※この作品はR-18です。

銀髪の魔王と黒髪の魔人   作:ムマ・N

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感想、お気に入り登録、評価ありがとうございます

お陰様で評価の平均値などが出るようになりましたが、ありがとうございます。
ただ今回は合間回。
一応微エロはありますが……といった所。
次回からはまたいつもの感じになるかな?
あと合間回の都合でいつもよりちょい短め。

では、どうぞ。


メッツァーの狙い(パッション※微エロ)♡

「ようメッツァー、ココノ、久しぶり」

 

「あぁご苦労だったアクラ」

 

「おかえりなさい、アクラさん」

 

 ここは新しいメッツァー陣営の地上仮拠点。

 元々はゼーロウの基地があった場所を改装したものだが、既に廃棄されて長い。ある理由から仮拠点で留めるつもりのメッツァー陣営としては丁度良い場所だ。

 その作戦室に、アクラは来ていた。出迎えるはメッツァー、そしてココノだ。

 数週間だが、久しぶりに会ったいつもの3人にどこか笑みが生まれる。

 メッツァーですら、少し口元を緩めてるほどだ。

 

「それで資料は見させて貰った。香那葉に復帰の見込みがあるそうだな」

 

「そっ。多分香那葉は復帰する。聖涙石はまだ彼女を見捨ててはいない」

 

 しかしそれもすぐに切り替える。いつまでものんびりはしていない。彼らには野望が、目的があるのだから。

 その切り替えにも素早く対応する辺り、アクラも手慣れたものだ。

 

「ココノに転用出来そうなのか?」

 

「メッツァー様……私は……」

 

 香那葉の復帰。それも大事だが、メッツァーにとってもっと大事なことがある。

 それが副官であるココノのことだ。

 元アップルナイツのココノは今はもう変身が出来ず、勿論裏方作業としては大事な役目を持っているが、戦力としては期待出来ない。

 しかしこれからゼーロウや女神近衛騎士団との争いが激化していく中で、ココノに戦闘力がないのはまずい。だからメッツァーはこの話を最優先でしたのだ。

 そんなメッツァーにココノは自らが心配されていることに気付き、嬉しさ半分、申し訳なさ半分の複雑な表情をしていた。

 

「全く出来ないわけじゃないが、まだなんとも言えないってのが現状だね。まだ香那葉も見込みがあるってだけだし」

 

「そうか……しかし随分と香那葉と仲良くなったんだな。絆されたか?」

 

 これまでアクラがここまで親しげに名前を呼ぶ女はココノとサキュバスぐらいだ。

 しかもアクラの口ぶりには親愛以上のものを感じる。自分に対する恋心などはアクラと同レベルながらも、他人のには敏感なメッツァーはアクラの中にある感情を見破っていた。

 

「冗談。それを言うならメッツァー。地上に戻ってきた目的は、決着を付けるため……だろ?」

 

 その言葉に肩をすくめるアクラは、反撃とばかりにメッツァーが地上に舞い戻ってきた理由を言い当てる。

 アクラも結局メッツァーと同じで、他人のことは分かるのだ。それが兄弟のように育ったメッツァーが相手なら尚更だ。

 

「クッ……ククッ……」

 

「ハハッ……」

 

 互いに言い当てられ、互いに笑う合う二人。

 久々に見るような気がするやり取りに、ココノはニコニコと笑っていた。

 主人であり、想い人のメッツァー。その親友であり自らにとっても友人であるアクラ。

 どちらもココノにとっては大事な存在だ。そんな二人が笑い合うのが嬉しくないわけがない。

 

「あぁそうだ。もはや地上にはマナ以外に目的はないが、決着を付けなければならん。スイートナイツ、いや凛々子との決着をな」

 

「ついでに舐めた真似をしやがったゼーロウ……いやエルヴィンにもな」

 

 アクラからの指摘を素直に認め、メッツァーは地上に舞い戻った理由を白状する。

 それに合わせるように調べ上げた内容にアクラが邪悪に笑う。

 アクラはきちんと調べていたのだ。ゼーロウの早すぎる動きの原因を。

 

「あぁまさか高貴なお方がわざわざ地上で教師になっていたとはな」

 

「ハッ、所詮落ちぶれてゼーロウに逃げ込んだ奴だよ」

 

