※この作品はR-18です。

104期の同期に逆レされた件   作:オールF

8 / 10
……なぁ、ピークとの逆レイプ……ちゃんと書いたら……俺は自由になれるのか……?


敵国の兵士と牢屋の中で

 ジーク・イェーガーを初めとしたマーレの戦士たちが9つの巨人の力を継承してから5年が経った。

 1人はエルディアの犯してきた歴史に終止符を打つため。

 1人は家族の暮らしの安定と弟を守るため。

 1人は育ての親が生活を豊かにしたいがために。

 1人は父と母が共に暮らせるように、更には英雄になるため。

 1人は家族と共に名誉マーレ人になるため。

 そして、車力の巨人の力を継承したピーク・フィンガーは父親の病気を治すため、名誉マーレ人となり、治療費を稼いで、父に健康になってもらうためだった。

 そのために、女性ながらも戦士候補生の訓練を受け、冷静な判断能力が買われて車力の力を与えられた。齢10代に届く前に残り13年しか生きられないと知っていながらも、自分を守り、育ててくれた父に酬いるため、彼女はマーレの戦士として戦うことを決めた。

 マーレの敵として攻め込んで来た敵を蹴散らし、斥候や陽動作戦、物資の供給、換装パーツを用いて銃火器を搭載した歩行兵器など多彩な戦術により敵国を翻弄して、マーレの勝利に貢献してきた。

 だが、そんなマーレの勝利も長くは続かず、予想外のところで終止符を打たれてしまう。パラディ島侵攻作戦に送り込まれた4人の兵士たちが5年経っても帰投せず、追加で獣の巨人の力を継承したジークと共にパラディ島に乗り込んだ2人を待っていたのは……地獄だった。

 威力偵察のため、ある村の住人たちを無垢の巨人として使役したジークだったが、パラディ島には巨人に対する兵器とそれを扱う兵士が存在した。しかも、銃火器の類ではなく、生身で空を舞い、手にした剣でうなじを切り取るという近接戦闘を用いてだ。

 若くして、何度も戦争に参加した2人でも、このような戦闘方法を用いられたのは初めてであり、また予想外すぎて対応が遅れ、威力偵察は失敗してしまう。

 殺されることは無かったが、巨人になれないようにと地下牢へと幽閉された戦士たちはやってくる眼鏡をかけた兵士と、自分達を捕らえることに最も貢献した兵士に話しかけられる日々だった。

 そんなある日、牢を移すという話が持ち上がった。理由は威力偵察の際にやってきたマーレの戦士が地下牢の存在を嗅ぎつけて、全員一気に逃走されることを危惧しての事だった。

 その危険性を考慮して、調査兵団が所有している他の地下牢に分散させるため、移動が行われた。ピークは最後で、担当者は自分を捕らえた兵士だった。

 目隠しをされ、また自由に身動きを取れないように拘束されたまま、馬車に乗せられて、新たな住まいへと向かうピークは隣に座る兵士のことを見た。

 

 

「私、これからどこに連れていかれるの?」

 

 

「言っただろう。調査兵団が保有している地下牢だ」

 

 

 それに地名を言っても、君には分からないだろうと言われて、そりゃそうだとピークは頷いた。

 馬車からは外が見えないし、わざとコケて身体に傷をつけて、巨人化しようにも男は完全武装で、自ら傷をつけることを読まれているのか、馬車の床には柔らかいクッションとか毛布が敷き詰められており、ピークにできることと言えば少しでも会話を交わして男の警戒心を解くことくらいであった。

 

 

「けど、こう無言だと暇でさ……せっかく口は動かせるんだからなにか話そうよ〜」

 

 

「じゃあ、君たちはどうやってここまで来た? どこから来た? 何のために?」

 

 

「あ〜そういう話じゃなくて」

 

 

 こちらから話しかけても答えないのに、陽気に会話しようと誘ってきたピークに兵士は矢継ぎ早に質問を繰り出すも、ピークは首を振った。

 

 

「あ、恋バナしよ。恋バナ」

 

 

「……恋愛には疎いんだが」

 

 

「嘘つけー。アニと何があったか知らないけど、結構いい感じだったんでしょ?」

 

 

 ベルトルトが愚痴っていたのを聞いたピークが2人の関係性について尋ねると、青年は顎に手を当てた。

 

 

「いや、彼女が私を想っているのは一時的な勘違いだろう」

 

 

「うわ、冷めてるね……」

 

