いつの頃からか、いずれこうなるのだろうと予感していた。
言ってしまえばジンさんの決断が鈍るかもしれないし、パイモンは口を滑らせるかもしれない。誰にも言わずに一人でそう思っていただけだ。
以前のジンさんは、責任感が強くて、どんな些細な事情でさえ自分一人で抱えてしまい、まず間違いなく許容量を超えていたのだと思う。少し前にやつれている顔を見た時もそうだったけど、思い返せば、初めて俺たちと出会った時もどこか余裕がないように見えた。
凛とした雰囲気を纏って、完璧に見える彼女になぜか違和感を覚えたのは、きっと疲れを見せまいとしていたからなんだろう。
常に気を張っている彼女は、仲間に恵まれていて信頼もしているんだけど、あまり他人を頼ろうとはせずに自分で解決しようとする悪癖がある。
きっと自分ではどうしようもないことなのだろう。頭ではわかっているのについつい自らが動こうとしてしまう。そう言っているのを聞いたことがあった。
だったらせめて、俺のことは頼ってください。
好きな時に呼んで、好きに使ってください。
俺は栄誉騎士だから、良くも悪くも他の騎士とは違います。ずっとあなたの味方ですから。
きっかけはあの言葉だったのかもしれない。
もちろん冗談なんかじゃない。何の根拠もないけど俺は本気でそう思って、辛そうに感じる瞬間があるのに、俺たちには決してそれを見せようとしない彼女を心配して、何か力になれたなら。そう思ったから気付けば口に出していたのだ。
傲慢に思われるかもしれない。でも、俺はジンさんを助けたかった。
こんなことになるなんて想像もしなかったけど、結果的に力になれたみたいで良しとする。
俺は、ジンさんの体を両手で支えて、ベッドの上にゆっくりと横たえた。
風呂場を出た後、俺たちは服を着ずに裸のまま移動して、いよいよ事を始めようとしている。
ジンさんは借りてきた猫のように大人しい。抵抗はまるでなく、俺のすることに従順に従おうとしている。その姿は、国を守る騎士というより、一人の女の子のようだった。
「その、私は……初めてなんだ」
わかってます。そう伝える。
あまりにも真面目過ぎる彼女はきっと、誰かに惚れたり、心を奪われたりする暇も惜しんで、己の役目に没頭し続けたのだろう。
そのストレスが爆発したことで近頃の奇行になっているに違いない。あれをやりたい、これをやりたいと次から次に提案してくる姿から、よっぽど抑圧されていたのだろうと感じている。
それも今日で変わる。
扉を開けた時、ジンさんがどうなるのか、全く予想できない。
楽しみでもあるし、怖くもある。いざ、その扉を開きに行く。
「あっ……できれば、乱暴にしてくれ……抵抗するから、私を押さえつけて」
恥じらった顔でそんなことを言われる。
まあ、うん。今まで通りと言えばそれまでかもしれない。
頷いた後、俺は彼女の唇を無理やり塞いだ。ジンさんは目を見開いていた。よくよく考えてみれば唾液を飲ませたことは多くてもキスをしたのは初めてかもしれない。両手首を掴んで力で押さえ込み、本気で抵抗されると俺でも逃げられてしまうかもしれないけど、気分が大事なのか、本気を出していない様子のジンさんは俺の下から抜けだせなかった。
実を言えば、俺はキスの経験がほとんどない。戯れとストレス発散のためにパイモンの唇を無理やり奪ったことがあるが、言ってみればそれだけだ。
どうすればいいかはわからないけど、興奮している今なら考えずとも動ける。
ジンさんは全て俺に委ねていた。自然と俺が動くのは当たり前だった。
唇を強く押しつけてから、舌を使って口の中に割り込み、唾液を流し込みながら舌を絡める。目尻に涙を溜めるジンさんは苦しそうだったけど、絶対に口を離さなかった。苦しんでいる方が喜んでいるのは経験で知っていたからだ。
唇を撫でて、舌を絡めて、歯列を確認して、とにかく唾液を注ぎ込んだ。
