※この作品はR-18です。

蛇獣書房   作:ヘビとマングース

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お待たせしました。が、勢いで一気に書いたのでミスとかわかりにくい場所があるかもしれません。でも手こずっていたところを頑張ったので許してね、と言いたいです。


歴史が動く時 3

 

 ぬらりと舌を口の奥まで差しこまれ、玉を揉みほぐすようにぎゅっと握られ、正直なところ俺は混乱を隠しきれずにいた。確かに初対面で襲われたことは何度かあるが、ここまで熱烈だったことは――あったかもしれないが、少なくとも誰かに見られながらというのは一度もなかった。これまで俺を襲った人は、俺を独占しようという気持ちが強かったせいで拉致のようなことをして一対一の状況になってたし、唯一の例外で自分の友達を抱かせた呂布などがいるが、彼女の場合はちょっと特別だ。

 見知らぬ誰か、劉備の言葉を借りるなら「しーさん」とやらにキスをされながら、俺はつらつらとそんなことを考えていた。執拗なまでに唇を吸われ、直後には首筋や耳まで丹念についばまれながらも、抵抗できずに。

 彼女のそれは俺が今まで経験したことのない快感を与えてくれていたせいだ。呂蒙に力ずくで抱かれた時のような強すぎる快感ではなく、関羽を抱いた時に得られた我を忘れる快感ではなく、呂布を抱いた時の蕩けるような快感でもない。体の芯からじんわり温められるような、もっと欲しいと思ってしまう弱弱しい快感。しーさんとやらの唇が俺の体に触れる度、確実に俺の心は揺さぶられていった。

 女の子が主導になって抱かれるのは、何も今日が初めてではない。しかし、抵抗したいと想いながらできなかった呂蒙の時とは違って、今はもっと強くしてほしいとすら思っている。そもそも抵抗する気を奪われてしまっている状態なのである。

 ナメクジのように唇が首筋をゆっくりと這っていく度、耳の中まで舌で掻きまわされる度、触れられてもいないイチモツがぴくぴくと反応してしまう。気付けば俺は知らない内に、しーさんの背中に手を回して強く抱きしめていた。もっとほしい、体でそう伝えるかのように。

 傍では顔を真っ赤にした劉備が、もじもじと股をすり合わせながら俺たちを見ているというのに。

 

 「ふわぁ……しーさん、とってもえっちです……」

 

 劉備のか細い声が聞こえたが、それに反応しているような暇はない。今の俺はもう正直余裕がないのだ。

 体にのしかかられて、両手首をしっかり掴まれて押さえつけられ、じっくり楽しむように顔全体や首も含めてぺろぺろと舐められる。しかも相手は、銀髪ロングに、どこぞの制服に豊満な体を押しこんだ、なぜか目を閉じているが明らかな美少女だ。普通の男なら我慢できるはずもない。

 押さえられてさえいなければ今すぐにでも飛びかかりたいくらいだ。ただ、押さえつけられてる上に全力で抵抗しても敵わないせいで、俺の願望は全く叶いそうもないというだけで。

 この状況でどう反応すればいいかわからない俺は、ただされるがままに首筋にキスマークをつけられ、耳たぶを甘噛みされるばかり。張本人のしーさんに声をかけることもできず、近くにいる全裸の劉備に助けを求めることもできなかった。

 

 「はぁっ、すごい……これが、殿方の……」

 

 ちゅっ、ちゅっと短く、何度も唇にキスしてくるしーさんが、小さな声で呟くと同時、素っ裸のせいで完全に露わになっている俺のイチモツへ手を伸ばした。さっきからずっとだらだらと我慢汁を垂れ流している先端に、左の手のひらが押しつけられる。

 これによって俺の右手も自由になったわけだが、俺はできるはずの抵抗ができなかった。予想以上にさっきの愛撫で骨抜きにされていたらしく、想うように力が入らない。ひょっとしたら劉備との行為の疲労が残っているせいなのかも。

 それでもわずかに手を動かした俺は、制服に包まれているしーさんの大きな胸に触れ、むにゅりと柔らかく形を変えるそれを掴んだ。必死の抵抗、というよりは気になってしょうがなかったからなのだが。

 するとしーさんは俺の方を向きながら微笑んで、イチモツを握った手を上下に動かしながら、囁いてくる。きれいな声が鼓膜に届くだけで、腰が抜けそうな快感があった。

 

 「ふふふ、私の体で満足できそうですか、旦那様? はぁっ、私は、こんな気持ちになったのは初めてです――あなたにすべてを捧げたい。あなたのすべてを、私色に染め上げてしまいたい……」

 「んっ、あっ、し、しーさん――」

 「あぁっ、旦那様、私のことをそんなにも気安く呼ぶなんて――う、嬉しいです。どうか、この身も心も、あなた様の想うがままにしてくださいっ」

 

 強く握られたイチモツがゴシゴシと強く上下に扱かれ、再び唇が塞がれる。今度は迷う様子もなく、舌が入ってきた。自分勝手に思える動きなのにどこかやさしい、やはり俺が体験したことがない動き。しーさんのキスは、思いやりが伝わってくるようでひどく気持ちがよかった。

 そのせいなのか、心を掻きまわされた感覚すらある俺は彼女に甘えるように強く抱きつき、抵抗するつもりもなくぎゅっと目を閉じた。このまま彼女に任せてもいい、そんな風に思っていたのかもしれない。

 だが少なくとも、彼女はそう受け取ったのだろう。俺に抱きつかれたしーさんは嬉しそうに舌を動かしながら、扱いていたイチモツからそっと手を離した。

 次いで、キスを続けたまま下着を脱いだらしく、唇を離したしーさんは俺の眼前で純白のパンティを見せつける。同時に、くちゅりと先端に濡れた何かが触れるのがわかった。

 

 「旦那様、私はもう決めました。これからは全身全霊を持って、あなた様をお守り致します――私の命に代えても」

 

 そう言うとしーさんはパンティから手を離し、それをふわりと俺の顔にかぶせながらも、一気に腰を降ろした。すると俺のイチモツはあっさりと彼女の膣に迎え入れられ、奥にある子宮口へゴツンと先端がぶつかった。

 凄まじい快感だった、と説明しなければならないだろう。不意打ちであったことも大きいが、それ以上に、彼女の膣の締め付けは素晴らしくいいものだったのだ。

 柔らかく、やさしいとすら感じられる肉の壁が、まるで俺の息子を捕えて離さないとでも言うかのように精一杯に締めつけてくる。暖かく、力強くて、気持ちいい。誰にも似ていない、彼女だけの感触だ。

