一人暮らしを始めた僕の高校生活はバラ色でした。 作:チャンドラ=グプタ
4月25日にタイプスリップした俺はすぐにベッドから起き上がり、シャワーを浴びた。
もう少しで『あいつ』がやってくることだ。
シャワーから浴び、服を着終えると『ピンポーン』とインターホンの音が鳴った。
来たか――俺は意を決して玄関へと向かった。
扉を開けると、俺の実妹である愛子が立っていた。
タイムスリップ前と同じく、英語のロゴが入った赤いシャツとホットパンツと黒のニーハイを履いており、長めの亜麻色の髪をゴムで纏めている。
「待ちきれなくて、来ちゃった……」
愛子は「えへへ……」と可愛らしく微笑んだ。
「愛子か。久しぶりだな」
努めて冷静に言うと、愛子は目を大きく見開いて俺を見つめた。
「お兄ちゃん。驚かないんだね」
「ああ。それより、愛子。ちょっと付いてきて欲しいところがあるんだけど……いいか?」
俺は靴を履き、愛子の手首を掴んだ。突然の俺の行動に愛子は戸惑っているようであった。
「う、うん。別にいいけど……」
俺が案内したのは俺の真上の部屋の302号室――つまり、薫さんの部屋である。
「お兄ちゃん、この部屋は?」
「俺の彼女の部屋だ」
「え……」
愛子は明らかにショックを受けたように顔を強張らせた。
しかし、そんな愛子に構わず俺はインターホンを押した。
「はーい!」
ドタドタドタと薫さんの足音が聞こえてきた。
「あ、優馬くん! その女の子は?」
薫さんが扉を開け、俺たちの前に姿を現した。
薫さんはピンク色のキャミソールと青いショートパンツという肌の露出が多めの姿をしていた。
「妹の愛子です。ほら、愛子。俺の彼女さんに挨拶して」
「は、はじめまして……愛子と言います。お兄ちゃんがいつもお世話になっています」
「愛子ちゃんって言うんだ! すごく可愛いわね! 二人とも良かったら上がって!」
薫さんに促され、俺と愛子は部屋に上り込むことにした。
薫さんと付き合ってから、薫さんの部屋をちょくちょく片付けているが、薫さんは相変わらず部屋を散らかしていた。
脱ぎっぱなしの下着が床に落ちている。
「ちょ、ちょっと薫さん! なんですか、これ!」
愛子は顔を赤くし、薫さんの際どいデザインの下着を手に持った。
「ああ、これね。今日さっき、シャワー浴びた時に脱いだやつだわ」
ほう、さっき脱いだやつか……
「愛子、それを俺に貸してくれ」
「え!? 何に使うの?」
愛子は驚愕の表情で俺を見つめた。失礼なやつである。
俺がそれを使って変なことをすると思ってやがるのか。
「何って……洗濯機に入れるんだよ」
「わ、私が入れてくる」
こいつ……俺の大事な仕事を奪う気か!?
AIに仕事を奪われた時の気持ちはおそらくこんな感じだろう。
「ダメだ! 愛子にはまだ荷が重すぎる!」
「何が!? もういいからこれ洗濯機に入れてくるね!」
有無を言わせぬ勢いで愛子は洗濯機が置いてある洗い場へと向かった。
ちくしょう。
「ふふふ……私の下着を見て、スイッチ入っちゃたの?」
薫さんは俺の背後に回り込み、背中にたわわな胸を押し付けてきた。
「えっと、その。ま、まぁ……」
俺は振り向き、薫さんにあるお願いした。
まずは愛子が俺を性的な意味で溺愛していることを説明し、本題に入る。
果たして薫さんは首を縦に振ってくれるだろうか。
「ええ、分かったわ」
よし、それじゃ作戦実行だ。
「お兄ちゃん……って何してるの!?」
リビングに戻ってきた愛子が声を荒げた。
「ん……うふ……優馬くん」
「ん、か……薫さん……」
俺と薫さんは今まさにキスをしていた。
しかも、愛子の前で堂々とだ。
キスを止め、真顔で愛子にこう告げる。
「何って……見ての通りキスだよ。カップルなんだから当然だろ?」
「そ、そうかもしれないけど……せめて二人っきりの時にしてよ」
愛子に正論を言われた。
だが、今はそんな正論を一気に切り捨てていく。
「そうだな。それじゃ、愛子。お前は先に俺の部屋に戻っていてくれ」
「ええ!?」
愛子が素っ頓狂な声を上げた。
「悪いけど愛子ちゃん。私からもお願い」
薫さんも便乗するように愛子にお願いした。
「わ、分かりました……」
愛子は顔を引きつらせながらも部屋を後にした。よし、ここからが本番だ。
一体、何をするのかと言うと。
「それじゃ、優馬くん。ちょっと電気を消すわね」
薫さんは部屋の照明を豆電球だけ残しておく状態にした。
「それじゃ……しましょうか」
暗闇の中で男女二人は快楽の沼へと落ちていく。
「ん……」