抵抗が無くなるまでキスを続ける。しばらくじたばた動いていたけど、やがて諦めたようにジンさんは動かなくなる。ぽーっとした顔で呆けていて、俺が唇でちゅううっと彼女の舌を吸っても反応は無い。押さえる必要がないくらい力が抜けていた。
もう押さえる必要がない。両手が自由になった。
欲望のままに胸を掴む。遠慮はいらないと言われているのだ。それにこうなってしまった以上、何もしない方がジンさんのためにならない。
以前から気になっていたけど、ジンさんの胸は大きい。本当はずっと触れてみたかった。
柔らかくてもちもちして、手に吸いつくような感触。力を入れれば入れた分だけ動く。ぷるぷると揺らしてみてもなんだか愛らしい。
俺は狂ったように胸を揉む。ジンさんは恥ずかしそうにしている。多少乱暴な手つきで衝動のままに力が入っているからか、確実に嬉しそうではあった。
「あぁっ、そんな……んんっ、あっ。は、激しい……!」
そうしろと言われているからなんだけど、細かいことは言いっこなしだ。俺は今、猛烈にジンさんの役に立っている。
それはそれとして、俺の限界はすでに決壊していた。
どうやら多少の無茶は許してもらえる、いや、求められているので、その通りにしなければならないという使命感に燃えている。ただそれだけだ。
一度やってみたかった。ジンさんの顔を跨いで腰を下ろす。ギンギンに反り返ったちんぽで唇を割り、奥まで押し込む。温かくて柔らかくて、驚くほど気持ちがいい。くぐもった声が聞こえてくるけどそれでいいようだ。本気の抵抗はなくて、ごえっと吐きそうになりながらも俺のちんぽに舌を押しつけてくる。それが嬉しかった。
俺はジンさんの顔の上で腰を振り始める。本当はおまんこにするみたいに、奥までぐっと押し込んでから引き抜き、また押し込む。思わず頬が緩むくらい、これが俺の至福だった。
「うわぁ……だ、大丈夫なのか? ジンが苦しそうだぞ」
大丈夫だ。ジンさんはこれを望んでいるんだ。苦しいから喜んでる、はず。
もう自分の意思では腰を止めることができなかった。ジンさんの声を聞きながら必死にちんぽを出し入れする。気持ちよくて今にも出てしまいそうだった。
パイモンが空いてるから捕まえる。俺の口も空いていた。なのでキスをする。さっきジンさんにしたみたいに舌を差し込んで、絡めて、唾液を啜りあげる。
驚いているみたいだけど前にもやったことがある。じたばた抵抗しているけれど、押さえ込むのは難しくない。こっちは本気の抵抗だけど抱き込んだ。
きつく抱きしめて深くキスする。パイモンの表情も変わって、だんだん力が抜けてきた。
上はパイモン、下はジンさん。今、とてつもない快楽の坩堝に居る。
口を塞いだから二人とも文句を言えなくて、今や俺の独壇場だ。
「んんっ、んんむぅ、んろっ、んひゃあぁ……!」
「おごっ、ぐっ、ぐむっ、んっ……! ごっ、うぅ、ごえっ」
流石に苦しそうかなとは思う。けど、残念ながら勝手に動く体は止められない。
一度も引き抜かずに腰を動かし続けた俺は、すぐにイッた。
精子が出る瞬間、口の中から引き抜いて、ジンさんの顔にぶちまけた。そうしたことがあるわけじゃないし指示されたわけじゃないけど、よかれと思っての行動だ。もちろん俺がそうしたいという気持ちがあったからなのだが。
俺の精子でべっとり顔を汚したまま、ジンさんはうっとりした顔で呆けている。細められた目は力のない様子で俺を見ていて、恨むどころか褒められている気がした。
出したばかりのちんぽを、もう一度ジンさんの口の中に突っ込む。無理に押し込むと彼女はすぐに舌を絡めてきた。予想通り、お掃除フェラをしてくれるらしい。
心地よい瞬間だ。噂には聞いていたけどここまでとは。
俺も多分ダメな顔をしていたんだろう。腕の中に居たパイモンが少し呆れていた。
「おまえもジンに影響されてるなぁ……気付いてるのか? 今結構ひどいことしてるぞ」
そんなことはない。ジンさんは喜んでるんだから。
