自宅の扉を開けると、そこは桃源郷だった。
「ご主人様ぁ、お帰りなさぁい。ご飯にします? お風呂にします? それとも、あ・た・し?」
「うぅ、呂布さん……さすがに、これは……」
裸エプロン。キッチンに立つ者がつけるそれを、裸の女体が身に纏うことで、健全さとエロスを同居させるという荒技。それが今、俺の前にいる呂布と陳宮の姿だった。
今日は陳宮が俺の世話をしてくれる日。しかし、彼女が担当の日には必ず呂布が現れる。ただこれは邪魔をするためというより、むしろ陳宮を助けるためだったりする。
基本的に、俺と陳宮は二人きりで何かをするということはない。確かに彼女は家事もできるため、炊事、洗濯、掃除と、俺の世話はしてくれる。でも誰かさんみたいに夜這いをしかけてきたり、自ら縛ってくれと言ったりしない。それどころか、記憶が正しければ二人きりの空間でやらしいことをした経験は一度もないだろう。
これはおそらく、彼女がいまだに照れを残していて、自らアプローチをしかけてこないためだ。俺は俺で珍しく穏やかな休息を取れるということでそういう声をかけないわけだし。多分嫌われてるわけでもないと思うのだが、お互いそういう性格じゃないのが大きいと思う。
しかし実際には俺の家に来た後は必ず、陳宮は呂布に激しく抱かれることを望むらしく、なんだかんだで性欲は溜まってるらしい。
それなら、自分からも俺からも手を出さないなら、あたしが間に入りましょうと。そういう理由で呂布が来るようになった。
そんなわけでの裸エプロンである。ご丁寧に頭にはメイドがするような白いカチューシャまでつけて、むっちりとした太ももの真上が見えそうで見えない丈のエプロン、これがなんとももどかしい。
玄関に着いて数秒。女らしく肉付きのいい褐色の裸体を晒す呂布はノリノリで、今にも色々見えるんじゃないかってポーズまでつけて俺を誘っている。けど陳宮は恥ずかしそうに自分の体を抱きしめて動かず、少し泣きそうな顔すらしてた。
肌の色も態度も体つきにしても、すごく対象的な二人である。
俺のズボンがむくむくとテントを張り始めるのも当然の光景だった。
「えーっと……これは?」
「うふふ、見てわからない? 裸エプロンでお出迎えよ。新妻、メイド、奴隷でもペットでも好きに見てくれていいわ。なんにしても、今日は私たちがダーリンを癒してあげるから」
「陳宮はずいぶん嫌がってるけど」
「あら、恥ずかしがってるだけよ。嫌がってはいないわ、これっぽっちも。陳宮だってダーリンに滅茶苦茶にされたいんだから」
「そ、そんなことないです……」
もじもじと体を揺らす陳宮、俺の胸にしなだれかかって笑う呂布。なんとも幸せな光景である。
思わず腕を伸ばして呂布の腰に回し、きゅっと抱きよせる。それだけで彼女は嬉しそうに悲鳴をあげて、すかさず俺の下半身に手を触れさせた。
やさしい力で揉みほぐすようにぐりぐりと押され、首筋にちろりと舌を伸ばされる。手慣れた様子のそれにつられて、俺も彼女の胸に触れると、張りのある手触りがいい乳房がふにゅりと形を変えた。思わずエプロンの下に手を差し込んで直接触れたくなるほど、なぜか安心する感触である。
俺たちが当たり前のようにそうし始めても、陳宮は恥ずかしがって微塵も動かず、ただちらちらと俺たちを眺めているだけ。
呂布はそんな彼女を見てついに焦れたらしく、靴を脱いだ俺の手を引いてリビングへ行って、ちゃっかりついてきた陳宮もいっしょにキッチンへと入った。