 アクラからの報告で知っているメッツァーは皮肉交じりに苦い顔をする。

 そう、やはりゼーロウの魔導士は学園に侵入していたのだ。

 教師として赴任していたティアナの兄であり、クーデターを起こし、結果として勘当されたエルヴィン。

 そいつが学園に来ていないティアナを確認し、メッツァーがティアナを捕獲したのを素早くゼーロウに報告したのだ。

 

「エレニスさんはゼーロウに?」

 

「あぁ間違いない。一応最後に監禁場所に行ったがもぬけの殻だったからな」

 

 ティアナを最優先で逃したアクラだったが、一応エレニスも確認しには行っている。

 しかし部屋は破壊されもぬけの殻。下魔の死体なども一切ないことから女神近衛騎士団の仕業とも思えない。

 それならばゼーロウに捕獲されたとみるのが普通の判断だ。

 

「だが、とりあえずエレニスは良いだろ。メッツァーの目的である凛々子との決着。これが先決だ。どうせゼーロウとはロアで戦う羽目になるしな」

 

 メッツァーに説明されずともアクラにも分かっていた。

 ゼーロウを離れた以上にメッツァー達に地上に拘る理由はない。精々、マナの回収に赴くくらいだが

、それもわざわざメッツァー自らが来る必要はない。

 それこそアクラと下魔達に任せておけば良いのだ。

 しかしそれでもメッツァーが地上に来た時点でアクラには分かっていた。

 先程メッツァーが言ったように決着を付けねばならないのだ。

 

「だが、スイートリップはもう一筋縄じゃいかないぜ?例えメッツァーが指揮してもな。それに昨日遭遇したみたいだが、邪魔も入る」

 

「宮守麻由希……スイートナイツ、第4の戦士スイートパッションか」

 

 リップはアクラから見てももう十二分に強い。そんなリップを無力化して淫らに身体を染め上げ、仲間に引き入れるのは簡単な話ではない。

 パッションもまだまだ荒削りではあるし、先日はメッツァーが勝ったようだが、油断出来るほど楽観視は出来ない。

 リップを堕とすのは障害が多いのだ。

 

「そりゃ勿論、俺が戻ってきた以上、邪魔をさせるつもりはないけど……そもそも使えるのか?」

 

 正直な所、アクラが麻由希に関して知っていることは非常に少ない。香那葉と同い年で凛々子を慕っており、良くも悪くも直情型。才能は高い。この程度だ。

 淫らに染め上げ堕とすほど価値があるか、またその才能があるかどうかはまだアクラには分からないのだ。

 あまりに情報が少なすぎる。

 

「あぁその点なら……実験を兼ねて面白い見世物があるぞ」

 

「見世物……ってまさか」

 

 見世物。その単語にアクラは思い当たる節があった。

 アクラが作戦の合間に科学技術を学んで作り出そうとしていた魔法。

 しかしアクラが居る間には完成しなかったものだ。

 ある程度メッツァーとも共有していたため、基本理論などはメッツァーも知っていたが、ロアに帰っている間に完成させたようだ。

 

「まぁ説明より、見た方が早いだろう。ココノ」

 

「はい、メッツァー様。再生致します」

 

 ココノが作戦室の壁際にあった機械を操作する。

 すると作戦室上空に画面が映し出される。

 

『んぐっ♡ふぐー!♡んんん!♡』

 

「やっぱり。完成してたのか。記録魔法」

 

 映し出された映像にアクラが呟く。映し出されているのは、口、膣、尻穴の3箇所を一斉に下魔達に犯される、パッションの姿。

 遠写の魔法ならばあるが、既にパッションは救出されている。それならばこれは今起こっていることではなく、記録魔法により記録された映像。

 ビデオカメラを参考に生み出した、見たものを記録する魔法である記録魔法を使ったのは間違いなかった。

 

『おぶっ♡くぶっ♡んおおー!』

 

「あぁ。まだ長い時間の記録は無理だが、長くしていけば様々なことに使えるはずだ」

 

「継続時間は?」

 

「15分といった所だ。使い続けてはみたが、この場面からスタートしてしまったからな」

 

「持続性か……消費考えると難しいんだよな」

 

 パッションの痴態を前にして、魔法の研究に関して話し合う二人。

 別にパッションの痴態に興味がないわけではないが、魔法学の研究者としての側面がどうしても出てしまうのだ。

 