俺のちんぽをおいしそうに舐めてしゃぶってすすってるんだからひどいはずがない。いっそのことずっとこうしていたいくらい気持ちよかった。それもこれも、俺の行動にジンさんが満足してくれているからだ。
「おまえも変わっちゃったよ……そんな奴じゃなかったのに」
うるさい。エロい美人を前にすると男は誰でもこうなるんだ。
もうしばらくはしてほしかったけど、いつまでもフェラされていては次に行けないので、俺はまた無理やり引き抜いた。ジンさんはあっと声を洩らして寂しげな顔をした。
その表情がすぐに変わることはわかっている。
俺が彼女の足の間に入って無理やり広げさせると、ジンさんは驚きながらも頬を緩ませた。
一度出したくらいで満足するはずがない。ギンギンに硬くなった俺のちんぽは、お掃除フェラのおかげですでに臨戦態勢で、ジンさんのおまんこは触ってもいないのにびちゃびちゃだった。
当然、これからすることは一つしかない。
パイモンを片腕で抱いたまま、自分の手でちんぽを支えて、おまんこに擦りつける。きっと挿れても大丈夫だろうけどつるっと滑って中々入らない。愛撫をしていないからか? いや、でもこんなに濡れてるならきっと大丈夫なはず……。
焦らすつもりはないが、何度も擦りつけているとジンさんが大きな声を出した。
「あぁっ……は、はやく、ぶち込んでくれ。慣らさなくていいから、今すぐねじ込んで壊れるくらい激しく突いてくれ! お願いだ……」
俺は、何も考えずに腰を前へ突き出し、ジンさんのおまんこにちんぽをぶっ刺していた。
強い抵抗を感じるけど一気に奥まで入り込む。息を詰まらせたジンさんだが、全身をビクビク震わせていて、目を見開いて大口を開けた状態ながら、悪い反応ではない。ひょっとしたら痛みを感じていたかもしれないけど、その痛みさえも含めて喜んでいる姿だった。
そんなことを言われて我慢できるはずもない。
乱暴に腰を振り始める。ちんぽを出し入れして、おまんこからぐちゅぐちゅと音がしていた。ジンさんの腰は痙攣するみたいに勝手に動いているし、声を出す余裕もない反面、おまんこがどんどん濡れてきてぴゅっと少しずつ体液を噴き出し、シーツを濡らしている。
まさかこんなに反応が良いとは思わなかった。おそらく、残念なことに俺のちんぽがとても良いというわけではないんだろう。気遣いもなく思いっきり欲望をぶつけているから喜んでいるのだ。
「んんっ、んんふぅ……! おおっ、おほっ、おっ……!」
「うわー……ジン、大丈夫なのか? き、きもちいいのかな……」
気持ちいいんだと思う。きっと。
本人に確かめようにも会話する余裕もないみたいだし、またあとでになりそうだ。でも答えは聞くまでもないような気がしてならない。だからこそ俺も止まらなかった。
「ああっ、かはっ……そ、こぉ……! 奥っ、いぃ……!」
奥まで突っ込んでガンガン突き上げるのが気に入ったらしい。俺はといえばあれこれ考えてるけど実は余裕なんてなくて、自分が何をしているのかもよくわかっていない。でもジンさんの声を聞いてできるだけ奥を突こうと気をつけた。奥の方まで入れたまま、小刻みに連続してノックする。ビクビクするジンさんはよだれを垂らすくらい感じていた。
なんだかもう、ずっとイッてる感じがして、ひょっとして俺はずっと垂れ流しなんじゃないかと不安になったりする。ジンさんの股から出てくるこれは、彼女が感じているからじゃなくて実は全部俺の体液なんじゃないかとか。多分違うだろうけど、感覚がバカになってる。
とにかくずっと腰を振っていた。それしか知らない動物みたいに、ちんぽを出し入れして、ジンさんが声を弾ませるのをずっと眺めている。
だんだんパイモンの声も聞こえなくなって余裕が失われるのがわかった。
お風呂に入っている時、そうなると決まった瞬間からいざ始まるまでの間、あれをしようこれをしようと考えていたのに、そんな希望は全部忘れてしまっている。覚えていてもきっと実行なんてできなかっただろう。