「せっかくのコスプレなんだし、それなりの場所で、それなりの体位で、ね? ダーリンのチンポは準備できちゃってるみたいだから、もう本番にしましょう――ダーリンのぶっといチンポで、あたしのおまんこぐちょぐちょにしてぇ……」
「う、よ、よし。それじゃあ、早速だけどいれるぞ……」
キッチンに手をついて尻を突き出す呂布に誘われるがまま、急いでズボンと下着をずりおろしてモノを取り出し、位置を合わせた。
我ながら恥ずかしいぐらいギンギンになってるそれは、みっともなく我慢汁を垂れ流していて、早速とばかりにびくびくと動いている。
先っぽをすでに濡れている入口へ押し当て、会話もそこそこに腰をゆっくりと前へ進めた。戸惑っている様子の陳宮の目の前、当然とばかりに。
蕩けた肉が絡みついてきて、腰が抜けそうな快感に襲われる。
俺と呂布はほとんど同時の瞬間、重なるように深く息を吐いた。
「はぁぁ……あつ、い……やっぱりこれ、さいこぉぉ……!」
「うぐぅ、あっ、と、とけそうだ……」
楽しげにも思える喘ぎ声が聞こえてきて、呂布は自分から腰を振り始めた。形のいい尻が気ままに上下し、上へ下へと俺のモノを出し入れする様子はひどく艶めかしい。
その度に手とも口とも違う感触が俺のモノを強く扱いて、吸いつくように絡みつきながらも、抜けそうな位置まで来ると握るようにぎゅっと締めつける。
彼女の動きはやっぱり他の子と違ってすごく慣れていた。呂蒙みたいに激しくするんでもなく、関羽みたいに受ける一方なわけでもなく、かといって趙雲や劉備とも違う。
俺に突かれながらも小麦色の尻はわずかに動いており、その動きが、俺を感じさせると同時に自分のいい場所へ先端を当てるよう誘導しているようだ。おまけに俺の呼吸に合わせるようにそうしているものだから、いつもいつも我慢が長続きしない。断じてこれは俺がそもそも早いとかそういうことではなく。
じゅぷじゅぷと音を立てながら、尻を掴んで必死に腰を振る。別段いつもと変わりない、バカみたいに出したり入れたりするだけの動きだけど、どうしようもなく気持ちよくて思わずため息が洩れてしまった。
でもそれは呂布も同じなようで、背中を逸らしながらこちらを見る彼女はすでに汗を噴き出していて、だらしなく緩んだ笑顔で俺の顔を見つめていた。
「はぁぅ、あぁぅ――んっ、んっ、はっ……」
「ふぅ、ふぅ、ふぅ――」
「んんっ、ダーリン、激し――あっ、あっ、あぁっ」
突いている内に自然と腰の動きが速くなり、水音もさらに大きくなってくる。
呂布もすでに脚や腕が震えて限界も近そうだ。そういう俺もあまりの快感に精神がガリガリ削られてきて、そろそろ我慢の限界だった。
覆いかぶさるように上体を倒し、目の端にぶるんぶるん揺れる様が映っていた呂布の胸を掴んで、ラストスパートに入る。
痛いくらいの力を込めて、彼女の巨乳をエプロンの上から揉みながら腰の動きをさらに加速させると、呂布も頭を下げてより一層声を高くした。
そのままいつも通り、自分のモノを外へ解放することなく、射精する。勢いよく大量に飛び出す精液が彼女の膣内を逆流し、俺の股や玉が濡れる。
呂布はこの瞬間に達していたようで、首と背を逸らしながら、それでも嬉しそうに小刻みに振っていた。
「あぁぁっ、んんんっ……! はぁ……」
がくりと膝から崩れ落ちて、呂布がその場に座りこむ。その拍子に接合が解かれてしまい、俺もまだ彼女に触れていたかったため、床に膝をついて後ろから呂布に抱きつく。
エプロンの下に手を差し入れ、激しい運動で汗を掻いた暗い色の肌に触れる。ふにゅりと形を変える柔らかい胸や、うっすらと腹筋が割れて美しい腹、さらにその下の秘所なんかにも。柔らかくて、良い匂いがして、どれだけ触れても飽きることはない。