『おぶぅううううううう!?♡♡♡』

 

「しかしいきなり激しくいったな」

 

 その証拠に下魔達が一斉に射精し、魔法服や3穴を汚されていくパッションを見て、アクラが反応した。

 まだ処女であったであろうパッションに対しての責めにしては、些か過激に見えたからだ。

 アクラはメッツァーがパッションを壊すつもりではなく、堕として使うと思っていたのだから、それも仕方ない。

 傷を付け過ぎれば、香那葉のように役立たずになってしまう。

 

「ふっ……跳ねっ返りには丁度良い躾だ。それにこの前に存分に下魔にイカされた後だ。問題はない」

 

『おげぇ……ゴホッゴホッ……も、もうやめ……おぶぅううう!?♡♡♡』

 

「あぁだからあんな感じてんのか。なら良いんかね」

 

 口から入り切らない下魔の精液を咳き込みながら吐き出していたパッションがまた新たな下魔の肉棒を咥えさせられる。

 しかし壮絶な輪姦状態ながらも、アクラの目はきちんとパッションの快楽への反応を捉えていた。

 痛みしか伴わらないレイプは、トラウマになり香那葉のように再復帰が難しくなる可能性は高い。

 だが、快楽を伴えば……そういうものなのだ。

 無論、パッションの中にあったプライドや自信、魔法戦士としての誇りなどは今頃、粉々に砕けているだろうが、それは知ったことではない。

 

「まぁ変身は出来ても、もう戦いたくはなくなってるかもしれないが……そうなったらそこまでの女だったというわけだ」

 

「……まぁな」

 

 淫らになる身体。戦士としての素質に関してはパッションは申し分ないのが、アクラが見た戦いと、この輪姦の映像で分かる。

 だが、いくらやられても諦めない、気高き精神というのは誰もが持っているわけではない。いやむしろ持っているものの方が少ないだろう。

 いくら強くとも、折れるものはいる。パッションを責められる話ではない。

 

(その点が香那葉は凄いんだけどな……)

 

 香那葉がされたことを考えれば、怯え引き籠もってもおかしくはない。

 それをせず、罪悪感からのものであってもアクラに提案し、それをやり遂げた。強い少女だ。

 アクラから見てもメッツァーが想い人だと分かる凛々子。

 そんな想い人が敵に回っても戦い続け、腕を上げている。強い少女だ。

 二人とも形はどうあれ諦めていない。気高き精神を持つ少女達だった。

 アクラから見て、パッションがそうかどうかは分からない。

 だが、正直な所、アクラはどっちでも良い。

 パッションこと麻由希と交流はないし、メッツァーが想われている人物でもない。そして何より、やることは変わらない。

 

「使えるなら堕とす。そうじゃなきゃ捨て置く。だな」

 

「あぁその通りだ」

 

 そう言って二人はまた笑い合う。

 結局ゼーロウを辞めたとしてもメッツァー達がやることは変わらない。

 魔法戦士達を堕とし、世界を手に入れる。ただその目的のために突き進むだけだ。

 

『おぶっ♡おぼっ♡んんー!?♡♡♡』

 

「良し、もし復帰したらキッスもパッションも俺に任せろ。二人まとめてだって可愛がってやるよ」

 

「頼もしいことだ。これからも頼むぞアクラ」

 

「了解」

 

 また射精され、自らも絶頂に昇りつめてしまっている映像のパッションを尻目に、アクラは改めて意思を固める。

 そんなアクラを見て、メッツァーも満足げに頷くと、こちらも改めて意思を示していた。

 

(さてさてどうなるかね……)

 

 メッツァー狙いはスイートリップこと凛々子。

 ならばアクラが相手するのは、必ず復帰すると信じている香那葉と、まだ戦える可能性のある麻由希。

 既に散々調教した香那葉で楽しむのも、まだまだ染まっていない麻由希を染めあげるのも、愉快そうで仕方ない。

 メッツァーから離れ、香那葉を抱いてはいたが、発揮はしていなかった上魔としての本能。

 そんな本能が久しぶりに湧き上がるのをアクラは感じていた。

 闇が動き出す。明確なる意思を持って。

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  • スイートナイツ編
  • プリンセスティア編
  • スイートナイツ2編
  • シンフォニックナイツ編
  • レムティアナイツ編
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