 

 多分、ライナーとかベルトルトなら好きじゃないにしても可愛い女の子から好かれたら鼻の下伸ばすだろうにとピークは思うも、目の前の青年はそういうタイプじゃないなと1人で結論付ける。戦士隊のメンバーだとジークが近いかなと考えていると、今度は青年から質問が飛んできた。

 

 

「では、君は好きな相手がいるのか?」

 

 

「あー、そうだねー。うーん、戦士隊のみんなかなー?」

 

 

「なんだその答えは……」

 

 

 だって、ホントなんだもんとピークは上機嫌に言った。マーレのことは好きではないが、苦楽を共にした戦士隊のメンバーのことは好いているピークは、心からそう言ったが、青年にはその答えは不服だったのか、少しだけ眉間にシワを寄せていた。

 

 

「君のそれは友愛や親愛であって、恋愛的な好意とはまた別のものだろう」

 

 

「それは、まぁそうだけど」

 

 

 そう言われても、戦士候補生から戦士として選ばれるまで訓練の日々で恋愛にうつつを抜かしている暇のなかったピークにとって、恋愛とは縁のない話だった。そこにはどうせ好きになっても、自分の寿命が13年しかないということも起因している。

 

 

「……まぁ、私はいいかな」

 

 

「なら私も同意見だ。兵士である限り常に死と隣り合わせなのだから、想い人を作っていては任務に支障が出る」

 

 

 へーとピークは感心する。こんな考えを持つ兵士が他にもいるなんて思わなかったからだ。

 

 

「へぇ、結構優しいんだね」

 

 

「……なぜそうなる?」

 

 

「だって、自分が死んだ時に好きな人に悲しんで欲しくないからってことでしょ?」

 

 

 ピークの言葉に、男は沈黙した。言い当てられたことか、あるいはそういう考えがあったかと感心したかは定かではない。

 

 

「……なるほど、そうかもしれないな」

 

 

 だが、男は納得したようで、満足げに微笑んだ。その顔にピークはこういう顔もできるのかと新たな発見に瞬きする。いつもは巨人の神秘を聞いて発狂したり、セクハラまがいな質問ばかりで変態なイメージが強かったが、意外と紳士的なのかもしれないと思ったからだ。

 

 

「着いたぞ」

 

 

 そして、馬車の外から聞こえてきた声にピークは顔を上げた。馬車が停止するまでの間に、再びピークの目に布が巻かれる。

 馬車の扉が開かれるのを待ち、男が先に外に出て、ピークの身体を抱き寄せる。

 

 

「……ねぇ、この運び方どうにかならないの?」

 

 

「何か不満か?」

 

 

 手足を拘束している以上、ピーク自身が動けないため、他人の補助があるのは仕方ないにしても、わざわざお姫様抱っこで運ぶ必要があるのかとピークは疑問に思った。

 

 

「はぁ、もういいよ」

 

 

 ピークが問いかけるも、男が意に介していないようだったので抵抗を諦める。肩と膝裏を持たれながら、馬車の外へと出される。目隠しをされていても太陽の暖かさを感じることからまだ昼間だとわかるが、周囲に人の気配はない。男が馬車の先頭に乗っていた兵士に先に戻るようにと話を終えると口を開いた。

 

 

「さて、行こうか」

 

 

 男の声とともに、重厚な扉が開く音が聞こえ、男は歩き出す。しばらくすると、地下牢への階段を降りる音が響く。

 ピークは、ここで自分は余生を過ごすことになるのかとぼんやりと考える。パラディ島での、マーレの扱いは比較的というかかなり優しいにしても、島の壁を破った国の戦士、それも巨人の力を持つ者たちを外に出すということはまず考えられない。拷問の末に殺されるかそれとも、マーレが攻め込んできた時の人質、それかマーレのように誰かに継承させて兵器として扱うのか。

 いずれにせよ、このままでは父の病を治すという目的は叶えられない。しかし、この男から逃れる手段は無いし、巨人という力を失った今のマーレが、パラディ島勢力に勝つというのは非常に難しいため救援も望めない。絶体絶命、詰んでるじゃんと考えていると、男の足が止まる。

 

 

「少し降ろすぞ」

 

 

 言葉通り、冷たく、コンクリートで出来ている床にピークを降ろした青年は牢屋の鍵を開ける。再びピークを持ち上げて、牢の中へと入ると、ベッドの上にピークをゆっくりと降ろす。

