ちょっと色々考えを変えていったため、今回の話は昨日と今日でほぼゼロから書くハメに……
とりあえず、どうぞ。
「……正直に言うよ。本当に残念だよスイートパッション」
「っ!な、なによ……それ」
今までとは全然違う声色。それは非常に珍しい、いや昔ならば良く出していた声色。
それはアクラが本格的に感情がざわついている時の声。喜怒哀楽。どの感情であっても、どれかを強く感じている時の声。今回は────怒りだ。
パッションに、アクラは怒っていた。
「……ふぅ……いや、俺が悪いか。少し期待し過ぎたみたいだな」
そしてアクラの怒りは、通り越して、呆れになる。
怒りを向けられた側であるパッションにとってはかなり理不尽な怒りであることはアクラも理解しているため、何とか怒りを抑えているのもある。
それでも抑えきれないものはある。
「期待って……あんたにそんなもんされる覚え、ないわよっ!」
メッツァーとはまた違う仮面の男。そんな見た目のアクラと面識がないパッションがそういう気持ちは分かる。
しかし、叫ぶばかりで攻撃をして来ないパッション。それがアクラが怒っている理由だ。
「……ったく」
「ひっ!?」
「そんなへっぴり腰で戦う気?戦いを舐めるな」
アクラが高速で目の前に迫ると威勢を良くしていたパッションが一歩下がってしまう。
無意識ではあるが、小さく悲鳴まで上げてしまっている。
アクラの言う通り、パッションは腰が引けてしまっている。有り体に言えばパッションは戦いが怖くなってしまっているのだ。
正確に言うならば、パッションは負ける可能性のある戦いが怖くて仕方ないのだろう。
そんなパッションの武器を持った方の腕を掴み、アクラは顔を目の前に寄せ、再度怒りを露わにする。
「勇気を振り絞ってきた?違うでしょ?きみは弱い下魔相手ならまた勝てる。そう思ったから出て来たんだ」
「ち、ちが……」
力強く言葉を返せないパッション。図星、とまではいかないが、少なからずメッツァーの姿がなかったことに安堵して変身したのは確かだからだ。
勿論、下魔達に襲われるであろう一般人を放っておけない正義感があったのも確かなため、責められる言われはない、がメッツァーの姿があっても戦えたかと言われれば今のパッションは断言出来なかった。
「まぁ良いよ。きみがどう考えても……使い方はあるしね」
「つ、使い方って」
「使い方は使い方だよ。きみは使い潰す」
「ひぎっ!?」
手をパッションのお腹に添えて、普段は使わないアクラの力をパッションの子宮に注入する。
忌むべきテンペストの力を再現したこの力は……アクラがあまり使いたくない力だが、パッションを使い潰すなら、これよりすぐれた力はない。
だから、アクラは使った。
「あぎぃぃぃぃぃ!?♥♥♥な、なにがぁ……!?♥」
パッションが急に座り込みながら、下着を通過する勢いで愛液と小便の混じった液を股から噴出してしまう。
何が起こったか、分からず混乱したまま自らの秘所をパッションは押さえるが、漏れ出すのを止められず夜の公園に水溜りが出来ていく。
「一時的だけど術式を打ち込ませて貰ったよ。パッション、きみには兵隊を産んで貰おう」
「う……む……?え……?え……?」
アクラの言葉が理解出来ずパッションが混乱したような表情を見せるが、徐々に理解してきたのか、顔を青くする。
「う……そ……」
「本当だよ。確かに魔族の子を孕む可能性はそいつがそういう能力を持ってない限り、ほぼ0に近い。けどね……0じゃないし、その術式があれば、普通の人間同士よりは低いくらいまでは上がっちゃうのさ。ついでに魔族のが合うようにきちんと膣内も敏感になってるから……まぁ安心して犯されなよ」
「ひっ……!?ま、またこいつ……きゃあ!?」
アクラが話している間に背後に迫って来ていた下魔に、パッションは地面に押し倒される。
しかもその下魔は、先日もパッションを犯した、赤い下魔だった。
「実はそいつも魔法戦士が産んだ変種の下魔でね。アインって名前を付けて可愛がってるんだ」
「は、離しなさいよ!こ、のぉ!」
また犯されたくなんかない。