呂布はすぐに俺に背を預けて力を抜き、触られるままに声を出していた。とても嬉しそうな、まるでペットにでもなったかのような甘えた姿にも見える。
体勢は変えず、呂布が俺の方へ顔を寄せてきたため、何も言わずに唇を重ねる。するとすぐに彼女の方から唇を舌で突いてきて、逆らうことなく口を開いた。
直後に舌が割り込んできて俺の舌をつつき、唇をぴたりと合わせたまま舌を絡める。溢れ出た唾液が口の端から垂れ、でも気にせずにお互いの唾液を交換し合う。
そうして行為後の余韻をたっぷり楽しんだ後、俺は呂布の肩口に顔を埋めて休憩に入り、呂布は立ったままの陳宮を見上げていた。
「はぁ、やっぱり最高ぉ……ねぇ陳宮、あなたもしたいんでしょう? 欲しいなら欲しいってちゃんと言わないと、ダーリンは抱いてくれないわよ。彼、素直でいやらしい女の子が好きなんだから」
「いや別にそんなことは」
「あら本当? じゃあ私のこと、嫌い? エッチなダーリンのこと大好きで他の男が目に入らない変態淫乱雌豚に甘えられるの、嫌なの?」
「……そう言われたら、そりゃ大好きだけど」
「ふふふ、あん、もう、また大きくしちゃって……。ほらね、陳宮も、そんなところで隠れてこそこそオナニーするくらいなら正直に言っちゃいなさい。私たちのダーリンなら快く受け入れてくれるから」
「なっ、ち、ちがっ……私は、じ、自分でなんて……!」
呂布に言われて見てみると、陳宮の太ももは股から溢れてきたらしい透明な愛液で濡れていて、どうやら俺たちの行為を見ながら自分で弄っていたらしい。俺は気付かなかったのに、俺より喘いでる呂布が気付いているとは末恐ろしい。
彼女の指摘はばっちり当たってるようで、陳宮は体をもじもじ捩らせて恥ずかしがり、真っ赤な顔で俯いている。
素直になれ、と言われてる通り、本心では彼女もしたいのかもしれない。当人の俺が言うのはなんだか気が引けるが、しかし興奮しているのはどう見ても明白なのだ。
そして正直なことを言えば、俺だって陳宮としたい。自分からすり寄ってきて幸せそうに甘える呂布も大好きだけれど、恥ずかしがってほとんど目も合わないのに普段から世話を焼いてくれる陳宮だって、他とは違う魅力で一杯なんだから。
ただ、普段は俺の自由時間が少ないし、その上こういう行為は好きだけど無理やりというのは気分が乗らない。いつも俺が無理やりされてる方だから、できれば合意の上でのことが一番いいと思うわけで。
呂布に言わせれば「嫌よ嫌よも好きの内、男なら無理やりしなきゃいけない時もある」らしいけど、どうにもそんな気になれなくて、陳宮との行為は呂布を交えてじゃないと実現してこなかったわけだ。
「ほら陳宮、どうして欲しいか言ってみて。じゃないといつまで経っても自分の指でしかイケないわよ。もっと強いアクメ、欲しくない?」
「わ、私は……大丈夫、です。全然、して欲しいことなんて、ありませんから……」
「もう、強情なんだから。仕方ないわね……じゃあ、私が素直にさせてあげる。ちょっと待っててねダーリン」
「あ、うん……」
そう言って呂布は俺から離れて、もじもじしながら立つ陳宮へ近寄る。彼女は慌て始めるものの、逃げることもなく呂布に抱きつかれて身を縮めた。
エプロンの上から、下から掬いあげるようにして胸に手が添えられ、呂布より少しばかり小さなそれがふにゅっと形を変える。見ているだけでもなんとなく幸せになる光景だ。
