犬や狼の魔力因子を活性化させ嗅覚を強化する薬品を作ろうとしたら効果が強く出すぎて治験に参加してくれた魔女のクラリスやユウガが動物っぽい振る舞いをするようになってしまった。
アルカナメンバーの一人、魔術師のルカに呼び出されたと思ったらいきなり上記の説明をされた。
彼女は箱舟が誇る錬金術師でもあり通り名の通り魔法と見分けの付かない薬品などの製造を得意としている。
そんな研究の一つがどうやら問題を起こしたらしい。
「嗅覚ならば変身を必要とせずに強化出来ると思ったのだがねぇ。あれはあれで可愛らしいが普段の生活では使えないね」
魔女のクラリスは節制の二つなを持つルカと同じ魔女の中でも強力な力を持つアルカナメンバーの一人だ。
そんな彼女はその強すぎる力を制御するためにその眼をガラテイアという祝福器に独立させているため非変身状態では盲目であり、ルカの研究はそんな彼女の普段の生活をサポートしたいという意図が察せられた。
「二人に同輩を呼んでくれと頼まれてね。しばらくすれば効果は自然と切れるから、役得だと思って楽しんでくれよ。同輩」
そう言うとルカはあくびをしながら去っていった。
クラリスとユウガのいるらしい扉の前で一度、深く息をする。
ルカの様子では特に重大な問題は起きていないらしいが、見知った仲間が普段と違った振る舞いをしているのに直面するのは少し緊張する。
……ユウガは普段から犬のような人懐っこかったか。
「入るぞ、二人とも」
しばらくして覚悟を決めると扉を開けた。
「トキサダーっ」
開けた瞬間、ユウガが思い切り飛び込んできた。全身を使ったタックルをなんとか受け止めるとユウガは俺の胸板に顔を擦り付けていた。
「トキサダさんっ。来てくれたんですね」
クラリスも抱きついてこそしなかったが肩が触れ合うほどの距離まで近づいてきている。
非変身状態にも関わらず耳と尻尾が生えており、時折鼻を動かしていることから嗅覚で俺のことを察知しているようだった。
「わふーんっ」
そしてクラリスが非変身状態ということは精霊眼が独立した存在であるガラテイアもいるということでもある。もふもふの大型犬の姿をした彼?も足元に擦り寄って来ていた。
正面にユウガ、横にクラリス、足元にガラテイアと、どこからもその体温や柔らかさが伝わってくる。
その上で顔を赤らめながら可愛らしく甘えてくるのだから興奮するなというのが無理な話だった。
「わおーんっ、トキサダー、もっと撫でてー。……くぅーん」
「トキサダさん……、わふっ、ひゃんっ」
「わふっ。……わふー」
一度に二人と一匹の相手をするというのはなかなか大変だった。そもそも腕が二本しかないのだから一人か一匹には我慢してもらわないといけないのだがそうするとすぐに構って欲しいと鳴き出すので慌しく撫でる相手を変えていかなければならない。
その上二人は撫でるたびに甘い声を上げるのだから興奮のまま二人を襲ってしまうのを堪えるのも大変だった。
「トキサダさん……ここ、大きくなってますよ?」
「あー、クラ姐ずるーい。僕も僕もー」
飼い主の匂いを確かめる犬のように何度も鼻をすんすんと動かしていた二人には匂いで興奮がバレてしまったのか俺の股間の前に陣取っていた。
二人はチャックを下ろし肉棒を取り出すとその匂いを嗅ぎ出した。
「すんすん……ここが一番トキサダの匂いがする……」
「ふふっ、いい匂いのはすがないのに……なんだか嗅ぎたくなってしまいます。すんすん……これはカウパーの匂いでしょうか?」
鼻息が当たるたびにもどかしい快感が走る。それに勃起した男根とそれに顔を寄せる女性の顔を見下ろす視覚的効果もあって興奮は最高潮に達していた。
「ぺろ、れろっ、へんな味ー」
「れろぉっ……しょっぱいような苦いような」
「くっ」
薬品で活性化されたスキュラやワーウルフの本能か、どちらともなく肉棒に舌を這わせる。
無邪気なユウガに上品なクラリス、そんな二人がフェラをしている光景にそれだけで射精してしまいそうになる。
「トキサダさん、手が止まってますよ?」
「あ、ああ」
「くぅーん」
快感を堪えて止めていた手を再び動かす。上目遣いで睨め付けて無言の抗議をしていたユウガも口奉仕を再開した。
フェラを邪魔しないようにおっかなびっくり髪や獣の耳を撫でる。そのたびに二人は甘い鼻声を漏らしてますます舌の動きに熱が入る。
二人はそうしているだけで興奮を覚えているようでその手は股間に伸びていた。
「くっ!」
「わあっ!」
「ふふっ、たくさん出ましたね……」
二人の顔に精液が降り注ぐ。二人はそれを嫌がるどころか指先で集めて口に含んでいた。
