「ふぇ? いい男の人?」
ひさしぶりに骨のあるストリートファイトをすることができた。
小さく息を吐きながらそう想い、持参していたスポーツドリンクを口にする日本人の少女、さくらはきょとんと首をかしげていた。
理由は今しがた戦った相手から告げられた言葉。「いい男を紹介したいんだ」と告げられたせい。
格闘にばかり興味を向け、年齢に見合わぬほど恋愛に興味を向けない彼女にとってはあまり耳慣れない、異性の紹介。それはさくらを驚かせるには十分な力を持っていた。
いまだになぜそんなことを言われたのかわかっていないさくらに、語りかける声はまだ止まらない。
「あぁ、そうさ。聞けば、あんたは女の楽しみも知らずに、ファイトばっかりしてんだろ? それじゃ人生損してるってもんさ。せっかくだからあたしがいい男紹介してやるよ」
「うーん、でもなぁ……私そういうの苦手だし」
自分を誘う女の言葉にあまり乗り気ではなく、さくらは腕を組んで首をかしげながら思い悩む。
彼女にとって最も優先すべきことは、自分の格闘家としての力量を向上させ、昔からずっと憧れている背中に追いつくこと。男だ、恋愛だ、とうつつを抜かしている場合じゃない、と思うのである。
しかしそれではダメだ、とその女は言うのだ。女に生まれたのであれば、たとえ格闘家であったとしても、女としての生き方をしなければ決して強くはなれないと。
男には男の、女には女の強くなる方法がある。それを今から教えてやるのだと、女は説明した。
そこまでを聞くと、さくらの表情が変わる。強くなる方法がある、その言葉が決定的だった。
「ほ、本当ッ!? 私、もっと強くなれるのかな?」
「ああ、もちろんさ。あたしが上手く教えてやるよ――あんたが知らない、あんたが今より何倍も強くなれる方法」
この時、さくらの中で彼女を信じようとする心の動きがあった。素直で人懐っこい、あまり他人を疑ったりしない人のいい性格が災いした。
さくらは深く物を考えず、素直に彼女の提案に乗ってしまったのである。
「うん、わかった! じゃあ私、あなたについていくよ! 強くなるためだもんね!」
「その意気だ。それじゃあさっそく行くとしようか――あたしらのアジトへ、さ」
にたりと笑うジュリが自分をどこへ連れていき、何をさせようとしているのかも、全く知らずに。
◆
ジュリが肩に手を回すさくらは、その部屋に入ると同時に全身を硬直させた。その後すぐにも見る見るうちに顔を真っ赤にさせ、しかし直後には青ざめさせ、身に振りかかる不安に精神を揺らす。
目の前にあるのは彼女が見たこともない光景。ただでさえ初心であり、ほとんど知識もなく、本や何かですら見たこともない光景。
一人の男が一人の少女を犯し、ほとんど裸の女性たちが数人の女たちの体を弄り回す、なんとも淫靡で奇怪な室内だった。
「あ、あの、ジュリさん、これって――」
「やぁやぁ諸君、今日のゲストの登場だよ――仲良くしてやってくれ」
室内はぼんやりと紫色の小さな照明がいくつも灯り、薄暗い上に怪しげな空間が作られていた。
広い部屋の中心にある円形の大きなベッドには、二人の男女。全裸の少年が玉のような汗を掻きながら必死に腰を前後させ、それを一人の少女が受け止めている。
白い髪と褐色の肌、筋肉質な体は裸にされて、細い腕はピンと伸ばされて白いシーツを掴んでおり、体をひっくり返されたせいで細く長い脚は顔の横にある。
いわゆるまんぐり返しという格好だ。
上から下へと向かって思いっきり肉棒が振られて、ぐちょぐちょと膣をほじくり返されるのは、エレナという少女であった。
「あはぁっ! すごいぃっ! うぅぅ、んんんっ――あぁぁっ!」
「あ、ジュリ。おかえり」
「おーただいま、ゼロ。どうよ、調教は進んでるか? あぁ、そうだ――エネーロ、サンタム、お客様を丁重に裸にひんむいてあげな。それからやさしく愛撫をして差し上げろ。大事な処女だ、運動しすぎて膜は破れたらしいが、膣にはあんま深くいれんなよ」
「「はい」」
「えっ、あっ、ちょっと――」
すたすたとベッドに近付いて行くジュリがそう言うと、入口付近に待機していた二人、ピンク色の髪を持つエネーロと、黒い肌を持つサンタムがそっと動き出した。彼女たちは戸惑っている様子のさくらへ手をかけ、頬を赤らめさせたままやさしい手つきで彼女の服を脱がせていく。戸惑うさくらは強い抵抗すらできない。