陳宮は顔を赤くして、恥ずかしがりながら呂布の顔を見るのだが、彼女にやめるつもりはないらしく、呂布の手は力強く陳宮の胸をぐにぐにと揉んだ。
正直、とても羨ましい。思わず俺も飛びついてしまおうかと思ったほどに。
「うふふ、可愛いおっぱい……あらぁ、乳首もこんなに大きくしちゃって。やっぱりしたかったんじゃないの、陳宮ちゃんってば」
「ち、違います……私は、そんな、あっ――」
「耳が弱いのよね、陳宮は……」
「あっ、んんっ、わ、たし、私は、呂布さんだからこうなるだけで、他の人のことなんて――あぁっ」
俺が見ている前で、呂布は陳宮の胸を揉み、耳を舐めていやらしく声をかける。すると陳宮は面白いほど反応して、吐く息の量を多くし、もどかしそうに太ももをすり合わせ始める。
呂布の愛撫は非常に手慣れた様子で、あっという間に陳宮を骨抜きにしてしまう。これはおそらく、陳宮が感じやすいという理由だけでなく、どこが弱いのかよく理解されているせいなのだろう。
最初は抵抗するかのような態度だった陳宮も、少しすれば体の力を抜いて、背後に立つ呂布へ背を預ける始末。俺がいないところでの二人の姿がこれでもかとわかる姿だった。
「見て、ダーリンのおチンポ、あんなに大きくなってる。陳宮が感じてるとこ見て興奮してるのよ」
「いやぁ……だめです、呂布さん、私――」
「恥ずかしがらないで。いいのよ、もっと乱れても。ほら、もっと気持ちよくなりなさい……」
「んんっ、んぅ、あっ――」
体を伝うように両手が下へ降りていって、左手がエプロンをめくりあげると、かろうじて隠れていた陳宮の股間が露わになる。
薄く毛が生えた、ぴたりと閉じられた女陰。まだ経験も少なそうだと見た目でわかるそこに、呂布の指がするりと近付いて、止める暇もなく膣の中に入っていく。ひどく興奮する光景で、俺は思わず身を乗り出して見守っていた。股間の息子はさっきからずっと痛いほどに張りつめている。
ずぶずぶと指先が埋められていき、それに応じて陳宮の口から深いため息が漏れる。興奮して感じているのは明らかだった。
もう少し近付いて、近くで見ようと俺が少し動いた時だ。意地悪そうに笑った呂布の顔がちらりと見え、彼女の手が、陳宮の股を開かせるように動く。
「あっ、やっ――」
「近くでたっぷり見てね、ダーリン。陳宮のおまんこ、もう濡れ濡れなの。ダーリンのおチンポ欲しいってずうっとひくひくしてるんだから」
「ほ、ほう、そうなのか」
「ち、違いますっ。私は、そんな……!」
「隠さなくてもいいの。私はちゃあんとわかってるからねぇ――んっ」
「ひうっ」
呂布が陳宮の首筋に強く吸いつくと同時、膣に入っていた指がつぷんと抜けて、濡れていることがわかるそこがはっきりと見えた。
確かに、ひくひく動いていた。まるで何かを欲しがるかのように、愛液を垂らしながら動きが見える。
知らず知らずの内に喉を鳴らしてしまったようだ。直後に呂布は小さな笑い声を発して、陳宮はパッと膝を閉じて秘所を隠す。
しかし今さら俺は自分を止めることができず、さらに顔を近づけて、両手で彼女の太ももに触れ、無理やり脚を開かせようと手のひらに力を入れる。
すると陳宮はいやいやと首を振りながらも、どうやら呂布が乳首を弄っているせいで力が入らないようで、濡れたそこが、再び俺の視界に入った。
「あぁっ、だめ、だめです、そんなの……!」
「うふふ、いいのよダーリン。好きなだけ舐めて。陳宮のぐずぐずおマンコ、いっぱい気持ちよくしてあげて」
「いやぁぁ……」
嫌がる風な陳宮の股に舌を近付け、べろりと舐める。頭上にある顔が、体が、びくんと大きく反応した。