「トキサダっ!こっちにもちょうだい!わおーんっ!」
「わ、わたしも欲しいです……わふっ」
乱雑にショートパンツを下着ごと脱ぎ捨ててお尻をこちらに向けるユウガ。クラリスもスカートと下着を脱いで同じ姿勢になっている。
二人のお尻の上で狼や犬の尻尾が揺れている。
スポーティなユウガの引き締まったお尻と意外と着痩せするクラリスの肉感的なお尻が並ぶ光景に射精後にも関わらず股間に血が流れ込む。
「わうっ!がうっ!トキサダのきたっ!ぼ、僕の膣内っ、入ってきたっ!」
「くっ、いつもより締め付けが…強いなっ……!」
まずはユウガの性器に挿入する。引き締まった細身の体は普段から締め付けが強いが今日は薬の影響かより一層激しい。
まるで獲物に喰らいつく肉食獣を彷彿とさせる容赦のない締め付けだった。
押し入れるたび引き抜くたびに強い抵抗と快感が返ってくる。
それはユウガも同じで腰の動くたびに発情した獣そのものの嬌声を上げていた。
「わうっ♡あんっ♡がうっ♡あっ♡あーっ♡トキサダの、気持ちいいよぉっ♡」
「くっ、射精すぞっ」
雌の嬌声に本能を刺激されて俺の動きも激しいものになってしまう。相手の身体を気遣うことのない、ケダモノの、野生的なセックス。
ガツガツと肉棒で膣奥を叩かれているユウガはそれでも快感を叫んでいる。それはこちらも先ほどダブルフェラで射精したばかりだというのにもう精液が込み上げてきている。
「射精してっ!射精してっ!トキサダのっ♡僕にちょうだいっ♡」
「くっ……」
びゅるびゅるびゅるるるるっ
尿道を精液が走り抜ける快感。あまりにも強烈な快感に思わずうめき声が漏れ出た。
「わおーんっ♡トキサダのせーえき♡」
ダイビートの戦闘スタッフとしての仕事がある以上避妊の処置はしているのだが精液を膣から溢れさせながら快感の余韻に浸るユウガの姿に雄として強い充実感を覚えた。
「待たせて済まなかった」
「本当ですよ。……トキサダさん、わたしにもたくさん出してくださいねっ♡」
「任せろっ」
ガラテイアの目でずっとユウガとの行為を見ていたクラリスの性器はお漏らしをしたみたいに濡れていた。
亀頭をあてがうと陰唇がしゃぶりつくようにまとわりついてきてそれだけでユウガとはまるで違った味わいであることが伺えた。
にゅぷぷぷぅぅぅ♡♡
「わふっ♡きゃんっ♡はうっ♡あっ♡あんっ♡」
腰を少し前に押し出すだけで簡単に男根は飲み込まれた。腰をゆっくりと前後に動かす。蕩けきった膣内は慎重に動かなければ肉棒が抜けてしまいそうだった。暖かく、柔らかく、たっぷりの水気を含んだそこはまるで温泉の中のようだ。
「わうっ♡わふっ♡もっと♡もっと♡ご主人様っ♡わたしのこと飼ってくださいっ♡」
覆い被さるようにして男根を深く突き刺し腰を振る。獣のように背後から犯されるシチュエーションに興奮してかクラリスはとんでもないことを口走っている。
だが興奮で頭が茹っているのはこちらも同じで俺はツッコミを入れることなく抽送を続けた。
「俺もっ、ケダモノだから飼い主にはなれないなっ!」
「ああんっ♡はーっ♡はーっ♡それじゃあケダモノ同士つがいになって交尾しましょう♡気持ちいいところを擦り合わせるわんわんセックス♡ねっ、旦那様♡」
「ああっ!」
もう自分でも何を口走っているのかよく分からないままケダモノのようにまぐわい続ける。
なんどもなんども亀頭で子宮を叩くようなセックス。従順な彼女の体は健気にもそんな身勝手な雄の動きに合わせて腰を振り、自ら雌の一番の急所を差し出している。
「旦那様っ♡旦那様っ♡わふっ♡きゃうんっ♡はううっ♡はっはっ♡」
「射精すぞっ!」
「はいっ♡わたしの中に出してくださいっ♡きゃううぅぅぅんっ♡♡♡
……はーっ♡はーっ♡旦那様のでお腹の中たぷたぷですっ♡」
気づくとすぐ側にガラテイアがいた。ずっとセックスの様子を見ていたようで今はその視線は繋がったままの結合部に注がれていた。
なんとなく気恥ずかしさを覚えて肉棒を抜くとこぽりと精液が溢れた。
「ううーっ、クラ姐〜、僕もトキサダのつがいになるっ!」
「ああっ、なんだかとんでもないことを口走っていたような……あれ?トキサダさん、耳っ!」
「耳?特になんともないが?」
「いえそっちではなくですね」
その後Dチャージを通じて薬の影響が伝染することが発覚した。
Dチャージ中にどうやら俺自身も理性を失っていたらしい。
またその薬はクラリスの権限のもと研究を凍結されたのだが、押収されたものがクラリスとのDチャージでたまに使用されるのはまた別の話。