激しい動きよりも、時にゆるりと喰われる方が溶かされる、、抵抗したいはずなのに【私】もティファも、すっかりと蛇に絡め取られて、、
ミストバーンは今日二度目の吐精に、かつて覚えたことの無い疲労感が身体中を支配されくたりとハドラーの逞しい胸板に身体を委ねる羽目になった。
仮初に過ぎないはずの身体に起きた異常な状態と、それを引き起こした忌々しい蛇の魔王に苛立つ気力も、最早ミストバーンには残されていない。
崩れ落ちシーツの海に沈みかける肉体を緑色の逞しい両の腕が、まるで恋人を守るかの如く優しさで包み込まれても、ミストバーンは振り払うことすらできないでいた。
私とハドラーにとっての恋人とは、今の自分同様に快楽に飲みこまれ果ててシーツに肢体を投げ出しているティファであろうに、、あれでは身体を冷やしてしまう
すっかりハドラーの与える淫辞と極太の逸物によって蕩かされ思考すらもままならないミストバーンだが、それでもティファの身を心配する。
常ならば、自分達の精やその他のもので汚れながらも精魂尽き果て眠るティファを必ず清めて寝具を着せ布団と自分で包んで温めて寝かしつけるのを、、放って置きたくないと溶けた思考の中でハドラーと繋がったままであってもティファの為に両手を伸ばそうとしたミストバーンよりも先に、ハドラーの腕が伸びた。
動かれた事でミストバーンの中は擦られ、小さな快感を掘り起こされたがミストバーンは気にもせずに安堵のため息を吐いた。
どのような思考で私を嬲ったかは知らないが、矢張りハドラーにとってもティファが第一のようだと、このまま自分も解放しティファの世話を、、癪だが譲らねばならないのは業腹だと、実に【呑気】に考えるミストバーンは、ハドラーの思う通りに甘い奴である。
ミストバーンのその甘さを、ハドラーは徹底的に踏み躙る。
「起きろよティファ・・・ふむ、起きぬか。だらしのない奴だ。」
ティファの両脇を抱えて起きるように促すハドラーに、ミストバーンはため息をそっとつく。
ここまで快楽で貪られてしまったティファが、目を覚ますはずがない、一体何を考えているのだハドラーは。
ナニを考えているか、ミストバーンはすぐに思い知る事になる。
「では【お前】が起こしてやれミストバーン。ほれ、、」
「何を、、、あっ、、くぅ、、動くなハドラー!!もう満足しただろう!!」
事もあろうにティファを支えたままハドラーは、ミストバーンに対しての動きを再開し始めた。
ベットが音を立て揺さぶられるミストバーンは喜声と怒声が混じる奇妙な声と共に紡がれる言葉に、ハドラーは喉の奥でクツクツと嘲笑う。
「戯けた事を言うなミストバーン。お前とティファと違って、俺はまだ一度しか達していないぞ?それとも何か、お前達だけ愉しんで俺は生殺しにするかミストバーン。」
ハドラーの答えに、ミストバーンは呆気にとられそしてゾッとした。
此奴私の中に!!
「やめろハドラー!!いつまで戯けるつもりだ貴様は!!」
ハドラーが言った今の言葉を正しく理解しいるのであれば、ハドラーは自分の中に気をやるつもりだ!
