一人暮らしを始めた僕の高校生活はバラ色でした。 作:チャンドラ=グプタ
「ようやくついたね!」
「うむ、そうだな」
ミチルと共に魔王の城を飛び出してからおよそ二時間後、『フェンルリ』が生息するという災いの山の頂上へと辿り着いた。
災いの山には手強いモンスターが多数潜伏しており、ミチルと協力して現れるモンスターをなぎ倒し、なんとか頂上まで辿り着くことができた。
しかし、せっかくの苦労の末に頂上に辿り着くもたくさんの岩があるだけで、フェンルリはおろか、他のモンスターすら見当たらない。
「フェンルリとかいうモンスター、見当たらないな」
我がポツリと呟くと突然、
「ぐおおおおおん!」
というけたたましい雄叫びが耳に届いた。
我の横に素早い何かが横切った。
忽然と現れたのは銀色の毛並みをした狼型のモンスターであった。
「出たわね、フェンルリ……」
ミチルが緊張した様子で対峙した。こいつがフェンルリか。大きくてとても強そうなモンスターである。
我とフェルリの間は五メートルほど離れているが、ここからでもビシビシと突き刺さるような魔力が伝わってくる。
「マジックバレット!」
我は先手必勝とばかりにフェンルリに魔法攻撃を放った。
黒い魔弾は見事フェンルリに直撃し、煙が舞い上がる。
しかし、フェンルリは何事もなかったかのようにこちらを見つめている。
「な、なんだと……」
我の魔法をモロに喰らったのにも関わらずケロッとしている。
思わず恐怖を感じ、足がすくみそうになった。
こんなことは初めてである。
「ヴィネちゃん! ここは私がサポートするわ! スキル発動! 『援護の舞!』」
ミチルは美しい洋舞を披露する。すると、我の体の底からたくさんの力が湧き出てくるのを感じた。
「す、すごい! 力が湧いてくるぞ! よし、スーパーマジックバレット!」
先ほどより数段大きな魔弾をフェンルリに当てた。
「ぐおおおおんんん!」
ウォンルリが鼓膜が破れそうなくらいの声を張り上げた。
耳を塞いでなんとか気を失いそうになるのを耐えた。
「効いてる! 効いてるよ! ヴィネちゃん!」
「そ、そうか!」
ミチルはモンスターの体力を数値化して見れる能力を持っている。
いくらか体力が削れているのを確認したのだろう。
気持ちが前向きになるのもつかの間、ウォンルリは大きな炎の球を我に向かって吐き出した。
「な……」
想像を絶する速い炎の速度に避けることができない。すると、我の前にミチルがやってきた。
「スキル発動、『防御の舞』!」
ミチルは右足を軸足にして激しく回転し、炎の球を自身のスキルで受け止めた。
激しい爆風が巻き起こり、我は数メートルほど後ろに吹っ飛んだ。
「み、ミチル! 大丈夫か?」
「ヴィネちゃん、私は大丈夫だよ!」
ミチルは平気そうに我に顔を向けるが、身体は傷だらけとなっていた。
フェンルリというモンスターは想像以上に強い。
戦いが長引けばこちらが不利となるだろう。
「ヴィネちゃん。私が時間を稼ぐから、特大の魔力を込めた攻撃をフェンルリに撃って欲しい。いける?」
「うむ、任せてくれ!」
まだミチルから授かったサポートスキル効果は続いている。
フルに魔力を込めた我の魔法攻撃なら、おそらく奴を倒せるはずである。
「よし! それじゃ任せたから!」
「うむ!」
ミチルはフェンルリを挑発するように奴の周りを動き回った。
「おーい! こっちだよ!」
フェンルリの引っ掻き、噛み付き攻撃等を紙一重で躱していくミチル。
しかし、徐々にフェンルリの攻撃が当たり始め、ミチルの動きも鈍くなっていった。
ミチルの動きに痺れを切らしたのか、再びフェンルリは炎の玉をミチルに吐き出そうとした。
「危ないミチル!」
「大丈夫! ヴィネちゃんは気にせず、集中して! スキル発動! 『回避の舞』!」
ミチルはフェンルリが吐いた炎の玉をスキルを駆使して避けた。
「まだだ……もっと、もっと魔力を!」
ありったけの魔力を自分の両腕に集める。
集まれ我が魔力。
貫け魔族の誇り。
放つは我の殺意なり。
「ミチル! そいつを我に誘導しろ!」
「おっけー! こっちだよ!」
ミチルはフェンルリを誘導しつつ、我に向かって走ってきた。
ミチルは我とぶつかりそうになると、我の頭上を飛び超えるように大きくジャンプした。
フェンルリは意表を突かれたのか、「ウガ!?」という間抜けな声を上げた。
「ふははは! 掛かったなこの間抜けな犬めが……こいつで終わりだ! 『ゼロ・グリッド・マジックバレット』!!!」
我はフェンルリの体長よりも大きい黒い魔弾を発射した。
黒い魔弾にフェンルリが飲み込まれ、魔弾は空彼方まで飛んでいき、やがて激しく爆発した。
「た、倒したのか?」
「うん、そうみたいだよ! 体力ゲージがゼロになったみたい!」
すると、我とミチルの前に突然透明なビンが現れた。
「なんなのだこれは?」