 すぐにしーさんが腰を上下に振って、俺のイチモツを出しいれさせる。ずるずると肉を押し上げる感触はとても気持ちがよく、でも他の女の子とした時とは違う安心感があった。

 またついばむように首筋や耳、唇にもキスを送られながらも、俺はぐったりと脱力したまま彼女の動きを受け入れていた。もっとしてほしい、なんて男が持つには気持ちの悪い思考を持ちながら。

 

 「ふ、ふふ、旦那様、感じておられるのですね……もっと、もっと気持ちよくなってください。私の体で」

 「うぅ、うあぁ」

 

 ずぷずぷとリズムよく、腰が上下に動いて肉棒を扱く。手や口では決して味わえない、女性の体特有の感触。しーさんとの行為はとても気持ちがよかった。

 こちらが気を抜けないような、気を抜けばすぐにでもイッてしまいそうな激しい腰遣い。でも、彼女の唇が相変わらずやさしい愛撫を繰り返しているせいで、自然と体を任せてしまっている自分がいる。

 詰まる所、彼女のそうした仕草がすべて安心できる材料になっているのだ。両手をぎゅっと握り合うのも、軽いキスの雨を顔中に振らせるのも、彼女のやさしさが簡単に伝わってくるようで気分がいい。もっとも腰を動かす速度に関しては、他の女の子たちと変わらずかなり激しいのだが。

 目を閉じているにも関わらず、器用にも俺が感じるように至る所へ愛撫を施すしーさんは、本当に男女逆転して俺を抱いているようだった。そして、この体勢やそういった状況が彼女を興奮させているのかもしれない。

 頬を真っ赤にしたしーさんはどんどん腰を動かす速度を速くしていき、お互いに絶頂を迎えるまで行為は続いた。その間、俺はずっと体の力を抜いてベッドに横たわったままで、彼女に主導権を渡していたのである。

 

 「あっ、あぁっ――出てるっ。旦那様の子種が、私の膣内に……」

 「うっ、くっ……はっ」

 

 彼女の膣の動きに誘われるまま、俺はしーさんの膣内で射精を始めた。どくどくと竿が律動する度、大量の精液が放出されていく。彼女の膣内はすでに一杯に満たされた。

 それでも俺たち二人は動かず、力を抜いたままベッドに重なり合って横たわり、呼吸を荒くして黙り込んだ。お互いの息遣いが耳元で聞こえて、それが妙に安心できる。

 俺たちはしばらくの間ずっと黙ったまま、お互いの体温を感じて目を閉じていた。そうするのが一番、気分が楽になるような気がして。

 そしてそんな時、ずっと俺たちの行為を見ていた劉備が声を発するのと、扉が開いて誰かが室内に入ってくるのが同じタイミングだった。ついでに言うと、復活したしーさんが俺の唇を塞ぐのも。

 

 「はわわ、しーさん、すごい……わ、私もさっきまであんなことして――」

 「はぁい、ダーリン。上手くやれた? こっちは概ね――あれ?」

 

 俺たちを見つめる人間が二人に増えた瞬間だった。裸のまま自分の体を抱きしめ、顔を真っ赤にして今にも倒れそうな劉備と、それから、新たに現れたのは制服を着崩して身に纏う呂布。俺たちをここへ来させた張本人だ。

 呂布は入ってきた瞬間は機嫌よく笑っていたものの、重なり合って倒れる俺としーさんを見た途端、目を真ん丸に広げて言葉を失くしていた。おそらくこういう状況は予想できていなかったのだろう。

 しかし驚いていたのも数秒で、すぐに笑顔を浮かべた彼女は楽しそうに言う。どことなく猫を連想させるような笑みだった。

 

 「んふふ、ダーリンったら、さすがね。あたしは劉備だけをターゲットにしてたのに、まさか趙雲まで仕留めちゃうなんて――ますます惚れ直しちゃったわ」

 「あ、えと、これは……」

 「いいのいいの。むしろこっちの方があたしたちにとって都合がいい。仲間とエッチの相手は多い方がいいでしょ?」

 「う、あ……えーっと」

 

 上機嫌そうな呂布に言われ、また首筋を舐め始めたしーさんにされるがままにされながら、俺は何も言えずに口を閉じてしまう。反論するにも、何かを話すにも、あまりにも適していない状況だった。

 結局、自分の意見を伝えることを諦めた俺はしーさんに愛撫されながら呂布の言葉を待ち、もう一度脱力する。いまだに劉備が「はわわわ……」と独特な驚きの声を発していたりするが、気にしないことにしよう。

 徐々に動きを大胆にして、しーさんがもう一度俺の口内に舌を這わせ始めた頃、ようやく呂布は次の行動を指示してくれる。だが当然のことながら、唇を塞がれている俺は答えを返すことなどできなかった。

 

 「それじゃあ、いつまでもここにいるわけにはいかないし、とりあえず行きましょうか――みんなも待ってるし、ね」

 

 彼女の号令に従って、俺たち三人は服を着直して、呂布の後に続いてどこかへと歩いて行くのだった。

 隣にはそれぞれ二人の女の子、劉備としーさんに腕を組まれながら。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 呂布の口から、現在の俺を取り巻く環境について色々と二人の少女へ説明しながら、しばらく歩いた俺たちが到着したのは、都内で有名な高級マンションだった。周囲を見下ろすような高層ビルで、選ばれた人間にしか入れないその場所に、呂布はズカズカと遠慮なく入っていく。

 至って普通な小市民である俺としては怖くて仕方なかったが、まさかここで逃げるわけにもいかず、両腕を劉備としーさんに取られているせいで逃げられるはずもなく、恐る恐る彼女たちについていった。だが正直なところ、場違いな気がして怖くて仕方ない。

 しかしそうしてビビって、色々考えながらエレベーターに乗り、耳に息を吹きかけながら尻をまさぐってくるしーさん、負けじと持ち前の巨乳に俺の腕を挟む劉備、真っ正面から俺のイチモツをズボンの上から強く揉む呂布などを無視し続ける内、すぐに目当てのフロアについた。

 エレベーターが止まったのは十二階。最上階ではないが、中々に高い場所で、入った部屋もかなり広く豪華な様子だったのである。やはり小市民の俺には似つかわしくない場所だ。

 

 「今日からここがダーリンの家よ。私たちも入れ替わりで来ていっしょに住むことになるわ。みんなで仲良くしましょう」

 

