1話「異世界」
とある島。人の手など微塵も感じさせない自然溢れる場所。とても静かで聞こえるのは鳥の声、動物の足音。そんな風景に一つの違和感があった。人だ。それは金髪姿 黒いバトルドレスに身を包んだ少女。そうヤミだ。しかし、それはその場で倒れて動かないまま 数時間その場に倒れていた。
「うっ…ここは…?」
ヤミは立ち上がると一言そう呟く。少女はあたりを見渡しながら 記憶を辿る。
(確か…美柑と二人で話してて…オークのような宇宙人と眼鏡の宇宙人が襲ってきて…それで…)
「そうだ…美柑を追って!美柑!?美柑!居ますか!?」
ヤミは思い出すと慌てて周りに叫び始める。まだ近くに居るかもしれないという望みにかけて しかし、その望みはすぐに無駄だと分かる。あたりに響くヤミの声 それに反応するのは美柑の声でもなければ攫って行った二人のものではなく 鳥の羽ばたき 動物の遠吠えのみで それが終わると再び静かになってしまう。
「とりあえず…この場所が何処なのかを調べなければ 上から見ればある程度は分かるでしょうか…」
そう考えると早速行動に移そうと背中を変形させようとする。が、それは反応しなかった。それどころか身体能力も普通の少女レベルに下がってしまい 木を登ることさえできない。理由は何となく分かっている。
「ダークネス…」
ヤミが最後に変身した姿。あの姿は凄まじい力を使える変わりに一定時間を過ぎると解除されてしまう。それだけなら良いのだが反動としてトランスは使用不可となってしまい身体能力が格段に下がってしまうのだ。つまり今のヤミはただの女子高生となってしまう。
(仕方ないですが…何も知らない場所を迂闊に歩くのは危険です…回復するまでここで…)
「ヤミさん!助けて!」
「はっ…いけません…美柑が…待ってるのですから…美柑が助かるのなら私なんて…」
ヤミは美柑への思いだけを糧に この世界を生き抜くことを決める そして歩き始めようとした瞬間 微かに感じる匂いがあった。
「これは…塩?」
その方向へ歩き続けると しばらくして開けた場所にやって来る。そこには思ったとおりの物が現れる。
「海…ですか…」
光を帯びて漂う美しい青い液体。はるか遠くまで続いている海。それはヤミに不安を与える。
(まさか…島なのですか…ここは…それに暫く歩いてみましたがこの島に人の気配は一切なかった…つまり無人島…)
それはヤミに絶望をぶつけてくる。今のヤミにトランスの能力はない。いつになったら回復するかも分からないトランスを待っていれば美柑の身は保証されない。ただでさえ今も無事なのか分からないというのに…
(一体…どうすれば…)
しかし、運はヤミを見捨ててはいなかった。その海に一つの影がやってくる。帆をつけて漂うその影は船だ。目の前に船がやってくる。しかも それは幸いにもこの島を目指して来ているようで…
(あの船に乗ることさえできれば…)
そう思ったヤミは早速 行動に移る。全ては美柑を救うために…こうしてヤミの冒険は始まった。
今回 私の初作品である「金色のヤミ極」を読んでくださりありがとう御座います!早速ですが皆さんからの評価をもらいたいのでアンケートにご協力ください!意見があればコメントやツイッターで小説のタイトルを検索してもらえればアカウントが出るので そこに感想を是非!
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面白かった これからもこの調子で
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面白かったが読みにくい部分がある
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面白かったが描写が下手くそ
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普通
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面白くなかった