パッションはその想いでアインと呼ばれる下魔にゼロ距離から魔法をぶつける。普段ならば一撃で下魔を吹き飛ばす炎の魔法。しかし、今回はそうはいかなかった。
「うそ……なんで……」
「ギィ……」
無傷ではない。しかしパッションを押さえつけるアインは焦げ目が付いているくらいで、全くパッションの魔法が効いていなかった。
「ははは、アインは下手な上魔より強いからね。その程度の魔法数発じゃ倒せやしないよ。さぁ次はアインの番だよ」
「ギィィィ!」
「い、いや……いやぁぁぁぁぁ!?」
アクラの言葉がまるで命令だったかのようにアインが動き出し、その強い力で、下手な下魔の攻撃では傷一つ付かない魔法服を引き裂いていく。
元々ヘソ出しなどの露出多めのパッションの魔法服が引き裂かれて、決して大きくはないが形の良い美乳や濡れた下着に一応隠されていた秘所が露わになってしまう。
「嫌……見ないで……こんな姿……助けて……誰か……誰でもいいから……んぶぅ!?」
恐怖で瞳に涙を浮かべ始めていたパッションの口をアインの口から伸びた長い舌が塞ぐ。
しかもそのまま口内に居るだけではなく、喉の奥にまで入り込んでくる。苦しさに息を吸おうとするのだが、上手く行かずに意識が遠退いてしまう。
「ぷはっ!?ごほっ!?けほけほ……はーっ……はぁっ……あっ……!?」
何とか酸素を肺に取り込もうと必死になっているパッションの秘所にアインの肉棒が宛てがわれる。
(いやぁまた……また犯される……)
頭の中が恐怖に染まり抵抗も出来ない中、アインが腰を使い一気にパッションの秘所へと挿入する。
「お゛っ!?♥♥♥」
一瞬にして脳天まで貫かれたかのような衝撃。
処女を奪われたのは先日。しかしアクラの力のせいか、痛みなど全くなく、快楽しか感じなかった。
「あぁぁぁぁぁぁ!?♥♥♥」
そしてすぐにパッションの頭の中に火花が散ったような感覚が生まれる。
それは絶頂。
パッションは挿入され即座に達してしまったのだ。
「あはは、イッたみたいだねパッション。まぁこれからたっぷり種付けされるんだから、その方がきみも楽だろうけどね」
「い、いや……お腹の中……こわれちゃう……はぎぃ!?♥♥♥」
精神は挿入にも快楽にも全く慣れていないにも関わらず、肉体のみが無理矢理順応させられる。
そのズレは、パッションを蝕んでいく。
「太いのが入ってる……♥入ってるのに……♥なんで♥なんでこんな、気持ち……いいのぉ♥」
「ギィィィ!」
「やだぁ!♥突かないで♥そんな強く突かないでぇぇぇ!♥♥♥」
パンッ♥パンッ♥と乾いた音が鳴り響く。
既にパッションの秘所からは精液と愛液が混ざったものが垂れ流れており、アインが腰を動かす度に結合部から溢れ出ている。
「凄いなパッション。もう完全に雌の顔になってるじゃないか。そんなに下魔のが良かったのかい?」
「ち、違う!違うの……違うのよ……あひぃ!?♥つよい♥♥つよいのやだぁ♥♥」
アクラの言葉を否定するパッションだったが、蕩けた表情と甘い声では説得力などありはしない。
「気持ち良いんだろ?素直になりなよパッション」
「きもちよくなんて……あぁあぁあああ!♥♥♥」
否定すればするほど身体は正直になっていく。
それを示すように、アクラの言葉に反応しているのか、パッションの膣内の締まりが強くなっていき、腰を振るスピードが上がっていく。
「ふぁぁぁぁぁぁ~!!♥♥♥」
再度の絶頂。
「だめ……またイク……またイカされて……イグゥゥゥ!!!」
また絶頂。
もはやパッションはアヘアへ言いながら獣のような喘ぎ声をあげることしか出来なくなっていた。
それでもまだ終わらず、アインはピストン運動を続けるため、パッションはイキっぱなしの状態になっていた。
そしてそれだけ突いていれば、アインの方も限界が訪れる。
「お、良かったねパッション。アインが射精したいみたいだ。たっぷり中出しして貰いなよ」
「いひぃぃぃ!?らめっ……いま……びんかんだからぁぁ……!おまんこぉ……おまんこの中に……射精したらいっちゃうからぁぁぁぁぁぁ!!!♥♥♥♥♥♥」