 そこで目についたのは、豪華な調度品よりも、ガラス張りの壁から見下ろせる町の光景よりも、そこで妙な雰囲気で待っていた知り合いたちだったのだ。

 具体的に言えば、立ったまま腕を組んでこちらを睨む呂蒙、俺たちが来た途端に立ちあがってなぜか目を輝かせている関羽、そしてソファに縮こまって座っている顔色の悪い陳宮。誰もが俺と体で繋がったことがある美少女たち。呂布に何を言われたのかも理解できないほど、彼女たちの方が気になってしまった。

 それと言うのも、その場にある雰囲気はどうにも妙なものだったせいだ。陳宮が疲れている様子から察するに、おそらく呂蒙はずっと怒っていたのであろうが、同じように怒っていてもおかしくはない関羽がなぜか笑みすら浮かべて俺を見ている。正確には、俺の右腕を胸に挟んでいる劉備を見て。

 

 「げ、玄徳! そ、そうか、玄徳も私と同じで――つ、つまり、私も玄徳と共に彼に抱かれるということだなっ」

 「あ、関さん。こんなところで何してるんですか? いつもなら彼氏さんのところへ――あ、ひょっとして関さんの彼氏さんって……」

 

 劉備がとことこと関羽へ寄っていって話し始めたことで、俺の右腕は解放されたが、まだ危機が去ったわけではない。目の前では明らかに額に血管を浮かびあがらせ、怒りを全身から放出していることがよく理解できるお人がいるのだから。

 どうやらこれまでになく激怒してらっしゃるらしい呂蒙は眼帯をしていない方の目でギラリと俺を睨んでおり、同時に俺の左腕に絡みついているしーさんに睨みを利かせていた。だがしーさんの方はその視線もどこ吹く風で、いまだに俺の尻を揉んでいたりする。

 呂布が間に入っていなければどうなっていたことか。状況は決して良いものになってなどいなかった。

 

 「さて、それじゃあ各々言いたいことがあるでしょうけど、とりあえず始めましょうか。主張はあるかもしれないけど、愛しい男が自分のところへ帰って来たのよ――細かいことはぐちぐち言わず、体で癒してあげるのがいい女ってものじゃない?」

 

 俺の目の前に立っていた呂布が前に進み出て、ソファの上でしょぼくれている陳宮の隣に座り、抱きよせながらそう言った。途端に陳宮は情けない顔でほろりと涙を落としながら強く呂布に抱きついている。二人がさっさと深いキスを始めるまで、十秒もいらなかった。

 あまりにも説明が足りない現状だが、呂布はすでに事を始めようとしていたようだ。陳宮の唇をそっと奪い、体をまさぐりながらソファの上に二人で倒れていくわけである。俺はまだ困惑したままだし、呂蒙は苛立ちを隠し切れていないというのに。そして睨まれてるはずのしーさんは厳しい視線をガン無視して、俺の首筋を舐め始めている。混沌としているようにも思えるが、場は明らかにそういうことをする空気が漂い始めていた。

 その雰囲気に流されたのか、それとも単純に我慢できなかっただけか、関羽も嬉々とした様子で劉備に抱きついているのが見えた。彼女本人から聞いたことがある、何があっても自分が守るべき存在の党首がいる、と。そして呂布は劉備の情報を俺に渡す時、「関羽が惚れてる子よ」と言っていた。

 今日という日は、彼女にとって待ちに待った日なのかもしれない。自分が大好きな女の子と、同姓であったこともあって決して触れあうことができなかった相手と、俺という存在を通して堂々と触れあうことができる。今、関羽は戸惑う劉備の体をそっと抱き寄せ、安心させるように頭を撫でていた。

 近くで見なくてもわかったのだが、ひょっとしたら彼女はうっすらと目に涙を溜めていたのかもしれない。

 

 「か、関さん……」

 「大丈夫だ玄徳。私の夫に抱かれたんだろう? 私もいっしょだ――いっしょに気持ちよくなろう」

 「え、でも、そんなの……関さんの好きな人なんでしょう?」

 「いいんだ。おまえならいい。何も問題なんてないから――」

 

 立ったまま抱き合い、目を閉じてそっと唇を合わせる二人を見ながら、俺の服が徐々に脱がされていく。犯人は当然、俺への愛撫に飽きないしーさんだ。

 制服の上着を脱がされ、シャツを脱がされ、ズボンに手をかけた頃、すでに我が愚息は雰囲気に呑まれてビンビンに立ちあがっており、しーさんの手で撫でられながら嬉しそうに我慢汁を垂らしている。

 すっかり裸にされた俺はいきり立ったイチモツを口の中に含まれ、あまりの気持ちよさに目を閉じて息を乱す。呂蒙はそんな俺たちを見て観念したのか、渋々といった様子で俺に歩み寄ってから、俺の唇にやさしいキスを送ってくれた。

 ただし、眼帯に隠れていない目はまだ明確な怒りが燃えていて、現状に不満を抱いていることは間違いない。何度もついばむように唇を吸われながら、今日初めての呂蒙の言葉を聞いた。

 

 「んっ、ふっ――あとできっちり説明してもらうぞ。おまえにとっての一番が誰なのかを」

 「は、はいっ」

 

 どすの利いた声でそう囁かれ、直後にはねっとりと舌を絡ませて口を塞がれる。怒りながらそう言っている彼女も、どうやらお預けを喰らって興奮していたらしい。

 すぐに口内へ差しこまれてきた舌は荒々しく中を舐めまわして、俺への愛撫を執拗なまでにしてくる。おまけに下半身はしーさんからねっとりと舌を絡められ、余すところなく刺激を与えられている。先端だけでなく、喉に当たりそうなほど呑みこまれて全体を扱かれているのだ。

 協力し合っているとは言えないが、それぞれがそれぞれの意思で、ご奉仕と言われるものを遂行してくる。二人の女体を感じているという認識もあって、おかげで俺の気分はどんどん高められ、さほど時間も経っていないというのにあっという間に射精まで追い込まれた。

 唇を呂蒙に塞がれているため、自己申告することができなかったが、おそらく予感はしていたんだろう。射精の瞬間、くぐもった声を出したその時には、亀頭はしーさんの喉にまで届いていて、そのまま精液を放ってしまった。しーさんは尋常じゃない量のそれを、ごくごくとうまそうに飲み干していく。

 口を離した時、しーさんの口内には俺の精液は全く存在せず、何度も口にしながら呂蒙や関羽ですら飲みきれなかったそれがあっさりと腹の中に納まったのだと理解できた。俺と同じように彼女を見ていた呂蒙もそれに気付いていて、さすがに目を見開いて驚いているようだった。