陳宮は態度とは裏腹、かなり感度がいい女の子だ。乳首を摘むだけで息を荒くするし、秘所を舐めれば膝を震わせて悦ぶほど。
そして今のようにクリトリスを舐めてやれば、軽くイッて潮を吹くこともしばしば。
たび重なる呂布の調教によって、生来以上の敏感さを得た陳宮は俺の舌で簡単にイッてしまい、びゅっびゅっと断続的に潮を吹いて俺の顔を濡らした。
そのままぐったりと倒れ込むように、陳宮は床に座りこんで脱力する。一方で呂布はまだ陳宮の胸を揉んでいて、俺も彼女の太ももに舌を這わせて離れようとしなかった。
「んんっ、ふっ、りょふ、さぁん……」
「うふふ、もう陳宮ったら、また出しちゃったの? ダーリンの顔がびしょびしょじゃない……ほんと、エッチな子ねぇ」
「そ、そんな、ことは……」
「ねぇダーリン、入れたくなぁい? 陳宮の、こ・こ。もう準備はばっちりだけど、どう?」
「そ、そうだな……よし」
床に膝をついた呂布に膝の裏を抱えられ、股を開いた状態で陳宮が押さえられる。それを機に、俺も勃起したモノに手を添えて位置を合わせ、狙いを定めた。
陳宮は一瞬、恐怖とも歓喜ともわからない顔で俺の目を見つめ、すぐに固くなったモノへ視線を向けた。
しかし体は抵抗らしい動きを見せるものの、決して嫌がっているような表情ではなく、むしろどんどん顔の赤みが増していって、期待しているようにも見える。
ちらりと呂布に視線を送ってみれば、彼女は何も言わずに小さく頷く。
それがきっかけで俺の中の戸惑いもなくなり、覚悟を決めて膣の入り口へモノを宛がうと、ゆっくりと腰を突き出した。
ずぶり、と頭の部分が入り込み、温かな肉の壁に包まれ、強く締め付けられる。
痛みにも近い刺激の中、そこを見たままゆっくり押し進めていく途中、声にもならない陳宮の声が聞こえていた。
「あっ……あぁっ……!」
「またイッちゃった? もう、早漏なんだから。そんなんじゃダーリンのこと笑えないわよ、陳宮」
「あのー、呂布さん? それって一体どういう――」
「ふふ、冗談よ。心配しないでダーリン、あたしはダーリンがたっくさん射精してくれるの大好きなんだから。早いのだって、あなたの魅力の一つなの」
「い、いや、俺としては早くないって言われた方が……」
なんとなく心に深い傷をつけられたような気もするが、全力で気にしないようにしつつ、陳宮の膣内を味わうことに専念する。
腰を前後に動かして感触を確かめれば、彼女の膣内は吸いつくように締めつけてきて、誰とも違う快感を与えてくる。まだどこか緊張しているかのような固さが残りながら、ひだの一枚一枚がいやらしく絡みついてくるかのよう。
抵抗する意思と受け入れる気持ち。おそらくその両方があるからこその肉体。
俺と出会う前から呂布とよろしくやってた陳宮だけだ、いまだに初々しさを残しているのは。他のみんなは日に日に強かになっていくし、今では驚くほど淫靡に俺を襲ってくる。
だからだろうか、呂布に見守られながらとはいえ、陳宮とこうして繋がるのは、気持ちがいいと同時にどこか安心するようでもあった。
「陳宮、いやらしい顔……ダーリン、もっと激しくしちゃって。それじゃあまだ満足できないでしょう?」
「え、あぁ、まぁ」
「それとも、あたしに手伝ってほしい? 例えば、そうねぇ、こういうのとか」
呂布が手をすっと伸ばして、繋がり合ってる場所にやさしく触れる。俺のモノを根元辺りから扱いて、たまに指先で陳宮のクリトリスを転がしたりする。
ぐちゃぐちゃと音が鳴る速度は遅く、腰を振るスピードは変わっていないのに、襲い掛かってくる快感はさっきよりもよっぽど大きくなっていた。
