡れてるらしいことがわかった。
本当にするんだろうか。今さらながら戸惑いが生まれる。だって俺と彼女はほぼ初対面で、世間話すらまともにしたことがなくて、なのにこんなことしてる。……こんなこと、やっぱり普通じゃない。
「……呂蒙、その……ほんとに?」
「おまえの意見は聞いてない。勝ったのは私だ」
「で、でも……ぁッ!?」
「―――!?かはっ、あっ、んんっ!くっ、はっ……はぁ、これでもう文句は言えないだろう……!」
不意打ちのように、まるで奇襲のように、彼女がいきなり腰を落としたせいで俺のイチモツは彼女の
さっき以上の快感に襲われる。俺のをすべて呑みこんだそこは、とても熱くて、きゅうきゅうと締め付けるように動き続けていて、さっきまでの快感とは段違いだ。気付けば俺は彼女の体に抱きついていて、やわらかい巨乳に顔を埋めていた。どうしてそうしたかわからないが、多分そうして体に力を入れていないとすぐにイッてしまいそうだったから。
胸に抱きつく俺の頭を、呂蒙の手が押さえた。そのせいで顔は見えなくなってしまったが、どうやら彼女も感じてるらしい。俺を銜えこんでる膣内が、腰を動かしてないのに動き続けてる。多分、いや、きっと気持ちよがってるに違いない。
「くふぅ、はぁあっ……!ど、どうだ……念願の私とのセックスだ……!」
「うぁっ、くぅ……!」
「ふっ、はっ、あぁっ……!おまえも、動けっ……くふぅん……!」
「……ッ!はぁっ、あっ……!」
俺が腰が抜けそうな快感に負けて、固まったまま動けないでいると、呂蒙はゆっくり腰を動かし始めた。そのせいで俺はすでに何度もイキそうになってる。
出したい。イキたい。孕ませたい。そんな言葉が次々俺の頭に浮かびあがって、快感のせいですぐに溶けてなくなっていく。だけど限界は近い。あまり腰を動かしたら、きっと呆気なく出てしまうだろう。
それでも俺は、自分から腰を振りはじめた。おそらくこの体勢は、対面座位、という形なんだろう。彼女の胸に顔をうずめながら、彼女の尻を掴んで、下から上へと突き上げる。何も考えずに本能で。
すると呂蒙はわかりやすく反応した。
「ひあっ!?んはぁっ、あぁっ、くぅんっ、はぁっ!」
がしがしと腰を振って、とにかく快楽を得ようとする。一突きするごとにぐちょぐちょといやらしい音が鳴って、同時に呂蒙が甘い声を上げ、ぎゅっと俺の頭を抱きしめてくる。
俺はとにかく必死に快楽をむさぼった。掴んでいるすべすべでやわらかい尻を揉んで、白いエプロンと青い服の上から胸にしゃぶりつき、ビンビンに立っている乳首を舐めて、彼女の膣内を掻きまわす。バカみたいに何度も、それらの同じ行動を繰り返した。
だけどやはり、それほど長い時間は持たない。限界が来たのは挿入してから数分もしてなかったかもしれない。正確な時間なんて、わかるはずもない。とにかく俺は必死だった。
「んんっ!あはぁっ!あぁっ!」
「りょ、もう……ダメだ、イキそう……!」
「んっ!いっ!いいっ!」
俺は素直にそう言った。もう限界だったし、彼女の膣内に射精したくてたまらなかったから。そうすると彼女は甘い悲鳴のような声でそう言ったのだ。
呂蒙のその声は、ただの嬌声だったのか、それともイッてもいい許可だったのか、正直なところわからない。だけど俺はそれ以上我慢するつもりなんてさらさらなかったし、ダメだと言われても我慢なんてできなかった。
「はぁっ、ダメだ、イクっ!」
「んんんっ!あぁああっ!」
ついに限界が来た。俺は彼女の膣内に入ったまま、コンドームもつけてない状態で、我慢せずに思いっきり射精した。人生で初めての中だしだ。
そうして俺が目を閉じて快感に腰を震わせながら、びゅくびゅくと精液を吐きだしていると、抱きしめている呂蒙の体がかすかに震えた。ひょっとしたらイッたのかもしれない。だとしたらちょっと、いや、かなり嬉しい。
初めてのセックスの相手が、俺で感じてくれている。それだけのことがとても幸せなことに思えたからだ。
震えが止まった呂蒙は胸に埋まっていた俺の顔を遠ざけて、目と目を合わせてくる。頬は赤くなって、目は潤んでて、すごく色っぽい表情だ。
「まだ、おまえは、元気だな……まだ足りないか……?」
そう言って彼女は下に手を伸ばし、二人が繋がっている場所をやさしく撫でた。そこには、出したばかりでもまたすぐ立ち上がった俺の息子と、それを銜えこんだままの彼女の膣がある。
俺は何も言わず、期待を込めながら何度も頷く。気持ちよかった、だけどまだ足りない。もっとこの快感を味わいたい。彼女といっしょに。
「……わかった」
そう言って彼女は一度俺を抜いて、立ち上がる。その後、すぐに青いメイド服を脱いで、全裸になった。
初めて見る生の女性の裸。すごくきれいで、わかってたことだけどやっぱりエッチだった。
もう辛抱たまらん。そんな俺の想いを、ギンギンに立ってる息子を見て理解したのか、妖艶に笑った彼女はそこに敷かれていたマットに寝そべる。仰向けの状態、股を開いて俺の体がわりこみやすいようにして。
「さぁ、来い。今度はおまえから
「あ、ああ……」
そう言われたので俺は急いで彼女の股の間に体を入れ、自分のを右手で持って入口を探ろうとする。
その時になって気付いた。俺のイチモツと、彼女の性器、両方だ。
まっ白いどろどろの精液に混じって……微量ながら、赤い鮮血が、確かに混じっていた。
「んあっ!はぁっ!んんあっ!」
今日が初めてだったから今まで知らなかった。だけど今になってようやくわかった。
セックスというものは、とても気持ちいい。
「あはぁっ!んんっ!はぅんっ!」
どうしてこんな状況になったのか。なぜ彼女は俺を選んだのか。
そんなことはもうどうでもいい。そんなことより俺はもっともっと彼女を抱きたい。
「んっ!んんっ!んんんっ!」
俺の下で喘ぐ全裸の彼女。その体はとても美しく、その顔はとても愛らしい。
あぁ、疑いようもない。俺はもう、彼女を愛してしまっている。
「はぁっ!ああっ!ああんっ!」
その日、俺は呂蒙子明とセックスした。何度も中だしを繰り返しつつ。
そしてその日を境に、俺の平凡だった日常は淫靡なものへと変わっていく。
原因はおそらく、俺が手にした勾玉なんじゃないだろうか、なんて思うわけだけど、今となってはもうどうでもいい。
「んあっ!あぁっ、だめっ、イクっ、イクぅっ!!」
「ぐっ、俺も……また膣内に出すぞ!」
「来てぇ!膣内にっ!膣内にいっぱい出してっ!ザーメンいっぱい注ぎこんでっ!!」
「ぐっ、うぉっ……あぁっ!」
「あはぁっ!出てるぅっ!私の膣内にっ、ザーメンいっぱい入ってくるぅっ!!」
今はただ、俺の下で喘ぐ彼女を見ながら、心地いい快楽に酔いながら。
「はぁっ、はぁっ……呂蒙、もう一回……」
「んんっ、はぁ……し、仕方ないな……いいぞ……」
もっともっと、愛しい彼女とセックスすることにしよう。