 

 「うわ、すごいな、しーさん……全部飲んだの?」

 「ええ。これくらいできなくては、あなた様に仕えることなどできませんから――他とは愛が違うのです、愛が」

 「むっ……」

 

 しーさんの一言でまたイラッとしたらしい呂蒙は、すぐさまその場で屈んで彼女を押しのけ、萎えた俺のイチモツにちゅっと軽いキスをする。その後、俺の顔を下から見上げながら、意を決したように呟いた。

 

 「今度は私がやる。さっきみたいにさっさと出せ、この早漏色魔め」

 「うっ……相変わらず扱いがひどいな」

 

 ぱくりと亀頭を銜えて、舌を絡めながら頭を振る呂蒙。そうしながら片手は竿を扱いていて、もう片方は玉を揉んで言葉通りすぐに射精を促そうとしている。

 その間に移動したしーさんは、俺の尻に目標を定めたらしく、両手で尻を揉んできた。しかもそれだけではなく、当たり前のようにそこへ顔を埋めて、穴に舌を這わせてきたのだ。

 ただでさえ感じやすいのに、弱点と言われる場所を責められてしまっては我慢できるものもできなくなる。必死に歯を食いしばって我慢してはいるが、正直限界は近かった。

 裸の俺が、違う制服に身を包んだ女の子二人に下半身を舐められる。目の前では四人の少女が二人ずつ、徐々に服を脱ぎながら淫らに体を絡ませ、快感から出る声を発している。

 この空間がいけなかった。あまりにもあっさりと気分を高められた俺は背筋をピンと伸ばして目を閉じるのだが、聞こえてくる淫らな水音や可愛らしい喘ぎ声のせいで押し寄せる快感から逃げることもできない。

 

 「んっ、ふむっ、じゅっ――ぷあっ、今日は中々しぶといじゃないか。いつもはバカスカ射精する癖に」

 「うっ、うぅ、そんなことないって……」

 「ふふん、まだ早漏を認めたがらない気か。まぁいい、どうせわかりきってることだしな」

 

 再びぱくりと銜えられ、頭を振ってイチモツを扱かれる。手でされるよりもよっぽど気持ちいいそれは、唇と舌とが巧みな動きを見せているせいだ。

 ここに来る前に数度射精したし、さっき出したばかりだが、だからと言って我慢できるようなものでもない。俺の感じる場所を知っている呂蒙のフェラチオを相手に、勝てるわけがないのだから。しかも今はしーさんに尻を責められているということもあるのだ。

 すぐに限界に到達して、絶頂を感じた俺は再び同じ量の精液を勢いよく放つ。亀頭を銜えられているため、すべて呂蒙の口内へと。

 

 「ふぐっ――むぅ、うっ」

 

 一度は苦しそうな表情を見せて、勢いのせいで口の端からたらりと少量垂らしながらも、俺の息子をさらに奥までぐっと飲み込んだ呂蒙は出される分をすべて飲み干していく。俺が射精を終えた時、いつもならこらえ切れずに吐きだしてしまう量の精液を、こぼすことなく呑みこんだ。凄まじい気合いがあったのだろう。

 さすがに俺も驚いて、目を丸くしながら彼女の顔をじっと眺めてしまう。元々、奉仕するよりも俺を好き勝手に抱く方が好きな呂蒙だ、あまりフェラチオみたいな行為も好きではないだろうにそこまでするとは。

 少し感動すらしている俺は思わず呂蒙の頭に手を触れ、さらさらの髪をやさしく撫でる。すると彼女は苦しそうに喉を鳴らしながらも、にやりと口の端を歪ませて俺としーさんの顔を見つめてきた。

 

 「ふ、ふふ、どうだ。愛で言うなら私の方が深いんじゃないか? おまえが望むことはなんでもしてやれるぞ」

 「ほう――私と張り合おうと言うのですか。面白い」

 

 尻の穴を丹念に舐めていたしーさんが立ちあがり、全く同じタイミングで呂蒙も立ちあがる。俺もまだ立ったままだったので、俺を挟んで二人は向かい合い、厳しい視線を向け合う。

 といってもしーさんは後ろにいたし、おそらく目を閉じたままなんだろうが、この状況でそれを確認できるほどの勇気は俺にはない。

 何を始める気だ、と小さく震える俺を気にしていないかのように、二人はそそくさと服を脱いでどんどん裸になっていく。恥ずかしげもなく豊満な裸体を晒し、同じく裸である俺にそれを見せつけた。

 まず先に動いたのは呂蒙で、彼女はその体を隠すこともせずにそっと俺に抱きつき、自分の腹で勃起したイチモツをぐりぐりと刺激しながら、俺の首に腕を回す。恋人同士がそうするように唇を寄せ、至近距離で向かい合いながら怪しく囁くのだ。

 

 「さぁ、どうしたい? どうとでもしてくれていいぞ。おまえにだけ許すんだ――この体は、ずっと前からもうおまえのものだから」

 

 妖艶な笑みと共にそう言われると、今すぐにでも彼女へしゃぶりつきたくなる。気付けば俺は、ごくりと喉を鳴らして呂蒙の背へと腕を回していた。

 抱きしめるためではない。背中側のさらにその下、彼女の肉付きのいい尻をがしっと掴むためだ。意識するまでもなく自然と小刻みに腰を振っていた俺に、これ以上の我慢ができるはずもない。このまま、呂蒙の中に入りたかった。

 抗いがたい誘惑に乗り、俺が呂蒙にばかり集中していると、背後ではしーさんも動いていたようだ。彼女はまたも俺の尻に手を触れ、しかし先程とは違って、背中に舌を這わせながらゆっくりと穴の中に指を差しこんできていたのである。

 滅多に触れられない、だけど触れられれば非常に気持ちがいいそこへ触れられたことにより、俺はまたも歯をぐっと食いしばって我慢しながら呼吸を荒くする。それに気付いた呂蒙は少し怒った様子で、片足を上げて立ち、俺のイチモツを片手で掴んで位置を定めた。

 まだ触れてすらいないのに、彼女の蜜壺はすでに十分すぎるほどに濡れそぼっていたのである。

 

 「はぁっ、ふっ、ヘタレぶりは相変わらずだな。私がしてやらないと挿入もできないのか――やっぱりおまえは、私がいないと、ダメなんだな」

 