ちなみに彼女たち、元ベガ親衛隊であり、現在はゼロ親衛隊と名乗っている十二人と新たに加わったキャミィは、透けた素材で作られた紺色のボディスーツを着ている。ぴったりと肌に吸いつき、股間は大きな食いこみがあるハイレグで、しかし透けているせいでピンと立つ乳首や毛が整えられた秘所は一目で確認できた。明らかに痴女としか思えない格好である。
彼女たちの仕事はゼロに抱かれることと、ジュリの手足となってターゲットを捕獲すること。そして、そうして集められた女たちをゼロの命令に従って調教することにある。
ゼロがベッドの上で犯している一人もそうだ。キャミィが連れてきた彼のお気に入りは、浅ましくも舌を伸ばしながら犯されるのを悦んでいた。
そこにジュリが近寄り、ゼロの唇にやさしいキスを送りながらも、自らの下半身を露わにしてエレナの口へ股間を乗せる。すっかり調教が進んだエレナは文句も言わずにそこを舐めはじめていた。
「さてと、調教はどうなってる、ゼロ? 報告を始めてくれるか――この女を可愛がりながらな」
「んんっ、んんっ、んんんっ!」
「わかった。誰からがいい?」
「そうだなぁ、それじゃあまず――あのポイズンとかいう生意気な女はどうだ? 強めに虐めろって言っといたはずだけどよぉ」
「ああ、彼女はあっち」
固く大きくそそり立つ肉棒でエレナの膣内を掻きまわしつつ、ゼロは自身の指を部屋の片隅へと向けた。ジュリはそちらへ目を向ける。
するとそこには全裸で立ったまま両手と両足をそれぞれ拘束され、脚を開いたまま尻を突き出し、膣に細く小さいバイブを入れられてひたすら焦らされる、目隠しされた女がいた。
桃色の長い髪を振り乱し、大きな胸をブルブルと揺らし、ギャグボールをはめられた口からうめき声と唾液を出して助けを求め、それでも放置される彼女、ポイズンは股間をびしょびしょに濡らしながらかくかくと腰を前後に振っていた。しかしその行動も空しく、振動しているとは言っても細いバイブではそれ以上の快感は得られない。
ポイズンは絶頂しないようにとの配慮をされたままイカせてもらえず、ひどいレベルで長時間焦らされ続けていたのだ。
「アッハッハ! あたしに向かって偉そうな口利いてた女が、今じゃ犯して欲しくてしょうがないってか? 浅ましく腰なんか振りやがって情けねぇ――いいぜ、あたしが後で直々に抱いてやるよ。気が狂うまで犯し続けてやる」
「休憩と食事は与えてるけど、それ以外はほとんどあの状態だ。あと最近はフェヴリエが乳首を仕込んでるけど、ちょっと弄っただけですぐにイクから全然進んでないって」
「ふぅん、まぁある意味じゃ成功とも言えるけどな――それじゃあ次、いぶきって小娘は?」
「んんんっ、んほぉ、ひぃぃいいっ」
「あん? うるせぇぞカポエイラ使い。舌が止まってんだよ、黙って舐めてろ」
「えっと、いぶきは――あっち」
ポイズンから目を離した二人は違う部屋の片隅に目を向け、そこで二人の女に群がられる少女を見つめた。
少女の名はいぶき。壁に背を預けて一括りにした長い黒髪を垂らし、自身の裸を晒してぐっと歯を食いしばり、メルツによって小さな乳房を揉まれながら唇を吸われつつ、ヤンユーの膣に刺された双頭ディルドで膣を貫かれている。濡れそぼったそこを固い棒でめくり上げられる度に、彼女はくぐもった嬌声を上げている。
さらにこの時、ジュリとゼロの視線を感じたメルツが動き出し、自身の膣にも双頭ディルドを挿入すると、いぶきの体勢を変えた。
ヤンユーの激しい腰使いに喘ぐいぶきの体を押し、二人を騎乗位の体勢にさせると、メルツは自身のディルドをいぶきの尻の穴へと挿入した。そして直後には、唾液と自身の愛液でしっかりと濡らされていたそこを、激しく腰を動かすことで責め始める。
途端にいぶきは甘い声を上げて悦んだ。二人が激しく腰をぶつける度、彼女は快楽に染まりきった顔で嬌声を上げる。
「あぅ、くぅっ――んはぁぁぁっ!」
「へぇ、二穴同時挿入か。クククッ、マンコとアナルにずっぽりディルド銜えこんでよぉ、ずいぶん嬉しそうに鳴いてんじゃねぇか」
「うん。マンコの締まりがよかったから、多分アナルも締まりがいいと思って、拡張したんだ。今じゃ両方突かれるのが一番反応いいよ」
「クククッ、アッハッハ! いい調子で進んでるじゃねぇか。それじゃあ他のは――あたしのお気に入りのエージェントちゃんはどうなった?」
「ああ、ヴァイパーか。あの人はあっち」
続けてゼロが違う方向を指し示す。そう言った次の瞬間には射精を始めて、エレナの膣内へと大量の精液をぶちまける。それをすべて受け入れた彼女は白目をむいて舌を伸ばし、「んほぉぉっ」と声を上げながら絶頂、そのまま失神した。