どびゅる!どびゅる!どびゅる!♥♥♥
絶叫と共に今までで一番激しい潮吹き。
噴水のように噴出する液体がパッションの股間を中心にして広がり、辺りに水溜りを作ってしまう。
アインの中出しでパッションは今までになく絶頂してしまったのだ。
「ははは、本当にパッションは淫乱だね。下魔相手にここまで乱れる魔法戦士がいるとは思わなかったよ」
「う……あ……あ……や、だ……できちゃ……う……」
虚ろな表情でパッションがアクラを見上げる。
そこには本来の正義感溢れる魔法戦士の姿はない。
ただ犯され、泣き出す弱きメスでしかない。
「でも、まだまだ終わりじゃないからね。ほら、アインももっとパッションを味わいたいってさ」
「ぎぃぃ!?」
「ひぎゅ!?♥♥♥」
アインがパッションの膣内で射精。
それを合図に、下魔達が一斉にパッションに群がっていく。
「やめて……やべて……お願い……それだけは……許じで……なんでもじまず……あ ゚っ!?♥」
群がられ、前回のトラウマが蘇ったのか泣きながら懇願するパッション。
しかしその願いは聞き入れるものなどいない─────────一人以外は。
「ま、待ってください!」
「え……?」
「へぇ……」
響き渡る静止の声。その声にパッションは驚愕に目を見開き、アクラは感心したような声を出す。
「まさかきみが出てくるなんてね……香那葉」
そう静止の声を上げたのは、元スイートナイツである香那葉だったのだ。
かなり走ったようで息を切らしており、更にそれだけではない震えも走っている。
「で、そんな震えてなんだい?言っとくけど、きみが代わりを務めるのは認めないよ。あの時とは状況が違う……変身出来ないきみとパッションの利用価値は全く違うからね」
「!?」
そんな香那葉にアクラは冷たい言葉を投げかける。その言葉を聞き、またパッションが驚愕したように目を見開いた。この様子では香那葉が変身出来なくなっていることを知らなかったのだろう。
しかしアクラはパッションの方を見ていない。冷たい言葉を投げかけながらもどこか期待しているように香那葉を見ている。
いや事実期待しているのだろう。アクラは香那葉自身よりも香那葉を信じているのだから。
「……分かってます。だから……いきます!」
「……はは、流石だよ香那葉」
香那葉の身体が光に包まれる。恐怖により失ったはずの光。だが、パッションを助けるため再び灯った光。その光が晴れた時、再び戦士は降り立っていた。
「見たかいパッション。あれが本物の魔法戦士だ。恐怖を持ちながらも誰かを助けるため、立ち向かう本物の勇気。それが再び聖涙石の力を呼び起こしたんだ」
降り立った魔法戦士を見て、アクラはパッションの方を見ずに独り言のように語りかける。
事実半分は独り言なのだ。アクラとしても信じてはいたが、実際に起こった感動はかなりのものだったのだから。
「愛と正義の魔法戦士、スイートキッス!クイーングロリアの微笑みに誓って、貴方を止めます。アクラさん!」
「ふふ……ははは!良いよ香那葉、いやスイートキッス!次代の魔王、メッツァー・ハインケルの左腕、上魔アクラを止めてごらん!きみの!全力で!」
「はぁぁぁぁぁ!」
「はははははははは!」
キッスの気合の入った声と共に魔法が放たれる。それを避けることなくアクラは笑い続ける。
戦いはまだ、終わらない。
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スイートナイツ編
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プリンセスティア編
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スイートナイツ2編
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シンフォニックナイツ編
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レムティアナイツ編