 興奮した面持ちでそう言うと、呂蒙はぐっと腰を落として、俺の息子を迎え入れた。慣れ親しんだ膣の感触は、文句のつけようがないほど気持ちいい。

 ほぅとため息をつきつつ、お互いに呼吸を合わせて腰を前後させ始める。そうすると呂蒙は顔を赤くして小さな喘ぎ声を発し、俺は俺で腰を動かす度に尻に入れられた指が出入りするせいで、どんどん息を乱していく。しーさんの舌は俺の筋肉を丹念に確かめるように、非常にゆったりと背中を這っていた。

 ゆっくりとした速度で、感触を楽しむように淡い快感だけを享受する。今にも暴発してしまいそうな雰囲気ではあったが、この時間は非常に心休まるものだった。

 呂蒙の膣は気持ちがいいだけでなく、俺をしっかりと絡め取ってぐねぐねと動き、刺激を途絶えさせない。だから今日のようにひどく興奮している時など、特にいやらしく絡みついてきたりして、嬉しい気持ちにすらなる。

 ずぶずぶと肉の壁を押し上げて奥へ行く度、彼女が喜んでいるのが手に取るようにわかる。唇をぐっと噛んで声を出さないようにしながらも、体で繋がっているのだから隠せるはずもない。

 この期に及んで声を我慢する呂蒙を見て、彼女が愛おしく思えた俺はそっと唇を寄せ、触れるだけのキスをした。同時に、両手はもはや定位置になりつつある、大きな胸の上に置いて。

 

 「んっ、ふっ、はっ――はぅ、うっ」

 

 徐々に声を洩らし始めた呂蒙は自ら口を開いて、俺の唇に舌を這わせてくる。求められている、と感じた俺もすぐに口を開いて、即座に侵入してくる彼女の舌を受け入れた。

 口では呂蒙の好きにさせながらも、下半身は俺の好きに動かして快感を貪る。難しいようで、今では当たり前になっている俺と呂蒙のやり方だ。

 自分たちだけがする行為のやり方になって、これまで共有した時間や抱いたり抱かれたりといった時間が思い出されるようになって、興奮の具合がさらに高まったような気がする。彼女に言われる通り、ほんの少しばかり射精するのが早い俺はすでに我慢できなくなっているし、呂蒙もそれを理解してかくいっと腰を跳ねさせている。

 だからラストスパートへ入るため、俺は彼女の腰を掴んで、思い切り下半身を打ちつけることにした。そのせいでしーさんの指が出し入れされる速度も速くなるが、もう我慢する気もないのでそれもいいだろう。

 腰が激しくぶつかり合う音を響かせながら、俺たちは同時に絶頂へと昇っていった。

 

 「ふぅ、うぅ、イクぞ呂蒙、もうイクっ……!」

 「あはぁっ、はぁっ! 来てっ、はやくきてっ……!」

 

 思い切り射精を始めて、勢いよく精液を子宮口に叩きつける。それだけで呂蒙は背筋を逸らし、目をぎゅっと閉じながら大声を出した。そういう俺も声を出しつつ、しつこいほどに彼女へ腰を押しつける。

 すべてを出し終えるまで繋がったままだった俺たちは、射精が終わってもそのまま離れず、しばらくは息を荒くしたまま繋がり合っていた。

 しかし、尻に指を入れていたしーさんが、指を折り曲げて前立腺を刺激してきたことで再び勃起してしまい、呂蒙の膣内で大きくなってしまう。

 別にそれでもよかったのだが、気をやってる様子の呂蒙が小さく喘いだことで慌て、俺は彼女の中からイチモツを抜いてしまった。それを好機と見たのか、すぐさましーさんが尻から指を抜いて俺の前にまわりこんでくる。

 力が入らないらしい呂蒙はその場でへたり込み、股からドロドロと精液を垂れ流しながら、俺たちの姿をぼんやり見ていた。

 その間に迅速な行動を見せたしーさんに促され、仰向けで寝転んだ俺は呂蒙の膝に頭を置き、少しだけ驚く彼女の顔を見ながらもしーさんに跨がれていた。直後にすぐ、彼女が腰を降ろしたことで挿入が始められる。さっき味わったばかりの膣に入り込んで、喜ぶかのように亀頭が一層膨らんだのが理解できた。

 暖かく包みこむようでいて、でもしっかりと締めつけてくる感触。だけどさっきよりも少し、締め付けが強くなっているようにも思えた。

 

 「はぁっ、ふぅ――旦那様、気持ちいいですか? ほら、これが私の感触ですよ」

 「うっ、うぅ、気持ちいい……」

 

 呂蒙が見ている前で、しーさんに跨られて犯される。心苦しく思えるようであって、どうにも気持ちよすぎる状況だった。

 しーさんが腰を振り始める。俺の乳首に吸いつきながら、抵抗できないように両手首を押さえて、本格的に俺を犯すような状況。彼女はどうやらこういう風に、やさしくありながらも一方的に俺を抱くのが好みのようだ。

 けれど、それを嫌とは思えない俺は彼女の動きに合わせて感じ、小さく声を洩らす。するとこういう時はいの一番に怒り狂いそうな呂蒙が、先程とは打って変わって、やさしい微笑みを見せながら俺の髪を撫でてくれていた。

 その表情を見ながら、珍しいこともあるもんだ、なんて考えていると、しーさんの腰の動きがさらに激しさを増していた。注意を自分に向けさせるかのような、射精したばかりでなければ今にも出してしまいそうな速度と力強さである。

 

 「はっ、ふっ、どうですか旦那様? き、気持ちいいですか? こういうこともできますよ」

 

 そう言いながらしーさんの腰が円を描くようにくねりだす。まっすぐ突くのとは違う感触や快感が、俺のイチモツを伝って全身に広がっていく。

 二人の女性から奪い合うかのように抱かれ、気分が悪くなるわけがない。巧みな動きで膣内を楽しませるしーさんの動きによって、体内に溜まる快感はどんどん大きくなっていった。

 腰が上から下へ打ちつけられる度に、洪水のようなそこから少量の愛液が飛び出して腹を濡らし、わずかに漏れ出る喘ぎ声が耳を楽しませる。その一方で呂蒙の胸が顔に押しつけられ、やさしく首や顔を撫でられる。しーさんにつけられたキスマークに触れてぎゅっと抓られるのも、今だけは可愛らしく感じられる。

 しーさんの必死な腰遣いに満足していた俺はついに絶頂へ達し、激しく上下に動かされる膣へ向かって精液を放った。しーさんは嬉しそうに頬を綻ばせると、ぐっと腰を落として受け止める。