ゼロはずるりと肉棒を膣から出し、すぐ傍にいたジュリに抱きつきながら説明を始める。彼を抱きとめたジュリもまた微笑みつつ、そちらを見てさらに笑みを深める。
二人が見る方向には、黒いパンツスーツに身を包む赤毛の女が、サツキにディルドで犯されている光景があった。
ただ普通ではないところは、その赤毛の女、ヴァイパーは上から下まで服を着ているのに、布を切り取られた場所から両の乳首と秘所、尻の穴までを露出しているところだ。
「おお、中々趣味のいい格好してるじゃねぇか。服は着てんのに乳首勃起させて、マンコ貫かれてるなんてよぉ」
「あの人はジュリが言ってた通りにしたよ。三日三晩犯して、ザーメンまみれでアヘ顔してるとこいっぱい写真に撮ってさ、娘さんに送りつけといた。本人はいまだに俺たちのこと殺すって言ってるけど、毎日サツキに突かれてイキまくってるから説得力ないよ」
「クククッ、いいねぇ。あれでシングルマザーなんだもんな、あいつ。写真を見た娘がどんな顔してるのか知りてぇよ。近いうちにそいつもご招待してやらねぇとな――二人揃って裸にひんむいて、アヘ顔晒して喘ぐようになるまで犯しまくってやろうぜ」
「そうだね」
部屋の隅、右手と右足を縄で縛って、左手と左足を繋がれたヴァイパーは、自分で動けないままにごろりと転がされていた。その上から自身の膣にもディルドを銜えこんだサツキがのしかかり、乱暴に腰を振られて喘ぎ声をあげている。
獣のようにも思える声は歯を食いしばった口から聞こえており、悦ぶ声に混じって時折小さな呟きも聞こえる。
ジュリはその声を正確に聞きとって歓喜した。途端に股間を濡らした彼女はゼロを押し倒し、元気にそそり立つ陰茎を自身の膣に迎え入れる。
そのままジュリはヴァイパーへと目を向け、床に転がされて犯されながらも自分を見つめる彼女と目を合わせたまま、腰を激しく上下に振った。
呟きはまだ聞こえている。
「殺す……殺すッ……おまえたちは、絶対に――んあああぁっ!? ひぎぃ、くぅんっ、ころ、すっ――ああああああっ!」
「アハハハハハッ! やっぱ最ッ高だよあいつ! マンコぐちょぐちょにして悦びながら殺すとかって言ってんの! 殺せるわけねぇだろ、てめぇ如きによォッ! おいゼロ、あいつだけは絶対に孕ませろよ。あいつのガキはあたしが取り出してやる。そんでその後にあいつのガキが出てきた穴にあんたのチンポ突っ込んでよぉ、生まれたばっかのガキの目の前で犯してやるんだ。クックック、さすがのあいつも泣いて嫌がるだろうなぁ――あぁ、楽しみだ」
「んっ、んっ、趣味が悪いぞ、ジュリ」
「うるせぇ。こんだけの女ども犯して、調教してるおまえに言われたくねぇんだよ――あぁっ、んん、おら、もっと突きあげろ」
心身ともに強い快楽を得るジュリはゼロの両手を握って、リズムよく腰を上下させる。
そうしていると、ゼロはエレナを相手にしている時よりも声を大きくして感じ、幸せそうに頬を緩めていた。それを見るジュリもまた、幸せそうに笑う。もっとも彼女の場合は非常にサディスティックな笑みに見えるのだが。
陰茎で膣をほじくり、頬を緩めるゼロは突然、視線を流して別の方向へ目を向けた。そしてそちらに向かって声をかけるのだ。
それもまた報告の一つ。彼が調教した女をジュリに見せるための行動であった。
「ローズ、こっち来て。俺にマンコ舐めさせてよ」
彼が声をかけたのはやけに色っぽい雰囲気を持つ女性。
肉付きのいい豊満な肉体を多くの女の手で弄られ、膣の中には双頭ディルドを銜えこみ、同様に尻の穴にも銜えこんで、両手はそれぞれ一人ずつ膣から生えたディルドを扱いて、口の中にも深々と銜えさせられている。
親衛隊の隊長、キャミィを除けば一番最初に連れて来られたローズという女は、すでに心身ともにゼロへの忠誠心が溢れる女へと変えられている。裸になれと言われればいつどこでも裸になり、股を開けと言われればいつでもゼロの陰茎を銜えこむ。それが現在の彼女である。
故に、今まで数時間も親衛隊のメンバーに犯されていたローズはゼロに声をかけられると、彼女たちから解放されてすぐにゼロがいる場所へと向かっていった。
そして透明な液体を絶えず垂れ流す股を大きく広げ、スクワットをするかのようながに股でゼロの顔を跨ぎ、ゆっくりと腰を降ろした。
「どうぞ、ゼロ様。私のおまんこ、たっぷり可愛がってください」
ゼロの舌が伸び、何かを欲しがるようにパクパクと開閉する膣が舐められる。ローズの口からは小さな甘い声が出て、思わず目を閉じていた。
それでも彼女は微塵も動くことなく、腰をぴたりと静止したままゼロからの愛撫を受ける。
