※この作品はR-18です。

104期の同期に逆レされた件   作:オールF

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試し書きのため短め


プロローグ

 

 レイプ。相手の合意もなしに無理矢理、性行為に及ぶことで強姦とも言われるものである。基本的には体格的にも筋力的にも勝り、肉欲に飢えている男性側が女性へと行なうのが主流であるのだが、例外というのは存在する。

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ……んんっ」

 

 

 鉄格子と敷き詰められたタイルが目につく地下牢に響くのは、ナニカとナニカが擦れ合う音と、男性の上にまたがる女性の喘ぎ声であった。

 

 

「ど、どくんだっ! 今なら、まだ、うっ……!」

 

 

「んっ。だめ。アンタには、乙女を、傷つけた、セキニン、取って、貰わないと」

 

 

 女性が男性の上で腰を上下に振り、途切れ途切れに言葉を紡ぐ。

 挑発的な仕草と表情に青年は歯噛みするも、押し寄せる快楽には抗えない。

 

 

「ふふ、アンタのその顔、他の奴らが見たら、どう思うかな」

 

 

 嗜虐的な微笑みを浮かべながら青年へと顔を近づけた女性は首筋に舌を這わせる。手は鍛えられた胸板へと伸びて、シャツの前を開けると伸ばされた舌は男性の乳首へと向かっていく。

 

 

「お、おまえ……くっ!」

 

 

「気持ちいいんだ、男なのに」

 

 

 いつもは余裕のある表情を浮かべている青年が、今は苦闘の表情を浮かべているという事実に女性は高揚し、心の中に疼いた嗜虐心をより燻られる。

 ヌブッヌブッズチュッズチュッと膣の襞が肉棒を擦る度に甘美な音が響きわたる。敏感になった肉壁に伝わる快感に女性の顔が歪み、腟内がぐいぐいと拡張されて押し寄せてくる圧迫感が気持ちいいと、女性は腰を振る。

 ぢゅぽぢゅぽと卑猥な水音を立てながら、ペニスを貪る女性の動きに耐えられず、男性の神経が一点に集まり、雄々しいペニスが痙攣する。

 

 

「ぐ、ぐおっ……!」

 

 

「んんんっ!!」

 

 熱いものを放出し、筒状の中を精液が駆け抜けると同時に、女性の快感も最高潮に達し、声にならない感覚が彼女のココロとカラダを満たしていく。破瓜の痛みなどなく、快楽は胎に快い。体内を満たす充足感は、そのまま女の生殖本能を熱く満たして女性に本来の目的を忘れさせるものであった。

 

 

「まだ、できるでしょ?」

 

 

 一度ペニスを引き抜いて、女性器から溢れ出す白濁液を指でなぞり、それを発射した青年の肉棒を見ると、この牢屋に囚われている女性、アニ・レオンハートはベッドに拘束した男性の上に再び跨ると自身の膣へと陰茎を引き入れた。

 

 

(……どうしてこんなことに)

 

 

 一度、精を吐き出して思考がクリアになった青年は自分の肉棒の反り返りを強くし、硬度を増させた同期を見上げながら数分前のことを思い返す。

 

 アニ・レオンハートは104期訓練兵団を卒業し、王の側近として壁内の治安を守る憲兵団になった女性兵士である。鷲鼻とチャーミングな金髪とは裏腹に繰り出されるキックはどんなに鍛えても男性には1歩劣る女性という身に生まれた彼女が勝つための強力な武器だ。

 そんなアニだが、彼女は壁内人類を守る3つの壁のうちの一つ、ウォールマリアを破壊した超大型巨人、鎧の巨人と同じく、知性を持った巨人になれる人間であり、女型の巨人の中身であった。

 それをいち早く見抜いた兵士と、アニが狙う知性を持った巨人になれる能力者エレン・イェーガーを護衛する特別作戦班リヴァイ班の活躍によって、捕らえられた彼女は調査兵団の所有する地下牢に閉じ込められた。

 三日三晩行われた尋問に彼女は口を割ることはなく、仲間と思わしき超大型巨人、鎧の巨人の正体や、壁を破壊した動機に、エレンをさらおうとした目的の一切を吐露せずに鉄格子の中で過ごしていた。

 尋問がなければ人も来ない、手足は拘束されてまともに身動きの取れないアニが唯一、自由になれるのが彼女を捕らえた青年が食事を持ってくる時と用を足す時である。

 戦士になった時より自分は女性ではなく、母国を守る盾であり、敵国を打ち倒す鉾となることを誓ったが、恋人でも夫でもない異性に自分の性器を見せるというのは彼女にとっては1番耐え難い恥辱であった。そして、最も許せなかったのが、アニが痴態を晒していると思った一方で男性側は何も感じていないことである。

 普通は女性の性器を見たら、一般的な男性であれば多少なりとも動揺したり、目を逸らしたりするものだが、男はそんなものに興味が無いと言わんばかりに淡々とアニの排泄物の処理をすると特に何も言わずにその場を去っていくことが多かった。

 その事に段々と腹を立てたアニは、とある計画を考えた。あの唐変木に自分が乙女であること、そして、自分に対して与えた恥辱と同等のものを与えてやろうと。

 手足を拘束する金具がキツいと文句を言えば、彼は巨人になれるんだから問題ないだろうと無下にすることはなく、どれどれと拘束具を外していく。それを見計らって一瞬の隙をつくと逆に男性をベッドに拘束することに成功した。

 ここでアニが冷静になっていれば牢屋を開け放ち、脱走していたところであったが、彼女は今回行動を起こした目的を完遂しようとムキになり、彼との性行為に及んだ。

 

 

「あっ、あっ……はぁあああ……!」

 

 

 壁内にいる王に近しい人物を篭絡して始祖の情報を聞き出すことも、最悪の場合は有りうるだろうと、知識としては叩き込まれていたものを敵国の兵士で実践することになるとはアニも彼女の仲間も想定しなかっただろうが、アニの女性本能はこれによって開花し、快感に肢体を打ち震わせていた。数日ぶりに動いたこともあって、2度の性行為で体力を使ったアニは男性に跨ったまま前に倒れる。歓喜の吐息を響かせ続ける彼女に、唐突に精液を搾り取られた男性は息を整えながら、左手の関節を外して、手錠から左手を引き抜く。そして、アニを起こさないように右手の拘束も解くと、アニを自身の上から下ろし、足の金具も外していく。

 

 

「……ふぅ」

 

 

 思ったより気持ちよかったなと、2度目(……)の性行為に満足する。まだまだ出来そうではあるが、見回りは自分以外にも来るし、尋問官の女性は暇さえあればやってくるため、早めに正さないと面倒なことになるなと男性は湧き上がる性欲を押しとどめながら彼女との行為の残り香を処理していった。

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