 

 「んっ、ふっ、んんんんっ……」

 

 ドクドクと注ぎこんでいくと、もう精液が出なくなる頃には脱力したしーさんが、俺の胸に倒れ込んで全身を預けてくる。それでも愛撫を施そうと舌を伸ばして乳首に触れるあたり、彼女の執念みたいなものが伺えたりするが。

 そのまま、呂蒙の時と同じように二人揃って脱力し、息を整えようとしていた時、ぐちゃりと音を立てて二人の接合部が離される。犯人は俺の傍を離れて移動していた呂蒙だ。

 先程までは力が抜けていたが、まだ満足していないらしい彼女が次の行為を求めて無理やりしーさんの体をどかせたのだ。

 「あっ」という小さな声と共にしーさんの裸体はカーペットの上に転がされ、代わりに呂蒙が俺の体を跨ぐ。きれいな顔に浮かんでいるのはサディスティックな笑みだった。

 

 「ふふふ、これで終わりじゃないよな? 今日まで好きな女を好きなだけ抱いてきたんだ。おまえも私が満足するまで――」

 「あら、ダメよ蒙ちゃん。順番はちゃんと守らないと。あなたたち二人はもう一回ずつ中出ししてもらったんだから、次の順番は私たちが終わってからね」

 

 大事な場所が触れあって、腰を降ろせば行為が始まる、というその時。呂蒙の肩に手をかけて彼女を押しやった人がいた。いつの間にかソファの上から俺たちの傍まで来ていた、全裸の呂布だ。

 少しも自分の体を隠さず、惜しげもなく見せつけるように立つ彼女は寝そべる俺から見上げれば、非常に卑猥な姿に見える。おそらく陳宮とお互いに刺激しあっていたのだろう、股から太ももにかけて透明な液が垂れていた。その根元にある彼女の秘所は、物欲しそうにパクパクと動いていたりする。

 思わずイチモツを固くしてしまうのも仕方ない光景だった。下から立ったままの全裸の女体を見上げるのは初めてだが、中々に感動するものだ。

 しかしそんな悠長なことを言ってられる状況でもないらしく、目の前の光景に集中しすぎて聞いていなかったが、呂布と呂蒙の話はすでに終わっていたらしい。そのせいに違いないだろうが、呂蒙はまたしてもぎろりと眼光を鋭くして呂布を睨んでいる。

 どうやらまた彼女の気に食わない展開らしく、渋々といった様子がありありと伝わってくる態度で俺の上から退く呂蒙。ただ視線だけは相変わらず怖いほどに厳しい状態だったが。

 その代わりと言っては何だが、呂蒙が退いた後にまた横から新たな影が現れる。抱き合ったまま俺の顔の傍に立った、下から見上げると体のボリュームが素晴らしい劉備と関羽の二人だった。

 

 「はぁ、ふぅ、か、関さん……もう私……」

 「ああ、わかってる。玄徳に先を譲ろう――私も手伝う。たっぷり気持ちよくなってくれ」

 

 先程まで二人で触れあっていたらしく、興奮しきっている様子の劉備が俺の腰を跨ぐと、関羽はそれに向かい合うように俺の顔を跨ぐ。彼女の濡れそぼった秘所が、至近距離で目の前に来ていた。

 イチモツが暖かい場所に包まれると同時、興奮しているのがわかる声で関羽が呟き、ぐっと腰が落ちてくる。目の前いっぱいが彼女の股で塞がれ、自然と俺は受け入れるように舌を伸ばしていた。

 

 「はぁっ、はやく、はやく舐めてくれ……いつもみたいに、乱暴に――」

 「んっ、んんっ、んむっ」

 

 望まれるがままに、舌先に力を込めて強く関羽の膣内を掻きまわす。すでに濡れているそこは熱く、舌を動かすだけで腰がぴくぴくと震えていた。

 しかも一方で、俺のイチモツが劉備に呑みこまれてぐちゃぐちゃという音と共に刺激を与えられている。まだ慣れていないせいか感触が独特で気持ちがよく、動きもこなれていないがそれが味になって気分が高まる。

 自分が愛撫をする一方、一方的に急所から快感を与えられる。気分的にも肉体的にも心地よい体験だった。ただ少し、妙に関羽が腰を押しつけてきて苦しかったりもするのだが。おそらく彼女は目の前の劉備に手を伸ばし、愛撫でもしているのだろう。それで興奮しながら腰を振ってしまったに違いない。

 いつもより鼻息が荒く言葉も浮ついているのは、きっとそういう理由があるからなんだろう。

 

 「げ、玄徳、気持ちいいのか? あぁ、いい顔をしている……感じてるんだな? 頬もそんなに赤くして――ほら、顔をこっちに寄せてくれ。もっともっと、キスをしよう」

 「はぁっ、あぁんっ、関さんっ、気持ちいい……気持ちいいですぅ……」

 「あぁ、玄徳、なんて可愛いんだ……!」

 

 ひどく興奮してるらしい関羽の声を聞きながら、俺はひたすら彼女の秘所を舐め続け、劉備の拙い腰振りに合わせて下から彼女を突きあげる。途端に劉備の声は甘さが増して、溢れてくる愛液も多くなった気がした。

 息苦しさも感じながらだったが、ともかく興奮する時間だった。視界を塞がれて、音や自分で触れて感じることに集中していたせいかもしれない。舌で関羽の膣内を掻き混ぜ、クリトリスと尻穴に指を伸ばし、イチモツで劉備の膣内を感じる。同時進行であるだけに集中力も増して、気持ちよさが凄まじかった。

 しかしその時間もやがては終わりに辿り着く。俺がそろそろヤバいと思い出した頃、先に根を上げたらしい劉備の甲高い声が室内に響き渡ったのだ。

 

 「はぁぁ、んあぁっ! 関さん、もうだめですっ! 私、わたし……イッちゃいますっ!」

 「あぁっ、玄徳、イッてもいいぞ――その顔を私に見せてくれ……!」

 

 一際興奮がひどくなった状態で達したらしい劉備は、ぎゅうっと膣内を締めつけ、その刺激によって俺も射精を始める。まだ固さの残る彼女のそこが、一瞬で俺の精液で満たされていった。

 途絶えることなく精液を吐きだし続け、尋常ではない量を注ぎこんだ後、先に関羽が腰を上げて俺の上から退いた。その後、関羽によって運ばれた劉備が俺の隣に寝かされる。

 俺の腕枕に頭を預けた彼女は疲労のせいか、絶頂してからすぐ眠りこんでしまい、小さな寝息を立てている。そんな劉備と俺とを視界に入れたまま、関羽が俺の腰を跨いで足を広げた。