目の前で行われる痴態を見て、ジュリはより一層興奮して腰を速めながら、楽しげに両手を伸ばしてローズの大きな胸を掴んでいた。
「アハハッ、しっかり躾けられてるじゃねぇか。涼しい表情が剥がれて本性が出てるぜ、雌豚ッ。そんなに犯されるのが好きかよ、あ?」
「はぅぅ、はぁっ――す、好きですっ。物みたいに扱われて、上も下も、前も後ろもたくさん犯されるのが大好きですぅっ」
「アッハッハ、こりゃ傑作だ! あの冷静ぶってた奴がすっかり堕ちちまってるんだからなぁ! いいぜ、後でたっぷり犯してやるよ――ここにいる奴ら全員でな」
「うっ、ジュリ、もう――」
ゼロの動きがラストスパートに入り、すぐに射精が開始される。ゼロは目を閉じながらジュリの胸を揉み、ジュリは首と背を逸らして全身を震わせた。
絶頂が治まったのにはしばらくかかったが、二人はその後もまるで疲れた様子もなく動き出す。
ジュリは股の間から垂れ落ちる精液もそのままに、ベッドの上でへたり込むローズの頭を掴むと、自身の股へ顔を押しつけた。そのまま秘所を舐めるように命令し、かくかくと小刻みに腰を動かしながらゼロに言う。
視線はすぐに、入口付近で裸に剥かれ、二人の女によってねっとりとした愛撫を施されている少女へと向かっていた。
「ゼロ、こいつはあたしが遊んでやるからよ、あんたはお客様をおもてなししてあげな――初めてらしいから、壊さないように犯せ」
「うん、了解。キャミィ、こっちにおいで。いっしょに遊んであげるから」
「は、はいっ」
裸でベッドを降り、尚も雄大な姿を誇る陰茎を揺らす彼は、ゆっくりとなぶられる少女へと近付いて行く。それに続いて、今までは親衛隊のメンバーに愛撫を施していたキャミィが続き、もじもじと体を揺らしながら頬を赤らめている。
二人はすぐに彼女の下へ到達し、二人の女に遊ばれるさくらは、顔を真っ赤にしたまま裸体を隠そうともせず、蕩け切った目をぼんやりとゼロに向けている。
彼の陰茎が、さらに固くそそり立った。
「エネーロ、準備は?」
「すでに整っております、ゼロ様」
「よし、ならもう始めようか。二人はさくらへの愛撫を続けろ。キャミィ、俺の後ろに来い――あとはわかるな?」
「は、はい」
腰の位置を正して、サンタムに背を預けて控え目な胸を揉まれながら、エネーロに唇を奪われるさくらの膣に、ぴたりと亀頭が触れる。それだけで感じられる水気は挿入には十分なほどで、ゼロは無表情のままに頷いた。その背後ではキャミィが四つん這いになって頭を下げ、ゼロの尻の穴に狙いをつけて舌を伸ばしている。
挿入が開始され、膨れ上がった亀頭がずぶりと膣へ入り込んだのはそれからすぐのこと。
さくらは驚きで目を見開き、しかし口内に舌を這わされているせいで声をあげられず、両手両足をじたばたと動かしながら、それでも侵入してくる肉棒をすんなりと受け入れていた。
そのあまりにもきつく締め付けてくる感触に、ゼロは思わずため息をついた。
「はぁ、うっ――きついな。でも意外と具合がいい」
「いやぁっ、うぅ――いやぁぁ……」
ゆっくりと奥まで進み、もうこれ以上入らないという地点まで辿り着くと、ゼロはそこを小刻みに突きながら呟く。感情がないように思えて、どことなく熱っぽさが感じられる声だ。
しかしそれに対して、さくらは目に涙を溜めて嫌がるように首を振っている。頬や首筋に舌を這わすエネーロに唇を与えないようにと逃げつつ、あまりにも弱弱しい抗議の声を出しているのだ。
それでもゼロは腰を止めず、彼女の状態を気にすることなく膣内を抉っていく。ずぷずぷという動きに遠慮はなく、やさしくするよう心がけていてもさくらを人とは思っていないかのようだった。
キャミィに尻の穴を舐められながら、小刻みな動きは続く。すると時間が経つにつれて、さくらの表情も変わっていった。
「あぁ、んぅ――いやぁっ、はぁぁん」
「気持ちよくなってきた? そのまま任せていい。気持ちよくなってもいいよ」
「ふぅぅん――はぁっ、んんっ、やぁぁ……」
否定しようとする意思は完全に消えていなかったが、彼女は初めから快感を得ていた。
声には甘さが混じり、自分では触ったこともない場所に他人の手が触れる度、なぜかびくんと震えてしまう電流のような何かが全身に走り、男の象徴が腹の中で動く度、体の芯から響き渡る感覚がある。
生まれて初めて与えられるその感覚に酔いしれるようになるまで、さほどの時間もかからなかった。