快楽に堕とされ女のように蹂躙されて気をやってしまったとしても、それだけは許さないとミストバーンはもがくが、動けば動くほどに菊の座の中のハドラーの逸物が内壁を抉り、抵抗するつもりが己自身で快感を手繰り寄せる愚を犯していくミストバーンをハドラーは愉快気に眺めて身体と同様ミストバーンの精神を嬲る。
「嫌だと言いながらも良い腰使いだぞミストバーンよ。俺の逸物を中の中達が絡みついて美味そうにしゃぶるのがたまらんよ。」
「ち、違う!!あ、、もぅやめてくれ!!」
「何をやめろと?俺は何もしていないぞ。お前が動き俺の魔羅をしゃぶって見ろ、お前の魔羅もまた立ち上がり始めたぞ。」
ミストバーンが対抗し始めてからハドラーは嘘偽りなく動きを止めていた。ミストバーンが思考がまた蕩けるような熱を得たのは、ミストバーン自身の動きのせいに他ならず、そしてミストバーンの逸物が反応し固くなり立ち上がり始めたのをハドラーは嬉々として告げる。
持ち主がどう拒もうとも、最早心も身体も熱で溶かされる事を望んでいるのだ。
ミストバーンが泣きそうな声で否定しようとも。
気高く孤高な漢は、往生際が悪い。肉体を結び合い快楽を感じて愉しむ事の何が悪かろうか?何も悪いことなぞない。
「ミストバーンよ、言ったであろう。快楽を感じる事に悪いことなぞ何もない、ただ愉しめばよいのだ。」
「、、いやだ、、」
「そうか、ならばティファに慰めてもらうとするか。」
「な、、にを、、まさか!!」
「そら。」
「やめ、、あぁ!!」
「は、、あぁぁ!!やぁ?!!!」
ハドラーの言葉に背筋に悪寒が走ったミストバーンの考えは正しく、ハドラーは快楽にその身を蕩かし意識がまだ揺蕩っているティファの秘唇に立ち上がったミストバーンの逸物を当てがいそのままティファの中へと挿れたのだ。
朦朧とした意識の中、何が起きているのか分からず強制的に与えられた快楽で叩き起こされたティファは当然混乱し、目の前の馴染んだ白い衣の主に縋りつき助けを求める。
「みしゅ、、みしゅと!止まって!!こあいよ!!!」
「ティファ、!くぅ!!」
哀れに鳴いてやめてほしいと懇願するティファの言葉に、ミストバーンは答える事も応える事もできはしなかった。
やめてやりたいが、【自分達】を今貪っているのは蛇の魔王ハドラーで、、自分すらもティファ同様に喰われている。
せめて、、
「ティファ、、愛している。お前を、愛している、、」
ハドラーに共に揺さぶられる中でもミストバーンは喜声ではなく愛の言葉をティファにする。
ハドラーにいいようにされようとも、快楽に溶かされようとも真の心はティファにあるのだと知らせる事で、ティファの身体は無理でも怯えた心を守るべく。
後ろから抱きすくめられ閉じ込められ、動くこともままならい中ミストバーンは両手をティファの薄い背中に当てがい腕の中に入れ、小さなティファの耳に掠れた声で愛の言葉を落とし、そしてミストバーンの目論見は成功した。
ついぞティファ自身に言う事の無かったその言葉に、ティファは怯えとは別の感情が胸の中にジワリと生じ、それは野火のように瞬く間に身体に思考に広がり、恐怖は幸せな思いに駆逐された。
ミストバーンが初めて自分を愛していると言ってくれた事が、ティファにとっては奇跡のようで、、嬉しくて幸せで、、
「ティファも、、ミストを愛してる。」
ティファの顔は快楽とは、まして怯えとも違う、今ミストバーンから与えられた幸福な言葉に蕩けるのをミストバーンはもとより、ミストバーンの肩越しから見ているハドラーを満足させる。
ティファの【望み】が叶った事を寿いで。
いつかの日、ティファはミストバーンが自分を愛してくれているのかを気に病む事を言っていた。
行為は優しく、普段から贈り物や料理を作ってくれるミストバーンは、一度も好きはもちろん、愛しているとは言ってくれないとポツリと、たった一度だけ溢していた。
生じてしまった感覚に、自分という相手はうってつけなのだろうか、とはそこまではティファ自身は言わなかったが、様々な付き合い方をティファとしてきたハドラーには、ティファの考えが手に取るようにわかる。
互いを尊敬しながらも己が手で倒したい好敵手、そしてあの大戦の最中であっても気心が知れた会話の数々。
ティファの強さも弱さも、そして脆さもよく知っているハドラーは一計を案じた。
それがミストバーンを貪る事。
男も女も、ドロドロに溶けた思考のはて残るのは【本当の言葉】だという言葉を経験から知っている。
それは何によって疲れ果てたとしても変わらない真実。
仕事や戦いではおよそミストバーンはそうはならない。人間関係に疲れ果てるということもない。
何かしらの悩みも、平和何なった世では生じる事はミストバーンの周りではない。
常に優しい主人と親友に、ティファ同様に深窓の姫君の如く守られているミストバーンにはありえない、、悩ませる事柄はミストバーンに届く前に全てあの二人が全力排除するのが目に浮かぶ。