 ようやく、目隠しが外れ、ピークが目を開けると、牢屋は以前よりは少し広く、トイレもついており、ほんのわずかだがグレードアップしているように感じた。

 

「お気に召したかな?」

 

 

「……うん。そうだね、君に便の処理とかして貰わないで済みそうなのはいいかな」

 

 

 そうかと答えながら、ピークの拘束具も解除した男兵士は、蝋燭を立てる場所にレイス家の地下で採掘された光る石を置いた。明かりが灯って、明るくなった牢屋のベッドの上でピークは男の顔を見上げた。

 

 

「それで? 私はいつまでここに居させられるの?」

 

 

「さぁな。君たちが何も答えてくれないから、我々は探り探りでやっていくしかないからな」

 

 

 そう言って青年はわざとらしく肩をすくめた。

 

 

「だが、最低限の衣食住は保証しよう。水浴びは出来ないが、着替えと食事は今まで通り提供しよう」

 

 

「わーありがとー」

 

 

 素直に感謝を述べるピークは微笑みながら、もうひとつ問いを投げかけた。

 

 

「私の世話係って……」

 

 

「私だが」

 

 

「ですよねー……」

 

 

 そんな気はしてたと肩を落としたピークに、青年は武装したまま、替えのシーツを入れたり、着替えの補充などをテキパキと行っていく。

 こうして見ると隙だらけだが、もし襲いかかっても、すぐさま切られちゃうんだろうなとピークが男の規格外な戦闘力に辟易していると、男から下着と上着が飛んでくる。

 

 

「今着ているそれ、この島に着てからのものだろう。臭うから、着替えたまえ」

 

 

 そうかなとピークは自分の服の匂いを嗅ぐも、特に変な匂いはしないがと不安げな顔をうかべる。

 

 

「失礼じゃない? 女性に対して」

 

 

「君の体臭ではなくて、服の方だ。早く着替えてくれ」

 

 

 そんなの分かってるよとピークは頬を膨らませた。そうとは分かっていても臭うと言われては、乙女として傷つくと恨みを込めた目で青年を睨みつける。

 しかし、男は気にする素振りなどなく、淡々と作業を進めていた。ピークはその事に苛立ちを覚えた。理由は分からないが、この男に自分が女であるということを証明してやりたいと考えを巡らせる。

 

 

「あ、あのさぁ」

 

 

「何かね」

 

 

 ピークの言葉に男が振り向くと、ピークは衣服を脱いで下着姿となっていた。戦士として鍛え上げられた身体はミカサやアニほど筋肉質でなくても、綺麗に整えられており、髪のボサボサさとは打って変わって女性らしい肢体をしていた。が、兵士は以前から着替えや下の世話などもしていたため、見慣れており今更どうしたと首を傾ける。

 これじゃダメかとピークは男の鈍さに、ため息を吐くと次の作戦に移った。

 

 

「悪いんだけど、ブラのホック取ってくれない?」

 

 

「それくらい自分でやりたまえ」

 

 

「いや、手足を縛られたからかな……上手いこと動かなくて」

 

 

 ピークが申し訳なさそうな表情を浮かべると男は少し考えるそぶりを見せる。そして、仕方なさそうに「わかった」と言うと、ピークの方へと近づく。ピークは背中を向けて、男がブラを外すのを待ち、ブラが外れて胸が零れ落ちた刹那、振り返って男へと抱きついた。

 

 

「……何をしているんだ?」

 

 

「えっ? これでも反応しないの?」

 

 

 ピークは信じられないという顔で男を見る。大抵の男は抱きついただけでイチコロ。加えて、今は胸もさらけ出しているため余計にだろうと、ピークはすかさず男の股間に触れる。

 

 

「えっ? アナタ、女?」

 

 

「そんなわけないだろ」

 

 

 全く反応していない男に、ピークは再び信じられないという顔で尋ねる。心外だなと怒る男をよそに、ピークは男の勲章の有無を確かめるべく、男のズボンのベルトを外して、ズボンと共に下着をずらす。すると、そこから勃起していないにも関わらず、立派な大きさの男の陰茎が現れたことに、ピークは顔を上げた。

 

 

「なんだ男か」

 

 

「だからそう言っているだろう……」

 

 