いつしかさくらは、何も考えられない状態で自然と腰を動かしており、更なる快感を得たいと思うようになっていたのだ。以前は特定の誰かに向けられていたはずの憧れや淡い感情、それすらも瞬く間に溶かされて。
「あぁ、はんっ、んやぁ――きもち、いぃ……」
女としての快感を知らぬ少女を女に変えることは、もはやゼロにとって難しくはなかった。
正しくは、ゼロが存在するジュリの一派にとっては、なのだが。
「はぁっ、んんっ、だめっ……なんか、なんか変だよぉ――頭がぼーっとして、体が、言うことをっ」
「それでいい。すべてを俺に預けるんだ。そうすればもっと、おまえは高みへいける――人間としての進化を果たせる」
「んんっ、んんっ、んんんっ――し、しん、か……?」
小さな呟きと共に、腰が大きく引かれ、直後に固い肉棒が奥まで一気に突き出される。
先程までのような甘く、淡い感覚ではなく、全身を貫かれたかのような絶大な衝撃。それはまぎれもなくゼロからさくらへと与えられ、彼女は目を見開き、舌を伸ばして悲鳴をあげる。
そんな中でもゼロの呟きは続き、彼は快楽に取り込まれようとしているさくらを、更なる深みへ引きずり込もうと声を発した。
「俺が連れて行ってやる。誰にも行けない、俺たちだけが知る地点へ。すべてを解放して、俺に身を委ねろ――俺たちはもう心と体で繋がった仲間なんだから」
「な、かま、に――んんっ、あっ、あっ、あっ、あぁっ――!」
最初はゆっくりと大きなストロークを見せていた動きも、だんだんと荒く、速くなり、最後にはぶつかるかのような動きでさくらを責め立てた。
二人の気分はどんどん高まり、同時に意思が一つになるかのように、二人の体は自然な動きで同調していく。
「さくら、イクぞ。俺のすべてを受け止めろ――おまえも自分自身を解放しろっ」
「うんんっ、はぁぁっ、あはぁぁぁっ!」
そうして二人は絶頂した。
ゼロの陰茎からは大量の精液が飛びだし、さくらの膣内を白く汚していき、肉の壁は嬉しそうに動きながらそれを受け止めていく。
この時さくらは、生まれて初めての絶頂を体感していた。目をぎゅっと閉じて、全身を震わせ、足は指先までピンと伸ばして自身の中に出された物を感じ、これまでになかった感覚に酔いしれる。
しばらく経って落ち着いた後、さくらは自分の中にある熱い物を腹越しに撫でながら、だらしのない笑みを浮かべていた。
しかしゼロはその笑みこそ美しいと思うのだ。口の端からはよだれを垂らして、目はとろんと呆けており、自我すら忘れて快楽に気をやった哀れな女。それこそが人間の極致であると。
ゼロは再び腰を動かし、途端に悦び始めたさくらの唇を舐めながら、またも快楽に酔っていく。
「さくら――おまえはもう、俺のものだ」
「はぃぃ……わ、私は、あなたのっ――あなたのものですっ」
ぐちょぐちょと音が鳴るたびに透明な液体がぴゅっと飛びだし、腰は自然と浮き上がる。二人はまた息の合った動作で快楽を貪り、お互いの肉体に刺激を与えていった。
そんな最中に、声がかかる。
「キャミィ――おまえは俺のなんだ?」
いつの間にかゼロの後ろで自慰に励んでいたキャミィが、その言葉を持って我に返る。
ただ一つの物しか求めていないその瞳にはゼロしか映っておらず、答えはすぐにも口を突いて出た。
「わ、私は――ゼロ様のものです。どうか、あなた様のお情けを――」
「良い子だ。なら、俺から見える場所に来てオナニーしろ。さくらに二発目を出したら、次はおまえだ」
「はいっ」
そう言われたキャミィは立ちあがり、ゼロの前方へと移動する。サンタム、エネーロに囲まれながらさくらを責めるゼロは、最初から激しく腰を動かしながらもその姿を見て、すぐに呟く。
「キャミィ、服を脱げ――何も隠さずに、そこに立ったままオナニーしろ。ちゃんと足も広げてな」
「はい――どうか、私のオナニーをご覧ください……!」
興奮した面持ちで、キャミィは自身が纏う半透明のボディスーツに手をかける。
卑猥なボディスーツは初めから彼女の乳首や秘所、隠すべき場所を他人に見せつけていたが、それを脱ぐとまた見方が変わる。しなやかさを感じさせる筋肉に覆われた肢体を露わにし、すべてを脱ぎ去ったキャミィはかぶっていた赤いベレー帽も床に置き、一糸纏わぬ姿となった。
その状態で足を開き、見えやすいようにと腰を前へ突き出しながら、ゆっくりと秘所に指を這わす。そこはすでに潤っており、人さし指が触れただけでくちゅりと音が鳴った。
キャミィはうっとりとしたため息をつき、さくらの口内を舐めまわしながらもじっと目を離さないゼロに目をやり、ぶるりと体を震わせた。