 いわゆる、M字開脚というやつだ。俺に秘所を見えやすいように大きく足を広げ、後ろの床に手を突いた関羽は口元をだらしなくさせたままよだれを垂らして、淫らな姿を見せながら挿入を開始した。

 俺の舌で改めて濡らした秘所に、すぐに固くなったイチモツがずぶずぶと呑みこまれていく。あまりにも動きがゆっくりだったため、まるで何かの動物に捕食されているようにも見える。

 先端から根元まで銜えこまれた後、全身を小さく震わせた関羽は小さな絶頂を感じていたらしく、背を逸らしながら少量の潮を噴いていた。

 

 「あっ、はっ……これは、すごい……なんか、いつもよりも、感じてしまう――!」

 

 狂気的にそう言った関羽は凄まじい興奮状態にあるようで、俺に全身を見せつけるポーズのままで激しく腰を上下に振り始めた。長い黒髪を振り乱しながら感じるその姿は、これまで見たどんな時よりも平常心を失い、快楽に埋もれているようだった。

 膣の締め付けも以前より強く、うねうねと動く肉の壁もイチモツに吸いついてくるよう。まるで本当に捕食されたかのように、俺のすべてが搾りとられるかのように思える。

 この間にすでに何度もイッているらしい関羽の喘ぎ声は獣の鳴き声のようにも聞こえて、これまで見たことの無い一面をさらけ出していた。それほどまでに劉備との一時が良かったのか、それとも会えない時間でお預けを喰らっていたせいかもしれない。

 ただどちらにしても今わかることは、そんな彼女を相手にして長く我慢ができるわけがない、ということである。関羽と繋がった俺は五分も持たず、ひどくあっさりと射精していた。

 すでに慣れたと思っていたが、これまでにない締め付けにイチモツを捕らわれながら、一番奥に向けて精液を叩きこむ。そうするとさらに関羽の鳴き声が大きなものとなっていた。

 

 「あああっ、うぅぅ、はあぁぁぁっ!!」

 

 憑き物が取れたかのようにふらりと揺れる関羽は、射精が続いている間に俺の方へ倒れ込み、そのままの流れで俺の唇を奪った。意識が朦朧としているらしく、半目になってぴくぴくと痙攣しながら、それでも精液を受け取りつつねっとりと俺の口内を舐めてくる。彼女の愛情が伝わってくるようだった。

 射精が終わってからもしばらくは舌を絡めて楽しんでいた俺たちだが、やはりそれを許さないらしいのが呂布。彼女が関羽の腰を持ち上げたことによって、またも俺のイチモツがぶるんと外へ解放される。もうこの部屋へ来てから何発も出しているのに、いまだに衰えを見せないのは我が息子ながら恐ろしさすら感じられる。

 しかしその姿を見た呂布はむしろ嬉しいようで、俺のイチモツに頬ずりまでし始めていた。だが順序があるらしく、俺の腕枕で寝ていた劉備を脱力したまま寝転ぶ関羽の上に置くと、今度は俺に手を差し伸べて体を起こされる。

 彼女が視線で促したのは、ソファの背もたれに寄りかかって股を広げる裸の少女。顔を真っ赤にしながら、どこか戸惑ってるようにも見える陳宮だった。

 呂布が俺の手を引き、彼女の元まで連れていく。それでも陳宮は己の秘所に指を這わすことを止めず、顔をそむけながらも逃げようとはしなかった。

 

 「次は陳宮よ。好きにしていいわ、ダーリン。この体勢のままでいい?」

 「あ、ああ」

 「あの、呂布さん……私、やっぱり――」

 「心配しないで、陳宮。素直になってもいいの。ダーリンに抱かれて、チンポでマンコぐちゃぐちゃに掻きまわされて気持ちよかったんでしょう? それなら素直になって、いっしょに気持ちよくなりましょうよ」

 

 呂布の口からそう伝えられた途端、陳宮はぐっと言葉を失くして黙りこむ。もう反論するつもりも、不安を口にするつもりもないらしい。

 そうなってから呂布に促され、尻を押されたことで俺は前に出て、陳宮の秘所をじっと見る。太ももまで濡れていることから、もう準備は万端すぎる状態なようだ。

 ごくりと喉が鳴る。これほどまでに女性を抱いておきながら、陳宮や劉備のような恥じらう女の子とした機会は滅多になかったせいかもしれない。

 意を決した俺はそっと陳宮に腰を寄せ、視線を外してぴくりと反応する彼女の膣に先端を当てて、一息にずぶりと押しこんでいく。陳宮がぎゅっと目を閉じ、歯を食いしばって耐えているような表情を見せるが、膣内の動きは俺に吸いついてくるようだった。

 以前からよく呂布に弄られていただけあって、彼女の感触は驚くほどに巧みだ。亀頭を押しこめばすんなりと奥まで迎え入れてくれるのに、出そうと思って腰を引けば痛いほどに締めつけてくる。よく仕込まれていることがわかる、処女だったことが信じられないような膣だ。

 しかし実際に感じている彼女自身はやはり初心らしく、呂蒙やしーさんにはあった余裕が感じられない。俺の動きを楽しむ暇がなく、押し寄せる快感に必死に耐えているような印象だ。

 だからこそ、なぜか燃え上がってしまう俺は敢えて動きを大きく、激しくして強く陳宮の膣を突く。すると動きに比例して彼女の喘ぎ声も高くなっていった。

 

 「あぁっ、あぁぁっ、んんんっいぃぃっ」

 「凄い感じ方ね。私としてる時はそんなに鳴いたことないのに――ちょっと妬けちゃうわね」

 「あはぁっ、ごめんなさっ、ごめんなさいぃぃ、呂布さぁぁんっ」

 「いいのよ。それが正しい反応なんだから――思う存分イキなさい、陳宮。そのために彼と会わせたんだから」

 

 呂布にキスされ、口を塞がれたまま、俺に突かれてくぐもった声を出す陳宮。軽い絶頂ならもうすでに何度か感じているらしく、うねうねと動く体内は忙しない様子だ。

 そのまま激しく突き続けるとすぐ、俺の方も我慢ができなくなってきた。まだ陳宮も本格的にイッていないこともあって、最後の瞬間を迎えるために思い切り腰を叩きつける。

 室内に響く声は回数を重ねるごとに大きくなり、ついには叫ぶような声量で部屋を満たした。

 お互いにタイミングは違えど、絶頂を感じて体を震わせたのは、最後の一声が響いている途中だった。

 

