ヤミは暫くして目を覚ます。体力的には充分。時間はどれくらい経ったのだろうか倉庫は真っ暗なため時間を感じることはできない。変に動いてバレる訳にもいかない ヤミは耳を済まし状況を整理する。足音や船の揺れなど ここでも分かることはある。
「動いてますね…」
揺れ動く船のきしみ、足音、微かに聞こえる声、完全に船は動きはじめていた。推測するに朝まで眠っていたらしく完全に次の目的地まで動き出したのだろう ヤミはその状況を元に次の動きを考え始める。
(もし昼になって ここの食材を取りにくることがあれば確実にバレる…そうなる前には移動したいですけど…)
そんなことを考えていると突然ドアが開く。ヤミは咄嗟に物陰に隠れる。リーダーの男だった。下っ端を数人引き連れて入ってくる男。目当ては果物の箱のようで下っ端に運ばせていくのだが
「やっぱ変だなぁ」
男は首を傾げながら呟く。周りの下っ端が不思議そうに問いかける。
「どうしたんです?」
「いや この船に乗ってから果物の匂いがあたりにしやがる…まるで動いているように…」
そう言いながら箱をあける男。そして呟く。
「やはりネズミがいやがる…おい、全員に伝えろ ネズミを探せとな」
そうして男は出ていく。下っ端を残し捜索し始める。ヤミの居た隅を覗く…そこには誰も居なかった。
(変に鼻のきく人が居ますね…)
ヤミは咄嗟にその場所から逆方向に動いていた。下っ端の動きに合わせた行動。倉庫を見終えた男は外に出ていこうとする。その瞬間 ヤミは後ろから首を打撃し気絶させる。剣と銃を奪い 倉庫の奥に男を隠す
(このまま隠れていても無駄ですね…それなら…)
ヤミは倉庫のドアを開け 周りを見渡す。慌てて走る船員。ヤミはそのまま飛び込む。
「うわあああ!」
吹き飛ばされる船員。巻き起こる砂煙。周りの船員は慌てて問いかける
「どうした!?」
その砂煙から影見える。金髪姿。黒いバトルドレスに身を包んだ少女。その美しさは男たちは一目惚れさせてしまうレベル。
「あ、あんな可愛い娘が侵入者?」
「へへ お仕置きしてあげなちゃならないなぁ…」
下劣な笑みを浮かべる男たちだったがすぐに後悔することとなる。一瞬にして体が浮く感覚を覚える。周りの男たちも同様。どうやら とんでもない強さらしく…そのまま船の内部は男たちが散乱してしまう。
「えらい派手にやってくれたなぁ」
そんなヤミの前にリーダーであろう男が現われる。しかし、あまり強さは感じられない。そう思えば問いかける
「私を次の船まで乗せてくれれば命だけはとりませんが?」
殺気を飛ばしながら問いかけるヤミ。しかし、男は余裕そうに呟く。
「こんだけのことされたら話はきけねぇなぁ…ま、話を元から聞く気もねぇーけどなぁ!」
そう言うなり銃を向けるが…
「安心しました 話が通じる相手だったら手順を間違えていたところだったので」
後ろから声が聞こ そのまま男の横腹にドンッという鈍い音と共に打撃音が聞こえてくる。そのまま男はよろけるとお腹にボフッと打撃を喰らう。そのままその場でへばってしまう。
「トランスは使えませんが ただの人間相手だと余裕ですね…ただ筋力はだいぶ落ちてますけど」
そう呟いていると男が激怒の声を上げながら
「ゆ、ゆるさねぇ…ぞ…お、お前ら何を寝てやがる…早く起き上がって あの小娘に思い知らせてやれ!そうだな…あの小娘を捕えたら初めてのフィニッシュ以外も好きにさせてやるぞ」
「す、好きに?…」
「へへ…どうしてやろうかなぁ」
男たちがぞろぞろと痛みに耐えながら立ち上がる。下心を得た笑みを浮かべながら…ゆっくりと立ち上がる。ヤミは剣を構えながら警戒し、そんなヤミを見ながら男は呟く。
「男の怖さを教えてやるよ…」
今回 私の初作品である「金色のヤミ極」を読んでくださりありがとう御座います!早速ですが皆さんからの評価をもらいたいのでアンケートにご協力ください!意見があればコメントやツイッターで小説のタイトルを検索してもらえればアカウントが出るので そこに感想を是非!
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面白かった これからもこの調子で
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面白かったが読みにくい部分がある
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面白かったが描写が下手くそ
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普通
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面白くなかった