我はビンを手に持ち、中身を覗き込んだ。なにやら白っぽいドロっとした液体が入っている。回復薬の一種だろうか。
「多分、レアアイテムだよ。フェンルリを倒したから現れたんだと思う。ヴィネちゃん、飲んでみたら?」
「え、いいのか?」
「うん! ヴィネちゃんのおかげでフェンルリを倒せたわけだし!」
「そ、そうか。では遠慮なく飲ませてもらうぞ」
我はビンの液体を飲んだ。味はなんというか――変な味だ。正直あまり美味しくはない。
だが、きっと魔力が上がったりと何かしらの変化が起こるはずだ。
「どう? 何か変化はある?」
「いや……何もないな?」
特に変わった様子はない。
しかし、なんとミチルは突然、我の股下を触ってきた。
「本当? どれどれ……」
「あ……」
何かが大きくなるのを感じた。まさかこれは……
「なんだ、ちゃんと『生えてきた』じゃん」
我の股下にはミチルと同じ、本来男にしか生えない物体が生えていた。
「み、ミチル……まさかこのことを知ってたのか?」
「うん、まぁね。すごい、ヴィネちゃんのおちんちんすっごい熱くなってる……」
ミチルは我の下着に手を入れ、直で生えてきたものを弄ってきた。
「あぅ……か、体が……なんか熱い……」
「ヴィネちゃん。気持ち良い?」
「き、気持ち良い……」
身体中がゾクゾクとしたように気持ちが良い。するとミチルはピタッと手を止めた。
「もっとして欲しいならお願いしないとね? ヴィネちゃん」
「お、お願いだ。もっとしごいてくれ……!」
「違う違う。『私の童貞おちんぽをシコシコしてください』っていうの! ほら、言って! 言わないとしごいてあげないよ」
ミチルはなんという恥ずかしい言葉を我に言わせようとするのか。
だが、気持ち良くして欲しい。
我の生えているもの……『おちんぽ』をイかせて欲しい。
「わ、私の童貞おちんぽを……シコシコしてください!」
「はーい! よく出来ました!」
ミチルは我が着ていたドレスと下着を脱がせた。
我の肉棒はグロテスクなほどに黒ずんでおり、大きく剃り上がっていた。
「うわぁ……ヴィネちゃんのおちんぽ、肌の色よりも黒ずんでるね」
ミチルは我の肉棒を力強く握りしめた。
我の肉棒は文字通りミチルの手中に収められている。
イくもイかぬもミチル次第。
「う……あ……」
気持ち良くて声が出る。そしてミチルは規則正しい一定のリズムで我の肉棒をしごいていく。
シコシコシコシコ。
先端部分からは徐々に白い液体が先走り始めた。
「あぁ……イく、イッてしまう!」
快楽が絶頂に達しようとした時、再びミチルはピタッとしごく手を止めた。
「み、ミチル……」
急に止められたのが悲しくなり、涙目でミチルを見つめるとミチルはよしよしとあやすように我の頭を撫でてきた。
「ヴィネちゃん。そんなに悲しそうに表情しないで。これからもっと気持ち良くしてあげるから。ヴィネちゃん。全部脱いで?」
「わ、分かった」
ミチルに促されるまま、我は着ている服を脱ぎ去った。ミチルも自分の着ている服を脱ぎ、全裸となった我とミチルはじっとお互いの体を見つめ合う。
「ほら見て。ヴィネちゃん。私のおちんぽ、勃起してるんだよ。どうしてだと思う? それはヴィネちゃんが気持ち良さそうにしているのを見たからなんだよ」
「う、うむ……」
ミチルは我のおちんぽを自身のおちんぽに当ててきた。
「こうして……おちんぽと……おちんぽを……擦り合わせると……気持ち良いでしょう?」
蠱惑的な笑みを見せるミチル。
腰を動かし、おちんぽを擦り付けてくる。ミチルのおちんぽの感触が我のおちんぽから感じられて気持ち良い。
我の腰も何かの魔法の掛かったかのように勝手に動き出した。
「き、気持ち良い。我のおちんぽとミチルのおちんぽがぶつかり合って……」
「そう、私たち『おちんぽセックス』してるね……」
先端と肉棹にミチルの性液が付着し、ヌルヌルとしてきた。
腰を振るたびにミチルの玉がプラプラと大きく揺れ動いている。
「あぁ……す、すごい……なんなのだこれは……」
「ヴィンちゃん。一緒に……射精しよ……本当なら男の子しか体験できないこと……一緒に体験しよう……」
ミチルの言葉を聞き、体から何かが吹き上がるような感覚が訪れる。
そして、ミチルとほぼ同じタイミングで――白い液体が吹きだした。
二つの肉棒から発射される白い液体。
ミチルから出たのが我の体に、我から出たのがミチルの身体のぶっかかった。
「すごい……ヴィネちゃんから出た性液……」
ミチルは自身の身体に掛かった白い液体を指で掬い取ると美味しそうに舐めた。
「ヴィネちゃんも舐めてみ?」
「う、うむ……」
我は白い液体を舐めてみた。どんな味がというと、苦味を含んだ茶のような感じであるのだが、我の嫌いな味ではなかった。
「どう?」
「お、美味しい……」
その後もミチルとともにここでは描けないくらい凄まじいことをしたのだが、二時間ほどすると我から生えてきたものは何事もなく消えた。