 ピークに脱がされても相変わらず平然としている男に、ピークは悔しそうにする。もしかして女に興味が無いのではと思い至るが、そんな馬鹿なと首を振った。

 冷静になって考える。今はチャンスなのではと。会話から察するに男は責任感が強く、真面目な性格だ。多少変態な一面はあるものの、顔も体付きも言動も悪くは無い。

 この身体を差し出して篭絡すれば、父の元へと帰る道が開けるのではないかと、喉を鳴らしたピークは、未だに困惑した表情で自分を見る男へと視線を交わす。

 

 

「ねぇ、お願いがあるんだけど」

 

 

「……何だね?」

 

 

「私の事抱いてくれない?」

 

 

「はぁ?」

 

 

 ピークの言葉に、男は眉間にシワを寄せた。

 

 

「さっきからなんなんだ君。わけが分からないぞ」

 

 

「……私さ、あと8年で死ぬんだよね。だから、恋人なんて作ってる余裕ないわけ」

 

 

 急に始まった自分語りに男が白けた顔でピークを見つめる。

 

 

「でもさ、このまま男を知らずに死ぬのは勿体ないんじゃないかと考えた。現れるか分からない好きな人を待つよりは、性格の合う君と肌を重ねる方が建設的だと思わない?」

 

 

「私は別にそういう趣味はないのだが」

 

 

「なら、その気になるようにさせてあげる」

 

 

 そう言うとピークは男の唇を奪う。舌を入れて、男の口内を堪能するように貪る。

 

 

「んふぅ……ちゅぱ……はむ……じゅる」

 

 

「ぷはっ! ……やめっ、んぐっ……!?」

 

 

 男が口を離そうと力を込めるも、ピークがその前に壁へと押し付ける。逆壁ドンをして逃げ場を防がれた男は押し倒して、ピークに傷を作らせるわけにもいかず、ピークのされるがままキスを受ける。

 

 

「ぷはぁ……どう? その気になった?」

 

 

「……ならない」

 

 

「そう」

 

 

 ピークは男の返事を聞くと、「でも」と男の屹立したペニスの裏筋に手を這わせた。

 

 

「こっちはやる気みたいだけど?」

 

 

「……っ」

 

 

 男の陰茎がピークの手の中でビクビクと震える。ピークはニヤリと笑うと、そのまま手を動かし始めた。ゆっくりと優しく握ると、上下に手を動かす。

 

 

「くっ……や、やめたまえ」

 

 

「どうして? 気持ち良いんでしょ? パンツァー隊……あぁ、私の仲間ね。みんな男の子で、言ってたの。ここをさすられると気持ちいいって」

 

 

「や、やめろ……」

 

 

「そんなこと言わないで、私とシちゃおうよ」

 

 

 ピークはそう囁くと、顔を近づけて再びキスをする。今度は先程よりも長く濃厚なディープキス。そして、その間にも男の陰茎を扱き続ける。

 

 

「んっ……れぇ……はむ……ぢゅうぅ」

 

 

「あっ……」

 

 

 男の意志とは真逆に、刻まれる快楽には抗えずに、切っ先からは先走り汁が出てきて、ピークも愉しくなってきたのか更に激しく擦り上げる。

 

 

「あっ? これって、もしかして精液ってやつ?」

 

 

「うぐっ!」

 

 

 その知識もパンツァー隊かと、男は見たことも無い兵士たちの容姿を思い浮かべ、こんなことになった遠因かもしれない彼らに怨嗟の言葉を向ける。

 ピークはビクビクと震え出した陰茎に目を見開くも、すぐに妖艶な笑みを浮かべる。そして、空いている方の手で、男の亀頭を撫で始めた。

 

 

「へぇ、これが精液? 初めて見たかも」

 

 

「くっ……!」

 

 

「出そうなの? じゃあ……」

 

 

 ピークはそう言うと、パッと手を離す。押し寄せてきた快楽が突然止められて、男は懐疑的な目でピークの方を見た。

 

 

「どうする? 射精したい? したいなら、私のお願い、聞いてよ」

 

 

 そう言って、下着を僅かにずらして黒い陰毛の下にある血色のいいビラビラを見せつけるとピークは妖しく微笑んだ。

 




エレン!! ピークとの前座は書いたぞ! 本番シーン以外は……これでいいのか!? これでよかったのか!? なぜ……全てを見せてくれないんだ……。感想の……内容を……。貰える……評価を……。ランキング……掲載の日を……。

ピークとの続き

  • ピーク主体
  • 男側からの一転攻勢
  • どっちもよこせ
  • 次の女だ、書け
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