今はもう、自分の体に全てを委ねるだけだ。
「んんああっ! はぅ、くぅ……! んっ、んんっ、あっ――!」
「うおおおっ……なんだかすごいぞ。苦しそうなのに、気持ちよさそうだってわかってきた」
気付けば俺は、勢いよくちんぽを抜いていて、その瞬間に精子が飛び出していた。ジンさんの胸とお腹に降りかかって、二人とも息を切らしてぐったりする。
すごくよかった。気持ちよかった。満足だけど、物足りないくらいに。
ジンさんは自分の肌を撫でて、俺の精子を指で掬いあげる。それを口元に運んで、おいしそうに舌で舐め取った。
普段とはまるで違う、妖艶な表情と潤んだ瞳で俺を見つめて、明らかに誘うつもりで静かに足を開いていく。ぴったり閉じた若々しいおまんこは、ちんぽを求めてぱくぱくしていた。
「もっとぉ……もっとぶっかけてほしい」
もちろん応じないはずがなかった。
両足を掴んで、まんぐり返しの状態でちんぽをぶち込む。奥までずっぽり押し込んで、ジンさんの嬉しそうな悲鳴を聞いた。
ぷしゅっと噴き出す愛液を浴びながら、我武者羅になってちんぽで掻き回す。おまんこの中は俺を離すまいときつく締めつけてきて、奥へ奥へ呑み込もうとするかのようだった。
普段のジンさんとはかけ離れたその姿は、見慣れることがなく、意外に可愛らしい、たまに獣のようになる喘ぎ声に興奮する。
出したばかりとか、関係ない。硬いままのちんぽがさらに硬くなるような気すらする。
もう言葉は必要なかった。
ジンさんが必死に喘いでいて、俺は喋る余裕なんてなくて、パイモンは絶句している。ちらっと顔を確認したら真っ赤になって俺たちが繋がっている部分を凝視していた。
そうだ、俺たちは一つになっている。意識するともっと頭が茹るようだった。
「あんっ、あんっ、あんっ! おぉ、おほぉ、いいぃ……!」
苦しそうな体勢なのにジンさんはちっとも辛そうじゃなかった。逆にそれがいいのか、弾むような声は普段にも増して生き生きしている。
見つめ合ったまま、腰を上下に振って、覆いかぶさるように何度もちんぽをねじ込む。
ジンさんの表情に余裕はなく、それでも薄い笑みが浮かんでいた。
「かけ、てぇ……! 全部、私に……もっと汚してぇ……!」
甘える声で呟かれて、我慢できる男など居ようか。
ちんぽを引き抜いて彼女を見下ろしたまま、卑猥な格好でいるジンさんにぶっかける。降り注ぐ精子はさらに彼女を汚して、んんんっと声を洩らして震えた後、ぐったりした時にはひどく満足そうな顔をしていた。
清々しいほどの征服感。かつてこんなに幸せだった瞬間があっただろうか。いや、ない。
俺はジンさんを解放して、脱力して動かない彼女を見下ろした。
俺の精子に濡れて、疲れきって動けない美女。しかも嬉しそうに精子に触れて、少しだけ自分の舌に運んで舐めてしまい、後は塗り込むように肌の上で広げている。
普段の凛々しさに憧れている人々はこれを見てどう思うのだろう。俺は興奮している。
「まさかジンのこんな姿を見ることになるなんて……騎士団はよっぽど無理させてたんだな」
ちょうど感想を言ってくれる人が傍に居た。有難いのかそうでないのか。
当然のように俺のちんぽは大きくなっていて、ジンさんもこれ以上無理というほど満足したわけじゃないようだし、まだやめるわけにはいかない。
俺は呆けた顔で精子をちろちろするジンさんの体をひっくり返し、お尻を高く上げさせ、今度は後ろからちんぽを挿入した。ジンさんは声を出すけど拒まない。むしろひっくり返すために肌に触れた時点から喜んでいたくらいだ。
ここまで汚したのなら、お尻とか背中にもぶっかけないと気が済まない。
早速実行に移すため腰を動かし始めて、ジンさんは一切抵抗せずにそれを受け入れていて、結局俺は本人の要望もあってジンさんの全身を精子で汚すべく、もう何発か精子を出したのだ。