一人暮らしを始めた僕の高校生活はバラ色でした。 作:チャンドラ=グプタ
私、朝日瑠夏はサークルの飲み会に参加していた。
月に二回ほど行われる飲み会は、半ば合コンと化している。
しかし、飲み会にやってくる男は自分語りばかりするウェイ系の男やオタクで童貞くさい男ばかり。
今回もハズレだなと思った。
「どう? 楽しい、瑠夏ちゃん?」
サークルの先輩が私に話しかけて来た。金髪で香水の香りを漂わせているこのチャラい先輩は見境なく女の子に話しかけると噂されている。
「ええ、まぁ……」
顔を引きつらせながらも、私はそう答えた。うっざ。早くどこかに行って欲しい。
すると、先輩は私の隣に座り、さりげなく脚を触ってきた。
ゾワっとした悪寒がし、背中がゾクゾクと震えてきた。
殴りたい。今すぐグ○ンインパクトでこいつの腹に決めて灰にしてやりたい。
「瑠夏ちゃんは休みの日は何してるの?」
「えっと、買い物したり、お姉ちゃんと出掛けたりですかね」
「へー! お姉ちゃんいるんだ! いくつ? 可愛い?」
こいつ、まさかお姉ちゃんもターゲットにするつもりか。本当、節操ないな。血流が全てチンコに行っているのではないだろうか。
「私の一つ上で、今年で21になります。同じ大学に通ってます」
「そうなんだ! 瑠夏ちゃんと同じ学部?」
「そうです。同じ部屋に暮らしてます」
「そうなんだ! シェアハウスかー。いいね!」
「そんな良いものでもないですよ」
確かにお姉ちゃんと一緒にいるのは楽しいが、一緒に暮らすとなるとそれなりにトラブルや喧嘩が起こる。
一度、別々に暮らそうかと話し合ったこともあるくらいだ。
その後は先輩のくだらない武勇伝を延々と聞かされる羽目になるが、それをなんとか耐えきると、飲み会は御開きとなった。
「瑠夏ちゃん、良かったら俺ん家に来ない?」
「ごめんなさい、ちょっとお姉ちゃんと会う約束をしているので」
パコる気満々の先輩の誘いを軽く躱した。
別にお姉ちゃんと約束はしていない。
「そっか、それは残念。それじゃ、また学校で」
「はい」
トボトボと暗い夜道を歩いていく。
「はぁ、誰か良い人現れないかな……」
ふと夜空を見上げ、まばらに輝く星々を眺める。
綺麗に輝いている星々を見ていると、なんだか気分が沈んでいく。
いや、気分が乗らない原因は分かっている。
その原因は一週間前の出来事。
ビーストファンタジーを終えた後、薫さんが私たちにとんでもない宣言してきた。
「みんな、聞いて! 私と優馬くんなんだけど、付き合うことになったわ!」
私とお姉ちゃん、綾女ちゃんはお互いの顔を見つめ合い、
「「「えぇー!?」」」
と絶叫した。
「ちょっと、薫さん……ここで言わなくても良いでしょ?」
優馬くんは慌てた様子でそう言った。どうやら冗談ではないようだった。
「ほ、本当なんですか!? 薫さん?」
驚いた様子でお姉ちゃんが薫さんに訊くと、
「ええ、そうよ」
とはっきりと答えた。
「えっと、どっちから告白したんですか?」
恐る恐る私が薫さんに尋ねると、薫さんは「私からよ」と答え、ぎゅっと嬉しそうに優馬くんの手を握った。
優馬くんは顔を赤くし、恥ずかしそうに薫さんから目を背けた。
なんだ、その初々しいカップルのようなやり取りは。
私の心に見えない刃がズキズキと突き刺さって来るようだった。
「そ、そうなんですか……」
衝撃の事実に戸惑いを感じつつも、必死に平静を装った。
優馬くん、私とエッチしたのに。いや、そういえばお姉ちゃんともしてたか。
でも結局、優馬くんはお姉ちゃんでもなく私でもなく薫さんを選んだ。
薫さん、私とお姉ちゃんよりも年上なのに。
優馬くんは年上好きだったのだろうか。
そうこうしているうちに、家の前に辿り着いた。
「ただいまー」
鍵を開けると、お姉ちゃんがリビングの中におり、何やら壁に耳を当てていた。
「ちょっと、お姉ちゃん……何してるの?」
「しー! 瑠夏! 静かにして! 今良いところなんだから」
私はお姉ちゃんが一体、何に聞き耳を立てているか気になったので、私もお姉ちゃんの横に並ぶように壁に耳を当てた。
そこで聞こえて来たのは――
「あん! あん! ゆ、優馬くんの……すっごい気持ち良い!」
こ、これは薫さんの声!?
「薫さんのおっぱい、本当気持ち良いです……」
これは優馬くんの声だ。
「だ、ダメ……そんなに強く揉まないで!」
間違いない。二人はセックスしている。私は優馬くんの気持ち良さそうに喘ぐ声を聞き漏らすまいと神経を研ぎませた。
「あぁん!」
「薫さん、イきます!」
それ以降は二人の声は聞こえなくなった。どうやら終わってしまったようだ……いや、イったのか。
自分の身体が何かを求めるように熱くなっているのを感じた。
「すごかったね、瑠夏」
「う、うん……」
優馬くんの気持ち良さそうな声を聞いてしまったおかげで、身体が疼いてきた。
「えい!」
すると、いきなりお姉ちゃんが私の身体に抱きついてきた。お姉ちゃんの柑橘系に良い匂いが鼻腔をくすぐる。
「ちょっと、お姉ちゃん!?」
「うふふ、瑠夏。久々にエロいことしましょうか?」
お姉ちゃんは私にキスをしてきた。
「んふ……」
柔らかいお姉ちゃんの唇の感触が感じられた。お姉ちゃんの唇は生暖かくてキスをされているとなんだか心地良くなってくる。
「瑠夏、どーせ今日も良い男の人に会わなかったんでしょ?」
見透かしたようにお姉ちゃんが訊いてきた。まぁ、良い人に会っていれば今頃は男といる。
「まぁね」
「それじゃ、私と慰め合いましょうか。瑠夏も優馬くんのこと好きだったんでしょ?」
「うん、やっぱりお姉ちゃんも?」
「もちろん」
お姉ちゃんは少し悲しげな表情を見せると服を脱ぎ始めたので、私も服を脱ぐ。
互いに全裸になり、じっくりとお互いの生まれたままの姿を見つめ合った。
お姉ちゃんのおっぱいの大きさは私のよりも大きくて羨ましい。
金髪の色白でハーフのような綺麗な顔立ちをしているお姉ちゃんの裸は女同士なのに、見ていて少しドキドキしてくる。
「瑠夏のおっぱい、良い形してるね!」
ムニュっと、力強くお姉ちゃんは私のおっぱいを揉んできた。
不意に揉まれて「あぁん」と気持ちの良い声を出してしまった。
「お姉ちゃんも相変わらずおっきいね!」
お返しとばかりに私はお姉ちゃんの大きいおっぱいを揉み返した。
手には柔らかい感触が感じられる。
久々にお姉ちゃんとエロいことして傷を舐め合うのも、悪くないなと思った。