ふふふ、なんて楽しげな声が聞こえる。陳宮の唇を塞ぎながらも、呂布は笑っていた。
手伝いに応じて快感の度合いが強まり、だんだん我慢が利かなくなる。俺はよしと気合いを入れ直し、彼女の腰を掴むと、腰の動きを一気に速めた。
「んっ、んんっ、んふぅ――」
「はぁ、うっ、すごっ――」
目を閉じて感覚に集中し、思い切りピストンを繰り返す。どうしようもなく全身が熱くなって、特に股間が熱くて蕩けそうになる。まるで、このまま体が一つになってしまうかのような、そんな錯覚すらあった。
呂布に見つめられながらただ音だけが響き、しばらくは無言で腰を振る。室内に広がるのは俺の荒い息遣いと陳宮の小さな喘ぎ声ばかり。
ここ最近でも珍しいほどの静寂、それとどこか狂ってるようにも思える淫靡な空間。汗だけ掻いて無言で快楽を貪るのは、我を忘れてしまうほどにすごい。
極度の興奮の中、ついに限界を迎える。叩きつけるみたいに膣内を抉って、最後は一番奥で子宮へ向けて精液を放つ。奪うようにして呂布が塞いでいた陳宮の唇にキスを送り、そのまま小刻みに腰を振る。
射精しながらまだ動かしていれば、本当に腰が抜けてしまいそうなほど強烈な快感に襲われた。
「んんんっ、んんんんっ――!」
「んっ、ふっ、うっ」
「あらあら、二人共すごいイキッぷり。ほんとに気持ちよさそう……ちょっと嫉妬しちゃうわね」
竿がどくどくと脈動するのがわかる。いつも通りの、おぞましいほどの精液の量。それらが逆流して外へ飛び出たのも、下半身でわかった。
俺はそのまま凄まじい疲労感を感じて、がくりと体の力を抜く。ここ最近の乱れた生活で慣れたはずだったけど、今日ばかりは気を取り直すことが不可能だったようだ。
裸の陳宮に強く抱きつきながら、抜くこともなく目を閉じる。あまり感じたことのない感覚。でもひどく慣れた感じの、幸福感。
何かを思う前に、俺は自然と目を閉じて眠りに就こうとしていた。
「あん、もう休んじゃうの? ダーリンったらしょうがないわねぇ。ふふ、でもいいよ。毎日頑張ってるんだもの、今くらいはゆっくり休んで――」
◆
目が覚めてまず、体に纏わりついていた疲労感が抜けていたことに気付いた。
続いて、自分の下半身が温かい物に包まれているのがわかる。具体的には、また勃起してるらしい俺のモノに、覚えのある感触が絡みついているのだ。
顔を起こして見てみれば、やはりと言うべきか全裸の二人がそこにいた。まだまだ元気そうな俺のモノへちろちろと舌を絡ませ、時には口内へ迎え入れてずるずると音を立てている。
楽しそうな呂布と、うっとりした様子の陳宮。どっちもいやらしい姿で俺の下半身に乗っていて、俺が起きたことに気付いても、恥ずかしがることもなくそこにいた。ただ、陳宮だけは俺の視線に気づくとハッと取り乱した様子を見せて、顔を赤らめたまますぐに俺のモノから顔を逸らしたのだけれど。
「おはよう、ダーリン。よく眠れた? こっちはちょっと前から元気そうだったけど」
「あ、ああ、おはよう。なんか、ひさしぶりだな……こんな感じで、寝ちゃったの」
「うふふ、そうね。どうしてかしら。陳宮とあんなに激しく抱き合っちゃったから?」
「う、いや、どうだろう。俺もあんまりない経験だし」
「でもこれまでにはあった?」
「まぁ、なくはないけど」
するすると俺の顔の方までやってきて、呂布が軽くキスをくれながら話しかけてくる。その間、陳宮は俺のモノを一人占めにして深く銜え、リズムよく頭を振っていた。多分、俺の視線が顔を寄せてきた呂布にだけ集中してると思ったからだろう。俺の目に映る嬉しそうな表情は、どことなく間抜けな小動物を連想させる。
