船の甲板上。2つの影が向き合っていた。一つは壁にもたれかかるように倒れており もう一つの影を見つめている。対するその影は髪の毛を無数の拳に変えており その影をじっと見つめている。
男「て、てめぇ…こ、こんな能力があるとは…」
獣のような風貌。人間の言語を話す男。この世界に存在する「悪魔の実」と呼ばれる実を食べた存在で それによって人知を超えた力を得た存在。そんな男でも今のヤミに敵う力はなく 一方的にやられていた。
「ええ…この能力は私の嫌な過去を作り出した力…でも」
手を鋼鉄のグローブに変形させるとそれを見つめながら 頭に美柑の顔を浮かべ 前に飛び出す。そして
「これのおかげで大切な者を守れる力を得ました!」
そのまま大きな爆発音と共に船の壁にヒビが入る。それは男の顔の横 わざと外したらしく それを見た男は怯えた声で呟く。
男「な、なあ俺と手を組まないか 俺とお前ならこの海を取れる。タダとは言わねぇ 金でも何でもやる。だから…」(へへ、かれで油断したところをやるしかねぇ こいつは甘いからなぁ)
そう呟く男。しかし、内心はヤミの隙を突こうという作戦で その思惑通りヤミは拳を閉じ こちらに顔を向ける。今しかないというタイミング…
男「ばーかぁ!これでお前は終わりだよ!」
今だと言わんばかりに動き始める男。爪を立て ヤミの胸を貫こうとする。しかし、結果は男の未来とは違った。
「そんなことだと思ってました…」
その言葉と共に男に結果が到達する。ヤミの髪の毛の拳が男の顔を下から打ち上げアッパーのように吹きとばす。男は見えない速度の拳に抵抗などできず吹き飛んでいく。赤い液体を口から垂らしながら白目を向き空に飛んでいく。それを背にヤミは歩き
「さて 少し暴れ過ぎましたかね」
ドンッ
男が鈍い音を立て 地面に落ちた。
ー
ヤミは男の部屋にやってきていた。そこは先程の様々な道具と先が濡れている木馬。ヤミは少し嫌悪感を懐きながら 男の部屋にあった新聞を手に取る。そこには「海賊」による事件の数々、確実に現実の世界とは違うニュースに異世界に来たのだと改めて実感する。その中でも特に
「世界政府…」
この世界で最も大きな存在であろう組織。ニュースの中にも度々書かれている「海軍」と呼ばれる存在も世界政府の一部であるらしく この世界の情報を仕入れていく。どうやらこの世界は「海賊」と呼ばれる存在が多く存在し 「海軍」、「世界政府」と呼ばれる者が市民を守っている。
「政府を敵に回すと面倒ですね…」
ヤミは直感的にそれを理解すると 改めてヤミは決心する。
(一体どこに…でも私がどうなろうと この世界で何があろうと美柑は助ける…必ず…)
長い一日が終わりを告げた。
今回 私の初作品である「金色のヤミ極」を読んでくださりありがとう御座います!早速ですが皆さんからの評価をもらいたいのでアンケートにご協力ください!意見があればコメントやツイッターで小説のタイトルを検索してもらえればアカウントが出るので そこに感想を是非!
-
面白かった これからもこの調子で
-
面白かったが読みにくい部分がある
-
面白かったが描写が下手くそ
-
普通
-
面白くなかった