 「あぁぁぁぁっ!! んんんんっ、んんっ!」

 

 膣内で射精を受け、ドクドクと精液を注がれている最中、陳宮はずっと声を出し続けていた。しかしすべて出し終えた後は、電池が切れたかのようにぐったりと動かなくなり、自分で抱えていた足もだらりと伸ばして静かになる。ぼーっと開かれてどこかを見つめる半目は、まるで犯された後にも見える。膣から精液が溢れだしてソファが汚れるのも、なんとなくそう見えてしまって申し訳ない。

 俺がそんな陳宮を心配していると、横から抱きついてきた呂布が小さく「大丈夫」と伝える。俺よりも陳宮を知っている彼女が言うことだ、おそらくいつもこうなのだろう。そう想うことにした。

 抱きつかれた勢いもそのままに、誘われるままにガラス張りの壁へ近付いた俺と呂布。そこで彼女は自らガラス張りの壁へ体を押しつけ、大きな胸の形をむぎゅっと変える。そのまま、尻を後ろに突き出して俺を待つ体勢になった。

 何をすればいいか、言われるまでもなく理解できた俺もそっと体を寄せ、彼女の膣にイチモツの先端を侵入させる。このまま進んでも大丈夫だと確認した後は、勢いをつけて腰を前に突き出した。

 すると驚いた様子の呂布はくぐもった声を出し、それでも不満を口にせず俺を受け止める。最初から激しく奥を突く動きを見せれば、彼女はすぐに蕩けた声を出しながら感じ始めた。

 

 「あはぁっ、すごいぃ。これっ、これが欲しかったの――今朝、ダーリンと別れてからもずっと欲しくて欲しくてしょうがなかったのぉっ」

 

 ぐちゃぐちゃと音が鳴り、こらえ切れなくなったのかぷしゅっと潮が噴き出す。彼女と俺が繋がっているその真下は、どんどん溢れ出て来る体液のせいであっという間にびしょ濡れになった。

 二人で立ったまま、可能性は低いかもしれないが誰かに見られるかもしれない環境で、獣のように快楽を貪り合う。それはもはや性交というより、交尾に近い姿だったかもしれない。

 俺も呂布も言葉を捨てて、ただ荒い呼吸と快感に染まった声だけを発して、汗にまみれながら腰を振り続ける。余計なものは他にない、股から全身に伝わる快感だけを感じて。

 腰を掴んで必死にイチモツを前後にさせていると、それだけで呂布のすべてがわかるような錯覚すらあった。彼女の呼吸、感じる場所、心音や後ろ向きで見えないはずの表情まで。彼女の存在をこれまで以上に近く感じた。

 きっと多くの女性を抱いた疲労感が体に溜まっていたせいもあったのだろう。性行為に対する俺の集中力はこれまでの比ではなく、自分の存在すべてで呂布を感じようとしていたのだ。

 呂布をイカせることだけを考え、彼女のことだけを頭に残し、他のすべてを投げ捨てて一心不乱に腰を動かす。その時の感覚は確かにこれまで感じたことがないものだった。

 

 「ああぁっ、うんんんっ、いいぃぃっ!」

 

 彼女も俺と同じ状態のようで、髪を振り乱して声を出し、汗が飛び散ることも気にしない程度にはまわりがわからなくなっている。つまりは俺と同じ、この行為にだけ集中しているのだ。

 一体何度突いたかわからない。しかし、やがて限界がやってきて、俺たちは呼吸をぴったり合わせて感度を高め、全くの同時に絶頂した。

 射精を始めたのは、彼女の奥に強く亀頭を叩きつけたその瞬間。その瞬間に呂布もイッて、俺も精液を吐きだして、声を混じらせて絶叫していた。

 しかも二人で揃って、最後の瞬間まで快感を感じていようと腰を振り続け、精液を出しつくすその時まで動きを止めなかった。後になって見てみれば、俺と呂布が立ってる場所は汗や精液や潮噴きのせいでびしょびしょに濡れていて、もはや見るも無残な状態だった。

 ようやく一息ついた時、俺たちは二人揃ってそこへ座り込んで、どちらからともなくキスを始めた。最初は唇同士で触れあうだけで、やがては舌をねっとりと絡めていやらしく。

 びしょびしょに濡れたカーペットで尻が濡れることも気にせず、俺たちは本番が終わってからもただひたすらに快感を求め続けた。

 

 「んっ、ふぅむっ、呂布――」

 「あんっ、はぁぁっ、大好きよダーリン――」

 

 今度は下半身ではなく、口で深く繋がり合う俺たち。先程の叫びとは一転して、部屋の中には一定の静けさが戻っていた。

 しかしいつまでもこんな時間が許されるはずもなく、恋人同士のようなキスはすぐに止められることになった。止めたのは当然、この瞬間を順番待ちしていた二人である。

 

 「おい、いつまでそうしている気だ。こっちはずっと待っていたんだぞ――順番は守らなきゃいけないんだったな、呂布?」

 「お待たせしました、旦那様。さぁ、今度はどんなプレイがお望みですか? 上も下も、前も後ろも、どこでも使ってくれて構いません。ぜひとも私の体で性処理を」

 

 振り返るとそこには、心なしかイライラした様子の呂蒙としーさんが。どうやらこれ以上待ってくれそうにないらしい。

 勾玉のおかげで精液が尽きることはないし、腹上死の可能性も少なそうだが、さっきまでの疲労は着実に溜まってる。できればここらで休憩をさせてほしいんだが、そういうわけにはいかないのだろう。

 獣のように貪り合っていた俺たちだが、今では目の前の二人の方が獣に近い状態になっている。お預けされたことに加えて、他の女とやり合っていたんだ。肉食動物並みに睨みを利かせて俺の体を舐めるように見つめるのも、仕方のないことなのだろう。

 

 「あのー……できれば少しだけ、五分だけでも、休憩させてもらえればなぁなんて――」

 「「今、なんて?」」

 「いえ、嘘です。わかりました、やりましょう。ええ、いくらでもやりますとも」

 「うふふ、モテる男は大変ねダーリン。私ももっとしたいから、また後でね。お願いだからそれまで倒れちゃわないでよ」

 

 そう言って陳宮の傍まで歩いて行く呂布を見送りながら、俺は小さくため息をついて頭を振る。

 今日もまた、夜は長くなりそうだ。

 

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