それならば手段は後一つしか残っていないのがこれ。
自分もミストバーンをいつか喰べようと目論んでいただけに渡りに船のように実行した。
二人を愉しませつつも極限まで追いつめたハドラーの妙技に、ミストバーンは身も心もハドラーの目論見通り疲れ果て、初めてティファに己の心を明かした。
仮初の肉体でしかティファを愛してやれないという【余計な思考】も溶け果て、残った本当の言葉を紡がせた事に、ティファは幸せを噛み締める。
嬉しいと、自分はミストバーンにもきちんと愛されているのだと熱を伴った実感を。
そんな自分の言葉に幸せそうなティファを見て、もっと早くティファに愛を告げてやるべきであったと後悔をしたミストバーンは、、とんでもないことをハドラーに頼んだ。
「、、、動いてくれハドラー、、」
「、、、、いいのかミストバーン、、」
「構わん、、今の私は動いてやれない、、」
「ミ、、ミスト、、何言って、、、」
「愛してるティファ、お前と溶け合いたいほどに、、、」
「そ、、きゃぁ!!」
「くっ!!、、もっとゆっくりだハドラー!!」
「、、、我儘な奴めが、、、」
快楽に溶け果て動くのもままならなくなったミストバーンは、代わりにハドラーを動かしティファを気持ちよくしてやる。
それはハドラーの動きで、ティファの秘所の中の逸物がティファの中を擦って気持ち良くしてられるが、自身の菊の座も当然擦られドチュドチュと激しく抽挿される。
ハドラーの先走りで自分の隘路はぬかるみハドラーの逸物を喜んで咥え込み計り知れない悦楽が襲うのを、喘ぐが声を奥歯を噛み締め、激しく動くのを今のティファには辛すぎるだろうと気丈にもハドラーを叱責するのを、ハドラーは胸の内で感嘆しながら呆れた声で詰るのを、押し寄せる快楽に流されまいと奥歯を噛み締めながらもミストバーンは鼻で笑ってみせた。
「貪ることしか知らないのか貴様は。」
自分の様にゆるりと動いては自分の快感を得られないのかというその挑発に、ハドラーはニンマリと笑って受けた。
「然程に言うのであれば、覚悟はできているだろうなミストバーン!ティファ、恨むのであれば此奴を恨めよ?!」
ゆるりと溶かされる淫熱に溶かされる覚悟を。
そしてミストバーンとティファはハドラーによって小一時間も溶かされる中、ティファは熱に浮かされたかのように瞳をグシャグシャにし、ミストバーンは睦言を囁く様にティファに愛の言葉を降り注ぐのを、ハドラーも愉しみ、そしてミストバーンの望みは叶えただろうと激しく動き出した。
自分の熱によって漸く発した想いを言葉を存分に出させたのだから、対価はきっちりと頂くとばかりに。
その激しさに、グズグズになっていた二人は自分達の全てが壊され散らばらない様に互いを激しく抱きしめ合うのを、ハドラーもティファの背中に両手を当てがい二人を閉じ込め責め立てる。
この可愛い二人がどこにも行かない様に、どこにも行けないように閉じこめそして二人が果てるのを見届ける。
ミストバーンは何度目か分からない気をやりティファの中に熱い飛沫を注ぎ込み、同時にティファも果て、二人の甲高い喜声がハドラーの耳朶を打ち、その声に鞭打たれたかの如くハドラーも高みへと登り絶頂を極めた。
「う、、くっ!!」
掠れた声と共に、今宵一番の濃厚な精をミストバーンの腹の中にぶち撒け果てるも、最早ミストバーンは反応できずに身体だけを揺らせる。
その様を、長く気を吐きながらハドラーは愛おしげに眺めて衣の中に手を入れミストバーンの頭をゆっくりと撫でてやる。
可愛いミストバーンが、この闇の衣を取るのを嫌がるのであれば無理強いはしないとハドラーは決めている。
いつかティファの様に、自分にも素顔を晒してくれる事を願いつつ一頻り優しく撫でた後、ティファをミストバーンからおろしてシーツの上にそっと横たえ、ついでミストバーンをおろしてやる。
おろした二人の秘所から、大量の精が溢れるのに充足感と独占欲が満たされるのを感じる。
二人とも無防備にスヤスヤと寝息を立て、無心に眠る姿が愛おしい。
ミストバーは、実は睡眠もできるのではないだろうかと密かにハドラーは考えておりその通りだった。
感覚も味覚もあり最早通常の生命活動をしているのだから、眠らないのはおそらくミストバーンの長年の習性のせいだったのではないだろうか。
かつて封印された大魔王の肉体を預かり、その時は食事も睡眠も不要でそれを七千年近く過ごしてきたのであれば、、今日はティファとミストバーンの初事を堪能させてもらったと、ハドラーは手ずから二人の身を清めティファに寝具を着せ、ミストバーンと自分の間に入れてハドラーも横たわる。
同じ布団で眠り、起きた時ミストバーンがどの様な反応をするのかと意地悪く考えながら、ティファはもとより、ミストバーンの背中も時折優しく叩き、やがて睡魔の中にハドラーも落ちていく。
翌朝よりも、その後の方が大変なのは悪辣な蛇の魔王様もご存知無いとは知らずに
今回では終わらなかったで、次回で初事シリーズ終わります