「はぁっ、はぁっ、ゼロ様、ゼロ様っ――あなた様が欲しいっ、早くここにぶち込んでほしい――!」
「んぅっ、むふぅ、ふむぅっ」
音を鳴らしながら腰がぶつかり、唇が合わさった二人の限界はどんどん高まる。
結果、しばらくの結合を経て再びゼロは射精を行い、処女を失ったばかりのさくらに二度目の膣内射精を終えた。
「んんん~~っ!」
ビクビクと震えて絶頂し、直後に気を失ったさくらを他の二人に与え、そのまま犯すように告げると、ゼロはまたも移動して他の女に手を伸ばした。
伸ばされた指が侵入した膣は、やはりキャミィのものだ。
「はぁんっ――ゼロ様っ」
「キャミィ、このままするぞ。股を開け」
「はいっ――」
二人は立ったまま向かい合い、お互いに腰を突き出して体を一つにした。ずぶずぶと肉の壁を突き進む肉棒は固く、熱く、さっきまでとは微塵の違いもない。
そのままゆっくりと性交は開始され、焦らすような速度で肉棒が出入りを繰り返す。
キャミィは悦び、ゼロは息を荒くする。ぐちゃぐちゃと卑猥な音が鳴り響く中で、室内の温度は一層高まったかのようだった。
部屋の中央にあるベッドで、股を大きく開いたローズの膣を双頭ディルドで犯すジュリは、そんな彼らを見てにやりと笑う。
「ククッ、だんだん盛り上がってきたなァ――それじゃあそろそろお楽しみのパーティーでも始めるとしようか。どいつこいつも、自分を忘れるまで犯しつくしてやるよ」
◆
ジュリの命令によって、新たなメンバーが一堂に横一列で並べられた。
誰もかれもが裸で、腕は鎖のついたベルトで拘束され、足は広げられるようにと地面に固定された足かせに繋がれ、女たちは四つん這いで尻を並べていた。
一番左にはぐしょぐしょに濡れた秘部を晒すポイズン。その隣に精液を垂れ流すエレナ。尻穴にディルドを銜えこんだままのいぶきが続いて、全裸に剥かれてギャグボールを噛まされたヴァイパーも並ぶ。その隣には挑発的に尻を小刻みに振るローズもおり、新参者のさくらも並んで、一番右にはキャミィがいた。
その後方では膣に双頭ディルドを装着した親衛隊メンバー十二人が並び、彼女たちもまた全裸の状態で股を濡らしている。
そして彼女たちよりも一歩前に、股間を屹立させたゼロと、その肉棒を愛おしげに撫でる裸のジュリがいた。
「壮観な眺めだろう? これが全部、あんたのためのケツだよ――さぁゼロ、犯したい奴から犯しな。イカせるのもイカせないのも、中出しする奴も使わない奴も、全部あんたが決めていい――こいつらの生殺与奪はあんたが握ってるんだよ」
「そうらしいな」
「あぁ、そうさ。それじゃあ始めよう――楽しい宴の始まりだよ」
ゼロはゆっくりと歩き出し、まず最初の獲物に目をつける。
自身の手で握った肉棒を差し込んだのは、最も自分たちに対して攻撃的な姿勢を持ち続ける女、ヴァイパーだった。
「んむぅっ!」
「クククッ、まずはそいつか。いいねぇ、そろそろ従順になってくれなきゃ困るからな。たっぷり犯してやれ」
口答えをしないようにとギャグボールを噛まされた口から、大量のよだれと共に悦びの声があがる。彼女は自分に嘘をついているだけで、肉体はすっかりゼロのものに成り変わっているのだ。
亀頭が肉壁を抉る度、子宮口を叩く度、彼女の口からは嫌がる声ではなく、喘ぎ声としか思えないくぐもった声が聞こえてきた。
ゼロは最初から思いっきり腰を振って膣を叩き、背を逸らす彼女を犯し続ける。その動きに連動して、陰茎を包む肉の壁は嬉しそうにぐねぐねと動く。
言葉を発せないこともあって、ヴァイパーの態度が堕ちるのはすぐのことだった。
「んむぅ、んんっ、んんぉっ」
しかし、悦びが続いたのも束の間。ゼロはすぐに彼女の尻から離れると、ずるりと勃起したままの陰茎を取り出した。
そしてすぐ横にあるいぶきの尻に近付き、尻に刺さったディルドを手で掴みながら、肉棒を突き刺す。
前と後ろ、両方の穴を刺激されるいぶきの背は、瞬く間に反り上がって絶頂を告げる。口から飛び出す声もまたそれを示していた。
「あっ、はっ――あぁぁぁっ!」
「くぅ、やっぱりきついな。いいマンコだ」
またしても勢いよく腰を振って肉棒を前後させ、浅ましく叫ぶいぶきを責める。そうするゼロの姿には幾分余裕がなく、直前までヴァイパーを責めていた影響が濃く出ていた。
そして彼女の膣がかなりきついことも相まっている。
さほど時間もかけずに射精は開始され、いぶきの膣内を白い液体が満たしていった。
「あぁぁぁっ!」
部屋中に響く大絶叫。いぶきは手と足を拘束する枷に繋がる鎖をガチャガチャと鳴らし、背を逸らして天を見上げながら絶頂した。