「薫さん……おっきくて気持ち良いです……」
「もっと私のおっぱい触って、しゃぶってもいいのよ?」
「では、失礼します」
「やん! ふふ、そんなにしゃぶって……相変わらず赤ちゃんみたいね」
「薫さん。俺のこれ、挟んでもらえます?」
「うん、いいよ。優馬くんのおちんちん、私の胸で気持ち良くしてあげるね。ん……ん……すっごい、硬くて大きいわね……優馬くんのおちんちん……」
「はぁ……ん……や、やばい……」
「ひゃ! す、すごい……いっぱい出たね……きゃ、ちょっと、優馬くん!」
「か、薫さんのアソコ……すごく濡れてて……興奮します……」
「ん……そ、そんなに激しく舐められたら……あ、あぁん……!」
「お兄ちゃん。薫さん」
「あ、愛子……いつからそこに?」
「さっきからずっと見てたよ。随分と楽しそうだね……」
「まぁな」
ここまでは俺の想定内であった。しかし、
「私も……お兄ちゃんにしてほしい……」
予定が狂った。
まさかここで愛子が発情して、セックスをねだってくるとは想定外である。
「なら、愛子ちゃん。私たち三人で楽しみましょう!」
「え?」
薫さんがとんでもない提案をした。
俺が考えていた作戦は薫さんとのセックスを愛子に見せつけて、俺への溺愛を無くしてもらう予定であった。
「いいわよね? 優馬くん?」
「ま、まぁ……薫さんがいいって言うのなら」
いいのか? 本当に? 実の妹と3Pするってことだぞ?
「それじゃ失礼しますね……」
「すごい……愛子ちゃん。とっても良い体してるわね!」
「ちょ、ちょっと……薫さん……いきなり胸を揉まないでください」
「ふふ、それじゃ優馬くん。揉んであげて」
「わ、分かりました……それじゃ、揉むぞ。愛子……」
「うん……」
「うん……わ、私の胸が……お兄ちゃんに揉まれてるよ……気持ち良いよぉ……」
「あらあら。だらしなく涎まで垂らして……愛子ちゃんは本当に優馬くんが好きなのね……私もだけど」
「ふぁ……か、薫さん!?」
「優馬くんは耳元が弱いからね……こうして……舐めてあげると……ビクンって震えて……本当……可愛い……」
「お兄ちゃん……」
「ん……おにいひゃん……」
「あら。我慢できなくてキスしちゃったのね。それじゃ私も……」
「ん……」
「はぁ……お、お兄ちゃん……もう私、我慢できない……早く挿れて……」
「ダメよ愛子ちゃん。彼女なんだから私が最初!」
「そんな横暴です! じゃんけんで決めましょう!」
「望むところよ!」
「「最初はぐー! じゃんけんぽん!」」
「やった! 勝った! それじゃ、優馬くん……私に挿れてちょうだい……」
「は、はい……それじゃちょっとゴムを……薫さん?」
「きょ、今日は安全日だから膣(なか)に出しても大丈夫よ……だから生でやりましょう……」
「分かりました……」
「ん……しゅ、しゅごい……優馬くんのあっついのが中に……」
「薫さんの中……キツキツですっごく……」
「ん……あ……あぁん……や、やばい……いい……あぁん……!」
「薫さん……もう……これは……い、イきそうです!」
「あぁん!!」
「はぁ……ああ……」
「あーあ。こんなに中に出して……本当、とっても元気なおちんぽさんね♡」
「お兄ちゃん。今度は私の番だよ。私も今日は安全日だから安心して膣(なか)に出してね」
「ほ、本当だろうな?」
「うん。ほら、早く挿れて」
「ああ、それじゃ挿れるぞ……」
「う……あぁん……」
「ぐ……す、すごい気持ち良い……」
「優馬くん。私とどっちが気持ちいいのかしら?」
「しょ、正直に言うと、同じくらい……」
「ふーん、そう……」
「あの、薫さん。つねってくるのやめてください」
「あ……お、お兄ちゃん……もっと……奥まで突いてよ……そう……そんな感じで……もっと、速く……もっと……あ……あぁん!」
「愛子……お前のおまんこ……すっごく気持ちいいよ……」
「薫さんと……あぁん! ど、どっちが……」
「お、同じくらい……うあ! あ、はぁあ……」
「お、お兄ちゃんの種(タネ)が私の中でいっぱいになったよ……」
「えーい!」
「うわ! 薫さん! なんですか!? 急に抱きついて!」
「愛子ちゃんに私と同じくらい気持ち良いなんて言うから妬いちゃったわ! 今度はもっと優馬くんを骨抜きにして情けない顔にしてあげるんだから!」
「お兄ちゃん。私もまだ満足しきれてないからもう一回しよう」
果たして俺は腹上死せずに、朝を迎えることができるのだろうか。
そんな不安を抱えつつ、薫さんと愛子の三人で長い夜を過ごしていった。