呂布の胸が俺の胸に当たって、ふにゅりと潰れる柔らかい乳房だけでなく、裸の全身が心地いい。その上、繰り返しキスをくれるものだから、自然と笑顔になってくる。
興奮していたさっきとは違って、ある程度落ち着いた状態なのがいいのだろう。与えられる快感も不思議と心を落ちつかせられるものだった。
「ダーリン、ここでの生活はもう慣れた? 不満なこととかある? 突然ここに連れてきて住み始めちゃったから、やっぱりちょっと気にかかることもあってね」
「今のところは多分ない、かな。みんなよくしてくれるし、愛されてるなぁって思うよ。ちょっと、いやたまにはかなり、困ることとかあるけど、それを差し引いても幸せだなぁと感じることが多いし」
「そう、よかった。体調とか、大丈夫?」
「うん。それはもう全然。たまに搾り取られ過ぎて足腰立たなくなるくらいで」
「それでもここは元気に立つのにね」
「いや、そういうのはべつにいいから」
陳宮が銜える俺のモノ、その根元を指でつつきながら言われた。確かに、俺が無理だって言ってるのに跨られることなんて日常茶飯事だけど、できることならそれだけでもやめてくれないだろうか。気分的に犯されてる感じなので、男だって意外と胸に来るものがある。
とはいえ、彼女たちとの生活が楽しいのは事実だ。他人に見せられないくらい乱れ切っているものの、当人たちはそれなりに幸せなわけだし。
ただ、最近は呂蒙も妙にピリピリしてるとか、心配事がないわけでもない。担当で家に来る時と学校の中、明らかに呂蒙は現状に不満を持っている風に見える。多分、そもそもは俺との関係を持ったのは彼女だけだった、つまり最初に俺を独占してたのが呂蒙だったからだろう。
このまま、何も起こらなければいいが。何が原因になるかわからない、誰が何をしでかすかわからないから、心からそう思う。
みんな俺との生活でどんどん変わっていくのが目に見えていた。劉備はいつの間にか驚くほどエロくなって、趙雲は呂蒙に対抗心を燃やしてるようだし、陳宮だって嫌がるポーズを取りつつも俺のモノを素直に銜えてる。関羽は言わずもがな、出会った頃から平常運転で爆走してる。
一体いつまでこの生活が続くんだろう。たまにふと、そんな風に思うことがある。
「どうしたのダーリン。何か不安なことでもあるの?」
「いや……そういうわけじゃないけど」
「心配なんて何もしなくていいのよ。ダーリンはあたしたちが守るから。何より、あたしたちがダーリンを見捨てることなんて、ありえないわ」
呂布が俺の唇を軽くちゅっと吸い、そのまま移動して脚を開いて俺の顔を跨ぐ。
てらてらと光る、愛液に濡れた秘所。そこが俺の口のすぐ傍まで迫って、呂布の指が自分から開いていく。
求められるまま、俺は彼女のそこに舌を這わせ始めた。呂布は微笑みながら熱いため息を吐いた。
「いつまでもいっしょにいましょう。そのためならあたしたちはなんでもするわ。あなたのこと、これからもずっと守ってあげる」
呂布はいつも、俺を優先して動いてくれる。今までも今日も、俺を囲うために方々から手を回してくれる。
いつまで続くのか、とも思ったが、この調子じゃ確かにこれからもずっと傍に居続けるのだろう。
俺のモノが温かい感触に包まれる。多分、陳宮の膣の中だ。淫らに絡みついて上下に扱かれる感覚もあって、すぐに気付くことができた。
この幸せな空間はずっと俺の傍にある。そのことを再認識しながら、俺は呂布と陳宮の膣をそれぞれ味わった。