その後、いぶきは体から力を抜いて倒れ、目を閉じた。気を失ってしまったのだろう。
ゼロの陰茎がゆっくりと抜き取られ、別の獲物に狙いをつける。その間にジュリはいぶきの拘束をはずし、眠る彼女の体を軽々と抱えた。
「やれやれ、こいつは脱落だな。たった一回で気をやっちまうとは使えねぇなぁ――おい、おまえら」
ジュリは立ち並ぶ親衛隊に近付いていき、腕の中に抱えていたいぶきを放り投げて、彼女たちに渡す。
「調教のやり直しだ。しっかりとゼロの相手が出来るように、こいつを仕込み直せ」
「「「御意」」」
全員が頷き、十二人が同時にいぶきを床に押し倒して動き出す。全員が協力して役目を果たし、彼女の体を弄り、ゼロの相手が出来るようにと肉体と精神を作り変えるのだ。
親衛隊がそうしている間にも、ゼロの動きは続いている。一番端にいるポイズンの膣の中を味わいつくし、最も浅ましい姿を見せる彼女を突いていた。
「んほぉぉっ! しゅごいぃぃっ! ゼロ様のおちんぽっ、最高なのぉぉっ!」
「おお? アッハッハ、こりゃいいや。あのサディスト気取りがすっかりただの雌豚だァ。ゼロ、そいつは後であたしに寄こせよ。本格的にぶっ壊してやるから」
「あんまりやりすぎるなよ、ジュリ。こいつだって具合はいいんだから」
「わかってるよ。心配すんな」
「あはぁぁっ! んんんっ、んおぉぉっ! ひぎぃぃぃ!」
尻と腰とがぶつかり合い、パンッパンッと肉の音が鳴り響き、ポイズンの悲鳴にも似た嬌声が響いた。
両手を伸ばしたゼロは彼女の巨乳すらも楽しみ、力を込めてぐにぐにと形を変えて遊びながら、必死に腰を振るう。
しかし彼が限界を迎えるその前に、長時間、長期間に及ぶ放置プレイを続けられていたポイズンの方が先に限界を迎え、彼女だけが絶頂した。
「んひぃぃぃぃぃっ!!」
「あ、イッちゃった」
「あーあー、使えねぇなぁ、アバズレ女。男をイカせることすらできねぇのかよ」
ビクビクと全身を痙攣させ、白目をむきながら舌を伸ばして絶頂するポイズン。彼女もまたすぐに肉棒を抜かれ、ジュリの手によって自由にされる。
そしてその後は、乱暴な手つきでベッドに運ぶジュリの手で、気遣いの無い手つきで荒々しく愛撫を施されるのだ。
「あぁぁっ、はぁぁっ!」
「こっちはもらったぜ。後はお好きにどうぞ、ボス――まぁ言われるまでもねぇと思うけどよ」
再び、ゼロの狙いは変わった。ジュリとポイズンによる淫靡な声を聞きながら、次に狙われたのは小麦色の尻を掲げる、エレナだ。
濡れそぼった膣に固い肉棒が押し入り、激しく腰を振る。幾度か続く我慢により、彼の限界は間近だった。
それでも彼は全力で腰を振り続け、笑顔で悦ぶエレナを高みへと連れていく。
「あんっ、あぁっ、はぁっ、んあぁぁっ!」
そして限界を迎えたその時、ゼロはすぐさま肉棒を抜いてそこに指を突きいれ、急いだ動きで肉棒を別の膣へと突きさした。
指で絶頂させられるエレナとは少しだけ距離を置いて、肉棒を突きいれられ、その瞬間に射精されたのはヴァイパーだった。
二人分の絶叫が、淫らな声に満ちる室内に響き渡る。
「あぁっ、んあぁっ、あぁぁぁっ!」
「んほぉぉぉっ! ほぉっ、んむぉぉっ!」
ひどい痴態だ。二人は獣のように声をあげて絶頂し、ぐったりと体を横たえる。
それをまた親衛隊の何人かが拘束をはずし、自分たちが控える方へと連れていく。そちらではすでに囲まれたいぶきが絶え間ない愛撫を続けられ、悲鳴にも思える嬌声を続けている。
続いてゼロはさくらの膣へと突きいれ、同時に両手を左右に伸ばして、女たちの秘所へと指を突きさした。
さくらの声に遅れること数秒、ローズとキャミィもまた悦びの悲鳴をあげていた。
「うあぁんっ! あはぁっ、ふぅぅん……!」
「あぁっ、ゼロ様っ」
「うぅ、ふっ――はぁっ、ゆ、指がっ……」
両手の指を巧みに動かして膣を掻きまわしながら、陰茎を使ってさくらを責め立てる。三人同時に相手をする様はいっそ壮観ですらあった。
特に反応がよかったのはさくらだ。ただでさえ初めての性交を経験したばかり、その上で激しく動きまわる肉棒を銜えたというのであれば、すぐに気をやってしまうのは当たり前である。特に彼女自身の感度が高かったことも関係しているだろう。
さくらはあっという間に絶頂し、顔を俯かせて目をぎゅっと閉じると、拳を握ってうめき声をあげた。しかしそれでもゼロは腰を止めず、さくらの膣を突くのをやめなかった。
「あぁっ、んんっ、イッた――もうイッたからぁ……んあぁっ!」
「はぁっ、あぁっ、ゼロ様、私にも早く、そのおちんぽを――」
「あっ、あっ、んっ――ゼロ様っ、ゼロ様ぁ……」
三人の嬌声がリズムよく連動し、室内には様々な女たちの声が入り混じっていた。そしてそれらがすべて、快楽に染まりきった声なのだ。
部屋の至る所で裸の女が好き勝手に動き、互いに快感を与えあって鳴いているのだから、ひどく淫靡で、常識とはかけ離れた場所である。
それを生みだした大きな要因は、新たな肉体を精神を持って生まれ変わった、ゼロという少年。
何度目かもわからない絶頂を得たさくらの膣内に、大量の精液を吐き出す彼こそが、この場を支配する存在であった。
「うぁぁぁっ、あぁぁぁっ!」
全身を震わせて、直後に気を失ったさくらをそのままに、ゼロはローズの膣に肉棒を挿入した。その瞬間に彼女は背を逸らして首を上げ、瞳を潤ませながら絶頂したようだ。
それでも腰の動きは止まらず、ずぶずぶと深くまで亀頭が押しこまれていく。そのまま激しい律動が続き、二人の快感は即座に高まっていく。
しかし射精するその瞬間、ゼロの陰茎は勢いよく抜き取られ、直後にローズの尻の穴へと亀頭を埋め込んだ。
彼はそこで精液を吐き出し、腰を震わせながら奥まで自身の子種を注ぎこんでいく。それを受け止めたローズもまた何度目かの絶頂を感じ、吐きだされるすべてを受け止めた。
「んんんぅっ、んんんんっ――あはぁぁっ」
体の力を抜いたローズは、尻だけを掲げた状態で腕の力を抜き、地面に頬を寄せる。掲げられた尻の穴からは、ドロドロと白い濃厚な液体が垂れ流れていた。
まだ相手をされていない女は一人だけ、ゼロはそちらの方向へ向かう。その間に親衛隊がまたも訪れ、さくらとローズもまた彼女たちに連れて行かれた。
最後に残ったキャミィの下へ着くと、彼は即座に肉棒を挿入して腰を振り始めた。途端にキャミィは笑みを浮かべながら甘い声を出し、彼の動きに合わせて快楽を貪る。
誰よりも積極的で、誰よりも快楽に染まった姿だった。
「あぁっ、んんっ、ゼロ様っ――あっ」
「ハァ、ハァ、キャミィ――」
腰が前後する度に快楽は肉体に溜まり、何度も射精しているはずの陰茎はまたも限界へと高まっていく。
それもまたシャドルーによる人体改造の賜物なのだが、本人がそれを理解している様子はなく、また知る必要のないことでもある。
彼にとって最も大事なことは、ジュリから与えられた仕事をこなすこと、つまりは、女を抱いて快楽に染め上げることなのだから。
「あぁっ、ゼロ様っ、もう、もうっ――」
「ああ――イクぞ、キャミィ。おまえもイケ」
「は、はぃぃ――んんっ、んんっ、んっ」
そして射精が始まり、もはや数え切れないほど繰り返された膣内射精が行われた。どくどくと流れ込む精液が、キャミィをさらに堕ちさせる。
これですべての女を絶頂させ、多くの女に精液を分け与えた。そうした事実もあって、立ちあがったゼロは辺りを見回し、恐ろしさすら伺える痴態を眺め始める。
ジュリは一方的にポイズンの肉体を嬲り、嘲り、弄り回して籠絡させている。キャミィ以外の女たちを連れ去った親衛隊は自身が銜えこんだディルドを使って、或いは手や口を使って激しい愛撫を施し、多くの嬌声を生みだしている。
まるで淫魔が実在するのではないかと錯覚してしまうような光景だ。
それに満足したゼロは皆に聞こえる声を発して命令を送り、手を触れさせることもなく肉棒を大きくさせる。
「親衛隊、ここに尻を並べろ――次はおまえらだ」
「「「は、はい」」」
「お、いいねぇ。じゃあ他の奴らはあたしがもらうぜ――親衛隊、そいつらもこっち持ってこい」
ゼロの命令により、またジュリからの指令もあって親衛隊は動き出した。
自分たちが犯していた女たちを全員、ベッドの上に横たえ、自分たちは膣からディルドを抜いてから、地面に四つん這いになって高く尻を掲げる。人種も、国籍もバラバラな女たちが十二人、肌の色も様々な尻が十二個並ぶ。
まずゼロは一つ一つ、やさしい手つきでその尻を撫で、十二人全員が期待に満ちた様子で尻を振るようになるまで待った。
それから自分の肉棒を掴んで、どこから狙おうかと先っぽを彷徨わせつつ、薄い笑みを浮かべる。
「さぁ、おまえたちも自分を解放しろ――俺がその手助けをしてやる」
そう呟くゼロを見つめる、ベッドの上で複数の女たちを弄ぶジュリは楽しげな笑みを浮かべ、巧みな指使いで女たちを鳴かせながらも呟いた。
「クククッ、言うようになったじゃねぇか――そろそろ最終段階に進めてかねぇとな。まぁその前に、おまえらをきっちり調教してやらねぇと」
淫靡な宴はまだ終わらない。